ビルトイン食洗機の交換費用は？食洗機の選び方やDIYの仕方を解説

一般的にビルトイン食洗機の寿命は「10年程度」と言われています。

食洗機は長年使用していると、パーツの劣化や故障が発生することもあります。

10年以上食洗機を使用している場合は、交換を検討してみましょう。

ただ「寿命が10年」というのはあくまで目安のため、使用方法や頻度、メンテナンス状況によって変動します。

10年経っていなくても調子が悪かったり、違和感があったりする場合は、交換・修理を検討しましょう。

ビルトイン食洗機の交換の費用相場は「6〜19万円」です。

交換費用は「食洗機本体の価格」と「取り付け工事費」によって決められます。

取り付け工事費は業者による大きな違いはあまりないため、交換費用は導入する食洗機の本体価格に左右されます。

また「交換」の場合は食洗機を取り付ける設備が整っていますが、新規で取り付ける場合は配線や配管の設備を整えるために別途4万円程度必要です。

ビルトイン食洗機の交換費用をおさえるコツは、次の2つです。

食洗機本体だけを自分で買っておき、取り付けのみ業者に依頼すれば、交換費用が安くなる可能性があります。

たとえばインターネット通販で割引されているものを購入し、取り付けを業者に依頼してみましょう。

次の記事では、自分で用意したものを使ってリフォームしてもらう際のメリットとデメリットを解説しています。

取付のみの依頼を検討している方は参考にしてみてください。

>> 施主支給リフォームでトラブルにならないためのポイント！

ビルトイン食洗機の交換費用をおさえるためには、相見積もりを取るのがおすすめです。

複数社から見積もりをとらないと、適切な施工費を提示されているかわかりません。

相見積もりを取り、相場を知ることが大切です。

また相見積もりを取る際に口コミもチェックしましょう。

口コミをチェックすることで、その業者の雰囲気や質など利用者の感想を確認できます。

次の記事では相見積もりするときの注意点を解説しています。

複数の業者から相見積もりを検討している方は、併せてご覧ください。

>> 【要チェック】リフォーム/リノベーションの見積もり時の重要ポイントを解説！相見積もりの注意点とは？

「ビルトイン食洗機の交換の依頼先がわからない」と、お困りの方もいらっしゃるでしょう。

食洗機の交換をしてくれる業者は次の通りです。

最も手軽なのは、家電量販店やホームセンターで食洗機を購入して、そのまま交換・設置まで依頼する方法です。

ただ家電量販店やホームセンターで取り付けを依頼する場合、一般的に下請けの施工業者に委託するケースが多く、仲介料が発生するため、施工費用が割高になる場合があります。

