エアコン修理業者選びの7つのポイント

エアコン修理業者を選ぶ際、どこに注目すればよいのでしょうか?
実績、口コミ、見積もりの透明性、技術者の資格、対応スピード、アフターサービス、部品調達力など、確認すべき要素は多岐にわたります。
これらのポイントをしっかり押さえておきましょう。
1. 実績と口コミで信頼度をチェック
エアコン修理業者を選ぶ上で、実績と口コミは信頼性を判断するための重要な指標となります。
業者のウェブサイトで創業年数や施工実績を確認し、長年の経験がある業者を選びましょう。
地域に根ざした活動をしている業者は、その地域のエアコン事情に詳しく、迅速な対応が期待できます。
口コミは、Googleビジネスプロフィールや専門ポータルサイトで確認しましょう。
特に「対応の丁寧さ」「技術力の高さ」「費用の透明性」の3点に注目して評価を比較すると、業者の特徴が見えてきます。
ただし、口コミの情報は主観的な意見も含まれるため、複数の情報源を参考にすることが大切です。
2. 修理費用の明細と見積もりの透明性
エアコン修理を依頼する際は、費用の内訳が明確で、見積もりの透明性が高い業者を選びましょう。
修理前に詳細な見積もりを提示してもらい、部品代、工賃、出張費などの項目が明確に記載されているかを確認します。
複数の業者から見積もりを取り、価格を比較することも重要です。
同じ修理内容にも関わらず、価格が大きく異なる場合は、業者に理由を確認しましょう。
曖昧な説明をする業者には注意が必要です。
信頼できる業者は、明確に区分した見積書を提示してくれます。 例) 室外機の基板交換の場合:部品代18,000円+工賃12,000円 |
3. 技術者の資格と専門知識を確認
エアコン修理を依頼する際には、技術者が適切な資格を持っているかを確認しましょう。
第二種電気工事士の資格は、配線工事や電圧変更作業に必要です。
また、冷媒フロン類取扱技術者資格は、ガス充填や回収作業を行う上で必須となります。
メーカー認定の技術者資格を持つ技術者がいる場合は、特定のメーカーの機種に精通しているという証明になります。
主要メーカーが実施する研修を定期的に受講している業者であれば、新型エアコンへの対応も期待できるでしょう。
外注ではなく、自社のスタッフが施工する業者を選ぶと、技術レベルの均一性が保たれる傾向があります。
実際に作業を行う技術者の実務経験について質問したり、過去の施工事例について尋ねたりすることで、技術力を判断しやすくなります。
4. 対応スピードと緊急サービスの有無
エアコン修理業者を選ぶ際、対応スピードは重要なポイントです。
特に、エアコンが使えない期間はできる限り短くしたいですよね。
まずは、業者に「故障から修理完了までの標準的な時間」を確認しましょう。
夏季や年末年始などの繁忙期は、メーカー修理が遅れる傾向があるため、24時間対応可能な業者を選ぶと安心です。
(写真付きで症状を登録できる機能があると便利)
緊急サービスを提供する業者の多くは、電話で初期診断を行います。
これにより、現場に到着するまでの時間を短縮することができます。
ただし、即日対応を謳っていても、部品の在庫がない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
主要メーカーの純正部品を常備している業者であれば、平均修理時間を短縮できる可能性があります。
5. アフターサービスと保証期間の長さ
アフターサービスと保証期間の長さは、業者選びにおいて重要な判断基準となります。
修理後も安心してエアコンを使用するために、具体的な保証内容を確認しましょう。
保証書が書面で発行されるかどうかも確認が必要です。
口頭のみの約束では、万が一トラブルが発生した場合に、保証を証明することが難しくなります。
優良な業者では、修理後も定期的に無料点検サービスを提供している場合があります。
定期的なメンテナンスを行うことで、再発を予防することができます。
保証期間の長さは、業者の技術力に対する自信の表れとも考えられるでしょう。
6. 部品の調達力と修理完了までの時間
部品の調達力と修理完了までの時間は、業者を選ぶ上で重要なポイントです。
修理にかかる時間が長ければ、それだけ生活に支障が出てしまいます。
特に、6~8月の繁忙期は、業者によっては部品の手配に2~3日程度かかったり、予約がいっぱいで何日も待たなくてはいけない場合もあります。
部品の入手が困難な場合、修理期間の見通しを明確に伝えない業者や、曖昧な対応をする業者は避けるのが賢明です。
7. メーカー修理との比較メリット
メーカー修理と独立系修理業者、どちらに依頼するか迷う方もいるかもしれません。
それぞれのメリットを比較してみましょう。
メーカー修理は、純正部品を使用し、製品の構造を熟知した技術者が対応するため、信頼性が高いのが特徴です。
