オフィスリノベーションとリフォームの違い
オフィスリノベーションとは、既存のオフィスの設備などを改修し、性能を向上させることを目的とした工事です。
例えば、空調の改善や省エネ設備の導入など、オフィスがより過ごしやすい環境になるような内容があります。
オフィスのリノベーションでは、内容や規模に応じて次の2種類にわけられます。
① フルリノベーション ⇒オフィス全体を改装する工事、柱や躯体部分を外しオフィスデザインを新しく変更する場合などにおすすめ ② ポイントリノベーション ⇒照明や窓、壁や床ばどの部分的な改修をする工事、機能を追加したい場合におすすめ |
リフォームは状態を戻す工事
オフィスのリフォームは、築年数の経過により劣化したり古くなったりした箇所を工事で、「新築のときと同様に状態に戻す」ことを指します。
例えば、古くなった壁紙や床の張り替えや、壊れたトイレなどの設備の交換などが挙げられます。
現在使用しているオフィスを新しい環境に変える場合はリノベーション、劣化した部分を修理するだけでよい場合はリフォームと考えるとわかりやすいでしょう。
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オフィスリノベーションの施工事例7選
次に、当サイト『リショップナビ』でご紹介している施工業者が、実際にオフィスをリノベーションした施工事例7選をご紹介します。
工事内容とあわせて費用や工事日数も掲載していますので、参考にしてみてください。
事例1:
オフィスのエントランスをリノベーション
事例2:
空き店舗を白を基調とした事務所にリノベーション
事例3:
倉庫内に事務所をリノベーションで新設
事例4:
デザイナーズオフィスへリノベーション
事例5:
木材の温かみを活かした落ち着いた空間にリノベーション
事例6:
黒がポイントのクリエイティブワークスペース
事例7:
カラーが映えるスマートなデザインのオフィス
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オフィスリノベーションの費用相場
オフィスリノベーションの費用相場は、40坪(10人規模のオフィス)で最低400万円、それ以上の人数の場合は600~1,400万円です。
もちろん工事の規模や内装・建具のグレードなどによっても金額は異なります。
また、オフィスの物件の状態によっても費用の幅は変わってくるため、正確な金額を把握し予算を計画しましょう。
工事内容別の費用内訳
工事内容と費用内訳について、次の表にまとめました。
工事の流れ | 内容 | 費用 (約40坪) |
---|---|---|
1.仮設工事 | 養生・ハウスクリーニング | 6万円〜 |
2.軽天工事 | 天井・間仕切り壁の新設 | 65万円〜 |
3.内装工事 | 床へタイル貼りつけ、 壁・天井にクロス貼りつけ |
75万円〜 |
4.建具工事 | 建具の取り付け | 10万円〜 |
5.電気設備工事 | 照明・コンセント・ LAN配管・配線整理 |
20万円〜 |
6.空調設備工事 | 空調の室内機・室外機・ 冷媒管・ドレン管の工事 |
90万円〜 |
7.設備機器 | 簡易流し・トイレ | 18万円〜 |
8.消防設備工事 | 煙感知器・ スプリンクラーなどの設置 |
20万円〜 |
9.サイン工事 | テナントで入口の看板など | 15万円〜 |
10.照明器具 | オフィス用Lベースライト×20台 | 30万円〜 |
11.外装工事 | 防水・塗装など | 30万円〜 |
12.廃材処分費用 | コンテナ1台分混載 | 12万円〜 |
13.建築確認用途変更申請 | 用途変更が生じる場合、 建築確認申請が必要 |
5万円〜 |
合計:406万円 (約10万円/坪) |
物件別の費用相場
工事するオフィスがスケルトン物件か居抜き物件かによってリノベーション費用が異なります。
オフィスの状態 | 費用(坪単価) |
---|---|
スケルトン | 20~40万円 |
居抜き | 15~35万円 |
オフィスに部屋が複数ある場合や間取り変更などの大規模な工事を行うと、費用は高くなることがあります。
また、賃貸物件では退去時に借りた当初の状態に戻す原状回復が必要です。
例えば、間仕切りやパーティションを増やすと原状回復費用も高くなるため、あらかじめ予算を多めに見積もっておくと安心です。
まずは、業者に見積もりを依頼して実際の費用を把握し、そのうえで原状回復費用も考慮してリノベーションのプランを決めましょう。
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オフィスリノベーションをするメリット
業務効率アップ
オフィスのリノベーションでは、間取りやフロアのレイアウトを変えることで、業務効率の向上が期待できます。
オフィスや事務所内で、スタッフの作業動線を考えて、デスクの広さや配置、会議室などの位置を工夫することで快適な作業環境が実現可能です。
また、オープンなレイアウトにすることで、スタッフ同士のコミュニケーションが取りやすく働きやすいオフィスにもできます。
企業のイメージアップ
