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※2021年2月リフォーム産業新聞より

サムネイル:エアコンの耐用年数は何年?5つの買い替え時期の目安

エアコンの耐用年数は何年?5つの買い替え時期の目安

更新日:

エアコンの効きが悪くなってきたけれど、いつ買い替えるべきか悩んでいませんか? エアコンの寿命は一般的に10〜13年といわれていますが、使用状況や機種によって大きく変わってくるんです。 この記事では、エアコンの寿命の見極め方や買い替えのタイミングを判断するための5つの目安をご紹介します。具体的なサインを知っておけば、無駄な修理費用を避け、最適なタイミングで買い替えを検討できますよ。

目次

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エアコンの耐用年数と寿命の基本

エアコンの寿命は、使用環境やメンテナンス状況によっても大きく変わります。

一般的な家庭用エアコンの平均寿命は10〜13年

家庭用エアコンの平均寿命は10〜13年程度が目安です。

メーカーが定める「設計上の標準使用期間」と「部品の最低保有期間」の期間を過ぎると、経年劣化による発火リスクが高まるだけでなく、修理時に部品が入手できなくなる可能性もあります。

寿命に影響する主な要素

延命につながる要因

短命につながる要因

定期的なフィルター清掃

塩害や粉塵の多い環境

年1回の専門点検

連続運転の頻度が高い

適切なメンテナンスを行うと、15年以上使えることもありますが、10年を超えると性能低下による電気代の上昇が顕著になります。

買い替えを検討する際は、年数だけでなく、実際の使用感やメンテナンス履歴を総合的に判断することが大切です。

>> エアコンのランプが点滅する原因と対処法

法律で定められた耐用年数

法律で定められた耐用年数とは、税法上で定められた減価償却資産の計算基準のことです。

家庭用エアコンの場合、法定耐用年数は6年と定められています。

これは、固定資産の価値減少を一定期間で経費計上するための会計処理上の指標であり、実際の製品寿命とは異なる概念です。

法定耐用年数と実際の使用期間の違い

実際のエアコン寿命は10~13年が目安とされ、法定耐用年数よりも長い傾向にあります。

これは、法律上の数値が「資産としての価値」を基準にしているためで、物理的な使用限界を示すものではないからです。

買い替え時期を判断する際には、法定耐用年数だけでなく、実際の性能低下や部品供給状況を総合的に考慮することが大切です。

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エアコンの買い替え時期を見極める5つのサイン

エアコンの買い替え時期を見極める5つのサイン

エアコンを長く使っていると、徐々に性能が低下し、買い替えが必要な時期がやってきます。
いつ買い替えるのが適切なのか、判断に迷うときには次に挙げるサインを参考にしてくださいね。

