アイランドキッチンの使いやすい間取り|事例7選をご紹介

更新日:2024年05月02日

アイランドキッチンのおすすめ間取り|ポイントと5つの事例を紹介

アイランドキッチンは、対面型キッチンのひとつで、調理スペースやコンロが独立していているキッチンです。広々とした調理スペースがあるのがメリットですが「スペースの確保が難しい」といった問題点もあります。
そこで本記事ではアイランドキッチンを設置するにはどれくらいの広さが必要なのか解説していきます。また、おすすめ間取りを事例と併せてご紹介しますので、アイランドキッチンの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

アイランドキッチンのおすすめ間取り

アイランドキッチンのおすすめ間取り

アイランドキッチンのおすすめ間取りは次の2つです。

  • ダイニングがキッチンの対面にある間取り
  • ダイニングがキッチンの横にある間取り

上記の間取りのメリット・デメリットについて、詳しく解説します。

ダイニングがキッチンの対面にある間取り

ダイニングがキッチンの対面にある間取り

ダイニングがキッチンの対面にある間取りは「楽しく家事をしたい方」にぴったりです。

メリットは「調理中でも家族とのコミュニケーションが取りやすい」ことです。
常にダイニングスペースが視界に入るので、家族の様子がすぐにわかります。

反対にダイニングがキッチンの対面にある間取りのデメリットは「家事動線が長くなる」ことです。

例えば、ひとりで調理から配膳まで行う場合、キッチンからダイニングまでの距離が少し長く感じることもあるでしょう。
ダイニングがキッチンの対面にある間取りは「家事効率よりも楽しく家事をしたい方」にあっています。

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ダイニングがキッチンの横にある間取り

ダイニングがキッチンの横にある間取り

ダイニングがキッチンの横にある間取りは「効率よく家事をしたい方」にぴったりです。

ダイニングがキッチンの横にある間取りのメリットは「配膳がしやすい」ことです。
家事動線が直線になり短くなるので、ひとりで家事をする場合でも効率よくこなせます。

反対にダイニングがキッチンの横にある間取りのデメリットは「家族の様子が視界に入りにくい」ことです。

例えばダイニングで宿題をしているお子様がいても、様子を見るには必ず横を向く必要があります。
時間に追われていると、家族の様子を見る余裕がなくなってしまいますよね。

上記のメリット・デメリットから、ダイニングがキッチンの横にある間取りは「家事の効率を重視したい方」にぴったりと言えます。

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アイランドキッチンの間取り作りポイント3選

アイランドキッチンの間取り作りポイント3選

アイランドキッチンの間取りを決める際は、ご自身の好みや重視するものを参考に検討しましょう。
アイランドキッチンの間取り作りポイントを3つ紹介します。

  • 周囲のサイズやスペースを考える
  • 導線を考える
  • 他のスペースとのバランスを考える

アイランドキッチンの間取り作りでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

>> アイランドキッチンのリフォーム価格と後悔しないためのポイント!

周囲のサイズやスペースを考える

アイランドキッチンは周囲の通路の確保が必要なので、広めのスペースが必要になります。

一般的にキッチン周囲の通路は「80〜90cm」程度必要といわれており、またアイランドキッチン自体の大きさは「300cm✕100cm以上」のものもあります。

キッチンにスペースをさきすぎると、ダイニングやリビングのスペースがなくなってしまうので、注意が必要です。

動線を考える

アイランドキッチンの間取り作りを検討する際は、家事動線についても考えてみましょう。

キッチンには、シンクとコンロ、冷蔵庫を結んだ「ワーキングトライアングル」という考え方があります。

ワーキングトライアングルの3辺の合計が3.6〜6m内で、かつ正三角形に近いほど作業しやすいといわれています。

このワーキングトライアングルも意識して検討しましょう。

>> 使い勝手のいいキッチンのレイアウトや間取りを詳しく解説!