近年、オフィスは企業のイメージをアピールする役割もあるため、風土やイメージを伝えるためのデザインを取り入れる企業が多いです。
リノベーションでデザインを決めるときは、企業の魅力や理念が外部にも伝わるように意識して検討するとよいでしょう。
また、おしゃれできれいなオフィスは従業員のモチベーションアップにもつながるので、仕事への前向きな取り組み意欲の向上にも効果があります。
経費削減
リノベーションによってオフィスの断熱性や気密性を高めれば、光熱費の削減も期待できます。
例えば、高断熱の二重窓を採用したり、ドアを二重扉に変更したりすることで、室内の暑さや寒さを抑え、冷暖房効率が向上します。
さらに、掃除がしやすい素材やメンテナンスフリーの床・壁材を取り入れれば、清掃や維持管理にかかるコストも抑えられます。
このように、性能を高めるオフィスのリノベーションは、快適なオフィス環境づくりと費用削減の両立につながる点が大きなメリットです。
2025年版利用できる補助金制度
費用が比較的かかりやすいオフィスのリノベーションですが、条件を満たすことで補助金を利用できる可能性があります。
ここでは、2025年の最新情報をもとに、オフィスリノベーションの補助金制度の一例をご紹介します。
補助金制度名 | 補助金額 | 制度の内容 |
---|---|---|
事業再構築補助金(※) |
1,500~7,000万円 3分の1~3分の2 |
|
IT導入補助金 |
5~450万円 (※複数社連携の場合は、上限3,000万円) 2分の1~4分の3 |
|
(※)出典:「事業再構築補助金第13回公募の概要」(経済産業省・中小企業庁)を加工して作成。
>> オフィスのリノベーションにも利用できる補助金制度をご紹介
補助金には、国が実施するものと、企業の所在地域の自治体が実施するものがあります。
利用を検討する際は、まず官公庁の公式ウェブサイトで内容を確認すると安心です。
ただし、制度ごとに細かい条件があるため、不安な点があれば補助金に詳しい業者へ相談するのをおすすめします。
実務的なアドバイスが得られ、スムーズに手続きを進めやすくなります。
オフィスのリノベーションを依頼する業者の選び方
オフィスリノベーションが得意な業者に依頼をする
オフィスのリノベーションを依頼する際は、施工実績が豊富でオフィス案件を多く手がけている業者を選ぶと安心です。
経験や知識が豊富なため、予算にあわせて希望に沿ったプランを提案してくれます。
さらに、工事内容だけでなく必要な手続きや近隣への連絡までサポートしてくれるので、スムーズに進められるのもポイントです。
業者を探す際は、ホームページで施工事例を確認したり、口コミを参考にしたりするとわかりやすいでしょう。
複数の業者に相見積もりをして検討する
オフィスリノベーションに限った話ではありませんが、施工業者を選ぶ際は複数の業者に見積もり依頼をする「相見積もり」で検討しましょう。
同じ工事内容であっても、業者によって費用は異なります。
A社よりもB社の方が費用が安かったというケースも多いため、1社ですぐ決めるのではなく最低でも3社程比較して慎重に選ぶのがよいです。
また、費用を確認する際は、見積もり書の内容が明確になっているか、不明な点はないかもあわせて確認するようにしてください。
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オフィスリノベーションのご相談はリショップナビへ
オフィスのリノベーションは、性能向上による働く環境の改善だけでなく、企業のイメージアップにも効果があります。
『リショップナビ』では、オフィスリノベーションの施工実績が豊富な業者を複数ご紹介しています。
「相見積もりをとる時間がない」「リノベーションの専門業者が中々見つからない」とお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
一度に、複数の施工業者を無料でご紹介していますので、お時間がないときでもリノベーションの準備を進めることができます。
納得のいく業者を見つけて、理想のオフィスを完成させましょう。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
オフィスのリノベーション費用相場は、どれくらいですか? |
---|
費用相場は、40坪(10人規模のオフィス)で最低400万円、それ以上の規模で600~1,400万円とされています。 費用の細かい内訳や、物件ごとの相場は「オフィスリノベーションの費用相場」の章で解説していますので、ご覧ください。 |
オフィスリノベーションの施工事例が見たいです。 |
『リショップナビ』の加盟業者が施工した例をこちらに掲載していますので、参考にしてみてください。 |
オフィスのリノベーションを依頼する業者は、どのようにして選ぶと良いですか? |
金額などが妥当かどうか判断するためにも、相見積もりをして複数の会社を比較しながら選ぶとよいでしょう。 詳しくは「オフィスのリノベーションを依頼する業者の選び方」の章で解説しています。 |
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