外壁塗装業者の選び方・注意点・トラブル対策まとめ!悪質業者にだまされないために

更新日:2023年12月22日

塗装をする職人

外壁塗装業界には、実は悪質な業者がたくさん存在しており、特に最近は、高齢者がいる家庭での被害が多いことが問題となっています。大切な住宅のリフォームだからこそ、ずさんな工事や高額請求といったトラブルは避けたいものです。そこで、良い外壁塗装業者の選び方や注意点、悪質業者かどうかの見分け方、よくある手抜き工事の実態、万一トラブルになってしまった場合の対策まで、まとめてご紹介します!

この記事の目次

外壁塗装はどこに頼むと良い?業者の選び方とは?

住宅のリフォームを行う企業には、ハウスメーカーや工務店、ホームセンター、総合リフォーム会社、塗装業者、水回り工事専門店など、色々な形態の会社があります。

塗装をする職人

その中でも外壁塗装を依頼する場合には、塗装業者、もしくは塗装経験があるリフォーム会社を選ぶことをおすすめします。

外壁用の塗料にはいろいろな種類があり、今ある建物の旧塗膜や下地によって、適した塗料や施工方法が異なります。
そのため、塗装リフォームの経験に長けた業者に任せることが望ましいです。

ただし、塗装業者を名乗る営業マンが自宅に来て「すぐに塗装するように」と提案された/「実績がある当社の塗料なら30~40年以上は持ちます」と勧誘された、などという場合には、悪質な業者である可能性があるため注意が必要です。

外壁塗装は悪質業者が多いため注意!その理由は?

塗装をする職人

「外壁塗装ほど手抜きをしやすい工事はない」と言われているほど、外壁塗装業界には悪質な業者が多く存在しています。

「故意に手抜き工事をされた」「材料の質や工事品質に見合わない、高い費用を請求された」といったトラブルが多いのですが、理由としては以下のような点が挙げられます。

理由①定価がない

塗装工事には、定価がほぼ存在しません。
外壁塗装費用の内訳は、塗料代や塗装工事の人件費の他、足場の設置・解体費用や、業者によって異なる諸経費なども含まれるため、相場がはっきりと決まっていないのです。

また、使用する塗料のクオリティーによって値段に差があります。
さらに外壁の面積や劣化具合によって、塗布する量や補修内容も変わってくるため、他の建物を塗装した場合と比較することができないのです。

理由②塗装工事の品質が判断できない

ひび割れ

リフォーム完了時には手抜き工事をされたことに気づかず、数年後に塗膜が激しく劣化してきてから初めて「実は、質の低い工事をされていた」と発覚する例も多くあります。

一般の方にとって塗装した直後の外壁は、明らかに色ムラがある/表面に凹凸やひび割れがある、といった状態でない限り、きちんと施工できているように見えてしまうためです。

理由③外壁の劣化は外から見えるため、飛び込み営業しやすい

家の中と違って、外壁の劣化は、外を歩いている人にも見えてしまいます。
そのため突然訪問して、「早くリフォームしたほうが良いですよ」と営業しやすいのです。

とりわけ地震や台風の直後には、外壁のひび割れや雨漏りの不安をあおる業者が増える傾向があります。

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訪問販売は特に警戒を!悪質業者がよく使う7つの手口

ここからは、よくある悪質業者の手口について解説します。

特に、連絡もなく突然訪問営業をされた場合には警戒したほうが良いでしょう。
『独立行政法人 国民生活センター』の発表によると、「訪問販売によるリフォーム工事」の相談件数は、2021年だけでも9,734件もあることが分かっています。

訪問販売は特に警戒を!悪質業者がよく使う7つの手口

中でも60歳以上の高齢者が契約させられた事例が非常に多く、不審に思ったご家族からの問い合わせで判明したケースもあり、深刻な問題となっています。

実際に、塗装業者から勧誘された場合や、これから見積もりを依頼する場合にも、以下のようなケースに当てはまらないか、チェックしてみてください。

①外壁の状態を大げさに悪く言い、不安感をあおる

「外壁がかなり劣化しているので、すぐに工事を始めないと倒壊する」「早急に塗り替えないと、大変なことになる」などの言葉で、不安を過剰にあおってくる業者には気をつけましょう。
天災があった後などに、訪問業者がよく使う手口の一つです。

