シロアリ調査依頼の具体的な流れ
シロアリ調査を依頼する際は、まず電話やウェブサイトから問い合わせをします。
専門会社では、建物の状況や気になる点をヒアリングした上で調査日を調整します。
調査当日の主なチェックポイント
調査当日は、床下点検口の位置や建築面積を確認してから調査が始まることが多いです。
専門家は、玄関周りの土台、浴室の湿気状況、床下の木材状態を重点的に確認します。
調査員は防護シートで養生しながら床下に入り、シロアリの生息痕跡に加え、配管の水漏れや基礎のひび割れなど、環境要因もあわせて診断します。
調査時間 | 30分~1.5時間(建物規模により変動) |
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事前準備 | 点検口周辺の片付け、ペットの隔離 |
調査後 | 状況説明と写真提示、必要な対策の提案 |
調査結果の説明では、発見したシロアリの種類や被害範囲を写真で示しながら、緊急度に応じた駆除プランや予防策の提案があります。
見積もり内容に納得できれば、その場で施工日程を決められる場合があります。
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信頼できる業者選びのコツ

シロアリ対策を成功させるためには、信頼できる業者選びが重要です。
悪徳業者に騙されないためのチェックポイントと、安心できる保証内容の見極め方をご紹介します。
悪徳業者を見抜くポイント
シロアリ調査で悪徳業者を見抜くためには、次のポイントを意識することが重要です。
極端に安い見積もりや「今だけ特別」といった強引な勧誘をする業者は要注意です。
適正価格を大幅に下回る場合、後で追加費用が発生したり、薬剤の希釈濃度が薄いなどのトラブル事例が報告されています。
契約前に確認すべき3大ポイント
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調査時に床下の写真を見せてもらえない場合や、重要事項説明を省略する業者は信頼性に欠けます。
「薬剤の種類」「保証期間」「再発時の対応」の3点が明記されていない見積書は危険信号です。
日本しろあり対策協会の「防除施工標準仕様書」に準拠した工法を採用しているか確認しましょう。
契約書や説明資料に明記されていれば、より安心です。
保証内容で見極める!安心できる業者
シロアリ駆除業者を選ぶ際は、保証内容の詳細を確認することが重要です。
保証内容は業者により異なりますが、主に再発時の無料施工や、被害箇所の修復費を一部補償するタイプなどがあります。
保証期間と範囲の確認ポイント
優良業者の場合、5年間の保証期間が標準的です。
保証期間が長いだけでなく、床下全体を対象範囲としているか、再発時の対応方法(無償施工か一部負担か)まで文書で明文化されているかが判断基準となります。
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契約時には書面で保証内容を確認し、曖昧な表現があれば追加説明を求めましょう。
修復費用保証がある場合、対象蟻種や損傷範囲の定義が重要です。
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自分でできるシロアリ対策と予防法
シロアリ対策は専門業者に依頼するだけでなく、ご自身でできる効果的な方法もあります。
定期的な床下チェックで早期発見のコツを押さえ、羽アリが出現した際の適切な応急処置を知っておくことが重要です。
5分間床下チェックの実践ポイント
床下チェックは5分間の集中点検で効率的に行えます。
まずは点検に必要な道具を準備しましょう。
必要な装備と基本手順
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点検を始めたら、まず床下全体を照らし、基礎コンクリートに蟻道(土でできた細いトンネル状のもの)がないか確認します。
柱や土台をドライバーの柄で軽く叩き、空洞音がする箇所や木材が柔らかく凹む部分がないかチェックしましょう。
重点確認エリア
水回り周辺 | 配管からの結露や漏水の影響 |
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北側基礎 | 日当たりが悪く湿気が滞留しやすい |
外壁接合部 | 雨水の浸入リスクが高い |
点検後は衣服についたホコリを払い、異常を感じた部位は写真に記録しておきましょう。
専門業者への相談がスムーズに受けやすくなります。
月に1回の定期チェックで早期発見を心がけましょう。
羽アリ発見時の応急処置
羽アリを見つけた際の応急処置で最も重要なのは、「殺虫剤を使わない」ことです。
市販の殺虫剤には忌避成分が含まれており、生き残ったシロアリが分散して被害が拡大する危険性があります。
安全な対処法の具体例
掃除機で吸引 | 吸引力で羽アリを素早く除去できる手軽な方法(処理後はすぐに密封して廃棄) |
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ポリ袋で捕獲 | 発生箇所を袋で覆い、溜まったら密封して処分(複数回繰り返す必要あり) |
処置後は速やかに専門業者へ連絡しましょう。
発生場所の写真記録と共に、床下や柱の空洞音チェックなどの観察結果を伝えると、スムーズな調査につながります。
応急処置中も窓を閉め切らず適度な換気を保ちつつ、新たな侵入経路を作らないよう注意しましょう。
湿気対策によるシロアリ予防術
シロアリ予防において湿気対策は重要な役割を果たします。
シロアリは湿度の高い環境を好むため、床下の湿度を70%以下に保つことが効果的な予防法です。
換気システムの活用
基礎部分の換気口を有効活用し、床下換気扇を設置することで空気の流れを作りましょう。
特にコンクリート基礎の住宅では、強制換気システムの導入が湿気対策に有効です。
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市販の床下調湿剤(ゼオライトや竹炭製品など)を活用する方法も、持続的な除湿効果が期待しやすいです。
これらの対策を組み合わせることで、シロアリが生息しにくい環境を作りやすくなるでしょう。
早期発見がお住まいをシロアリ被害からまもります
シロアリ被害から家を守るには、定期的な調査と早期発見が重要です。
無料点検だけをうたう業者に注意し、料金体系が明確で、アフターフォローが充実している業者を選びましょう。
シロアリ対策は予防が肝心です。
被害の兆候を見逃さないように日頃から注意し、大切な住まいを守りましょう。
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