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給湯器のよくある水漏れ原因6つ
そもそもなぜ給湯器から水漏れするのか気になりますよね。
給湯器のよくある水漏れ原因は、次の6つです。
- 老朽化による劣化
- 配管の凍結
- 施工ミス
- 給湯器の水抜き
- エコキュートの結露
- 長期間の未使用
各原因について詳しく解説するので、給湯器の水漏れでお困りの方はぜひ参考にしてください。
老朽化による劣化
給湯器から水漏れする原因には、老朽化による劣化が挙げられます。
一般的に給湯器の寿命は「8〜10年」です。
使用年数が長くなるとゴムパッキンが劣化・破損し、水漏れを引き起こす原因になります。
また使用年数が長くなるとナットが緩みやすくなるので、水圧に耐えきれず水漏れを起こす場合もあります。
基本的に老朽化による水漏れは、専門業者による修理や交換が必要です。
給湯器の使用年数が長い場合は、修理をしても他の箇所が不具合を起こす恐れがあります。
そのため、新しい製品に交換する方が費用を抑えられる可能性があります。
既存の給湯器を8年以上使用している方は、専門業者と相談しながら新しいものに交換することを検討しましょう。
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配管の凍結
給湯器の配管が凍結してしまうと、水漏れにつながる恐れがあります。
配管の中にたまっている水が凍結すると、配管内部が膨張して配管を破裂させてしまうことがあります。
凍結による水漏れは、凍結した水が溶ける暖かい日に発覚しやすいので、原因に気づきにくいかもしれません。
数日内に急激な気温の低下があった場合は、配管の凍結を疑いましょう。
寒い地方では配管にあらかじめ凍結防止が施されているため、配管の凍結による水漏れは発生しにくいです。
逆に暖かい地方の方が凍結防止対策を十分にしていないので、いつもより冷え込んだときに凍結しやすくなっています。
施工ミス
給湯器設置の際に正しく配管の取り付けが行えていないと、そこから水漏れが発生する恐れがあります。
設置・修理後すぐに水漏れする場合もあれば、少し時間が経ってから配管が負荷に耐えられず水漏れする場合もあるようです。
給湯器を交換したばかりの場合や修理をしたばかりの場合は、施工ミスを疑いましょう。
設置時の施工ミスであれば、設置した施工業者が無償で修理対応してくれる場合がほとんどです。
給湯器設置・修理後に何か不具合があった場合は、工事を行った業者になるべく早く連絡をして対応してもらいましょう。
給湯器の水抜き
給湯器が水漏れしていても、故障ではないケースがあります。
「水抜き栓」という給湯機内部の余分な水を排水するための器具が作動している場合です。
給湯器本体の凍結予防として水抜き栓から水が漏れることがあります。
また、長い間給湯器を使用していないと内部の圧力が高まってしまうため、水を出すことで減圧することがあります。
水抜き栓から一時的に排水されている場合は、正常な機能なので特別な対応は必要ありません。
ただし水抜き栓からの水漏れが長く続く場合や、大量の水が漏れている場合は故障の恐れがあるので注意が必要です。
水抜き栓が正常に作動していない場合は業者に連絡をして、対応してもらいましょう。
エコキュートの結露
エコキュートを利用していると、結露が生じることがあります。
朝方だけヒートポンプの周りが水漏れしていると感じた場合は、水漏れではなくエコキュートの結露が原因であることが大半です。
結露であれば、特に対処する必要はありません。
ただし、1日中エコキュートのヒートポンプ周辺が濡れている場合は、水漏れしている恐れがあります。
結露ではなく、水漏れの疑いがある場合は、業者に点検してもらいましょう。
長期間の未使用
旅行などの理由により長期間、給湯器を使用していなかった場合、水漏れが発生しているケースがあります。
水漏れの原因が水抜き栓からの排水であれば問題ありません。
ただし、冬場であれば凍結が原因で配管から水漏れしていることもあります。
冬に長期にわたって給湯器を使用しない場合は、給湯器内の水抜きをしておくなど凍結対策をしておきましょう。
給湯器の水漏れは放置してはいけない