慌ててリフォームしたくなってしまうかもしれませんが、外壁は、チョーキング現象や大きなクラック(ひび割れ)があるなど、よほどわかりやすい症状が出ていない限りは、今すぐに塗り替えないと家全体が危険ということはありません。

>> 外壁のチョーキング現象は、放置すると危険?
>> 外壁を補修・修理したい!費用・方法・業者の探し方は?

家を守ってくれる大切な外壁だからこそ、緊急性をやたらと強調してくる業者には依頼せず、じっくり落ち着いて施工会社を選びましょう。

②契約を急かす

契約書

「今日中に決めてください」などと契約を急かす業者も要注意です。
冷静な判断ができない内に、契約を結ぼうとしている可能性があります。

絶対にその場で契約はせず、「家族と相談する」「他の業者と比較したい」といった理由を伝え、一旦帰らせてしまいましょう。
良心的な業者であれば、後から「再度、見積もりをお願いしたい」と連絡しても、親切な対応をしてくれるはずです。

③「キャンペーン特別価格」などと大幅な値下げをする

「キャンペーン中なので、今すぐ契約してもらえれば、特別に半額にする」「この地域のモニターになってくれれば特別価格にする」などと、大幅な値下げをしてくる場合も注意が必要です。

例えば「通常の値段設定は300万円、半額なら150万円になるからお得!」と思わせておきながら、念のため他の業者にも見積もりを依頼すると「本当は90万円の費用で済む工事だった」と判明したケースがあります。
また、一見安く見える価格を提示して、人件費や塗料代を削減した粗悪な工事を行う可能性もあります。

④外壁塗装の耐久年数が長すぎる

外壁塗装は一般的に、10~15年の周期で塗り替えが必要になります。
よほど耐久性に優れた塗料を使用しても、最長で20~25年前後で寿命が来ます。
そのため「40年持ちます!」「永久に美しさが続きます!」などの売り文句は信じてはいけません。

施工実績がないオリジナル塗料を勧められる場合も、耐久力のない塗料を使おうとしている可能性があるため、用心しましょう。

>> 外壁・屋根用塗料9種類の特徴・価格の比較まとめ

⑤「足場0円」とかたっている

外壁塗装の工事では、ほとんどの場合、足場の設置費用がかかります。
設置する範囲にもよりますが、数十万円必要になることも少なくはありません。
この高額なイメージが強い足場を「0円」とアピールする業者もありますが、安全で丁寧な施工をするためには、足場は欠かせないものです。

足場を設置する職人

ほんの一部の補修でない限り、足場を作らないで良質な塗装工事ができることは滅多にありません。
また、これほどの金額がかかる足場を無料で設置できることはあり得ないため、別の費用項目に上乗せしている可能性も考えられます。

>> 外壁塗装で必須!足場の単価・価格はどの位?

いずれにしても「足場代が0円」と勧誘してくる業者は信頼できるものではありません。
ただし、足場の設置スペースがない場所での施工時には、ゴンドラやクレーンを使って作業する業者もいるため、見積もり内容に、足場もしくはゴンドラなどの費用が含まれているか、まずは確認してみましょう。

⑥工事費用の全額先払いを要求してくる

リフォーム費用の支払いは工事前と工事後の分割、もしくは全額後払いが主流です。

先に全額先払いを要求してきた場合、ずさんな工事を行う、または着工せず持ち逃げする可能性があります。
契約時に全額先払いを要求された場合、いったん保留したほうが無難です。
その後、他の業者と比較して慎重に判断しましょう。

⑦追加工事の提案

優良業者なら現場調査をしっかり行うため、工事開始してから追加工事は基本的に発生しません。
ただし、内部の雨漏りのような契約時点では発見が困難な箇所に瑕疵がある場合もあります。

