オープンキッチンで後悔?知っておきたいメリット・デメリットを解説

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オープンキッチンで後悔?知っておきたいメリット・デメリットを解説

更新日:2024年03月21日

リフォーム後のオープンキッチン

開放感があるキッチンとしてオープンキッチンが人気を集めています。オープンキッチンはおしゃれな印象があり、憧れている方もいるでしょう。
しかし、オープンキッチンを導入した方の中には、後悔したという声もあります。
そこで本記事ではオープンキッチンの種類や魅力、後悔しないための注意点を解説します。
オープンキッチンの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

オープンキッチンとは

オープンキッチンのイメージ

オープンキッチンとは、リビング・ダイニングとキッチンの間に壁がなく、ひとつなぎになっているキッチンです。

おしゃれで開放感がある、広々とした印象になるのが特徴です。

オープンキッチンの種類

オープンキッチンの種類

オープンキッチンは、5種類に分けられます。

それぞれ解説していきます。

アイランド型

オープンキッチンのアイランド型

>> この事例の詳細はこちら(YouTube)

アイランドキッチンとは、キッチン本体が壁から離れており、「島」のように独立しているキッチンです。

キッチンの両サイドから出入りできるため、効率のよい生活動線を確保できます。

アイランドキッチンのリフォーム費用相場は、次の通りです。

アイランドキッチンの費用相場
(壁付けから変更する場合)
150〜200万円

次の記事では、アイランドキッチンの費用や特徴について解説しています。

アイランドキッチンを検討している方は、併せてご覧ください。

>> アイランドキッチンのリフォーム価格やメリット・デメリット

対面I型

オープンキッチンの対面I型

対面I型キッチンは、コンロ前が壁になっており、油はねや水はねを防止できるのが特徴です。

高めのカウンターを設置すれば、開放感を残しつつ、手元が隠せます。

対面I型キッチンのリフォーム費用相場は、次の通りです。

対面I型の費用相場
(壁付けから対面に変更する場合)
100〜200万円

次の記事では、対面I型キッチンの費用や特徴について解説しています。

対面I型キッチンを検討している方は、併せてご覧ください。

>> I型キッチンの交換リフォーム費用やレイアウト・工夫の仕方

ペニンシュラ型

オープンキッチンのペニンシュラ型

>> この事例の詳細はこちら(YouTube)

