
エアコンの除湿が効かない原因や湿気対策のポイントを解説
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エアコンの除湿機能を使っているのに、なかなか部屋の湿気が取れないとお悩みではありませんか?除湿効果が感じられない原因は、フィルターの汚れや室外機の周辺環境、設定温度など、いくつかあります。 この記事では、エアコンの除湿が効かない主な原因と、その具体的な対策方法を詳しく解説します。
目次
除湿が効かない4つの原因と解決策
エアコンの除湿機能が効かない場合、考えられる原因は複数あります。
ここでは、除湿効果が得られない主な原因を特定し、それぞれに対する具体的な解決策をご紹介します。
フィルターの詰まり・汚れ
エアコンのフィルター汚れは、除湿能力低下の主な原因の一つです。
汚れたフィルターが目詰まりを起こすと、空気の流れが阻害され、熱交換効率が低下し、除湿性能が大幅に低下します。
効果的なフィルター掃除のポイント
フィルター掃除は月に1回行うのが理想的です。
掃除機で表面のホコリを吸い取った後、水洗い可能なタイプであれば、ぬるま湯で優しく洗いましょう。
水洗い後は完全に乾燥させてから取り付け、送風運転で内部の湿気を除去します。
この際、乾燥が不十分だと、カビが繁殖する原因になるため、しっかりと乾燥させることが重要です。
もし3年以上などしばらく掃除していない場合は、熱交換器自体に汚れが蓄積している場合があります。
専門業者による本格的な内部洗浄で、根本的な改善が期待できます。
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定期的なメンテナンスで除湿効率が回復し、電気代の節約にもつながるでしょう。
室外機の周辺環境が影響している
次のように、室外機の周辺に物置や植栽が密集していると、排熱がうまくいかず、熱交換効率が低下し、除湿能力が落ちることがあります。
- 室外機の前面に障害物がある⇒ファンの吸気が阻害される
- 室外機の側面に物を置く⇒排気熱が循環し過熱される
熱交換効率が低下すると、エアコンは本来の除湿能力を発揮できなくなります。
特に背面と側面のスペース確保が重要で、最低でも30cmの隙間を空けるようにしましょう。
室外機の温度を下げる対策
直射日光が当たる場所で室外機が高温になると冷却能力が落ち、除湿性能も低下する可能性があります。
遮熱対策としては、次の方法が有効です。
- すだれや遮熱シートを室外機から50cmほど離して設置
- コンクリート平板や人工芝で地熱を遮断
上記のような環境改善に加え、定期的な室外機フィンの清掃(年2回以上)や、ファン周辺のゴミ除去も効果的です。
もし設置位置を変えられない場合は、サーキュレーターを活用するなど、熱のこもりを解消できるよう対策しましょう。
不適切な設定温度とバランス
エアコンの除湿機能を効果的に使うには、設定温度と室温のバランスが重要です。
設定温度が高すぎると空気中の水分が凝縮されず、逆に低すぎると過剰な冷えや結露の原因になります。
うまく除湿できていない場合は、いったん室温よりも2〜3℃低い温度設定にしてみましょう。
湿度センサー搭載モデルの活用
近年のエアコンには、湿度を自動検知して最適運転する機種が増えています。
この機能を活用すれば、手動で調整する手間が省けるだけでなく、過剰な除湿によるエネルギー浪費を防ぐことができます。
エアコンの経年劣化
エアコンは、経年劣化によって熱交換器やファンが摩耗し、除湿性能が低下することがあります。
10年を超えて使用すると冷媒ガスの漏れや圧力低下が発生しやすくなり、除湿能力が下がることがあります。
具体的な劣化のサイン
次のような症状が確認される場合は、エアコンが劣化していると捉えてよいでしょう。
- 除湿運転時に、ドレンホースからの排水量が明らかに減少する
- 運転音が大きくなり、特定の音が断続的に発生する
- 室外機の振動が増加し、基礎金具の緩みが確認できる
上記に加えて、除湿時に「シュー」という異音が発生する際は、冷媒ガスの漏れや流れの異常といったトラブルの可能性があります。
この場合、専門業者によるガス補充などが必要ですが、10年以上経過した機種では補充費用が新品の購入費用の1/3を超えるときは、買い替えを検討したほうが経済的かもしれません。
最新機種は、10年前のモデルと比較して除湿効率が向上している物が多いため、電気代の削減効果を考慮すると、早期に買い替えた方が有利な場合もあります。
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除湿機能を効果的に使うためのポイント
エアコンの除湿機能を最大限に活用するためには、いくつかの重要なポイントがあります。
除湿効果を高めるための具体的な方法をご紹介します。
窓や換気扇、完全にドアを閉める
除湿運転中は、窓や換気扇を完全に閉めることが、効果的な除湿の第一歩です。
外気の湿気が室内に流入すると、エアコンが除去した水分が再び取り込まれてしまい、除湿効果が低下するためです。
特に梅雨時や雨天時は外気の湿度が80%を超えることがあるため、換気扇の使用は最小限に抑えましょう。
また、ドアの開閉にも注意が必要です。
除湿したい空間を密閉状態に保つことで、エアコンが効率的に湿度を下げられるようになります。
より効果を高めるには、次の対策が有効です。
- サッシの隙間にパッキンを挿入して、外気の流入を防ぐ
- ドア下部に隙間風防止グッズを設置する
窓や換気扇、ドアは、使用時以外は完全に閉めて、部屋の気密性を高めましょう。
室内機と室外機の清掃
室内機のフィルターにほこりが溜まると風量が低下し、除湿効率が低下します。
エアコンの除湿性能を維持するためには、室内機と室外機の定期的な清掃が不可欠です。
そのためエアコンは、2週間に1回を目安に、掃除機で表面の汚れを吸い取った後、水洗いで繊維の奥まで清掃しましょう。
完全に乾かしてから取り付けることが大切です。
室外機周辺の環境整備
室外機の吹き出し口から50cm以内に物を置くと、熱交換効率が低下する傾向があります。
月に1回のペースで、以下の基本メンテナンスを行いましょう。
- 吹き出しグリルを、掃除機のノズルで吸引する
- ドレンホースの詰まりを、割り箸で除去する
- 半径50cmの障害物を撤去する
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作業時は電源を抜き、室外機を動かさないように注意してください。
これらのメンテナンスを継続することで、除湿機能の性能劣化を防ぎやすくなります。
エアコンの清掃業者に相談するのも効果的
この記事では、除湿効果を高めるために、正しい運転モードの選び方や室内環境の整え方をご紹介しました。
エアコンの除湿機能が効かない原因は、設定温度や室内の湿度状況、フィルターの汚れなど、さまざまな要因が考えられます。
適切なメンテナンスと使用方法を実践することで、ジメジメした季節も快適に過ごせるはずです。
もし万が一、除湿能力に改善が見られない場合は、専門の業者に清掃を依頼するとよいでしょう。
エアコンの性能を最大限に活かして、効果的な湿気対策を行いましょう。
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