他のスペースとのバランスを考える

キッチンの間取りを考える際は、キッチン以外の他のスペースとのバランスの考慮が必要です。

アイランドキッチンはサイズが大きく、存在感があります。

無理に大きなアイランドキッチンを設置すると、ダイニングテーブルが置けなかったり、ソファの大きさや置き方が制限されたりするケースがあります。

アイランドキッチンを導入する際は、他のスペースとの比率も考慮して検討しましょう。

>> 本当に使いやすいキッチンのサイズ・寸法は?

アイランドキッチンのメリット

アイランドキッチンのメリット

ここでは、アイランドキッチンのメリットについてご紹介します。

開放感がある

アイランドキッチンは閉鎖的ではなく、開放感があるため広々とした空間で気持ちよく料理を楽しめます。

キッチン周りを一周できる広々とした空間があり、正面に壁や棚がないので、周りを見渡せます。

広々としており、リビング・ダイニングと孤立していないので、調理時もキッチンにこもっている感じがありません。

複数人で調理がしやすい

アイランドキッチンには壁や仕切りがないので、複数人でキッチンにいても窮屈感がありません。

また正面に壁や棚がないため、正面からでも調理に参加しやすいです。

家事動線が確保しやすい

アイランドキッチンには、家事導線が確保しやすいというメリットがあります。

アイランドキッチンは周囲が通路になっているので、簡単に移動が可能です。

またダイニングをキッチンの横に配置すれば、配膳もしやすくなります。

コミュニケーションが取りやすい

アイランドキッチンは障害物がなく、家族とコミュニケーションをとりながらでも調理可能です。

アイランドキッチンには周りに壁や棚などの障害物がないので、リビングやダイニングの様子が見渡せます。

リビング・ダイニングから完全に分かれているキッチンの場合、ひとりっきりで調理や片付けをするということもあります。
しかしアイランドキッチンならリビングダイニングとの境目はほぼなく、調理中でも家族との会話を楽しめるでしょう。

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アイランドキッチンのデメリット

アイランドキッチンのデメリット

アイランドキッチンには、デメリットもあげられます。

デメリットを把握した上で、ご自身のライフスタイルにあっているキッチンか検討してみてください。

広いスペースが必要になる

アイランドキッチンはキッチンの周りに通路があるため、他のキッチンと比較すると広いスペースが必要になります。

壁付けキッチンをアイランドキッチンに置き換える場合、既存のスペースでは置き換えられないケースがあります。

一般的なキッチンは4.5畳程度とされていますが、アイランドキッチンは6畳程のスペースが必要です。

アイランドキッチンの導入を検討している方は、リビング・ダイニングとの広さの比率が変わってしまうことを把握しておきましょう。

>> キッチン通路の理想の幅は何cm?

キッチンがまる見え

アイランドキッチンには壁や仕切りがないため、料理中の手元やシンク、コンロが丸見えになりやすいです。

キッチンは調味料や洗剤など生活感のあるものが多くなりがちなので、収納を工夫したりこまめな片付けが必要になるでしょう。

手元が丸見えになるのが嫌な方は「腰壁」の設置がおすすめです。

腰壁は手元を隠すだけでなく、収納スペースやカウンターとしても利用できるので、利便性が上がるでしょう。

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《関連記事》
>> オープンキッチンにおすすめの目隠し対策をご紹介!

収納スペースが確保しにくい

アイランドキッチンには吊り戸棚が設置しにくいことがあるため、収納スペースが確保しにくいです。

そのため、調味料やキッチン用品などの収納場所や、食器棚を置く位置などもキッチンを設置する前に合わせて検討しておく必要があります。

>> キッチンの吊り戸棚を上手にリフォームするコツ!