ペニンシュラキッチンとはキッチンの片側のみが壁に接しており、半島のように突き出たキッチンです。

対面I型と似ていますが、対面I型よりカウンターの奥行きが広いのが特徴です。

奥行きが広いため、カウンターで食事をしたり、ダイニング側を収納スペースとして活用したりできます。

ペニンシュラキッチンのリフォーム費用相場は、次の通りです。

ペニンシュラキッチンの費用相場
(壁付けから変更する場合)
60〜200万円

次の記事では、ペニンシュラキッチンの費用や特徴について解説しています。

ペニンシュラキッチンを検討している方は、併せてご覧ください。

>> ペニンシュラ型キッチンのおしゃれな実例や後悔しないためのコツ

Ⅱ型

オープンキッチンのⅡ型

Ⅱ型キッチンとは、シンクとコンロが分かれた2列型のキッチンです。

シンク側とコンロ側にそれぞれ作業スペースがあるため、複数人でも作業できます。

Ⅱ型キッチンのリフォーム費用相場は、次の通りです。

Ⅱ型の費用相場
(壁付けから対面に変更する場合)
150〜250万円

次の記事では、Ⅱ型キッチンの費用や特徴について解説しています。

Ⅱ型キッチンを検討している方は、併せてご覧ください。

>> Ⅱ型キッチンの特徴やリフォームのポイント、価格相場を解説

L型

オープンキッチンのL型

L型キッチンとは、名前の通りL字型に配置したキッチンです。

壁に接している面が1面のタイプ(オープンキッチン)と2面のタイプ(壁付けキッチン)があります。

下ごしらえや洗い物・調理といった作業をする際に、効率的な動線を確保しやすいです。

L型キッチンのリフォーム費用相場は、次の通りです。

L型キッチンの費用相場 54〜200万円

次の記事では、L型キッチンの費用や特徴について解説しています。

L型キッチンを検討している方は、併せてご覧ください。

>> L型キッチンの特徴とコーナー活用アイデア

オープンキッチンの魅力・メリット

魅力的なオープンキッチン

オープンキッチンの魅力・メリットは、次の4つです。

開放感がある

オープンキッチンの大きな魅力は「開放感」です。

壁に向かって使用するキッチンは目の前に壁や収納があるため、閉鎖的な印象になりがちです。

オープンキッチンは、リビング・ダイニングと一体化した開放的な印象になります。

広々とした空間で調理や家事をしたい方にぴったりです。

おしゃれな印象になる

オープンキッチンには、おしゃれな印象に仕上げやすいメリットがあります。

キッチンをインテリアの一部として、リビング・ダイニングと統一した空間に仕上げられます。

リビング・ダイニングからキッチンが見えるため、お気に入りの食器や調理器具を飾り「みせるキッチン」を表現可能です。

コミュニケーションが取りやすい

オープンキッチンはリビング・ダイニングを見渡せるため、家族とコミュニケーションが取りやすくなっています。

家族の様子を見ながら調理・作業ができるため、小さなお子様がいるご家庭でも安心です。

また、お客様が来たときに、作業しながらコミュニケーションが取れるのも魅力の1つですね。

配膳がしやすい

オープンキッチンは目の前に壁や仕切りがないため、配膳がしやすいというメリットがあります。

対面にダイニングがある間取りなら、カウンターに完成した料理を並べられます。

また、ダイニングがキッチンと横並びなら、カウンターをまわらずに配膳可能です。

間取りに合わせて活用できるのがオープンキッチンの魅力です。

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オープンキッチンの注意点・デメリット・対策

オープンキッチンのデメリット

オープンキッチンの注意点・デメリットは、4つあります。

それぞれについて対策も併せて解説していきます。

キッチンが丸見え

オープンキッチンは開放的であるゆえに、リビング側からキッチンが丸見えになりやすいです。

キッチンには、調味料のボトルやシンクに溜まった洗い物など生活感があるものが多いため、見られたくない方も多いでしょう。

キッチンが丸見えになる問題点と、その対策を次の表にまとめてみました。

問題点 対策
生活感のある調味料や食材が見える
  • ● パントリーやブレッドケースなどの収納を設置する
  • ● 調味料は統一したシンプルな容器に移し替える
シンクに溜まった洗い物が見える
  • ● 食洗機を導入する
作業台が見える
  • ● 対面I型にし、高めのカウンターを設置する

次の記事では、オープンキッチンで活用できるおすすめの目隠しアイディアを紹介しています。

オープンキッチンの導入を検討している方は、ぜひ併せてご覧ください。

>> オープンキッチンでおすすめの目隠しアイデア&実例

水・油はねや臭い・煙が広がりやすい

オープンキッチンは、水・油はねや臭い、煙に注意が必要です。

独立型のキッチンとは違い、キッチンとリビング・ダイニングの間に壁がないため、リビング・ダイニング側に水や油がはねたり、臭いや煙が広がったりします。

掃除の手間を増やさないためにも、オープンキッチンを導入する際は対策をしましょう。

水・油はねや臭い・煙の対策例は、次の表をご覧ください。

問題点 対策
水はね
  • ● シンクの奥に余白をつくる
  • ● 食洗機を導入し、洗い物をする回数を減らす
油はね
  • ● 油はねガードを設置する
  • ● コンロ前だけ壁を設置する
臭い・煙
  • ● コンロ前だけ壁を設置する
  • ● 性能の高いレンジフードを設置する

スペースが必要

オープンキッチンは独立型と比較すると、広めのスペースを確保しなければなりません。

特にアイランドキッチンの場合、キッチン本体も他のキッチンより大きめなのに加え、キッチン周りの通路分のスペースが必要です。

十分なスペースがないと動線が悪くなったり、リビング・ダイニングが狭くなったりします。

スペースの確保が難しい場合は、オープンキッチンの中でも比較的スペースを必要としない「対面I型」を検討してみてください。

収納が少ない

オープンキッチンには収納が少ないというデメリットがあります。

壁付け型や独立型のキッチンなら上部に吊り戸棚が設置できますが、オープンキッチンでは設置できない場合があります。

オープンキッチンの収納スペースを確保する方法は、次の通りです。

収納スペースを確保する方法
  • パントリーを設ける
  • 背面カウンターの上部に吊り戸棚を設置する
  • カフェやバーのようなオープンタイプの吊り棚を設置する

