外壁をダサいツートンカラーしない7つのポイント

① 2色の比率は、6:4〜7:3を基準にする
外壁をツートンカラーにする際には、2色の割合が6:4〜7:3程度になるように施工してもらうと良いでしょう。
この比率を基準にすることで、バランスが良く見えますよ。
② 同系色を組み合わせると失敗が少ない

配色の失敗を防ぐためには、同系色でまとめると無難です。
一般的に、白&グレー、グレー&黒、クリーム色&ブラウンなどのカラーでまとめる建物が多く見られます。
③ セパレーションカラーで引き締めるのも◎

同系色のカラーでも上手にまとまらない場合や、配色の対比が強すぎる場合などには、2色の間にセパレーションカラーを入れましょう。
2色の境界となる箇所に、幕板や雨樋などで別カラーのラインを入れることにより、印象的なイメージに仕上げてくれます。

ちなみにセパレーション部分にはほとんどの場合、隣り合う色とぶつかることがない、白や黒に近い色を採用します。
④ 3色を使う場合も比率に注意
外壁に使用するカラーは、最大でも3色くらいまでが理想ですが、この場合には、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの比率を意識してデザインしましょう。

【ベースカラー】 |
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塗装面積が最も大きい「ベースカラー」部分は、全体の60〜70%くらいになるよう構成したいところです。 近隣の色合いにも調和するカラーを選択するのがベストです。 |
【アソートカラー】 |
ベースカラーの次に多く使う「アソートカラー」は、全体の20〜30%程度を目安に使用しましょう。 ベランダ・バルコニーなどの出っ張った箇所の色を変えたい時などに、多く採用されている配色方法ですね。 ベースカラーを引き立てる、相性の良い色を選びましょう。 |
【アクセントカラー】 |
個性を演出したり、全体をスタイリッシュに締めたり、という役目を果たしてくれます。 |
⑤ 淡いカラーや落ち着いた色合いを選ぶと安心

なお、特に3色以上を採用する場合には、白やクリーム色、淡いピンクや薄めのグレーなどのカラーがあると無難です。
個性的になりすぎないよう、落ち着いたカラーを最低1色は採り入れるようにしましょう。
⑥ 付帯部との相性も忘れずに

軒天井や雨樋など、付帯部の色との相性も忘れないように注意しましょう。
同じ色で塗装してもらうか、セパレーションカラーを採用するかなど、しっかり考慮してくださいね。
雨樋が白か黒かでも、家全体の印象が大きく変わりますよ。
⑦ 周囲の環境と調和させる

住宅単体で映えていても、周囲の環境と調和していないと悪目立ちしてしまうでしょう。
たとえば周りの住宅がグレーなど落ち着いた色が多い中、赤や青などの原色を使うなどです。
周囲の環境に配慮しながら、自宅にオリジナリティを出すことをおすすめします。
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2色の塗り分け・張り分け方のパターン
外壁をツートンカラーにする時の区切り方としては、大きく分けて以下のような4パターンがあります。
上下で水平に分ける

最も一般的なのが、1階部分と2階部分など、上下で水平に分ける方法です。
ツートンカラーの区切り方の中では、こちらの方法が一番調和させやすいでしょう。
ちなみに基本的には、下になるほうを濃い色にすると、落ち着いた印象になります。
縦のラインで垂直に分ける

縦に違うカラーのラインを入れ、2色を垂直に分けると、シックでスマートな雰囲気に仕上がります。
近くにあるサッシなどとのカラーコーディネートにも配慮して、色を選ぶことが大切です。
バルコニーなどの出っ張り部分で分ける

バルコニー・ベランダ・玄関など、凹凸のある箇所の色を変える方法なら、ポイントで色を使うことにより、モダンでハイセンスな雰囲気にできます。
立体感が生まれるため、狭小住宅を大きく見せる効果も期待できるでしょう。

水平に区切るパターンや、垂直に分けるデザインと組み合わせても素敵です。
一部のみ色分け

一部のみ色分けをして、アクセントカラーを用いる方法もあります。
アクセントカラーを用いると、ベースカラーを引き立てるだけでなく、住宅の雰囲気を引き締まったものにできるでしょう。
ベースカラーを強調したい場合は外壁を1色にせず、アクセントカラーとして2色目を使うのがおすすめです。
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ツートンカラーの外壁リフォーム施工事例15選
それではここで、当サービス『リショップナビ』に加盟する施工業者が、おしゃれなツートンカラーの外壁へとリフォームした実例をご紹介します。
金額やデザイン性なども、ぜひ参考にしてくださいね。
ベージュ&グレーの組み合わせで上品な外装へ

