お風呂・浴室リフォームの
人気メーカーや費用相場はこちら ▶
給湯器交換に使える補助金一覧と申請方法
給湯器交換・設置で利用できる補助金制度について解説します。
補助金の多くは、夏から秋にかけて受付が終了してしまう傾向があるため、計画的に申請スケジュールを組むことをおすすめします。
給湯器交換に利用できる補助金制度は下記表の3つです。
制度名 | 補助額 | 申請期間 |
---|---|---|
高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金 | ● 家庭用燃料電池(エネファーム):15万円/台 ● 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機 (ハイブリッド給湯機):5万円/台 ● ヒートポンプ給湯機(エコキュート):5万円/台 【補助上限】 戸建住宅:いずれか2台まで 共同住宅等:いずれか1台まで |
2023年3月下旬~予算上限に達するまで |
こどもエコすまい支援事業 | 27,000円/戸 | 2023年3月下旬 ~ 予算上限に達するまで |
自治体の給湯器補助金 (制度例:住宅における省エネ・再エネ設備導入支援事業補助制度) |
● エネファーム、太陽熱利用システム、蓄電システムV2H:10万円/件 ● 地中熱利用システム:40万円/件 ● 高断熱窓:補助対象経費の5分の1(上限10万円) |
2022年7月8日から2023年3月7日まで |
※令和4年度の住宅における省エネ・再エネ設備導入支援事業補助制度の受付は終了しました。
※「こどもエコすまい支援事業」は予算上限に達したため、2023年9月28日をもって交付申請(予約を含む)の受付を終了しました。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
それぞれ、解説していきます。
高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金
こちらは、家庭のエネルギー消費量で大きな割合を占める給湯分野の補助金制度です。
高効率給湯器の導入支援を行うことで、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的としています。
補助金制度名 | 高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金 |
---|---|
対象となる住宅の種類/申請者 | ● 戸建、共同住宅等関係なく、住宅に高効率給湯器を設置する事業が対象 |
概要・要件 | ● 消費者等に対し、家庭でのエネルギー消費量を削減するために、必要な⾼効率給湯器の導⼊に係る費⽤を補助 ● 補助対象:⾼効率給湯器(ヒートポンプ給湯機、ハイブリッド給湯機、家庭⽤燃料電池) ※※省エネ法に基づくトップランナー制度における省エネ基準を満たすもの等に限る |
補助金額 | ● 家庭用燃料電池(エネファーム):15万円/台 ● 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機 (ハイブリッド給湯機):5万円/台 ● ヒートポンプ給湯機(エコキュート):5万円/台 【補助上限】 戸建住宅:いずれか2台まで 共同住宅等:いずれか1台まで |
申請受付期間 | 2023年3月下旬~予算上限に達するまで |
対象契約期間 | 2022年11月8日~遅くとも2023年12月31日 |
※出典:給湯省エネ事業公式サイト
申請に必要な書類
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」を申請するには、次の書類が必要となる予定です。
● 契約書の写し
● 着工前写真(日付入り)
● 機器設置後写真(日付入り)
● 給湯器の個別番号(品番等)が確認できる写真や書類など
ただ2023年4月時点で必要書類は未定です。申請する際は、公式サイトなどで確認してから申し込みましょう。
申請手続き
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」を申請する方法は下記の通りとおりです。
1. 工事の契約2. 着工前に手続代行者の基礎情報を事務局に必ず登録
3. 工事着工
4. 工事着工後に補助金の予約申請が可能(任意)
5. 工事完了
6. 手続代行者は、全ての工事完了後に事務局に交付申請
7. 事務局の審査が完了次第、交付決定
こどもエコすまい支援事業
