外壁塗装で人気の色12選!失敗しない色選びと汚れが目立たないおすすめ色をご紹介

更新日:2024年10月21日

外壁塗装 色のサムネイル

一戸建て(一軒家)などの外壁塗装で色選びをする際に「人気のカラーはどれ?」「汚れが目立たない、おすすめの色は?」など、気になる方は多いはず。
塗装が終わってから「こんなはずじゃなかった……」と失敗・後悔しないためにも「ポピュラーな人気色」や「塗料の選び方」「色見本の確認方法」などのポイントを、一緒にチェックしていきましょう!

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外壁塗装の人気カラー&色の選び方のポイント

本記事では、主に次のような内容を解説しています。

外壁塗装で人気がある色は?
最も人気がある色は「グレー」や「ナチュラルカラー」「ダークカラー」です。

また「グリーン」「ブルー」「ピンク」といった鮮やかなカラーも好評です。
汚れが目立ちにくい色/目立ちやすい色は?
汚れが目立ちにくいのは 「薄いグレー」「アイボリー」「クリーム色」「ベージュ」といった色でしょう。

一方、汚れが目立ちやすい傾向があるのは「白」「黒」「濃い原色系」です。
外壁塗装の色を選ぶときに注意することは?
近隣の色とのバランスや、サッシ・ドア・屋根との相性も考慮することなどです(詳細は、こちら)。

それでは具体的に、人気のある色・おすすめのカラーや塗料の選び方について、見ていきましょう。

外壁塗装で人気がある色12選

① 最も人気のある6色

最も人気があるのは、ナチュラルカラーやダークカラーです。

ベージュ
ブラウン/モカ
グレー
クリーム

② 次に人気のある6色

次いで需要が高いのは、「グリーン」「ブルー」「ピンク」といった鮮やかなカラーといえるでしょう。

グリーン
ブルー
ピンク
ネイビー
イエロー

それぞれの人気カラーの「メリット」や「おしゃれな施工事例」をご覧になりたい方は、こちらの記事も参考になさってくださいね。

>> 風水から見るおすすめしたい家の外壁の色とは?

外壁塗装で「汚れが目立たない色/目立つ色」は?

外壁の汚れが目立ちにくい色、目立ちやすい色

汚れが目立ちにくい色・目立ちやすい色をそれぞれ確認してきましょう。

汚れが目立ちにくい色=薄いグレー・ベージュ・アイボリー・ブラウン

汚れが目立ちにくいという点で、一番好まれているのは薄いグレーです。
次いで、アイボリー・クリーム色・ベージュ・薄目のブラウンは、長持ちさせやすい色の代表格になります。

コケの汚れが目立たない色にしたい場合は、薄いグリーンも適していますよ。

外壁の汚れの原因となるのは、中間色のもの(カビ・コケ・砂ぼこり)などが多いため、これらの汚れの色と差が少ない「淡い色」や「落ち着いた色」が好相性といえるでしょう。

汚れが目立ちやすい色=白・黒・原色(赤や青など)

白や黒は人気の高いカラーではありますが、一方で汚れが目立ちやすい色でもあります。
手入れやメンテナンスを頻繁に行える自信がなければ、避けておくほうが安心かもしれません。

どうしても白系の色にしたい場合は「オフホワイト」を選ぶと無難です。

また赤や青などの原色は、紫外線の影響で色あせしやすい傾向があります。
個性のあるカラーを採用したい場合には、淡いブルーなどを選ぶとよいでしょう。

>> 色あせしにくい/しやすい外壁の色とは?

