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外構とは
外構とは、家の周りを構成するあらゆる構築物のことです。
外構の主なものは、門扉・フェンス、アプローチ、駐車場・カーポートなどです。
外構は、敷地の境界線を明確にする、外部からの視線を遮断するなどの機能を持ちます。
同時に、家を含む敷地全体の印象を左右することも少なくありません。
外構と似た言葉に、「エクステリア」があります。
エクステリアとは、構築物である外構によって作り出される住宅の外部空間のことです。
エクステリアをおしゃれにするためには、構成要素である外構をうまく組み合わせてデザインすることが大切です。
外構をおしゃれなデザインにするための3つのポイント
外構をおしゃれにするために、知っておきたいポイントが3つあります。
外構単体で考えたり、全体のバランスや相性を考えたりしながら、おしゃれな外観のデザインを目指しましょう。
①テイストをそろえる
外構のテイストを決めて統一することで、おしゃれでまとまりのある印象となります。
自宅の外構は好きなものを自由に選べる一方で、全体のバランスに注意しなければまとまりがなくなってしまいます。
まずはエクステリア全体のイメージを固めて、それに合わせて外構を選びましょう。
②素材をうまく使う
おしゃれな外構にするには、素材を生かすことも大切です。
例えば、レンガは温かみのある色合いで洋風の住宅にマッチします。
色の濃淡にバリエーションがあるため、同じ色を使って統一感を出す、異なる色を使って変化をつけるなどの使い方ができます。
石灰石や御影石は、玄関アプローチに使うことで高級感を演出できます。
和風・洋風どちらの住宅にも合わせやすく、形のバリエーションが豊富であるため配置の工夫によって印象が変わるでしょう。
このように、素材の特徴や性質、相性を生かすことでおしゃれな外構のデザインが可能です。
③植栽と組み合わせる
家の周りに植える樹木や草花などの植栽も、外構の印象を大きく左右します。
例えば、和風の住宅に繊細なシルエットの樹木を組み合わせることでモダンなイメージになったり、曲線的なアプローチに芝生や樹木を合わせることでおしゃれなアクセントとなったりします。
シンプルな住宅に植栽を組み合わせれば、無機質な印象を避けられるでしょう。
季節ごとに変化する植物を選ぶと、季節の移り変わりを楽しむこともできます。
おしゃれな外構にする部分別のアイデア
外構は大きな構築物であるため、それぞれをおしゃれなものにすることで、エクステリアの印象も変わります。
本章では、外構をおしゃれにするためのアイデアを部分別にご紹介します。
門扉・フェンス
家を取り囲む門扉やフェンスは、素材や色使いを工夫することでおしゃれになります。
例えば、スチールや金属のものを使うことでスタイリッシュな印象となります。
木材のものを選べば、温かみのある印象となるでしょう。
住宅のテイストとそろえたり、アクセントとなるカラーを採り入れたりすることも一案です。
格子状のフェンスなどを選べば、外からの視線をさえぎりながらも適度な解放感を保てます。
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アプローチ
敷地の外と住宅の玄関をつなぐアプローチをおしゃれにするには、アプローチそのもののデザインや素材の工夫が必要です。
デザインを階段状にすれば立体感のある高級な印象になり、曲線状にすれば空間を広く見せられます。
素材に色の異なるタイルやレンガを用いると、シンプルな構造のアプローチも一気におしゃれになります。
また、植栽を採り入れるとやわらかい印象をプラスできるでしょう。
シンプルなコンクリートブロックのアプローチには、照明を設置することで幻想的な雰囲気を演出できます。
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駐車場・カーポート
シンプルで無機質になりがちな駐車スペースも、コンクリートやタイルなどの継ぎ目である目地にひと工夫することでぐっと印象が変わります。
スペース一面を同じ素材にするのではなく、レンガやタイルで格子状に区切ったりアプローチと異なる素材を使ったりすることで変化が出ます。
カーポートを設置する場合は、アルミや木材風の素材を選んだり、色を工夫したりと、全体のイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。
>> かっこいい・おしゃれなカーポートの選び方と施工事例
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門扉やカーポートをリフォームする費用はどのくらいなのか、どのようなデザインが合うのかなど、実際にリフォーム業者に相談することが大切です。
予算やご要望に合わせた最適なプランを一緒に考えてくれるでしょう。
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おしゃれ・かっこいい外構の施工事例8選
当サービス『リショップナビ』の加盟店が実際に施工した、おしゃれな外構を実現した事例を8つご紹介します。
ぜひ参考にして、理想の外構のイメージを膨らませてみましょう。
事例1: 限られたスペースを活かしたおしゃれな外構
| 住宅の種類 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | 1年 |
| 施工日数 | 10日間 |
| リフォーム費用 | 約85万円 |
駐車場と庭のスペースを仕切ることで、ゆったりと過ごせるスペースを確保した事例です。
木材を使った低めの白壁で開放感を保ち、芝生や天然石、グリーンの配置によって温かみのあるおしゃれなスペースとなっています。
スペースを無駄なく活用したメリハリのある外構です。
事例2: シンプルでスタイリッシュな外構
| 住宅の種類 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | 20年 |