こどもエコすまい支援事業は、エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯を対象としています。
高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、省エネ投資の下支えを行い、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。
※「こどもエコすまい支援事業」は予算上限に達したため、2023年9月28日をもって交付申請(予約を含む)の受付を終了しました。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
補助金制度名 | こどもエコすまい支援事業 |
---|---|
対象となる住宅の種類/申請者 | ● こどもエコすまい支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする方 ● リフォームする住宅の所有者等であること |
概要・要件 | ● エコキュート:JIS C9220:2018に基づく年間給湯保温効率、または年間給湯効率が3.0 以上(ただし寒冷地仕様は 2.7 以上)であること ● エコジョーズ:急騰暖房器にあたっては、給湯部熱効率が94%以上であること ● エコフィール:油だき温水ボイラーにあっては、連続給湯効率が94%以上であること ● ハイブリッド給湯器:熱源設備は電気式ヒートポンプとガス補助熱源機を併用するシステムで貯湯タンクを持ち、年間給湯効率(JGKAS A705)が102%以上であること |
補助金額 | 27,000円/戸 |
申請受付期間 | 2023年3月下旬 ~ 予算上限に達するまで |
対象契約期間 | 2022年11月8日~交付申請まで |
申請に必要な書類
「こどもエコすまい支援事業」を申請するには、下記の書類が必要です。
● こどもエコすまい支援事業補助金 共同事業実施規約● 工事発注者の本人確認書類
● 工事発注者の本人と家族構成の確認ができる住民票(世帯票)の写し
● 不動産売買契約書
● 不動産登記の全部事項証明書
● 安心R住宅調査報告書
ただし、場合によっては必要のない書類もあります。
工事内容によっては他の書類が必要になる場合もあるので、申請する前に工事事業者や事務局に確認しましょう。
申請手続き
「こどもエコすまい支援事業」を申請する方法は次の通りです。
1. こどもエコすまい支援事業者に登録済みの事業者に工事の問い合わせをする2. 工事請負契約の締結
3. 共同事業実施規約の締結
4. 【事業者】工事着手
5. 【事業者】交付申請の予約(任意)
6. 【事業者】工事完了
7. 工事費の精算
8. 【事業者】交付申請
9. 交付決定のお知らせ
10. 【事業者】事務局へ実績報告
11. 【事業者】補助金交付額確定通知
12. 補助金の受取
自治体の給湯器補助金
給湯器の補助金は、国の補助金の他に各自治体が実施している補助金もあります。
制度例として埼玉県の「住宅における省エネ・再エネ設備導入支援事業補助制度」を紹介します。
補助金制度名 | 住宅における省エネ・再エネ設備導入支援事業補助制度 |
---|---|
対象となる住宅の種類/申請者 | 対象住宅:既存住宅(地中熱利用システムのみ新築(分譲住宅含む)も対象) 対象設備:蓄電システム、V2Hは太陽光発電設備 |
補助金額 | ● エネファーム、太陽熱利用システム、蓄電システムV2H:10万円/件 ● 地中熱利用システム:40万円/件 ● 高断熱窓:補助対象経費の5分の1(上限10万円) |
申請受付期間 | 2022年7月8日(金曜日)から2023年3月7日(火曜日)まで |
※出典:埼玉県ホームページ
申請に必要な書類
「住宅における省エネ・再エネ設備導入支援事業補助制度」を申請するには、下記の書類が必要です。
● 交付申請書(県HPよりダウンロード)● 住民票(コピー)
● 契約書の写し(リースを除く)
● 建物の登記事項証明書または固定資産税公課証明書または評価証明書(コピー)
工事内容によっては、上記以外の書類が必要になる場合があります。
補助金の利用を検討している方は「埼玉県 環境部 エネルギー環境課」まで問い合わせてください。
申請手続き
「住宅における省エネ・再エネ設備導入支援事業補助制度」を申請する方法は下記の通りとおりです。
1. 施工業者の選定・見積もり
2. 交付申請
3. 交付決定
4. 設備工事着工・完了
5. 実績報告
6. 補助額確定