光触媒塗料で塗装するという選択肢もある

汚れにくさを重視したい場合、立地によっては「光触媒塗料を塗る」という選択肢もおすすめです。

光触媒塗料には、外壁に付着した汚れを雨水で流す「セルフクリーニング機能」があり、太陽光や雨が当たる環境下で効果を発揮します。

>> 光触媒塗料の価格・メリット・デメリット
>> 光触媒などの外壁塗料の種類・特徴・価格

ツートンカラーで色分けする場合のコツ

外壁の色を2色で塗り分けるツートン・バイカラーにする際は、6:4~7:3程度の割合で塗り分けるのが望ましいです。
(外壁をおしゃれなツートンカラーにするコツは、こちらの記事で解説しています。)

「上下で分けるか」「バルコニーなどの出っ張った部分だけに異なる色を塗るか」でも、大きく印象が変わりますよ。

外壁を「何色で塗装するか」考える際に注意したい5つのこと

外壁塗装の色の選び方と注意点

ここからは、外壁塗装の色の選び方と、失敗を防ぐために注意するべきポイントについて解説していきます。

① 近隣とのバランスを考える

お好みの色がある程度決まったら、お住まいの近くを散歩してみましょう。
まずは「向こう3軒両隣」や「道路の向かい側3~4軒」の写真を撮影し、周りにある建物とのカラーバランスを考えます。

立地条件にも配慮する必要があります。
例えば、大通りに面している場合は「汚れが目立ちにくい色」にするのが無難ですし、緑が多い場所であれば「グリーンと調和する色」の外壁が合いますね。

② 景観ガイドラインに用心を

市区町村によっては、街の景観を損なわないために外壁などの色を決まりに沿ったものしか使用できない「景観ガイドライン」が定められています。

例えば、東京都練馬区では「緑と調和した色彩(川沿いの建物なら、水辺の自然景観と調和した色彩)を使う」などのルールがあります。

初めて外壁の色を塗り替える際には特に、お住まいの地域に景観ガイドラインがあるかどうか確認しておきましょう。

地域密着型の塗装業者に相談すると、景観ガイドラインに沿った上で、お好みに近い色に仕上げるための提案をしてくれるかもしれませんね。

③ 屋根・サッシ・ドアの色との相性も重要

屋根・サッシ・ドアなどの色との相性を考えることも重要です。
「外壁の色を変えたら、屋根とのバランスが悪くなってしまった」と後悔することがないよう気をつけたいですね。

④ 軒天井も塗装する場合は、外壁よりも薄めの色を選ぶ

軒天井には原則として、外壁よりも薄い色を使うとよいでしょう。

影になる部分のため、軒天井(軒下)は暗く見えてしまいがちです。
白や薄い色で塗装しておくと、重い印象にならず、立体感を出しやすくなります。

⑤ 施工写真を見るときは影の具合も参考にする

気になっている色で塗装した建物の写真を見る機会があれば「影になっている部分」と「日が当たっている部分」をそれぞれ見てみましょう。

「晴れている日はきれいだけど、曇りの日は思っていた以上に暗くなってしまう色だった」という失敗を回避しやすくなりますよ。

>> 外壁塗装の失敗例は?事前に対策できることを解説

施工写真で、影になっている箇所(屋根の下部分など)は「曇っている日の色の見え方」の目安になります。
一方、日が当たっている箇所は「晴れている日の色合い」だと判断できますよね。

「塗料選び」「色見本の見方」の4つの注意点

色選びと色見本の見方

ある程度「何色で塗装したいか」が決まってきたら、次は「採用する塗料製品」を決めるときの注意点もチェックしておくと、より安心です。

① ツヤの有無について考慮する

外壁塗装は、ツヤの有無でも印象が大きく変わります。
塗料を選ぶ段階で、ツヤの有無も考えておきましょう。

各塗料のツヤの有無は、メーカーが製造する時点ですでに決まっており、基本的には【ツヤ消し(=ツヤ無し)・三分ツヤ・五分ツヤ・七分ツヤ】の中から選べます)。
(※塗料製品によって、ツヤの選択肢は異なります。)