交換費用を安くしたい方には、リフォーム業者や交換専門業者に依頼するのがおすすめです。

>> ビルトイン食洗機の買い替え依頼先や業者を選ぶポイントをご紹介

また業者に依頼する場合は、悪徳業者に注意しましょう。

悪徳業者は、不明確な見積もりを提示し施工後に追加費用を請求したり、不要な工事を勧めて必要以上に高い費用を請求したりします。

悪徳業者に引っかからないために、相見積もりを依頼し、明確な見積もりを提示する業者から依頼先を選択しましょう。

次の記事では、悪徳業者のよくある手口と回避方法を解説しています。

トラブルを避けるための予備知識を知りたい方は、併せてご覧ください。

>> 「これって悪徳・悪質リフォーム業者…？」よくある手口や回避のコツとは？

YouTubeやWebサイトなどでは取り付け解説動画もあり、DIYに慣れている方ならビルトイン食洗機の交換を自分でできます。

ただビルトイン食洗機の交換は、配管工事のような難しい工程もあり、水漏れやパーツの破損などのトラブルが発生する場合があります。

少しでも自信がない場合はトラブル発生を防止するために、最初から業者に交換・取り付けを依頼しましょう。

本章では、ビルトイン食洗機の交換を自分でする場合の注意点や交換手順を解説します。

次の内容を参考にDIYするか、業者に依頼するか検討してみましょう。

ビルトイン食洗機を自分で交換する場合も注意点は、次の通りです。

ビルトイン食洗機は浅型でも重さが20kg前後あるため、作業は2名以上で行い、床やキッチンを傷つけないために毛布やマットで養生しましょう。

また作業する前に説明書や動画を確認して作業手順のシミュレーションをしておくのがおすすめです。

説明書を確認する際にあわせて、必要な道具や部品が揃っているかも確認しましょう。

ビルトイン食洗機の交換手順は次の通りです。

既存の食洗機を撤去する際には配管を取り外し、固定ビスを外し本体を取り外します。

あわせて台枠も撤去します。

また新しいビルトイン食洗機設置後は、水漏れが起きていないか試運転をしましょう。

交換するときのビルトイン食洗機の選び方は、次の4つです。

新しい食洗機に既存のと同じタイプを選択すれば、交換作業がスムーズに進むため、既存の食洗機と同じものを選択するのがおすすめです。

既存の食洗機のタイプを確認しましょう。

ビルトイン食洗機は大きく次の3種類に分けられます。

サイズダウンする場合は特に問題ないですが、サイズアップしたい場合は、配管工事や設置場所の変更などが必要になる場合もあるため、施工業者に相談しましょう。

ビルトイン食洗機を交換する際は設置場所のサイズの確認が必要です。

測る場所は「ワークトップの奥行き」「食洗機の幅」の2箇所です。

既存の食洗機と同じサイズに交換することが多いため、既存の食洗機の幅を測っておきましょう。

またワークトップの奥行きによっても、交換できる食洗機が異なります。

奥行き65cm以上あれば、ほとんどのビルトイン食洗機に交換できますが、奥行き60cmの場合は交換できる商品が限られてしまいます。

ビルトイン食洗機を選ぶ際は、収納量も確認しましょう。

家族構成に合わせた収納数の製品を選ぶのがおすすめです。

ただメーカーが提示している「収納量〇人分」はあくまで参考程度のため、実物や仕様書で、実際にどれくらいのスペースがあるのか確認しましょう。

数字だけではどれくらい入るかイメージできない方は、既存の食洗機のサイズと比較すると、イメージしやすくなります。

ビルトイン食洗機の交換をする際は、性能で選ぶのもおすすめです。

収納量やタイプが決まったら、節水機能や静音性で比較してみましょう。

食洗機を使う頻度が多いほど水の使用量も増えるため、家族が多い方にとって節水機能は重視したいポイントです。

また食洗機の作動中の音が気になる方もいるでしょう。

一般的に食洗機の騒音値は、35dB〜45dBで「うるさく感じる場合もあるが、通常の会話は可能」程度です。

作動音は設置場所の共振によっても変わるため、口コミや業者に確認したりしましょう。

ビルトイン食洗機の交換を検討してい方は、次の記事も併せてご覧ください。

>> おすすめのビルトイン食洗機を徹底比較｜選び方や導入事例もご紹介
>> 食洗機の口コミ！【便利 or 不便】本当はどっち？取り付ける場合の費用と注意点は？

ビルトイン食洗機交換におすすめの商品を、次の表にまとめています。

ビルトイン食洗機の交換を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ビルトイン食洗機の交換事例5選をご紹介します。

設置をお考えの方はぜひ参考にしてください。

既存のビルトイン食洗機が劣化のため交換した事例です。
食洗機の交換は、通常30分〜1時間程度で完了します。

>> この事例の詳細はこちら

既存のビルトイン食洗器が壊れてしまったため、交換した事例です。
リンナイ製の食洗器を提案し、延長保証もつけました。

>> この事例の詳細はこちら

既存のシステムキッチンに後付けで食器洗い乾燥機を取り付けた事例です。
1日で施工完了しました。
食洗機導入後、家族の誰でも食器洗いができるようになったようです。

>> この事例の詳細はこちら

20年間使用した食洗機が扉の開け閉めスイッチの切り替えが作動しなくなったため、新しいものに取り替えた事例です。
本事例ではパナソニックのビルトイン食洗器を採用しています。
フロントオープンタイプは中腰になる必要があり腰に負担がかかるため、立ったまま開け閉めができるプルオープンタイプを採用しました。
老後も快適に利用いただけるようになりました。

>> この事例の詳細はこちら

既存のビルトイン食洗機に不具合が発生したため、新しいものに交換した事例です。
大きな食器や調理器具が収まるパナソニックの深型ビルトイン食器洗い乾燥機を採用しました。

>> この事例の詳細はこちら

ビルトイン食洗機を導入したリフォーム事例を2選動画でご紹介します。

動画では採用している食洗機のメーカーや価格も紹介しているため、あわせて参考にしてください。

>> この事例の詳細はこちら（YouTube）

>> この事例の詳細はこちら（YouTube）

ビルトイン食洗機は約10年が寿命と言われており、交換には「6〜19万円程度」かかります。

ビルトイン食洗機の交換は自分でも可能ですが、配管工事のような難しい工程もあり、水漏れやパーツの破損などのトラブルが発生する恐れがあります。

DIYに慣れていない方や少しでも自信ない方は、業者に依頼するのがおすすめです。

業者に依頼する場合は、複数者から相見積もりを取り、適正価格の業者を選びましょう。

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