タイルデッキって本当におすすめ?特徴・費用・後悔しない対策を解説

更新日:2025年04月11日

白のタイルデッキ

タイルデッキとは、コンクリート構造の土台にタイルを張った、お庭とリビングをつなぐデッキの一種です。スタイリッシュなデザイン性に加え、腐食の心配がなくメンテナンスも簡単な点が特徴といえるでしょう。
本記事では、タイルデッキの特徴や人気の理由、リフォーム費用、デメリットへの対策をわかりやすく解説します。
ウッドデッキとの違いや、後悔しないための選び方もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

タイルデッキの特徴

タイルデッキとは、コンクリート構造の土台の上に、硬質なタイルなどを張って作られた屋外用の床を指します。

使用されるタイルは、シンプルからモダンテイストまで、デザインや色合いが豊富な特徴があり、ご自宅の外観に統一感を持たせたおしゃれな印象に仕上げたい方におすすめです。

また、タイルデッキは劣化しにくく、掃除も簡単なため、日々のお手入れの負担を軽減できる点も大きな特徴の一つです。

タイルデッキが人気の理由|メリット5選

最近では、次の理由からタイルデッキを採用する方が、増えてきています。

タイルデッキが人気の理由、長く使用できる、掃除が簡単、高級感がある、デザインが多い、アウトドアスペースにできる

ここからは、タイルデッキの主なメリットを5つご紹介します。

劣化しにくく耐久性が高い

タイルデッキの大きな魅力は、劣化しにくく、耐久性が高い点です。

タイルは硬くて丈夫な素材でできているため、通常の使用で割れる心配はほとんどありません。

例えば、重い物を落とすなど強い衝撃が加わる場合などを除けば、長く安心して使うことができます。

また、雨や雪の影響による変色も起こりにくいため、ほとんどメンテナンスなしで美しい状態を保てるのも魅力の一つです。

掃除やメンテナンスが簡単

タイルデッキは、汚れにくく、日々の掃除やメンテナンスが簡単な点も大きなメリットです。

タイル素材は汚れが染み込みにくく、万が一汚れても、ほうきで掃いたり、水でさっと流すだけで簡単にきれいになります。

白などの明るい色のタイルは汚れが目立ちやすいですが、定期的にブラシなどでこすり洗いをすることで、美しさを保つことができます。

また、掃除の手間をできるだけ減らしたい方は、グレーやベージュなど、汚れが目立ちにくい色を選ぶのもおすすめです。

高級感が出やすい

タイル自体にモダンな雰囲気があるため、重厚感や高級感を演出するアイテムとして重宝します。

タイルは色だけでなく、形や質感によっても洗練された雰囲気を演出できるため、外観をより高級感のある印象に仕上げることができます。

種類やデザインが豊富

使用されるタイルは、質感やデザイン、色合いのバリエーションが豊富なのも大きな特徴です。

例えば、グレーやアイボリーなどの落ち着いた色味や、艶のあるタイプ・マットな質感など、メーカーによってさまざまな種類が用意されています。

さらに、タイル自体のデザインだけでなく、段差の幅や形状などにもバリエーションがあり、細部にまでこだわることができます。

色やデザインの組み合わせ次第で、シンプルな雰囲気からシックで上品なテイストまで、ご自宅の雰囲気やお好みに合わせたコーディネートが可能です。

バーベキューなどのアウトドアも楽しめる

タイルデッキはご自宅でバーベキューやお子さんのプールなど、アウトドアの場としても活用できます。

>> お子さんやペットが楽しめる庭づくりのコツをご紹介

タイルデッキは隙間がない平らな表面なので、テーブルや椅子を置いたり、夏場のお子さんのプールを設置したりすることが可能です。

もちろん、お天気のよい日は洗濯物など家事スペースとしても使用できるなど、使い方のバリエーションが多いのもメリットとして挙げられます。

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タイルデッキで後悔しないデメリットへの対策

リビングとの境目の段差を解消する

タイルデッキを設ける場合は、リビングとの段差に注意しましょう。

段差をなくしてフラットにすることで、開放感のある空間が生まれます。

一般的に段差は10〜15cmほどですが、グレーチングや専用建材を使えば段差の解消は可能です。

また、リフォーム時に高さを抑えて施工することで、工事費用も節約できます。

グレーチングによる排水対策をする

タイルデッキでは、グレーチング(※1)を付けずに後悔するパターンが多いです。
(※1 グレーチング:リビング窓とタイルデッキの間に設置する排水溝設備)