悪質業者の手口には、訪問営業によって軽めの施工を行った後、「屋根の瓦が傷んでいるから、早急に工事しないと地震で倒壊してしまう」と不安をあおるように大袈裟なことを言って、高額な工事を迫ってくるというのもあります。

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優良業者か否かをチェックするための5ポイント

良い塗装業者の見分け方についても、知っておくことが大切です。
具体的にリフォームの打ち合わせをする際には、以下の点を確認してみましょう。

①資格・建設業許可を保有していると安心

刷毛で外壁塗装する業者

外壁塗装業は、資格を持っていなくても運営できてしまうのが現状です。
良質な業者かどうかを判断するためには、以下のような資格を保有しているスタッフが在籍する業者を選ぶと良いですよ。

● 建設業許可(塗装工事業許可)
● 塗装技能士(1級・2級)
● 外壁劣化診断士
● 外壁塗装マイスター
● 雨漏り診断士、など

いずれも、しっかりとした知識や技術を持った人が取得できる資格で、建物の劣化状況に合った的確な提案をしてくれます。

②工事の期間が短い場合は要注意!

天候にもよりますが、一般的な戸建て住宅の外壁塗装の工期は、1~4週間程度かかります。

工事スケジュールの目安について、質問しておきましょう。
あまりにも短い期間で設定されている場合には、手抜き工事をされる危険性があります。

③提示された見積書の内容は適切か

外壁塗装では基本、ひび割れなどを補修する下地調整作業が行われ、その後「3回塗り」を行います。
主に、1回目に下塗り塗料、2回目と3回目には上塗り塗料が使われることが多く、4回塗りを推奨する丁寧な業者もいます。

見積書

見積書を提出されたら、どの箇所に、どのような塗料を何回塗ってもらえるのか、細かくチェックしておきましょう。

なお、すべての工事内容をまとめて「一式」という表現で提示する業者もいるので、詳細が記載されていない場合には、内訳がいくらか聞いてみると良いですね。

>> ここだけは見て!"リフォーム見積書" 8つのチェックポイント

④実際の塗装現場を確認させてもらえるか尋ねる

外壁塗装の手抜き工事には「きちんと下地処理や3回塗りを行わない」「塗料を正しい量よりも薄めて使う」といった例が多いため、工事中の現場を見せてもらえるか尋ねておくと無難です。

可能であれば、今施工中の現場を見学させてもらえるかどうか聞いてみましょう。
なおマナーや技術がある職人であれば現場を整理整頓しているはずなので、見学の際には、作業場が散らかっていないかもチェックしておくと確実です。
見学が難しい場合には、以前リフォームした現場の写真を見せてくれる会社もたくさんあります。

塗装工事の現場

ちなみに、施主の方が留守にしている際のリフォーム現場の写真をすべて撮影し、完工後にアルバムにまとめてプレゼントしてくれる業者もいるので、このようなサービスがあれば、工事当日に立ち会えない方でも安心ですね。

⑤保証条件・瑕疵(かし)保険への加入はどうなっているか

工事完了後の保証があるかどうか、施工不良があった場合はどこまで直してもらえるのか、どういったアフターフォローをしてくれるのか、といった点を確認することも非常に重要です。