オープンキッチンの収納スペースでお困りの方は、キッチン収納をつくるポイントを解説した記事も、併せてご覧ください。

>> 失敗しないキッチン収納をつくるポイント

オープンキッチンの施工事例5選

オープンキッチンの施工事例

オープンキッチンの施工事例を5つご紹介します。

オープンキッチンの導入を検討されている方は、ぜひご覧ください。

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【事例①】モノトーン調のキッチンに

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 17年
施工日数 15日間
(キッチン:3日間)
リフォーム費用概算 約400万円
(キッチン:約100万円)

施主様の「キッチンをリビングが見渡せるようにしたい」とのご希望で、オープンキッチンにリフォームした事例です。
リクシルのシエラを採用しています。
リフォーム前のキッチンは目の前に壁があったため、壁や吊戸、カウンターを撤去し広々と見渡せるようにしました。
また本事例の施主様は、モノトーン調がお好みだったため、扉や壁を黒系の色で統一しています。

>> この事例の詳細はこちら

【事例②】シンプル&クールな空間に

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 25年
施工日数 75日間
(キッチン:2日間)
リフォーム費用概算 約1,600万円
(キッチン:150〜200万円)

キッチンはあえて見えるようにオープンキッチンを採用しました。
同じ空間でもメリハリがつくように足元には段差を設け、既存のコンクリート天井と同じコンクリート調で作成しています。
所々にブラックを採用したことで、空間が一気に引き締まり、シンプルかつクールでおしゃれな空間へと生まれ変わりました。

>> この事例の詳細はこちら

【事例③】スタイリッシュなキッチンに

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 16年
施工日数 50日間
(キッチン:45日間)
リフォーム費用概算 約835万円
(キッチン:約172万円)

キッチンの場所を変えて広いLDKにリフォームした事例です。
キッチンにはリクシルのアレスタⅡ型を採用し、スタイリッシュで広い作業スペースと収納を確保しています。
また、大容量の背面収納と脇にはパントリーも設置したため、家電や食器、保存用の食品も充分に保管できます。

>> この事例の詳細はこちら

【事例④】アイランドキッチンを主役にした空間に

住宅の種類 一戸建て
築年数 6年
施工日数 45日間
(キッチン:7日間)
リフォーム費用概算 約806万円
(キッチン:約179万円)

「動線を改善したい」とのご希望でキッチン・リビングをリフォームした事例です。

キッチンはアイランド型を採用しています。
導線の改善と併せて、リビングのご家族と会話がしやすくなるような明るいLDKになりました。

>> この事例の詳細はこちら

【事例⑤】ライフスタイルに合わせたリフォーム

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 10年
施工日数 30日間
リフォーム費用概算 約918万円
(キッチン:約185万円)

ご家族のライフスタイルに合わせて全面リフォームした事例です。
キッチンには開放感を出すために、リクシルの対面型キッチンを採用しています。
LDKも開放感のある空間の間取りに変更し、インテリアに合ったナチュラルモダンな内装で居心地のいい空間に変わりました。

>> この事例の詳細はこちら
>> リクシルのキッチンリフォーム事例一覧
>> シエラ(リクシル)のキッチンリフォーム事例一覧

オープンキッチンでおしゃれな空間をつくろう

おしゃれなオープンキッチン

オープンキッチンは、開放的なのが魅力的で、おしゃれな印象になりやすいという特徴があります。

また、リビング・ダイニングとの間に仕切りがないため、家族とコミュニケーションが取りやすいのも魅力のひとつです。

一方で、キッチンが丸見えだったり、臭いや煙がリビング・ダイニングに広がったりなどのデメリットがあります。

オープンキッチンの導入は、デメリットも考慮して検討しましょう。

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