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キッチンの背面収納とは

キッチンの背面収納とは、後方に設置する収納スペースのことです。
調理器具や食器、調味料などを効率よく収納でき、作業スペースを広く保てます。
キッチンの背面に収納を設ける最大のメリットとしては、収納スペースが増えることです。
一方で、背面の収納棚に物がたくさん置いてあるのが見えると見栄えが悪くなるというデメリットがあります。
収納棚は見えないようにできますが、利用する際にシートをめくったり棚を開けたりといった手間がかかってしまいます。
収納するもの大きさはどれ位?
収納できる物の大きさや個数は、棚のサイズによって異なります。
一般的には、食器は当然のこととして、調理器具や電子レンジ、炊飯器、トースターも収納できれば嬉しいでしょう。
2〜3人分の食器や調理器具であれば大きな問題はありませんが、使う道具が多かったり家族が4人以上いたりするようなら上下に棚があるタイプを選ぶと収納量が増えて便利です。
また、サイズが同じ棚であっても形状を変えることで設置できる数が増えることがあります。
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キッチンの背面・壁面収納リフォームのポイント

ここでは、使いやすいキッチン背面収納を作るためのポイントをご紹介します。
奥行きがないほうがよい
キッチンの背面収納には、使用頻度が比較的高いものをしまうことが多いので、収納が何列にもなるほどの奥行きはないほうがよいです。
特に食器をしまう場合などは、大皿がしまえる位の奥行きがあれば十分です。
出し入れのしやすさにも配慮する
収納スペースは、実際に使うときの動作もイメージしてから作りましょう。
出し入れ時の手数が多いと、かえって収納しづらくなり、面倒になって面倒になって使わなくなるかもしれません。
奥行きだけではなく、引き出しトレーや小分けのカゴなどが必要かどうかも検討しておきましょう。
また、棚の位置が高すぎたり、かがむ姿勢が辛くなるほど低すぎる位置に設置したりという失敗がないよう、気をつけてください。
棚の高さは可変に
食器から保存食材、調理家電など背面収納にしまうものはさまざまです。
そのため、背面収納の中の棚の高さを変えられるようにしておきましょう。
食器の場合は位置を低く、調理家電には高めにといったように、高さを自由に変えられるほうが、無駄なく収納できます。
扉選びは慎重に
キッチンの壁面収納に扉をつける際は、狭いキッチンでは観音開きが開閉しにくい場合があるため、引き戸タイプがおすすめです。
スペースに余裕がある場合は、全体が見渡せる折れ戸タイプもよいでしょう。
また、キッチンは汚れが付きやすいため、扉を設置しておくのが望ましいです。
特に引き戸やシャッタータイプは、作業時に開けっ放しにしても邪魔になりません。
ただし、炊飯器やトースターなど熱や蒸気を発生させる家電は、扉内での使用に注意が必要です。
隠す工夫を
対面型キッチンの背面収納はリビングやダイニングから丸見えになってしまいます。
訪問者が来た時や片付いていないときなど、隠したいときもありますよね。
そんなときのためにも、オープンタイプの収納の場合はカーテンで隠せるようにしておくと役立ちます。
カウンターで置き場を確保
よく使う家電が多いのであれば、背面収納の一部をカウンターにすると便利です。
ホコリや油・水はね汚れから守りたい食器や調理用品は、引き出しや扉のある場所に片付けるなどして、上手に使いわけましょう。
天井までぴったりの収納でスッキリとしたキッチンにするのも◎
キッチンスペースに十分な高さがある場合、背面や壁面収納棚を天井まで造作するのも一つの方法です。
カップボードなどを設置すれば、増えがちな食器類も整理整頓できます。
ただし、高さのある収納を取り入れる際は、周りのインテリアとのバランスを考え、圧迫感が出ないように注意しましょう。
キッチンの背面・壁面収納リフォームの費用相場

キッチンの背面・壁面収納をリフォームする場合は、オリジナルの造作家具を依頼するか、キッチンや収納家具を扱うメーカーの既製品を使うのが一般的です。
>> オーダーメイド/造作家具とは?リフォーム事例と費用を紹介リフォームにかかる費用は、収納のサイズや素材、扉の面材によって変動しますが、20~50万円が相場です。
ただし空間に合わせて特注のサイズで作る場合は、さらに高額になることが多いので、リフォーム会社と予算について相談しておきましょう。
リフォーム費用を抑えるならオープンタイプがおすすめ
一方で、キッチンの壁面収納・背面収納をリフォームする際、費用を安く済ませたい場合には扉がないオープンタイプにする方法がおすすめです。
扉材の分の価格を抑えられるので、油汚れが気にならない方や、カーテンで対策できるという方、炊飯器やトースターを置ければ十分という方には、扉がない収納でもよいかもしれません。
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キッチン背面収納の種類