7. 補助金交付
\詳しい業者を探したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
地域によっては省エネ家電への買い替えでポイントがもらえる
省エネ家電への買い替えでポイントがもらえる地域があります。本記事では、東京都と千葉県で実施している制度を紹介します。
制度名 | 東京ゼロエミポイント | ちば省エネ家電購入応援キャンペーン |
---|---|---|
対象地域 | 東京都 | 千葉県 |
概要 | 省エネ性能の高いエアコン、冷蔵庫、給湯器またはLED照明器具への買替えに対し、商品券等に交換可能な「東京ゼロエミポイント」を付与します。 ※インターネット購入も対象 |
家庭のエネルギー費用負担の軽減を図るため、省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫等の購入者に対し、キャッシュレス決済サービスで使えるポイントの付与等による支援キャンペーンです。 |
付与ポイント | 高効率給湯器:10,000pt (2023年4月1日以降の場合:12,000pt) |
● 15万円以上の購入 :3万ポイント(円相当) ● 10万円以上15万円未満の購入:2万ポイント(円相当) ● 5万円以上10万円未満の購入:1万ポイント(円相当) |
対象製品 | ● 2019月1日(火)以降購入分
エコキュート:JIS C9220に基づく年間給湯保温効率または年間給湯効率が3.0以上(寒冷地仕様は2.7以上)であること。 ● エコジョーズ:給湯部熱効率94%以上であること。 ● エコフィール:連続給湯効率が94%以上であること。 ● ハイブリッド給湯器:熱源設備は電気式ヒートポンプとガス補助熱源機を併用するシステムで貯湯タンクを持ち、年間給湯効率(JGKAS A7050)が102%以上であること。 |
● 購入対象期間中にキャンペーン参加店舗で購入した下記の製品が対象 ● 電気給湯器(エコキュートに限る):統一省エネラベル4つ星以上 |
対象期間 | 〜2023年度末まで | 2023年1月6日〜終了未定 |
手続き方法 | 1. 東京ゼロエミポイント公式サイトでアカウントを作成する 2. 申請者ポータルのマイページより必要情報を入力 3. 本人確認書類の画像を添付 4. 入力した申請者情報を確認 5. 対象家電等の情報を入力 6. 申請書類を添付 7. 申請内容に誤りがないか確認 8. 完了 |
1. キャンペーン参加店舗で対象品目の省エネ家電製品を購入 2. 購入したキャンペーン参加店舗から「申請チケット」を受け取る 3. チケットに記載の2次元コード等にアクセスし、申請内容を入力する 4. 承認後、受取メールが届くので、キャッシュレスポイント等と交換する |
東京都や千葉県にお住まいの給湯器交換を検討している方は、上記のポイントをぜひ活用してみましょう。 他の地域にお住まいの方は、自治体のホームページなどでご確認ください。
給湯器補助金の対象となる商品例
ここまで給湯器交換で活用できる補助金を紹介してきました。「補助金の対象となる製品がわからない」と困る方もいますよね。
そこで本章では、国が実施している「こどもエコすまい支援事業」「給湯省エネ事業」の対象となる商品として次の3点を紹介します。
● 三菱電機株式会社 エコキュート「SRT-B375」
● パナソニック エコキュート「HE-JPU37KQS」
● 株式会社ノーリツ ハイブリッドふろ給湯システム「HP-2020BL」
他の商品について気になる方は「住宅省エネ2023キャンペーン公式サイト」をチェックしてください。
三菱電機株式会社 エコキュート「SRT-B375」
製品名 | SRT-B375 |
---|---|
価格 | 810,000円(税別) |
セット構成品 | ● SRT-BT375 ( 三菱 エコキュート 貯湯ユニット ) ● SRT-MU415-B ( 三菱 エコキュート ヒートポンプユニット ) |
パナソニック エコキュート「HE-JPU37KQS」
製品名 | JP シリーズ パワフル高圧 フルオート |
---|---|
タンク容量 | 370L(3~5人用) |
価格 | 1,025,200円 |
