マンションの給湯器の寿命は?
マンションの給湯器の寿命は、約8〜10年とされています。
また、寿命自体はあくまで目安であり、使い方や頻度によって年数は前後します。
給湯器を毎日使うご家庭も多いでしょう。
そのような中で、突然お湯が出なくなると非常に困りますよね。
故障してからでは遅いので、給湯器の寿命が近付いたら交換を検討しましょう。
>> お湯が出ない?給湯器の故障原因と対処法を解説
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マンションの給湯器を交換するタイミング7つ
次の症状が見られた場合は、マンションの給湯器を交換するタイミングです。
- お湯の温度が安定しない
- 追い焚きができない
- 給湯器から異音がする
- 給湯器から水漏れする
- 給湯器から煙が出る
- お湯が出るまでに時間がかかる
- パネルにエラーコードが表示される
給湯器よってはガス漏れや不完全燃焼を起こす恐れもあるため、異常を確認したら速やかに使用を中止してください。
>> 給湯器の水漏れに今すぐできる対処法は?原因と正しい対処法をご紹介
>> リフォーム会社の選び方とは?比較のポイントやおすすめ業者の口コミも公開
>> 追い焚きできないお風呂の原因と対策!簡単に解決する方法を徹底解説
また、給湯器を交換した方が良いかは、業者にチェックしてもらいましょう。
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マンションの給湯器を交換する費用相場
給湯器の交換費用はメーカーや機種、販売業者などによって異なります。
参考までに、20号屋外据え置きガス給湯器の費用相場を紹介します。
詳細は次の通りです。
種類 | メーカー希望価格 |
---|---|
追い焚き機能なし |
|
追い焚き付き エコジョーズ オートタイプ |
|
追い焚き付き エコジョーズ フルオートタイプ |
|
>> 給湯器交換の工事費用相場!号数・サイズ別の価格はいくら?
>> エコキュートとエコジョーズ徹底比較!どっちがおトク?
業者によっては、メーカー希望価格よりも割引して交換してくれる場合もあるため、複数の業者に見積もりしてもらうと良いでしょう。
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マンションの給湯器を交換する時の流れ
マンションの給湯器を交換する時の流れは、賃貸か分譲かによって異なります。
それぞれの具体的な流れを解説しますので、ご自身の住まいにあわせて参考にしてください。
賃貸マンションの場合
賃貸マンションの給湯器を交換する際は、まず貸主である管理会社や大家さんに連絡しましょう。
賃貸マンションの場合は、給湯器の所有権も貸主にあり、給湯器の交換手続きや費用の負担は貸主が行います。
ただし、誤った使い方や故意に故障させた場合は、借主が交換費用を負担する恐れがあります。
詳細については一度貸主に連絡し、その後の流れを確認してください。
分譲マンションの場合
分譲マンションの場合は、所有権はご自身にあるため、原則給湯器の交換を自ら行わなければなりません。
ただし、共有部分に給湯器が設置されていることも多く、交換作業に制限がかかる恐れもあります。
お住まいのマンションに適した給湯器を設置しなければならない場合もあるため、不安な方は一度マンションの管理会社や管理組合に相談しましょう。
ご自身で業者に依頼する際は、次にご紹介する注意点5つを参考にしてください。
マンションの給湯器の交換を業者に依頼する際の注意点5つ
マンションの給湯器の交換を業者に依頼する際の注意点は、次の5つです。
①指定給水装置工事事業者の認可の有無
ガス給湯器を交換するには、ガス工事や水道工事の資格が必要です。
そのため、給湯器を交換業者を選ぶ際は、資格の有無を確認したうえで工事を依頼してください。
あわせて、指定給水装置工事事業者として認可されているかもチェックしましょう。
また、資格や認可の有無については、ホームページ上で公開している場合が多いので、事前に目を通してください。
ホームページがない場合や公開していない場合は、電話で質問したり、許可証を見せてもらったりするなど、安全な業者であることを確認してから契約しましょう。
②追加工事の必要性
給湯器を交換する際に、給湯器以外の追加工事が必要になる恐れがあります。
例えば、給湯器のリモコンや配管などは、交換作業とは別で費用が必要になるかもしれません。
工事後に追加費用が発生した場合、契約トラブルに発展するケースもあります。
見積もりを依頼する際は、給湯器の交換費用だけでなく総額でいくらかかるのか確認し、見積もり書を作成してもらいましょう。
③工事保証の内容
業者に依頼したとしても、100%ミスなく工事できるとは言い切れないため、事前に工事保証の内容を確認しておきましょう。
具体的には、次のことが挙げられます。
- 保証費用はかかるか?