汚れや匂いに注意が必要

アイランドキッチンでは壁や仕切りがないため、水・油はねの汚れや煙・ニオイがリビング・ダイニングに拡散してしまうことがあります。
そのためこまめな掃除が必要になるでしょう。

アイランドキッチンを導入する場合は、水・油はねガードや高性能レンジフードの設置をおすすめします。

強化ガラスのガードにすると、開放感を維持しつつ、水・油はねを防げるでしょう。

アイランドキッチンのリフォーム事例

アイランドキッチンのリフォーム事例

当サービス『リショップナビ』の加盟会社が施工した、アイランドキッチンのリフォーム事例を7つご紹介します。

アイランドキッチンの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

事例1:アイランドキッチンを主役に

住宅の種類 一戸建て
築年数 6年
施工日数 7日間
リフォーム費用概算 約179万円

キッチンの向きを変えることで、リビングの様子が見えてご家族と会話がしやすくなりました。

アイランドキッチンの横にダイニングを設置した間取りなので、配膳もしやすくなっています。

パナソニックの「ラクシーナ」を採用し、白を基調とした明るく開放的な空間が実現しました。

>> この事例の詳細を見る
>> パナソニックキッチン「ラクシーナ」の価格やセットプランを徹底解説

事例2:生活感のない広々とした空間に

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 15年
施工日数 7日間
リフォーム費用概算 約580万円

アイランドキッチンを導入することで、広々とした空間になりました。

また、ホテルのようなおしゃれな設備機器を設置し、生活感のない空間になっています。

>> この事例の詳細を見る

事例3:ダルメシアン柄のおしゃれなキッチンに

住宅の種類 一戸建て
築年数 29年
施工日数 90日間
リフォーム費用概算 約400万円

アイランドキッチンを導入したことで、スタイリッシュなキッチンに仕上がっており、広々とした空間がより開放的になりました。

>> この事例の詳細を見る

事例4:壁付けだったキッチンを憧れのアイランド型に

住宅の種類 一戸建て
築年数 30年
施工日数 60日間
リフォーム費用概算 約630万円

分断されていたリビングとダイニング・キッチンの壁を撤去し、広々とした空間にしました。

この事例では、アイランドキッチンの対面にダイニングを設置する間取りを採用しています。

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事例5:赤いタイルが可愛いアイランドキッチンに

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 20年
施工日数 14日間
リフォーム費用概算 約225万円

アイランド型のキッチンにすることで作業スペースを広げることが可能になりました。

作業スペースを広げたことで、お客様ご希望のガスオーブンを設置できました。

>> この事例の詳細を見る

事例6:スタイリッシュなアイランドキッチンに

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 30年
施工日数 60日間
リフォーム費用概算 約62万円

L型キッチンからリビングと一体感のあるアイランドキッチンに、間取りを変更しました。

壁材や床材、タイルなど一つひとつにこだわり、スタイリッシュな空間に仕上がっています。

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事例7:ステンレスのオリジナルキッチンに

住宅の種類 一戸建て
築年数 30年
施工日数 30日間
リフォーム費用概算 約100万円

開放感のある間取りにし、間仕切りを極力減らしています。

ステンレスのオリジナルキッチンも、スタイリッシュな空間にぴったりです。

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ポイントを押さえて自分好みのアイランドキッチンの間取り作りをしよう

ポイントを押さえて自分好みのアイランドキッチンの間取り作りをしよう

アイランドキッチンは広々とした調理スペースがあり、おしゃれでスタイリッシュなキッチン空間が作れますが、収納量の少なさや汚れ・匂いの拡散といった問題もあります。

アイランドキッチンを導入する場合は、デメリットや注意点をしっかりと理解してから検討しましょう。
またアイランドキッチンの間取りを検討する時に押さえておきたいポイントは、次の3つです。

  • 周囲のサイズやスペースを考える
  • 導線を考える
  • 他のスペースとのバランスを考える

アイランドキッチンは他のキッチンよりスペースを広く必要とするので、他のスペースとのバランスが重要です。

アイランドキッチンの導入を検討している方は、ポイントを押さえて自分好みの間取り作りをしましょう。

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