外壁塗装の
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アパート外壁塗装の価格相場と期間
まずは、アパート外壁の塗装にかかる費用と期間を確認していきましょう。
建物階数ごとの費用目安
アパートの外壁塗装にかかる、平均的な工事金額は以下の通りです。
アパート階数 | 費用目安 |
---|---|
2階建て | 120~300万円 |
3階建て | 150~400万円 |
外壁の塗装費用は、建物の高さや塗装面積によって変動します。
ここに別途、足場設置の料金がかかり、外壁の状態によって洗浄や下地処理の工数が増えれば、さらに追加料金が発生します。
塗料の種類で価格帯は変わる
使用する塗料によって、外壁塗装の費用だけでなく費用耐用年数にも差が出ます。
塗料ごとの費用と耐用年数、特徴を表にまとめました。
塗料 | 耐用年数 | 価格(平米) | 塗料の特徴 |
---|---|---|---|
シリコン塗料 | 7〜15年 | 2,300〜3,500円/㎡ | 一般的に使用される塗料 |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,500〜4,800円/㎡ | 汚れに強い |
ラジカル塗料 | 8〜16年 | 2,200〜4,000円/㎡ | 劣化に強い新塗料 |
セラミック塗料 | 10〜25年 | 2,300〜4,500円/㎡ | 断熱/遮熱などの機能もあり |
光触媒塗料 | 10〜20年 | 3,800〜5,500円/㎡ | 光で汚れを分解 |
無機塗料 | 10〜25年 | 3,500〜5,500円/㎡ | 無機物配合で不燃性に優れる |
外壁塗装1回だけの費用を考えれば安い塗料のほうが安価でお得に見えますよね。
しかし、安い塗料は耐用年数が短く、塗り直しの回数が多くなる点に注意しましょう。
塗り直しの度に足場設置等の費用もかかりますので、長期的に見ると高額になることも考えられます。
外壁塗装にかかる期間
アパートの外壁塗装にかかる期間は施工中の天候にも左右されますが、おおよそ2~3週間が目安です。
まずは大体1日をかけて、塗装作業に必要な足場の設置を行います。
その後、塗料の効果を高めるために外壁を高圧洗浄し、汚れや塗装の剥がれを落とします。
次に下地処理では、ひび割れ・サビの手入れや、外壁材のつなぎ目となるコーキングの補修を行います。
壁の状態によっては、時間がかかる可能性もあります。
塗装をする前には、塗料が外壁以外の部分につかないよう、養生作業が行われます。
一度養生すると窓を開けられなくなるので注意が必要です。
塗装は基本的に、下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りが行われ、それぞれに乾かす時間を要します。
階段やベランダは細かい部分が多く、時間がかかる場合もあります。
最後に、養生やごみの撤去、足場を解体して完了、という流れです。
アパートの外壁塗装は物件の大きさや使う塗料などによって、費用や期間が大きく異なります。
まずは、アパートの塗装に精通したリフォーム会社に、相談してみると良いでしょう。
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アパート外壁はどの色で塗装する?施工事例をチェック
外壁塗装に使用する塗料の色は、サンプルだけでなく実際の色味を確認させてもらいましょう。
塗装作業が終わった後で「想像していた色と違った……」というトラブルは避けたいところですよね。
施工実績が多い業者であれば、実例も多く確認できます。
ここで実際の施工事例をチェックしてみましょう。
【事例1】
シックなツートーンカラーでの塗装
築年数 | 20年 |
---|---|
建物構造 | RC造 |
リフォーム費用 | 120万円 |
施工日数 | 30日 |
【事例2】
上品な白を基調とした外観に一新!
築年数 | 21年 |
---|---|
建物構造 | 木造 |
リフォーム費用 | 185万円 |
施工日数 | 30日 |
【事例3】
メリハリをつけた色味のデザインに塗り替え
築年数 | 15年 |
---|---|
建物構造 | RC造 |
リフォーム費用 | 212万円 |
施工日数 | 14日 |
【事例4】
屋根色と2色の外壁塗装が特徴的なアパート
【事例5】
2色使いが印象的な外壁塗装
外壁塗装の経験が豊富な専門業者なら、リフォームプランの提案から塗装前の告知、外壁塗装後のフォローまでしっかりと対応してくれます。
アパートの外壁塗装を考えている方は、リフォーム会社に、一度相談や見積もりを依頼してみることをおすすめします。
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アパート外壁の塗装が必要な理由
外壁塗装にはそれなりの費用がかかりますが、行うだけの価値があるものです。
ここで、アパートに外壁塗装が必要である理由について考えてみましょう。
外観を美しく保ってイメージ向上
せっかく建てたアパートも、住人が入居しないことには利益を得られません。
外壁をメンテナンスして外観を美しく整えておくと、物件情報を見る際や内見時の印象がよくなり、結果として入居率アップにつながるかもしれませんよ。
アパートの寿命を延ばして資産価値向上
アパートの外壁は、紫外線や雨風、湿気により年々劣化していきます。
その結果、外壁の耐久性が落ちて、ひび割れや雨漏りが生じ、内部に腐食が発生することもあります。
外壁の劣化に対して何の対策も打たなければ、アパートの寿命を縮めることになり、資産価値の低下を招きます。
外壁の定期的な修繕は、アパートの価値を長持ちさせることにつながります。
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アパートの外壁塗装に最適なタイミング