給湯器の水漏れを放置してしまうと、事故になる恐れがあるので必ず業者に連絡し適切な対処をしましょう。
給湯器の水漏れの放置による事故には、次の3つがあります。
- 不完全燃焼による一酸化炭素中毒
- 電気系統のショート
- 集合住宅での階下漏水
各事故について解説していきます。
事故防止のためにご確認ください。
不完全燃焼による一酸化炭素中毒
給湯器の水漏れを放置してしまうと、ガスが不完全燃焼を起こしてしまい、一酸化炭素中毒に陥る恐れがあります。
水を温めるバーナーに水がかかっていると不完全燃焼が起こってしまいます。
一酸化炭素はにおいや色がなく、感知できないので、密閉された空間にいれば気づかないうちに命に関わる重大な事故につながるでしょう。
一酸化炭素中毒は気づかないうちに自分や家族を危険にさらすことになるので「まだ使えるから」といって故障を放置してはいけません。
屋外に設置してある給湯器でも浴室の窓から室内に入り込む恐れもあるので、屋外にある場合でも注意が必要です。
給湯器の水漏れは一酸化炭素中毒につながる恐れがあるので、水漏れが発覚した場合は速やかに業者に連絡し対応してもらいましょう。
電気系統のショート
給湯器の水漏れが原因で、電気系統に水がかかりショートしてしまう恐れがあります。
電気系統のショートや漏電をしてしまうと、火災につながる危険性があります。
給湯器が水漏れしていた場合は、すぐに使用をやめて本体の電源を落としましょう。
集合住宅での階下漏水
給湯器の水漏れは、近隣住民とのトラブルにもつながります。
給湯器から漏れ出す水の量が増えてしまうと、集合住宅では下の階や隣のベランダに水が流れてしまう恐れがあります。
このような場合トラブルに発展しやすいので、できるだけ早く対処しましょう。
給湯器が水漏れをした時の対処方法
水漏れ発覚後の対応を間違えてしまうと、機器の劣化や思わぬ事故を引き起こしてしまう恐れがあります。
給湯器が水漏れをした時は次の手順で対処しましょう。
1. 給湯器の運転を止める
2. 水漏れしている箇所を確かめ、原因を特定する
3. 元栓をしめて給湯器本体の電源を落とす
4. 業者に連絡する
各手順について詳しく解説するので、給湯器の水漏れでお困りの方はぜひ参考にしてください。
1. 給湯器の運転を止める
給湯器の水漏れが発覚した時、給湯器を使用している場合は給湯器の運転を停止しましょう。
水漏れしたまま使用し続けると、機器の劣化が早くなったり、事故やトラブルになったりする恐れがあります。
一酸化炭素中毒や電気系統のショートなどの事故を防ぐためにも、使用中であっても速やかな運転の停止が必要です。
2. 水漏れしている箇所を確かめ、原因を特定する
次に水漏れをしている箇所を確認します。
水抜き船からの一時的な排水の場合は、特に気にしなくても問題ありません。
水漏れしている箇所がわかると原因の特定につながり、業者に修理を依頼する際に的確に状況を伝えられます。
まずは水漏れを起こしやすい「本体のカバー下」と「パッキンの接続部分」を確認してみましょう。
ただし水漏れしている箇所を確認をするだけで、自分で修理はしてはいけません。
給湯器の修理には専門的知識が必要なので、知識のない状態で作業するとトラブルや事故になるリスクが高くなります。
3. 元栓をしめて給湯器本体の電源を落とす
水漏れの発生元が確認できたら、給湯器の給水元栓を締め、本体のコンセントを抜くか本体内部のブレーカーを落とします。
元栓をしめて電源を落とすことで、水漏れを一旦完全に止められます。
給水元栓の場所がわからない場合や固くなってしまいバルブが回せない場合は、水道メーター付近の止水栓を閉めるとよいでしょう。
ただし水道メーター付近の止水栓を閉めてしまうと、家中で水が使えなくなってしまうので注意が必要です。
4. 業者に連絡する
1~3が完了したら、給湯器の修理をしている専門業者に連絡しましょう。
給湯器の修理は知識のない状態では修理できないので、自分で修理しようとはせずに必ず業者に依頼してください。
無闇に給湯器をいじると、水が電気系統に触れてショートしてしまい火傷をしたり、不完全燃焼によって発生した一酸化炭素中毒になったりする危険性があります。
また業者に連絡する際は、水漏れの発生元や漏れ出ている水の量など状況を伝えることでスムーズに対応してもらえます。
給湯器の水漏れはどこに連絡する?