タイルデッキは素材の特徴として、水などを吸収しないため、雨などが降るとそこにとどまってしまいます。

グレーチングを設置することで、デッキに溜まる水を排水し、室内に雨水が侵入するのを防いでくれるのです。

ただ、定期的に掃除をしないと、目地にゴミや枯れ葉などが詰まって排水の妨げになってしまうため清掃を忘れないようにしましょう。

タイルの割れや滑りの対策をする

タイルデッキは耐久性に優れていますが、重い物を落とすと割れるおそれがあります。

特に冬場は凍結によるひび割れにも注意が必要です。

重い物を運ぶ際には慎重な取り扱いが求められますが、万が一割れても補修や交換がしやすいので、その場合はリフォーム業者へ連絡をしましょう。

また、水に濡れると滑りやすくなり転倒のリスクが高まります。

特に、小さいお子さんや高齢の方がいるご家庭では滑りにくい靴を履いたり、防滑性のあるノンスリップタイルを選んだりすると安心です。

>> 外構・エクステリア工事の失敗例!対策やおすすめ業者をご紹介

夏のタイル温度上昇の対策をする

タイルデッキは、性質上熱を吸収しやすいので、表面温度の上昇対策が大切です。

特に黒いタイルは夏場に表面温度が非常に高くなり、やけどの原因となることがあるので、お子さんやペットを遊ばせる際は注意をしましょう。

対策として、テラス屋根やオーニング、シェードを設置したり、サンダルなど履物を利用するとよいです。

>> ベランダ(バルコニー)の屋根は必要?

また、白に近い明るいタイルは反射率が高く眩しくなるため、色選びにも配慮して選択することをおすすめします。

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タイルデッキのリフォーム費用相場

ここでは、タイルデッキのリフォーム費用相場をご紹介します。

主な施工内容とそれぞれの費用を、次にまとめました。

タイルデッキの設置(後付けなど) 10.5~50万円
グレーチングの設置 5万円~/m
高さ調整 7~8千円/㎡

>> タイルデッキのリフォーム費用相場と費用を抑えるコツを解説

タイルデッキは材料費が高額であるのと、職人が1枚1枚手作業で施工するため、ほかのデッキと比べてリフォーム費用は高いです。

また、素材のグレードや設置する広さによっても金額は変動します。

そのため、実際にかかる費用を調べる際は一度リフォーム業者へ相談し、プロの視点からトータルいくらでできるのか確認しましょう。

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【ウッドデッキと比較】タイルデッキの選び方とおすすめの人

タイルデッキとウッドデッキ、どちらを選ぶべきか悩んでいる方のために、それぞれの特徴を表にまとめました。

タイルデッキが向いている方 ウッドデッキが向いている方
● 予算に余裕がある
● できるだけメンテナンスに手間をかけたくない
● 高級感を出したい
● デッキでバーベキューを楽しみたい
● 初期費用を抑えたい
● 木の風合いを楽しみたい
● メンテナンスが苦じゃない

>> ウッドデッキのリフォームの価格と素材別施工例

なお、共通していえることは、希望する範囲に合ったサイズで施工できるか、必ず確認しましょう。

それぞれの特徴を把握した上で、ライフスタイルに合った素材を選んでくださいね。

タイルデッキのおしゃれな施工事例2選

最後に、当サービス『リショップナビ』の加盟店が実際に施工した、タイルデッキの設置事例を2つご紹介します。

ライフスタイルに合ったタイルデッキを選ぶ

タイルデッキは、優れた耐久性と清掃性があり、デザイン性も高い魅力的な素材です。

お子さんやペットがいる場合は、安全性を重視し、暑さ対策を考慮するなどライフスタイルに合った活用を心掛けましょう。

タイルデッキを検討する際は、適切なアドバイスをしてくれる実績豊富なプロにぜひご相談ください。

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