築年数 | - |
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リフォーム費用 | 63万円 |
施工日数 | 14日 |
塗料には、防汚性・耐久性に優れた『ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)』を採用。同系色のベーシックカラーで、品のある仕上がりに。
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白&ネイビーグレーでモノトーン調の外壁に

築年数 | 15年 |
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リフォーム費用 | 44.8万円(外壁) |
19.2万円(屋根) | |
施工日数 | 7日 |
白&ネイビーグレーに黒系のアクセントカラーで、流行のモノトーン調の外装に。この他にも、ベランダの床や、シャッターの塗装もご依頼いただきました。
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タイル調のサイディングに白を合わせて明るい外壁に

築年数 | 15年 |
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リフォーム費用 | 89万円 |
施工日数 | 14日 |
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ツートンでシンプルモダンテイストに

築年数 | - |
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リフォーム費用 | 約120万円 |
施工日数 | 20日 |
ツートンカラーにワンポイントの黒を追加することで、シンプルモダンな雰囲気の外観に仕上がっています。
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凹凸部分をレンガ調にしてレトロな外壁へ

築年数 | 15年 |
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リフォーム費用 | 約130万円 |
施工日数 | 20日 |
濃いブラウンをベースカラーとして、凹凸にレンガのアクセントを加えることで、レトロな外壁に仕上がりました。
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落ち着きのある青×グレーで存在感のあるお住まいに

築年数 | 12年 |
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リフォーム費用 | 100〜150万円 |
施工日数 | 21日間 |
軽い外壁のメンテナンスを行い、色は青×グレーのツートンの仕上がりに。
メリハリがあり濃淡で存在感のある住宅になりました。
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青×白で清潔感のあるツートンに

築年数 | - |
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リフォーム費用 | 約160万円 |
施工日数 | 25日 |
クールカラーの青×白のツートンカラーを用いて清楚な仕上がりに。
一部分のみ白を塗装することでアクセントカラーになり、青が映えて目を惹くような外観に変身しました。
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白&グレーの高級感のある外壁

築年数 | 10年 |
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リフォーム費用 | 177.3万円 |
施工日数 | 28日 |
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正面のサイディングを張り替えて白&ブラウンの外観

築年数 | 11年 |
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リフォーム費用 | 190万円(外壁・屋根) |
施工日数 | 20日 |
新しいサイディング材には、防汚機能のある『光セラ(ケイミュー)』を採用。さらに屋根や周囲の外壁は『ヤネフレッシュSi/プレミアムシリコン(いずれもエスケー化研)』を用いて塗装しました。
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外壁を単色からモノトーン調のツートンに

築年数 | - |
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リフォーム費用 | 約200万円 |
施工日数 | 21日 |
元は白一色の外壁でしたが、ツートンにすることでコントラストが映えたモノトーン調の仕上がりになりました。
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カラーシュミレーションを実施して落ち着きのある外壁に

築年数 | - |
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リフォーム費用 | 約220万円 |
施工日数 | 30日間 |
1階とベランダ部分はブラウン、2階は白にすることで、落ち着きのある外壁に仕上がりました。
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黒×白でシンプルモダンなツートン外壁へ

築年数 | - |
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リフォーム費用 | 200〜250万円 |
施工日数 | 45日 |
既存の外壁に新しい外壁材を上から貼る「カバー工法」でイメージを一変。
外壁材には金属特有の素材感や独特な雰囲気を醸し出せるガルバリウム鋼板を用いており、黒×白のツートンカラーがシンプルモダンな仕上がりになりました。
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ベージュ系の暖色カラー×白のアクセントでおしゃれに

築年数 | - |
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リフォーム費用 | 286万円(外壁・エクステリア・玄関、他) |
施工日数 | 18日 |
外壁は、以前はグレーと青の寒色系でしたが、新しくなった外構部分に合わせて、暖色系に。セパレーションカラーの白が、より清潔感を演出していますね。
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ブラウンとベージュで落ち着いたツートンに

築年数 | - |
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リフォーム費用 | 約310万円 |
施工日数 | 21日 |
以前は外壁がベージュ1色でしたが、ブラウンとベージュを合わせることで、落ち着いたツートンカラーの外壁に仕上がりました。
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凹凸部のみ白色にしたシックでおしゃれなツートンに施工

築年数 | - |
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リフォーム費用 | - |
施工日数 | - |
黒をベースカラーにすることで高級感が演出され、白のアクセントカラーでメリハリのある外壁になりました。
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ツートンカラー外壁の価格は単色の時よりも高い?
ところで、外壁の色を2種類以上にすると「リフォーム費用が倍になってしまうのでは?」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

基本的に、外壁塗装などでは施工面積や材料の質によって値段が変動するため、単色でリフォームする場合とほぼ金額差はありません。
しかし、片側だけ紫外線の影響を受けやすいなどの理由から、一方の塗料をハイグレードタイプにする場合や、高品質のサイディング材を採用する場合などには、当然その分、値段が高くなります。
なお、施工作業が極端に複雑になる場合や、材料が余ってしまう場合などには、業者によってはやや割高の見積もりを出すこともありますが、「塗料が2種類だから、価格が2倍になる」ということはないので、安心してくださいね。
ただし、一部にレンガやタイルを使う際には、施工の手間がかかるため、費用が高額になりやすいです。
総額がいくらになるか不安な場合には、リフォーム業者にあらかじめ予算を伝えておき、希望の金額内でリフォーム可能か確認しておくと良いでしょう。
外壁リフォームの色選びは失敗が多い!回避するコツは?