もしも塗料のツヤの具合を確認できる機会がある場合は、晴れているときに明るい場所で見てくださいね。

② 面積や光の加減によって、色の見え方は異なる

「色見本」や「カラーシミュレーション」を使用する際には、次の点を念頭に置いておきましょう。

面積(大きさ)が違うと、別の色に見える場合がある

全く同じ色であっても「小さな面積で見た場合」と「大きな面積で見た場合」とでは、実は見え方が異なります。
下の画像で、確認してみましょう。

明るい水色の四角形(大・小)と、暗い青色の四角形(大・小)
【図A】明るいカラー 【図B】暗いカラー
面積が広くなるほど、より明るく、鮮やかな色に見える傾向があります。 面積が広くなるほど、より暗く、くすんだ濃い色に見えやすいです。

(※この現象は「色の面積効果」と呼ばれています。)

小さなサンプルやカタログを見て塗料の色を選んだ場合、実際に外壁塗装をしてみると「イメージしていた色と違う」と感じる場合があるのです。

色選びの際には、可能であればリフォーム業者に「A4サイズの色見本」を用意してもらうことをおすすめします。

屋外に出て、外壁に色見本を当てるのが◎

色見本を部屋の中(=電気の下)でご覧になる場合が多いと思いますが、外壁は本来、太陽光に照らされるものです。

そのため色見本は、外に出て太陽光に当てながら確認すると、実際の仕上がりに近い色をイメージしやすくなります。

ご自宅の外壁に色見本を直接当ててみて、屋根や玄関ドアとの相性も細かく確認しておくとよいでしょう。

晴れていて日がよく当たるときの見え方と、雨や曇天のときの見え方もチェックできるのが望ましいですね。

③ 色見本やシミュレーションのイメージと違うことがある

パソコンやスマートフォンで「カラーシミュレーション」が行われることも多いですが、シミュレーションで見た色は参考程度にしてくださいね。

塗料の色と、画面に表示される色はまったく同じ色ではありませんし、ご利用になる機種や、ディスプレイ(画面)の色・明るさ設定などによっても、見え方は全く異なるためです。

また実際の仕上がりは施工してみるまでは分からないというのが現状です。
「大きなサイズの色見本を取り寄せても、イメージした通りに仕上がるとは限らない」ことも、意識しておくとよいですね。

>> 外壁塗装の色見本の種類|失敗しない色選びのコツと事例もご紹介

④「試し塗り」で確認することも可能

正式に工事の契約をした場合は、実際に外壁「試し塗り(試験塗り)」を行えるケースがあります。
可能であれば、1㎡以上の広い範囲に試し塗りをしてもらった上で、晴天・曇天の日のどちらの状態も確認したいですね。

「中塗り」の後に変更できる場合もある

外壁塗装では一般的に「下塗り」をした後に「上塗り」の塗料を2度塗っていくものです。
塗装業者によっては、一度目の上塗り(=「中塗り」と呼ばれます)を終えた際に、養生シートを外した状態を見せてくれる場合があります。

この「中塗り」をした段階の色味を見て、どうしても他の色に変えたくなった場合は 「同じ塗料製品の色違い」で、かつ「下に塗った色よりも濃いカラー」であれば、変更してもらえるケースがあります。

ただし、一度設置したシートを再びつけ直すなどの作業が発生するため、その分の料金は別途かかります。

ご興味があれば「中塗り後に確認させてもらえるか」を事前にリフォーム会社に質問しておくとよいでしょう。

色・塗料を決める際は外壁塗装業者のアドバイスも参考に

どのような場合であっても、最終的にどんな色や塗料にするかは、経験豊富な業者ときちんと相談しながら決めることも大切です。

「この塗料がおすすめ」「屋根の色とも好相性」「ご予算的にも最適」など、プロに背中を押してもらうことで、安心して選びやすくなるでしょう。

外壁は立派な家の顔です。
何度もリフォームできる場所ではないため、じっくり時間をかけて、ぜひ納得のいく色を選んでくださいね。

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