主な機能 | ● エコキュート専用アプリ ● 無線LAN搭載コミュニケーションリモコン(台所リモコン) ● ステンレス配管採用 ● 電気料金プランかんたん設定 ● ピークセーブ機能 ● ダブルピークカット機能 ● ピークシフト設定 ● ソーラーチャージ ● 温浴セレクト ● AIエコナビ ● リズムeシャワープラス ● ぬくもりチャージ ● 配管洗浄 ● キレイキープコート ● ダブル真空断熱材 ● 4本脚 耐震設計技術 ● ECHONET Lite AIF認証対応 ● HOME IoT(AiSEG)対応 ● 昼間沸き上げ停止 ● 給湯ガイド ● 自動お湯はり ● 自動保温、自動たし湯 ● 追いだき ● たし湯、高温たし湯 ● シンプル画面 ● 入室サイン |
株式会社ノーリツ ハイブリッドふろ給湯システム「HP-2020BL」
製品名 | HP-2202 BL |
---|---|
価格 | 353,100円 |
タンク容量 | 140L |
主な機能 | 給湯 お風呂沸かし 温水暖房 |
\詳しい業者を探したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
補助金を受け取る際の注意点
補助金を受け取る際の注意点は下記の2つです。
● 申請しても確実にもらえるわけではない
● 各補助金によって条件や申請方法が異なる
上記の注意点について詳しく解説します。
申請しても確実にもらえるわけではない
申請したからといって、必ず補助金をもらえるわけではないという点に注意しましょう。
基本的に各補助金制度には予算が組まれているため、予算額に到達すると補助金支給は終了となります。
補助金給付者を決める方法は、「抽選方式」と「先着順」の2通りです。利用する際は補助金のホームページをしっかりと確認しましょう。
各補助金によって条件や申請方法が異なる
各補助金によって条件や申請方法は異なる点にも注意が必要です。
ネットのみで申請可能な補助金がある一方で、書類の提出が必要になる補助金もあります。
補助金の種類によっては、着工前に手続きが必要なものもあります。補助金の活用を検討している方は、まず各補助金公式サイトや問い合わせ窓口に確認しましょう。
\詳しい業者を探したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
給湯器を交換する際の工事費相場
給湯器を交換する際の費用相場は下記の表の通りです。
【暖房機能なしの場合】 | ||
---|---|---|
種類 | メーカー希望価格 | 割引後の価格 |
追い焚き機能なし | 17~20万円 | 5~15万円 |
追い焚き付き エコジョーズ オートタイプ |
32~37万円 | 7~26万円 |
追い焚き付き エコジョーズ フルオートタイプ |
35~40万円 | 10~28万円 |
【暖房機能付きの場合】 | ||
---|---|---|
種類 | メーカー希望価格 | 割引後の価格 |
追い焚き機能なし | 33~35万円 | 10〜25万円 |
追い焚き付き エコジョーズ オートタイプ |
41〜43万円 | 13~30万円 |
追い焚き付き エコジョーズ フルオートタイプ |
44~45万円 | 14~32万円 |
補助金を活用してお得に給湯器交換をしよう
給湯器の交換には、国や自治体の補助金が利用できる可能性があります。 国が実施している給湯器交換に利用できる補助金は下記の2つです。
●「 高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」
●「 こどもエコすまい支援事業」
上記の補助金制度はどちらも2023年3月下旬から申請可能になっているので、現在給湯器交換を検討している方にぴったりです。
国の補助金は予算額に達すると受付を終了してしまいます。特に夏から秋にかけて終了することが多いため、補助金利用を検討している方は早めのに申請がおすすめです。
自治体の場合は、お住まいの地域で実施しているかどうかを問い合わせる必要があります。
補助金を上手に利用して、お得に給湯器を交換しましょう。
\詳しい業者を探したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
リショップナビは3つの安心を提供しています!
-
ご希望にあった会社をご紹介!
お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。
-
しつこい営業電話はありません!
紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。
-
見積もり後のフォローも致します
ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。