塗装工事の保証には、塗料メーカーによる「メーカー保証」と、塗装業者の施工品質に関する「工事保証」と2種類あるので、詳細な内容についても確認しておきましょう。

また「リフォーム瑕疵保険」対応の業者であれば、第三者から保証付きの検査をしてもらえるので、万が一工事中や工事後に不具合があった場合でも、問題点を解決できます。

>> リフォームの瑕疵保険とは?加入保険料・対象工事・業者の探し方

なお当サイト『リショップナビ』でも、リフォーム瑕疵保険に対応している塗装業者を多数ご紹介しておりますので、お気軽にご相談くださいね。

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複数社に見積もりを依頼し、比較することが大切

見積書

適正価格で正しい塗装工事をしてくれる業者を見極めるためには、複数の業者に見積もりを依頼し、提案されるリフォームプランを比較することが肝心です。

3~5社の見積書を比較することによって、ご自宅の外壁塗装にかかるだいたいの費用相場や、適切な塗料、必須になる工事・不要な工事などの基準を判断することができます。

>> リフォーム相見積もりのマナー・注意点

業者によって得意分野もサービス内容も様々

各塗装業者・リフォーム会社によって、提供しているサービス内容は多種多様です。

例えばリショップナビには、工事完了時に保証書を発行している会社や、人体にも環境にも優しい「水性塗料」を推進している会社などがあります。

「雨漏り診断が得意」「断熱・遮熱塗料である『ガイナ』の実績が豊富」というスキルが高い業者もいますし、「リフォームローンの相談にも乗ってくれる」「女性プランナーが対応してくれる」など、塗装以外の内容も充実している会社も数多いです。

価格・技術力・丁寧さはもちろん大切ですが、他にも優先したいことや興味深いサービスがないか、考慮しながら業者を選ぶと良いですね。

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知っておきたい!外壁塗装でありがちな6つの手抜き工事

以下からは、実際に多い手抜き工事について、ご紹介します。

担当者が誠実そうに見えたとしても油断せず、工事が始まったら以下のような不正行為がないか、なるべく見に行くようにしましょう。

①高圧洗浄の手抜き

通常、塗装の前には、高圧洗浄で外壁の汚れをしっかり落とします。
この高圧洗浄の作業を、わざと省略する、あるいは手短に済ませる、といった手抜きのケースがあります。

汚れがある状態で塗装をしてしまうと、凸凹した仕上がりになる、塗装が剥がれやすくなる、というトラブルが起こります。

②下地処理・補修作業の手抜き

塗装前に、外壁のひび割れや凸凹の補修作業が行われていなかった、という事例もあります。
この補修作業を省くと、塗料がきれいに付着せず、塗膜の耐久年数が短くなってしまいます。

③見積書に記載している塗料を使わない

見積書や契約書に記載した塗料よりも、グレードが低い塗料で施工をして、コストを抑える手口もあります。
工事の当日に、実際に使用している塗料の缶を見せてもらうと良いでしょう。

>> 外壁塗装の見積書で注意すべき5項目とは?

④塗料を必要以上に薄めて使う

塗装作業の際には、油性塗料であればシンナーで、水性塗料であれば水で薄めてから使用します。
製品ごとにシンナーや水の比率は定められているのですが、規定より多い量の水で塗料を薄めて、材料費を減らす手口も多く見られます。

また、全体的に塗料を薄く塗ったため、丈夫な塗膜が作られなかった、という例もあります。

⑤塗装の回数を減らす

本来3回塗りをしなければいけないところを、実際には2回塗りで済ませる業者もいます。

特に、2回目と3回目に同じ塗料を使用する場合、塗装が終わった後では塗った回数の判断が付きにくいため、作業している工程をこまめに確認しに行けると理想的です。

⑥高圧洗浄後や塗装後の乾燥時間を待たない

高圧洗浄後や塗装後には、その日の気温や湿度の状況に合わせて、一定の時間、乾燥をさせなくてはいけません。
乾燥が不十分の状態で重ね塗りをしてしまうと、塗料が定着せず、塗膜が剥がれやすくなってしまいます。

ところが、職人の人件費削減や工期短縮のために、乾燥を待たずに施工されてしまうことがあります。
特に雨天が続いた日や、湿気が多く乾燥時間がかかるような時期には、より注意して確認したほうが良いでしょう。