1. 冷暖房の効きが明らかに悪い

エアコンの冷暖房効率が明らかに低下した場合、買い替え時期を検討するサインです。

冷房時に設定温度まで下がるのに時間がかかったり、暖房時に部屋がなかなか暖まらなかったりする場合は、内部機器の老朽化が進んでいる可能性があります。

主な原因として、熱交換器の汚れや冷媒の減少が考えられます。

室外機の熱交換器に汚れが蓄積すると熱交換効率が低下し、冷媒が適切に循環しなくなることで冷暖房能力が低下します。

特に10年以上使用したエアコンでは、これらの現象が現れやすくなります。

具体的なチェックポイント

  • 最大風量にしても以前のような風圧を感じない
  • 除湿運転時に結露量が減少している
  • 室外機の霜取り運転が頻繁に作動する

これらの症状が複数見られる場合は、修理費用よりも買い替えた方が安く済むケースがあります。

>> エアコンで湿度が下がらない原因と対処法

2. 運転中の異音や異臭

エアコンから普段とは違う音や臭いがする場合は、内部の部品劣化やトラブルのサインかもしれません。

異音が気になる時は、コンプレッサーやブロアファンモーターの故障が考えられます。

金属が擦れるような「キーン」という音や「ガラガラ」という異音が続く場合、修理費用が5万円を超えることもあり、買い替えを検討するタイミングといえるでしょう。

>> エアコンの「ポコポコ」音の原因と対策

異臭は、カビやホコリの蓄積が主な原因です。

フィルターの掃除を怠ると微生物が繁殖し、酸っぱい臭いを発生させます。

焦げたような臭いがする場合は、電気系統のトラブルや発火リスクが懸念されるため、すぐに使用を中止してください。

>> エアコンが焦げ臭いときの原因と対処法

具体的な対処方法

  • フィルターを月1回清掃することで、臭い発生を予防
  • 異音発生時は、電源をOFFにしてコンセントを抜き、業者に点検を依頼

10年以上使用したエアコンでこれらの症状が出た場合は、修理よりも買い替えが経済的なことが多いです。
部品供給が終了する前に、適切な判断をすることが大切です。

3. 室内機や室外機からの水漏れ

エアコンから水漏れが発生した場合、ドレンホースの詰まりや排水経路の不具合が主な原因として考えられます。

>> エアコンから水が出る原因と対処法

室内機の水漏れは、熱交換器で発生した結露水が適切に排出されず、ホコリやカビがホース内部に蓄積することで起こります。

経年劣化による樹脂部品のひび割れは、修理費用が高額になるケースが多いため注意が必要です。

買い替えを検討すべきケースは、次の通りです。

  • 修理費用が新品価格の30%を超える
  • 10年以上使用し、複数の箇所に不具合が発生している

初期対応として、ドレンホースの掃除や室外機周辺の清掃は有効ですが、根本的な解決とはなりません。

水漏れが頻発する場合は、内部の腐食や漏電事故につながる可能性が高いため、早めに専門業者に診断してもらうことが重要です。

>> エアコンの室外機の水漏れは故障?正常な場合との見分け方

4. 電気代が急激に上昇

エアコンの電気代が前年同月比で大きく増加した場合、内部機器の効率が低下している可能性があります。

エアコンは、経年劣化により冷媒ガスが減少したり、圧縮機の性能が低下したりすることで、同じ温度設定でも消費電力が増加する傾向があります。

特に10年以上使用すると、フィルターや熱交換器が目詰まりし、通気性の悪化や冷媒循環システムの漏れが発生します。

季節的な要因を除いて、電気代が継続的に増加する場合は、最新の省エネモデルに買い替えると、年間の電気代を削減できかもしれません。

5. 10年以上経過し部品供給が終了

エアコンは製造終了後、10年間が部品保有期間の目安です。
この期間を過ぎると、故障時に必要な部品が手に入らず、修理不能になるリスクが急激に高まります。

部品供給終了後はメーカー保証外となるため、修理費用が高額化する傾向もあります。

買い替えを検討するタイミングとして、製造年数が10年を超えた段階で点検を受けることをおすすめします。

室外機の型番から製造年を確認し、部品保有期間の残り年数を把握しておくと安心です。

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エアコンを長持ちさせるコツ

エアコンを長く使い続けるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。

定期的なフィルター清掃は、冷暖房効率を維持し、電気代の上昇を防ぐうえで非常に重要です。
また、室外機周りを清潔に保つことも、エアコン全体の負担軽減につながります。

>>【保存版】エアコンの掃除方法

定期的なフィルター清掃

エアコンのフィルター清掃は、冷暖房効率を維持するための最重要メンテナンスです。
フィルターにホコリが蓄積すると送風量が減少し、電気代が上昇する可能性があります。

>> エアコンのフィルター掃除の基本手順

具体的な掃除方法

  • 安全のため、電源プラグを抜いてからフィルターを取り外す
  • フィルターの表面は掃除機でホコリを吸い取り、裏面は洗剤を使い水洗いする
  • 完全に乾燥させてから、元通りに設置

掃除頻度は、使用環境によって調整が必要です。
ペットを飼っていたり、喫煙環境である場合は2週間に1回、通常の使用でも月1回を目安に清掃しましょう。

室外機の熱交換器は、専門業者による年1~2回のクリーニングで内部の目詰まりを解消することで、圧縮機の負荷を軽減できます。

>> エアコンクリーニングの費用相場
>> エアコン清掃業者を選ぶときのポイントは?

これらの対策を継続することで、エアコンの寿命を延ばし、電気代を節約できます。

室外機周りを清潔に保つ

室外機周りの清掃は、エアコンの性能維持に直結する、大切なメンテナンスです。
放熱効率の低下は、冷暖房効率が悪化し、電気代の上昇や機器への負担増加を招きます。

具体的な維持管理方法

  • 室外機の周囲50cmは空間を確保: 吸排気口を塞がない/通風不良は、熱交換効率が低下
  • フィンの定期的な清掃:ホコリを払い、中性洗剤を薄めた液で拭き取る/高圧洗浄機の使用は避ける
  • 草木の管理:定期的に剪定し、落ち葉や花粉がフィンに付着するのを防ぐ

これらの対策を継続することで、室外機の過負荷運転を防ぎ、コンプレッサーなどの主要部品の寿命を延ばすことができます。

月に1回の点検と、季節の変わり目に合わせた本格的な清掃を組み合わせるのが効果的です。

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エアコンの耐用年数を伸ばすために適切なメンテナンスを

エアコンの耐用年数は一般的に10〜13年とされていますが、使用環境やメンテナンス状況によって大きく変わります。

買い替え時期の目安としては、修理費用が高額になったり、電気代が上昇したり、冷暖房効果が低下したりした場合などが挙げられます。

適切なタイミングで買い替えることは、快適な室内環境の維持だけでなく、省エネルギー化にもつながります。
最新モデルは省エネ性能も向上しているので、長期的にはコスト削減にもなるでしょう。

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