| 施工日数 | - |
| リフォーム費用 | 50〜100万円 |
外構を住宅の外観と合わせることで、スタイリッシュに仕上げた事例です。
カーポートには屋根に加えて透け感のある側面を設置し、風雨から車を守るとともにデザインのメリハリもあるスペースとなっています。
玄関に続くアプローチにはレンガを使い、さりげないかわいらしさをプラスしました。
玄関脇の植栽もアクセントになっています。
事例3: 庭の雰囲気に合わせた機能的な外構
| 住宅の種類 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | 20年 |
| 施工日数 | - |
| リフォーム費用 | 約130万円 |
庭のさまざまな樹木を活かした、風情ある仕上がりの事例です。
既存の石垣塀の上にブロック塀を設置することで、庭の雰囲気はそのままに、まとまりのある印象を与えます。
工事の難易度は高かったものの、入念な打ち合わせによってお客様のイメージ通りの外観に仕上がりました。
事例4: オープンで華やかなアプローチが印象的な外構
| 住宅の種類 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | - |
| 施工日数 | - |
| リフォーム費用 | 150〜200万円 |
玄関に続くアプローチに加えて植栽や芝生も一新し、明るくおしゃれな外構に生まれ変わった事例です。
アプローチ部分をコンクリートから華やかな色の天然石に変えることで、住宅の白い外壁や植栽のグリーンと美しいコントラストをなしています。
門柱の新調やウッドデッキの再塗装も行い、全体の印象が大きく変わりました。
事例5: こだわりを詰め込んだレンガ造りの外構
| 住宅の種類 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | 24年 |
| 施工日数 | 30日間 |
| リフォーム費用 | 約300万円 |
レンガや石をふんだんに使って、お客様のご希望を詰め込んだ外構にした事例です。
シックな色のレンガを使った門は、格式高いヨーロッパの住宅を思わせます。
門の外の部分にも、複数種類の石や素材をふんだんに用いて仕上げました。
事例6: 古木のアーチが個性的な外構
| 住宅の種類 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | 34年 |
| 施工日数 | 50日 |
| リフォーム費用 | - |
古木を用いた、唯一無二の外構が印象的な事例です。
門も一新して白い壁に新調しており、お客様の育ててきた植物とマッチする仕上がりとなりました。
暗い印象だった玄関周りの空間が明るくなり、出入りするたびにワクワクしそうです。
事例7: 木目調の暖かな雰囲気の外構
| 住宅の種類 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | 1年 |
| 施工日数 | - |
| リフォーム費用 | - |
木目調のフェンスとレンガを用いて、まとまりのある雰囲気が魅力的な事例です。
素材の色はベージュ・ブラウン系で統一されており、お客様のイメージに沿った温かみのあるやさしいイメージを演出しています。
樹木や芝生の植えつけも同時に行っており、成長による庭の変化も楽しんでいただけるでしょう。
事例8: 緑と白のコントラストが美しい外構
| 住宅の種類 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | 1年 |
| 施工日数 | 20日間 |
| リフォーム費用 | - |
白を基調とした、すっきりとした印象の事例です。
エントランスや門に複数の同系色を使うことで、シンプルになりすぎず温かみや変化を加えました。
外構にホワイト系の色を使用しているため、植栽の緑や住宅のグレーが美しく映えています。
費用を抑えておしゃれな外観にリフォームするには
外構工事は大掛かりになる場合も多く、費用が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本章では、費用を抑えるための3つのポイントを解説します。
1.材料や素材を工夫する
外構の工事費用は、使用する材料や素材によって大きく異なります。
材料や素材を少なくしたり、安価なもので代用したりすることで、費用を抑えられます。
例えば、フェンスを設置する代わりに植栽を使うことで、透け感のある目隠しとなり、季節の移り変わりや心地よい木陰を楽しめるでしょう。
アプローチや駐車スペースの地面に使うコンクリートの量を減らす代わりに、芝生や砂利、アスファルトを活用することも一案です。
2.DIYを採り入れる
DIYの経験がある方や得意な方は、外構の一部をご自身で施工することもおすすめです。
DIYなら人件費はかからず、材料費のみで済みます。
アプローチ部分に飛び石を配置して砂利で埋める、人工芝を敷くといったものなら、施工が比較的簡単です。
ただし、外構部分の整地やフェンスの設置、ブロック積みなど、DIYでは難しいものもあります。
技術が必要な施工はプロに任せ、ご自身でできる範囲のことはDIYで行うとよいでしょう。
3.複数の施工会社から見積もりを取る
外構工事にかかる費用は、施工会社によって大きく異なることもあります。
複数の施工会社から見積もりを取って比較しながら検討しましょう。
相見積もりを取ることで、費用を抑えるとともに、より優良な施工会社と出会える可能性もあります。
ポイントや事例を参考に外構をおしゃれにしよう
外構は、住宅の外部環境であるエクステリアの構成要素です。
おしゃれな外構は住宅を引き立て、毎日を過ごす我が家が心地よい空間となるでしょう。
外構をおしゃれにするためには、住宅空間全体のイメージを固めて、素材や植栽などをうまく使うことが大切です。
事例や費用を抑えるためのポイントも参考に、どのような外構にするかぜひ考えてみてください。
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