【ここまでのポイント・要点整理◎】

悪質業者がよく使う手口には、どんなものがありますか?
突然の訪問営業や、不安をあおってくる場合、契約を急かされる場合などは、注意が必要です。
特に高齢の方がお住まいのご家庭の被害件数が多いので、用心しましょう(詳しくはこちら)。
良い業者かどうかをチェックするポイントは何ですか?
絶対に必要というわけではありませんが「建設業許可(塗装工事業許可)」「塗装技能士」などの資格を持つスタッフだと無難と言えるでしょう。
また、保証がある業者、瑕疵保険に加入している会社であれば、施工後に不備に気づいた場合も対応してもらいやすいですよ(詳しくはこちら)。
外壁塗装でありがちな手抜き工事には、どんなものがありますか?
「塗料を必要以上に薄めて使う」「本来3度塗りしなければいけないところを、2度塗りで済ませる」などのずさんな工事をされてしまうことがあります。
できれば工事期間中は不正行為がないか、こまめに確認できるようにしておくと安心です(詳しくはこちら)。
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万が一の時のために!業者とトラブルになった場合の対策方法

ここまでは、悪質業者の実態や、良い業者の見極めポイントについてご説明してきました。
しかし、業者と今後トラブルになることがないか、まだ不安が残る方もいらっしゃると思います。

そこで万が一に備えて、施工中や完工後に、施工不良などがあった場合の対処法についても、事前に把握しておきましょう。

工事完了確認書にサインをしない

リフォームが完了した際には、業者から「工事完了確認書」へ署名・捺印するよう求められます。
「工事完了確認書」にサインをすることで、契約通りに工事が無事に終わったと認めることになります。

もしも工事中や工事完了直後の検査の時など、すぐに不具合に気づいた場合には、確認書に署名・捺印はしないでおきましょう。
そして、いつまでに欠陥箇所を直してもらえるか、再度書面で確認することが重要です。

>> 工事完了後の竣工検査のチェックポイント

クーリングオフを利用する

書面への記入

クーリングオフは、消費者が契約締結後に理由を問わず契約を解消できる制度です。

以下のよう場合に本制度は利用できます。

● 契約書面を交付されてから8日以内
● 事業者側が訪問してきて契約を交わした(消費者が自らの意思で営業所・店舗に行っていない)

契約解除の申し込みは、はがき、特定記録郵便などの書面で行います。

クーリングオフは工事が進んでいる場合も利用でき、原状回復を求めることもできます。
ただし、料金に関しては先に支払っていた場合、全額返金されないことが多いです。

※特定商取引法に該当する契約をクーリングオフによって解除する場合、法律上事業者は全額返還しなければならないのですが、返金できない状況に陥っている可能性もあります。

工事後なら、アフター保証・瑕疵保険制度も活用を

保証書

「工事完了確認書」へサインした後に施工不良を発見した場合には、先ほどご紹介した、「アフター保証」や「リフォーム瑕疵保険」を活用しましょう。

工事が終わった後も、すべての書類を必ず保管しておけば、スムーズに対処できるはずです。

相談窓口を利用する

なお、アフター保証や瑕疵保険を利用できない場合や、塗装業者が交渉に応じてくれない場合には、味方になってくれる第三者がいることを覚えておきましょう。
業者と話し合っても解決しない時は、以下の機関に相談してみてください。

①国民生活センター/消費生活センター
『独立行政法人 国民生活センター』は、消費者からの様々な相談に対応してくれます。
国や全国の消費生活センターなどと連携しながら、過去の相談事例やトラブル解決例について、公式ホームページで随時更新しています。

訪問販売の被害にあってしまった場合や、クーリング・オフ制度に関する相談も受け付けています。
全国の消費者の窓口として設置されている『消費者ホットライン』に電話をかけると、近所の消費生活センターを案内してもらえます。
②住宅リフォーム・紛争処理支援センター
『公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター』は、国土交通大臣指定の住宅専門窓口です。
全国の弁護士会と連携し、無料で建築士と弁護士による対面相談を受け付けています。

工事を実施してから業者とトラブルになってしまった場合でも、建築と法律のプロから、アドバイスしてもらえるでしょう。

外壁塗装でありがちなトラブルの例や、いざという時に助けてくれる第三者の存在も理解しておけば、落ち着いてリフォームを実施することができますね。
また、今回ご紹介したチェックポイントに注意すれば、きちんとした工事をしてくれる業者を見つけることができるでしょう。

相性の良い業者をじっくりと選び、契約から工事完了後まで、心から納得できるリフォームを実現できると良いですね。

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