なお外壁のリフォームでは「いざ施工してみたら、思っていた色と違った」という失敗例が多いので、くれぐれもご注意ください。
特に「紙のカタログや色見本だけで決めて依頼した結果、外壁に塗ったら全然違うカラーでショックを受けた」というケースも少なくありません。
また、実際に使用予定の塗料で試し塗りをした「塗り板」を見せてもらえるのが一般的ですが、小さな面積で見た場合と大きな面積で見た場合とでも、実は見え方は異なるものです。
外壁のツートンカラーに関するよくある質問
ここでは外壁ツートンカラーに関するよくある質問として、以下3つをご紹介します。
● かっこいいツートンカラーの組み合わせは?
● 外壁ツートンで人気のある色は?
● ベージュは後悔する?
ツートンカラーの外壁がダサいものにならないように、それぞれ確認していきましょう。
かっこいいツートンカラーの組み合わせは?
一般的にかっこいいとされているツートン外壁の2色の組み合わせは以下のとおりです。
● 同系2色
● 白×有彩色・無彩色
● 色×柄
落ち着きを求めるのであれば「同系2色」にするのがおすすめです。
中でもダークブラウンとベージュ、ネイビーとライトブルーなどにする人が多いようです。
メリハリを持たせたいのであれば「白×有彩色・無彩色」がおすすめです。
一部分にアクセントカラーを用いる方法もメリハリが出やすい方法でしょう。
有彩色とは、赤、黄、青、緑などの色味のある色。
無彩色とは、白、黒、グレーを指します。
存在感や高級感を出したい場合は「色×柄」がおすすめです。
「色×柄」はシックやモダンな仕上がりを演出する時に効果的です。
3つの組み合わせ例を挙げましたが、住宅の周囲の状況は異なるため、外壁塗装をする前のカラーシュミレーションを検討しましょう。
外壁ツートンで人気のある色は?
外壁ツートンカラーの人気配色は下記のとおりです。
● 白×黒
● 白×ブラウン
● クリーム×グレー
● ベージュ×ブラウン
● 青×白
アクセントカラーに起用できたり、周囲と馴染む落ち着きのある色がおすすめです。
ベージュは後悔する?
ベージュは周囲の家から浮くことがなく、他の色と合わせやすいため後悔しにくいと言われています。
また、白よりも汚れが目立たないという観点からも、好まれる色のようです。
ベージュの特色をまとめると、以下のとおりになります。
● 他の色と合わせやすい
● 周囲の家から浮かない
● 人気色と言われている
● 白よりも汚れが目立たない
ベージュは人気があり、後悔しにくい色と言われています。
とはいえ外壁の色を決めるときには、カラーシュミレーションを実施しておくと安心です。

外壁の色選びで失敗しないためには、今回お話ししたようなポイントを熟知している業者に任せることが肝心です。
どのような色にしたいか、ツートンカラーにするか単色にするかなど迷う場合にも、一度プロに相談してみることをおすすめします。
わかりやすくカラーシミュレーションしてくれる業者も多くありますし、過去にどんな施工事例があるか、どの色の組み合わせが人気があるか、といったことも気軽に質問してみると良いでしょう。
バランスが非常に大事になってくる、ツートンカラーの外壁。
施工経験豊富なリフォーム業者からのアドバイスも参考にしながら、納得のいく配色を決めてみてくださいね!
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【この記事の要点まとめ◎】
外壁をツートンカラーにする際のポイントは? |
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「2色の比率は、6:4〜7:3を基準にする」「付帯部との相性にも気をつける」など、7つのポイントについてこちらで解説しています。 |
外壁をツートンカラーにする場合の、主な「塗り分け方」「張り分け方」の例を知りたい! |
「水平に区切るパターン」や「垂直に分けるパターン」などの例をこちらでご紹介しています。 |
おしゃれなツートンカラーの外壁の実例を見たい! |
当サービス『リショップナビ』の加盟業者がおしゃれなツートンカラーの外壁にリフォームした例をこちらに掲載しています。 コーディネートの参考にしてください。 |
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