
ツーバイフォー住宅のリフォームについて解説|費用相場や施工事例をご紹介
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ツーバイフォー住宅とは「厚さ:2インチ」×「幅:4インチ」の規格化された木材がベースとなる「枠組み壁工法」で造られた建物です。 この住宅は耐震・耐風性が高く、面を繋ぎ合わせていることから、在来工法よりも気密・断熱性が高い点も魅力の一つです。 今回は、ツーバイフォーにおける「リフォーム・リノベーションの費用や施工事例」「リフォームのルール・制限の例」「業者を探す際のポイント」について解説します。
目次
ツーバイフォーとは面材で建物を支える工法のこと
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引用元:セキスイハイム公式ホームページ
ツーバイフォー(2×4)とはその名の通り「厚さ:2インチ」×「幅:4インチ」の規格化された木材がベースとなる「枠組み壁工法」の建物です。
※1インチ=2.54cm
統一されたサイズ(2×4)の木材を組んで「骨組み」を作り、そこへ構造用の合板(面材)を接合し、パネルを形成します。
このパネルを箱状に組み、壁・床・天井の「6つの面」を作ることで、頑強な6面体が生まれ、それが建物を支える構造となっています。
ツーバイフォー工法のメリット・デメリット
巷でツーバイフォー工法の住宅が「リフォームしにくい」と言われていますが、これは誤解です。
ツーバイフォー工法は施工ルールが明確なため、安心したリフォームを行えるのが特徴です。
本章ではそんなツーバイフォー工法のメリットとデメリットについてお話しします。
ツーバイフォー工法住宅のメリット
ツーバイフォーのメリットは、その耐震・耐風性の高さです。
また面を繋ぎ合わせていることから、在来工法よりも気密・断熱性が高い点も魅力の一つです。
一般的な「木造軸組工法(在来工法)」の住宅は、建物を「柱」で支える構造となっています。
一方、ツーバイフォー工法の場合は「面」で建物を支えているため比較的、頑丈です。
それぞれの面が「耐力壁」のような役割を持ち、地震や強風などの力(揺れ)を建物全体で受け止め、分散させるのです。
ツーバイフォー工法住宅のデメリット
「柱」で支える木造軸組工法の建物と比べると、間取りの自由度が低い点は、ツーバイフォー工法住宅のデメリットといえるでしょう。
建物の耐震性を守る「壁」が多い構造上、壁の撤去や、壁の面積が小さくなるリフォームは難しい場合があります。
ツーバイフォーリフォームのルール
ツーバイフォー住宅において、次のようにリフォームを行う上でのルールがあります。
ルール
- 耐力壁は90cm以上にし、建物の隅角部には90cm以上の壁を配する
- 住宅の角の部分には窓・ドアを設置できない
- 設置する窓・ドアの開口部分の幅は4m以内にする
上記の基準を守りながら、リフォームしなくてはいけないということです。
いずれの工事であっても、ツーバイフォーの施工知識がある業者に調査を依頼し、実施できるかどうか判断してもらうのが確実です。
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ツーバイフォーで間取り変更・増築・窓の増設は可能
間取り変更・増築・窓の工事は、いずれも工法のルールさえ守れば可能です。
ただし上述した構造上の理由から、万が一「建物を支える壁」に影響する工事を行うと、耐震性などに不安が生じてしまいます。
そのためルールの範囲で施工することが重要で、場合によってはご希望のプラン通りにはリフォームできない可能性があります。
間取り変更

<できる場合が多い例>
- 「子ども部屋を作りたい」などの理由で、壁を増やす
- 「間仕切り壁」の撤去
- 水回りのレイアウト変更(例:キッチンを対面式にする/トイレを移設する)
<できない場合が多い例>
- 一部の「耐力壁」の撤去・移動を伴う工事
ちなみに「耐力壁は動かせない」と思われがちですが、場合によっては「耐力壁を撤去後、ルールの範囲内で補強する」ことで間取りを変えることは可能です。
増築