保証期間内の修理であれば費用がかからない場合が多く、部品の在庫があれば初回訪問で修理が完了することもあります。
一方、独立系業者は、メーカーに比べて価格が柔軟で、即日対応が可能な場合が多いです。
\専門業者に相談したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
修理依頼前に自分でできる簡単チェック
エアコンが故障したと思ったら、すぐに業者に連絡する前に、自分でできる簡単なチェックを試してみましょう。
エラーコードの確認、フィルター清掃、室外機周辺の環境改善など、簡単な対処で解決できることもあります。
また、修理と買い替えのどちらが得策かを判断するためのポイントも知っておくと、より賢い選択ができます。
エラーコード確認で症状を正確に伝える
エアコンのエラーコードは、故障の原因を特定するための重要な情報です。
コードを業者に伝えることで、修理がスムーズに進む可能性があります。
エラーコードは、メーカーの公式サイトや取扱説明書で確認することができます。
例えば、ダイキン製のものであれば「A6」はファンモーターの異常、「U4」は室内機と室外機の間の通信障害といった意味があります。
エラーコードをリセットすると、履歴が消えてしまう可能性があるため、表示されている間に写真を撮っておくことをおすすめします。
複数のエラーが交互に表示される場合は、すべてのコードと発生順序を記録しておきましょう。
フィルター清掃で解決するトラブル
エアコンのフィルター清掃は、多くのトラブルを未然に防ぐために非常に有効な手段です。
フィルターにホコリが溜まると、空気の循環効率が低下し、電気代が高くなることがあります。
冷却・暖房効率の低下や風量減少といった症状は、フィルター清掃で改善されることが多く、 フィルターに繁殖したカビは、異音の原因となります。
定期的に水洗いすることで、カビの繁殖を抑えることができます。
浴室でフィルターの裏側からシャワーをかけ、中性洗剤で優しく洗うのが効果的です。
2週間に1回の掃除機での清掃と、月に1回の水洗いを組み合わせるのが理想的でしょう。
清掃後は、必ず日陰で完全に乾燥させてください。
網目を傷つけないように注意しましょう。
室外機周辺の環境改善で性能復活
室外機周辺の環境を整えることが、エアコンの性能を維持するために重要です。
室外機のフィンに落ち葉やホコリが詰まると、熱交換効率が低下し、エアコンの性能が大きく損なわれます。
定期的にブラシや掃除機で表面の汚れを取り除き、汚れがひどい場合は、専門業者による高圧洗浄を行いましょう。
室外機の設置場所にも注意しましょう。
室外機が密閉された状態になると、排熱できずに消費電力が増加します。
特に、配管側のスペースは、冷却材の循環に影響します。
冬季は、積雪対策も忘れずに行いましょう。
雪が吸気口を塞ぐと、ファンに負荷がかかり、モーターが故障する原因となります。
簡易的な屋根を設置したり、除雪スコップで定期的に雪を取り除くなどの対策を行いましょう。
修理か買い替えか判断するポイント
エアコンの修理か買い替えかを判断する際には、次の3つの基準を参考に、総合的に検討しましょう。
|
最新機種に買い替えることで、電気代を節約できる可能性があります。
古い機種のデメリット
製造から10年以上経過した機種は、部品の供給が終了している可能性があり、修理が困難になる場合があります。
また、古い機種は省エネ性能が低く、最新モデルに比べて電気代が高くなる傾向があります。
業者に見積もりを依頼し、修理費用と、新品価格に加えてランニングコスト(電気代)を比較検討することが重要です。
ガス漏れや主要部品の故障は、修理費用が高額になることが多いため、専門家のアドバイスを参考に、慎重に判断しましょう。
\専門業社を探したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
エアコン修理は信頼できる業者に
エアコン修理業者を選ぶ際には、信頼できる業者を選び、適正な価格で修理を行うことが重要です。
この記事で解説した7つのポイントを参考に、口コミや実績、料金体系などを比較検討し、ご自身に合った業者を選びましょう。
万が一の事態に備えて、事前に近隣の優良業者をリストアップしておくと安心です。
適切な業者を選び、快適な室内環境を取り戻しましょう。

リショップナビは3つの安心を提供しています!
-
ご希望にあった会社をご紹介!
お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。
-
しつこい営業電話はありません!
紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。
-
見積もり後のフォローも致します
ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。