給湯器の水漏れは次の3つの業者から選び、修理・交換を依頼します。
- ガス会社
- 給湯器メーカー
- 給湯器販売・修理業者
業者によって対応スピードや保証内容が異なるので、ホームページや比較サイトを活用してしっかりと確認しましょう。
賃貸物件にお住まいの場合は、業者に連絡する前に大家さんや管理会社に連絡する必要があります。
賃貸物件で経年劣化の水漏れが発生した場合、大家さんや管理会社が修理を依頼することがほとんどです。
手順3まで完了したら、大家さんや管理会社に連絡し、修理を依頼してもらいましょう。
給湯器の水漏れ修理の費用
給湯器の水漏れ修理の費用相場は、1~4万円です。
正確な費用を知るには、実際に給湯器を点検してもらって見積もりする必要があります。
給湯器の水漏れ修理の費用には、交換する部品代に加え、作業料金や主張料などが含まれています。
費用を少しでも抑えたい方は、相見積もりをとるのがおすすめです。
また使用年数の長い給湯器は、故障箇所や必要な対応が増えてしまい修理費用が高くなる傾向があるので注意しましょう。
給湯器を交換する場合の費用相場
給湯器を交換する場合の費用相場は、業者や取りつける製品によって大きく異なります。
当サービス『リショップナビ』の紹介会社で給湯器の交換をした方の中では、10〜30万円の費用がかかっていることが多いようです。
まったく同じ給湯器であっても、会社によって得意な機器が違うため割引金額が異なります。
安く抑えたい場合には複数社に見積もり依頼をし、比較してみるとよいでしょう。
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給湯器交換の事例
給湯器交換の事例を3つご紹介します。
費用や施工日数の参考にチェックしてみましょう。
リンナイの壁掛けタイプ
リフォーム費用 | 約15万円 |
---|---|
施工日数 | 1日 |
住宅の種類 | 一戸建て |
採用メーカー・シリーズ | リンナイ |
お湯が使えないのは緊急を要するトラブルなので、早急に使えるように在庫の給湯器を使用して半日で工事を完了させました。
新しい給湯器はリンナイの壁掛けタイプを採用しています。
>> この事例の詳細を見る
ノーリツ・壁掛けオート24号エコジョーズ
リフォーム費用 | 約20万円 |
---|---|
施工日数 | 1日 |
住宅の種類 | 一戸建て |
採用メーカー・シリーズ | ノーリツ |
内部で水漏れが発生し、安全装置が稼働し動かなくなっていました。
電気系統は正常でしたがハード面は破損していたので、3時間で工事を行い給湯器を使えるようにしました。
新しい給湯器はノーリツ「壁掛けオート24号エコジョーズ」を採用しています。
>> この事例の詳細を見る
ノーリツガス給湯器
リフォーム費用 | 約21万円 |
---|---|
施工日数 | 1日 |
住宅の種類 | 一戸建て |
採用メーカー・シリーズ | ノーリツ |
11年使われていたので、修理するより新しいものに交換する方をおすすめしました。
新しい給湯器は、ノーリツガス給湯器「GT-C2462SAWX」を採用しています。
>> この事例の詳細を見る
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給湯器が水漏れをしたら速やかに対処をしましょう
給湯器の水漏れが発覚したら、元栓をしめて給湯器の電源を落とし、水漏れ箇所を確認しましょう。
対処せずに水漏れを放置していると、漏電や一酸化炭素中毒などの事故につながる恐れがあります。
給湯器の修理は専門知識がないと事故につながるリスクがあるので、自分では作業せずに、業者に修理・交換を依頼しましょう。
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