窓やドア(開口部)の増設・拡張

<できる場合が多い例>
- 小さな窓を増やす
- 窓のサイズ・高さの変更 (※大きさや位置による)
<できない場合が多い例>
- 壁一面に大きな窓を設置する
- 既存の窓を大きくする (※大きさや位置による)
窓の拡張や増設は、状況によりますが「ルールの範囲内で施工しても問題ない」と判断された場合は、実現できます。
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ツーバイフォーリフォームの対応業者・工務店の探し方
実際に業者を探す際には「一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会」の会員を検討するのがおすすめです。
ツーバイフォー住宅の普及や、技術開発、優良な部材の利用促進などに力を入れている団体のため、リフォーム工事を任せやすいでしょう。
ツーバイフォーリフォームは対応できる業者が限られる
ツーバイフォーリフォームは、構造やルールを把握していないとリフォームしにくいため、木造軸組工法の住宅と比べて対応できる業者が少ないです。
当サービス『リショップナビ』では、日本ツーバイフォー建築協会の会員や、ツーバイフォー住宅の施工経験がある業者を、多数ご紹介しています。
見積もりや現地調査は基本的に無料ですので、気軽にご活用ください。
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ツーバイフォーのリフォームにかかる費用
ツーバイフォーで、水回りや外装をリフォームする際の費用目安は、次の通りです。
リフォーム内容 | リフォーム価格帯 |
|---|---|
50〜200万円 | |
14〜90万円 | |
50〜200万円 | |
15〜50万円 | |
15〜55万円 | |
塗装:50〜200万円 | |
塗装:35〜125万円 | |
フルリフォーム | 500〜1,600万円 |
特に、水回り設備や外壁・屋根は、10〜15年毎を目安にメンテナンスが必要となるため、年数が経過している場合は、それぞれのリフォームを検討するようにしましょう。
ツーバイフォー住宅のリフォーム事例
最後に『リショップナビ』の加盟業者が手がけた、ツーバイフォー住宅のリフォーム事例をご紹介します。
今回はツーバイフォー住宅のリフォームの中でも「トイレ・浴室、外壁・屋根、フルリフォーム」の3種類をピックアップしました。
実際にかかった費用や工事期間も掲載しているので、参考にしてくださいね。
トイレ・浴室のリフォーム実例
最後に『リショップナビ』の加盟業者が手がけた、ツーバイフォー住宅のリフォーム・リノベーション事例をご紹介します。
実際にかかった費用や工事期間も掲載しているので、参考にしてくださいね。
水漏れをきっかけにタンクレストイレへ交換

リフォーム費用 | 14万円 |
|---|---|
築年数 | ― |
工事期間 | 1日 |
タイル張りの浴室からユニットバスに

リフォーム費用 | 98万円 |
|---|---|
築年数 | 27年 |
工事期間 | 2日 |
新しいユニットバスと浴室窓のリフォーム

リフォーム費用 | 190万円 |
|---|---|
築年数 | ― |
工事期間 | 6日 |
外壁・屋根のリフォーム事例
破損したスレート屋根に、金属屋根を重ね葺き

リフォーム費用 | 90万円 |
|---|---|
築年数 | 21年 |
工事期間 | 5日 |
スレート屋根に破損箇所があったため「塗装か重ね葺きで、改修してほしい」とご依頼をいただきました。
屋根の下地はしっかりしていたため、重ね葺き(既存の屋根の上から、新しい屋根材をかぶせる工法)を実施。
かぶせた屋根材には、超高耐久のガルバリウム鋼板屋根『スーパーガルテクト』を採用しました。
外壁と屋根を塗装してイメージチェンジ

リフォーム費用 | 105万円 |
|---|---|
築年数 | 29年 |
工事期間 | 30日 |
外壁の経年劣化が目立ってきていたため、屋根と一緒に、きれいに塗装することに。
屋根のカラーは、赤茶色からモスグリーンに変更しました。
>> この事例の詳細を見る
住宅をフルリフォームした事例
水回りの移設&LDKのフルリフォーム

リフォーム費用 | 600万円 |
|---|---|
築年数 | 12年 |
工事期間 | 21日 |
2階に設置されていた水回りの設備を、全て1階に移設し、交換しました。
LDK・ユニットバス・和室・玄関・廊下など、広範囲を改装しています。
>> この事例の詳細を見る
全面リフォームで、対面キッチンと豊富な収納を実現

リフォーム費用 | 1,000万円 |
|---|---|
築年数 | 35年 |
工事期間 | 60日 |
お住まいの内部を全面的にリフォーム。
お客様の「壁向きのキッチンを対面式にして、隠せる収納を付けたい」というご希望を具現化しました。
キッチンを移動するに辺り、換気扇ダクトに梁型(はりがた)が必要となったため、古民家のようなデザインに仕上げています。
大好きなバイクを眺められる住空間

リフォーム費用 | 1,300万円 |
|---|---|
築年数 | 28年 |
工事期間 | 120日 |
バイクが趣味のご主人の「バイクを毎日眺められるように」という願いを叶えるため、リビングから見える窓に、中央部分を開口できる4枚建ての引き違い窓を施工。
間取りを見直し、洗面脱衣室のレイアウト変更なども行いました。
ツーバイフォー住宅のリフォームは『リショップナビ』へご相談
制約が多いイメージのあるツーバイフォー住宅でも、ツーバイフォー工法に精通した施工業者であれば、きっとご要望に合うリフォームプランを提案してくれるはずです。
まずは「リビングが暗いから大きな窓を付けたい」「広いLDKにしたい」など、リフォーム業者に相談することから始めてみましょう。
今よりも快適で理想的な空間を、ぜひ手に入れられるとよいですね!
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