
オーニングの取り付けの費用とは?メリット・デメリットやポイントを解説
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「オーニング(サンシェード)」は、ベランダやバルコニー、ウッドデッキなどをスタイリッシュに見せてくれる上、日よけ対策にバッチリのアイテムです。 西洋の家では普及しているオーニングですが、日本の家での使い勝手はどのような感じなのでしょうか。 オーニングのメリット・デメリット、取り付けるときのポイントや費用について調べてみましょう。
目次
(※記事内情報引用元:LIXILホームページより)
オーニングとは

「オーニング」とは、英語で日よけ、雨覆いという意味を表します。
日本では一般的に、建物の外側に設置する、日よけ・雨よけ機能を持った可動式テントのことを指します。
役割としては、屋根とよく似ているとイメージで、用途や建物の構造・外観に合わせて、さまざまなタイプから選ぶことができます。
オーニングのメリット
まずはオーニングのメリットについて、確認してみましょう。
オーニングは付け方次第で、明るく過ごしやすい環境をつくることができます。
日差し対策になる
オーニングの特長といえば、やはり日差し対策です。
UVカット効果があるほか、窓辺にある家具の色あせを防ぐこともでき、夏の節電や省エネにも繋がります。
雨の侵入を防ぐ
室内に雨が吹き込むことを防ぎます。
ベランダなどにある洗濯機や室外機、倉庫などの設備も、雨から守ってくれるでしょう。
くつろぎの空間が生まれる
ウッドデッキやベランダなどにオーニングを付ければ、第2のリビングとして使うこともできます。
屋根と違って、オーニングは使わないときに巻き取ることができるので、好天の日はオーニングを片付けて洗濯物を干すことも可能です。
プライバシーの確保
外から丸見えになりやすい場所に窓がある場合、オーニングを取り付ければ部屋の目隠しにもなります。
窓全体を覆えるタイプのものもあるので、天候に合わせて長さを調節するとよいですね。
ベランダ・バルコニーなどがおしゃれになる
カラーやデザインのバリエーションが豊富なオーニングは、ご自宅のベランダや庭をよりおしゃれに見せてくれます。
テーブルやイスを並べれば、家の中にカフェのような空間がつくれます。
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オーニングのデメリット
続いて、オーニングのデメリットも確認しておきましょう。
設置前に最低限のポイントに注意し、使うときだけ広げるようにすることが肝心です。
突風のときは危険
オーニングの生地は、テントと同じ素材です。
風には弱いので、台風のときなどには必ず巻き取るようにしなくてはいけません。
角度やサイズによっては景観が悪い
西日を遮ったり目隠し効果を高めたりするためには、オーニングは角度を大きくして付けた方がよいものです。
しかし、角度を付け過ぎたりサイズが大きかったりすると、家の外観を損なう可能性があるので気を付けてください。
オーニングを設置したい窓の位置や寸法に合わせて、バランスがよいデザインのものを選びましょう。
汚れが付きやすい
オーニングは外に設置するため、当然汚れやすいものです。
また、こまめにチリやほこりを取らないと、汚れが落ちにくい材質の製品が多いです。
手入れ方法としては、乾いている時にブラシではらうか、洗う場合は中性洗剤を使って水洗いを行うとよいですよ。
マンションなどは管理規約に注意
ベランダにオーニングを設置したいという方が多いですが、マンションでは、管理会社の承認が必要となるケースがあります。
下地の補強を行う必要がある場合もあるので、オーニングを後付けしたいときは事前に管理組合へ確認するようにしましょう。
オーニングの形状

オーニングには、大きく分けると4タイプの形状があります。
取り付けたい箇所に合わせて、最適なタイプのオーニングを使いましょう。
壁付けタイプ
その名の通り、壁面に直接取り付けるタイプです。
掃き出し窓や、ウッドデッキにオーニングを付けたいときに最適です。
比較的工事費が安価で済みます。
独立タイプ
下地の問題で壁付けできない場合に適するのが、独立型のオーニングです。
土台となるアルミなどのフレームを設置します。
スクリーンタイプ
スクリーンタイプは、窓(開口部)の上部の壁に取り付けるのが一般的です。
ブラインドのように窓と平行に、あるいは床面に設置したフックにかけて斜めに下ろすこともできるので、プライバシー保護にも役立ちます。
ウィンドウタイプ
小窓や高窓にオーニングを付けたい場合は、ウィンドウタイプの商品を使いましょう。
アルミなどのフレームを設置した上で、オーニングを組み合わせていきます。
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オーニングの形式
オーニングは、巻き取りパイプにテント用の布を取り付けるのが一般的です。
付属しているハンドルを回す手動方式と、リモコンやスイッチで操作する電動式、また手動電動併用のものもあります。
中には、太陽光や強風に反応して自動で開閉するセンサー付きのオーニングもあります。
ライフスタイルに合わせて、好みの方式を選択しましょう。
オーニングを取り付けるときのポイント
最適なサイズ
オーニングを付けるときには、掃き出し窓の大きさと同じか、一回り大きなサイズにしておくと無難です。
あまり大きすぎても、手入れが大変になってしまいます。
よい角度を決める
オーニングの角度や出幅によって、作り出される日陰や目隠し部分が変わります。
オーニングは角度を決めてから施工するため、設置後に角度を変更しようとすると別途工事が必要になるパターンが多いです。
季節によっては影がうまくできないことがあるので、オーニングが一番効果的に使える角度を確認しておきましょう。
オーニング取り付けの費用相場
オーニングは、壁付けであっても独立タイプであっても、壁に穴を開けたり、土台をしっかり固定する必要があるため、取り付けはできるだけ専門業者に依頼しましょう。
サイズや材質にもよりますが、オーニングは本体価格だけで20万円以上する商品が多いです。
プラスでかかる施工費も6~10万円以上です。
しかし、材料費も施工費もキャンペーン価格で対応してくれるリフォーム会社も増えており、本体価格+工事費で合計15~40万円が相場と考えておくとよいでしょう。
オーニング取り付けキットもおすすめ
採寸や組み立て作業が得意な方なら、窓枠や軒下に取り付けるキットを購入してDIYする方法もあります。
しかし、自信がない場合はやはり、リフォーム会社に相談するのが確実です。
特に集合住宅のベランダなどでは、万一落下すると危険なのでくれぐれも気を付けてくださいね。
快適でおしゃれな空間づくりにオーニングを活用しよう
オーニングは、窓辺やベランダなどで快適に過ごす上で、とても効果的です。
汚れやすいので定期的に交換が必要にはなりますが、屋根と比べるとリフォームしやすいので模様替えを楽しめるというメリットもあります。
気になる方は、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
- オーニングのメリット・デメリットは?
オーニングのメリットは「日差し対策になること」や「雨の侵入を防ぎやすいこと」などです。
一方で「角度やサイズによっては景観が悪くなる」「汚れが付着しやすい」といったデメリットがあります。- オーニングを取り付けるときのポイントを教えてください。
「サイズ選び」や「設置する角度」が重要です。
詳細は、オーニングを取り付けるときのポイントをご覧ください。- オーニングを取り付けるリフォームの費用は、いくらくらい?
「本体価格+工事費の合計=15~40万円」が相場と考えておくとよいでしょう。
詳しくは、オーニング取り付けの費用相場をご確認ください。
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