続いて、外壁塗装に最適な時期について解説します。
どのようなタイミングで外壁塗装を実施するのが理想的なのか、確認していきましょう。
10年前後で塗装リフォームが必要
種類にもよりますが、外壁塗料の耐用年数はおよそ10年と言われています。
劣化のサインが見られなくても、築年数が10年を過ぎたアパートや、最後の外壁塗装から10年以上経過したアパートもまた、外壁塗装のタイミングにあると言えます。
塗装が必要な劣化のサイン
なお築年数にかかわらず、外壁の劣化を示すサインが現れた場合も塗装を検討しましょう。
例えば、外壁に触ると手に粉がつく状態のチョーキングをはじめ、カビ・苔、色あせ、ひび割れ、剥がれなどが代表的な劣化サインです。
放置すると強度の低下や雨漏りなど、さらなる劣化を招きます。
これらのサインが出始めたら、外壁のメンテナンスを検討しましょう。
引っ越しや転居の繁忙期は避けて
実際に外壁塗装をすることになったら、塗装工事は引っ越しや転居が増える時期を避けるようにしましょう。
毎年3~4月は、新社会人や学生の引っ越しが増える時期です。
9月も転勤で引っ越しが増加します。
内見者は、訪れたときに塗装作業中だと外観をイメージできず、入居に不安を覚えることがあります。
入居率を考えるならば、人の移動が増える時期を避けておいたほうが無難です。
アパート外壁塗装の注意点・ポイント
アパート外壁の塗装工事を行うときの注意点には、どのようなものがあるのでしょうか。
特に気をつけたいポイントについて解説します。
入居者/近隣への告知は必須
工事の告知は、基本的に1か月前までに済ませ、遅くとも1週間前までには終えるようにしましょう。
告知の内容は、工事の期間や作業時間、緊急連絡先、期間延長の可能性などです。
さらに、期間中には作業員や工事車両が出入りすること、作業音や塗料のにおいが発生することに加え、洗浄作業の際には水が侵入する恐れがあるため、作業中は窓を閉めること、なども含めるべきでしょう。
カーテンを閉めてもらうようお願いすればプライバシーの保護にもつながります。
ベランダの私物は屋内へ片付け、洗濯物を外に干すのも控えてもらいましょう。
入居者と同様に、近隣住民の方にも塗装工事の告知を行います。
両隣や向かいが一戸建ての場合は直接住人の方に伝え、集合住宅の場合は、オーナーや管理会社を通して伝えます。
告知は塗装業者だけに任せず、一緒に回れば安心です。
アパート外壁工事に慣れた業者へ依頼を
一口に外壁塗装と言っても、一戸建てとアパートでは内容が異なります。
アパートの施工実績が多い業者なら、そのアパートに合った提案ができるでしょう。入居者や近隣住民への対応にも慣れています。
屋根やベランダ工事とまとめることも検討を
外壁塗装などの高所作業を行う工事では足場が必要不可欠です。
屋根塗装やベランダの修繕などの予定があれば外壁塗装と一緒に施工できないかを業者に相談してみると良いでしょう。
足場の設置が一度で済むので、個別に外壁塗装だけ行うより費用をおさえられるかもしれません。
500万円以上の工事は「建設業許可」を確認
また、施工の規模が大きくなり、万が一工事費用が500万円を超える場合には、「建設業許可」を持つ業者に依頼するよう建設業法で定められています。
外壁塗装に加えて屋根やベランダの工事を行う場合や、外壁の劣化がひどく、下地処理等の作業工数が増える場合には要注意です。
依頼した業者が建設業の許可を持っていないと、見積もりのやり直しや工事内容を減らす必要が出てきます。
アパートの施工実績に加え、建設業許可の有無も事前に確認しておくと安心して依頼できるでしょう。
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外壁塗装費は減価償却費?修繕費?
アパートの外壁塗装にかかった費用は、確定申告時に経費として計上できます。
計上の際には、資本的支出と修繕費のどちらかの項目に分類します。
建物の価値や性能、耐久性を向上させる目的の塗装であれば、資本的支出に当てはまります。
経費を耐用年数で分割し、計上しましょう。
資本的支出に分類されるのは、建物の維持管理、原状回復が目的の場合で、減価償却費として計上します。
外壁の色を変える、塗料のグレードを上げるといった塗装は資本的支出に該当し、ひび割れ補修を目的とした外壁塗装は修繕費に当てはまります。
自己判断は難しいので、不明点があるときは、アパートの施工に詳しいリフォーム会社に相談すると安心ですね。
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【この記事の要点まとめ◎】
アパートの外壁塗装でかかる費用は、いくらくらいですか? |
---|
例えば2階建ての場合は、120~300万円程度かかることが多いです(塗装面積や階数などにより変動します)。 なお、足場の設置費や、下地処理などの料金が加算されることもあります。 |
色選びの参考になる、アパートの外壁塗装の施工事例を見たいです。 |
当サービス『リショップナビ』の加盟業者が手がけた、さまざまな施工例をこちらに掲載していますので、ご覧ください。 |
アパートの外壁塗装を実施するタイミングは、いつが最適でしょうか? |
10年前後を目安に塗装するのが理想的ですが、カビ・ひび割れなどの劣化症状が見られる場合も塗装を検討すべきタイミングです。 なお引越し・転居の繁忙期には、工事を避けるほうが良いでしょう(詳しくは、こちら)。 |
アパートは戸建て物件に比べて、塗装面積が広いため工事単価が高く、注意事項も多いので、しっかりと吟味した上で施工したいですよね。
そのためにも、アパートの塗り替えが得意な複数のリフォーム会社から見積もりを取得し、比較検討するのがおすすめです!
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