- 保証期間はどのくらいか?
- 保証の範囲はどの程度か?
- 保証が適用される条件はあるか?
保証内容を確認しておけば、万が一工事中にトラブルが発生しても不安を軽減できるでしょう。
④アフターサービスの充実度
給湯器の交換を依頼する際は、アフターサービスの充実度にも注意しておきましょう。
なぜなら、トラブルなく交換できたとしても、後日不具合が生じる恐れがあるためです。
アフターサービスが充実していれば、不具合が生じてもすぐに対応してくれる分、安心して任せられます。
また、工事保証と同様に、アフターサービスの内容も業者によって異なるため、見積もりを依頼する際に確認しましょう。
さまざまな業者のアフターサービスを比較するには、複数の業者に一括で見積もりを依頼できる相見積もりがおすすめです。
⑤マンションで使用可能な給湯器の確認
マンションの給湯器を交換する際は、使用可能な給湯器の種類を確認しましょう。
賃貸の場合は、事前に管理会社に連絡する必要があるため、その際に給湯器の種類を確認できます。
一方で分譲マンションの場合は、ご自身で業者に交換を依頼しなければいけません。
ただマンションにより、給湯器の種類やサイズが制限がされている恐れがあるため、分譲の場合でも管理会社や組合などに相談した方が無難です。
マンションの給湯器の寿命を長持ちさせる方法3つ
マンションの給湯器の寿命を長持ちさせる方法は、次の通りです。
①お湯を使わない時は水栓レバーを水側に回す
お湯を使わない時は、水栓レバーを水側に回しておくと給湯器を長持ちさせることが可能です。
レバーがお湯側に回っているとお湯を使用しない時でも、給湯管に冷たい水が通ってしまいます。
本来はお湯が通る場所に水が通ると、温度差によって配管が痛みやすくなってしまうため、お湯を使わない時は水栓レバーを水側に回しておきましょう。
②定期的に掃除する
給湯器を長持ちさせるためには、定期的な掃除が大切です。
掃除自体は各箇所にたまっているゴミを取り除く程度で良いので、こまめに行いましょう。
また、排気口にゴミがたまり詰まると、不完全燃焼を起こす恐れがあるため、特に注意してください。
そのほか、給湯器本体やリモコンなども、定期的に掃除して汚れを落としましょう。
③凍結対策をする
給湯器の凍結対策を行うことで、給湯器の寿命を長持ちさせられます。
配管内部の水が凍結すると、中で膨張し配管を破裂させる恐れがあります。
特に内部の配管が故障した際の修理費用は高額になるため、注意しましょう。
また、具体的な凍結対策として、次のことが挙げられます。
- 冬場は少量の水を出したままにする
- 配管用ヒーターや断熱材を使う
- 給湯器の水抜きをする
いずれも簡単な対策になるため、適宜実行すると良いでしょう。
マンションの給湯器の寿命が近付いたら業者に交換を依頼しよう!
今回は、マンションの給湯器の寿命について解説しました。
マンションの場合は、賃貸と分譲で対応が異なります。
給湯器はご自身で直すのが難しいため、修理業者に依頼するのがおすすめです。
また、安心できる業者を選ぶためにも、事前に注意点を確認してください。
業者に依頼する際は相見積もりをして、ご自身の状況に合った業者を見つけましょう。
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