食器を置くキッチンの背面収納は形状によって種類が分かれます。
形状と扉の2つの面から、それぞれの種類の特徴を解説します。
カウンターモデル
作業場所が広く、調理の際に一時的に物を置くのにも適しています。
一方で、収納スペースは他の2種類より減ります。
多機能モデル
作業場所を確保しつつ収納場所も増やした形状です。
カウンターモデルだと広すぎて、大型収納モデルだと作業場所が足りない方に向いています。
カウンターモデルは、作業場所が広くて調理の際に一時的に物を置くのにも適しています。
一方で、収納スペースは他の2種類より減ります。
大型収納モデル
作業場所をなくして収納を増やすことに特化した形状です。
作業場所がないため、調理時の利便性は低下します。
収納棚の扉の種類と特徴
背面・壁面収納棚の扉の種類を、次の一覧にまとめました。
扉の種類 | 特徴 |
---|---|
引き戸タイプ | ● 横にスライドして扉を開けるタイプ ● 開ける際手間は少ないが、一度に左右どちらかしか開けない |
開き戸タイプ | ● 手前に扉を開くタイプ ● 扉が手前に開くので邪魔になりやすい |
引出しタイプ | ● 机の引き出しのように収納部分を手前に引いて開くタイプ ● 奥に収納した食器を取り出しやすいが、収納部が手前に突き出すため邪魔になりやすい |
オープンタイプ | ● 扉がなく、丸見えのタイプ ● 炊飯器など大きさのある家電も収納しやすいが、ホコリがつきやすい |
扉の種類を選ぶときは、使いやすさと開いたときにも十分動ける幅が確保できるかも確認するとよいでしょう。
キッチンの背面収納レイアウト例
ここではキッチンの背面収納をリフォームした3つの事例を紹介します。
背面収納のイメージを固める参考にしてみてください。
上部に棚がないカウンターモデルの収納

写真左にカウンターモデルの背面収納があります。
上部に棚はなく、作業台として広々とキッチン背面を使えるようになりました。
棚は引き出し型で、下部にもオープンスペースがあるため炊飯器といった調理家電を置くのに適しています。
上部に棚があるカウンターモデルの収納

写真の右が背面収納です。
カウンターモデルの収納で上部にも棚があるため収納力は高いです。
カウンターには電子レンジを、右下のオープンスペースには炊飯器を設置してもまだ余裕があります。
多機能モデルの棚に引き戸のセット

写真左に設置したのは多機能モデルの棚です。 棚の左半分は大きな引き戸になっていて、上から下まで収納に利用できます。
棚の右半分にあるカウンター部分では電子レンジやトースターなどの調理家電を設置できるため
キッチン台に置くものが減り、調理場所を広く確保できるようになりました。
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手軽にできる!背面収納アイデア

リフォームを行う以外にも、手軽にできる収納方法もあります。
簡単にできるので、気に入るものがあれば取り入れてみてください。
DIYで棚を作る
物が少ない方は、DIYで壁に棚を作ってしまうのもおしゃれでよいかもしれません。
壁につけるタイプの家具なら、見せる収納が手軽に実践できます。
お気に入りの食器や、よく使うキッチン家電を置いておきましょう。
また、複数のカラーボックスを用意して、上に木材を渡すだけなので手軽に挑戦できます。
ラックやダストボックスを置く
追加でキッチンラックやダストボックスを置くのが一番手軽な方法です。
すでに家具が置いてあるものの収納棚が足りずに困っている場合、
少ないスペースに無理やり収納するよりも、ゆったりと物を置いたほうが見た目もきれいになります。
特にダストボックスは置き場所に困ることが多いのですが、ごみ箱付きのおしゃれなキャビネットを
設置することですっきりと美しいキッチンが実現します。
ワイヤーバスケット
あとから置くタイプでもうひとつおすすめなのが、無印良品にあるようなワイヤーバスケットです。
高さや形を自由に設計でき、間にバスケットやカゴを置けば細かいものも収納でき、フックをつければ、タオルやビニール袋をかけられます。
無印良品でもうひとつおすすめしたいのが、スチールユニット。
こちらも自由に設計できるので、ライフスタイルに合わせてカスタマイズしましょう。
キッチンボード
背面収納は、キッチンの背部が見えるため見た目が重要です。
キッチンボードを活用することで、収納だけでなく見た目もすっきりとした仕上がりにできるでしょう。
扉付きでオープンスペースが少ないタイプなら収納力が高く、すっきり片付きます。
一方、カントリースタイルなどを楽しみたい場合はオープン型がおすすめです。
調理家電や雑貨をセンスよく並べれば、おしゃれな空間にすることも可能。
調理家電はカウンターの高さに合わせ、細々したものはバスケットでまとめると機能的かつ美しく片付けられますよ。
壁にかける
見せる収納にこだわりたい方には、キッチン用品などを直接壁に掛ける方法もよいでしょう。
見せる収納をしたいけど、壁にたくさん穴を開けたりするのが心配……という方には、有孔ボードがおすすめです。
ボードに穴が空いているので、いろいろなものをつける方法をおすすめします。
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キッチンの背面収納を効果的に使おう
キッチンの背面収納を効果的に使うコツは、次の通りです。
- 小分けしたボックスで小物をまとめる
- 収納物は定位置を決める
- 引き出しは立てて収納する
小さな調理器具は引き出しに入れることが多いですが、棚の中に箱を設置してまとめてしまう手もあります。
また、収納物は定位置を明確に決めておけば調理の際にスムーズに取り出しやすいです。
大きな引き出しの中にフライパンや鍋を入れたい場合は、
本立てのような道具を使って調理器具を並べることで効率的にスペースを利用できます。
キッチンの背面・壁面収納で作業しやすいキッチンを実現
キッチンの背面・壁面を上手に活用すれば、収納できるものが増えたり取り出しやすくなったりします。
ご自身にとって使いやすくなる収納方法を考えてみましょう。
どうすればいいかお悩みの場合は、キッチンの背面・背面収納について詳しい施工業者に相談してみてください。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
キッチン背面・壁面収納リフォームのポイントを教えてください。 |
---|
「収納が何列にもなるほど、奥行きが深くならないようにすること」などが挙げられます。詳しくは、こちら。 |
キッチン背面・壁面収納リフォームに、費用はどのくらいかかりますか? |
収納の大きさなどによっても費用は変わりますが、約20~50万円かかる傾向があります。詳しくは、こちら。 |
キッチン背面・壁面収納のDIYについて教えてください。 |
いくつかカラーボックスを準備し、上に木材を渡すことで壁に棚を作ることなども可能です。詳しくは、こちら。 |
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