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※2021年2月リフォーム産業新聞より

ペットのためのリフォーム・リノベーション~安全で快適に暮らすためのアイデア/事例をご紹介~

ペットのためのリフォーム・リノベーション~安全で快適に暮らすためのアイデア/事例をご紹介~

更新日:

猫・犬などのペットと暮らす家では、リフォームやリノベーションで解決したいことが色々ありますよね。臭い対策や、壁紙クロスの保護、フローリング・床材の交換、扉・ドアのいたずら防止、遊び場作りや、庭・ベランダの安全対策など……。ペットも大切な家族の一員だからこそ、本当に快適に暮らせる環境にしてあげたいもの。そこで今回は、お悩みやご希望に合ったリフォーム方法・費用相場や、施工事例をご紹介します。工事の際に考えられるストレス・トラブル回避のポイントも解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

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(※記事内情報引用元:パナソニックLIXILトクラス各ホームページより)

〈目的別〉ペットと暮らす家のおすすめリフォーム方法は?

〈目的別〉ペットと暮らす家のおすすめリフォーム方法は?

リフォームで対策したい内容としては、やはり、ペットの臭いや、いたずら、ご近所への騒音などが挙げられますよね。

また「足腰に負担がかからない床材にしてあげたい」「もっと、のびのびと過ごせる遊び場をつくってあげたい」といった理由から、リフォームやリノベーションを検討されている方も、多いことでしょう。

本記事では、このような問題を解決するための方法として、下記のようなリフォームについてお話ししていきます。

【壁/消臭/床/防音/防寒】のおすすめリフォーム
【壁/消臭/床/防音/防寒】のおすすめリフォーム

■壁のいたずら対策には「ペット用壁紙」や「腰壁」
■防臭・調湿には「珪藻土」や「エコカラット」
■気になる臭いがあれば「消臭クリーニング」も一緒に
■脱臭対策で「ナノイー発生機」設置
■換気のためには「窓」を増設
「床材」は、足に優しく掃除しやすい、遮音仕様の物に
■寒さ・アレルギー対策に「床暖房」
■防音・断熱には「内窓」の追加

【ドア/建具】のおすすめリフォーム
【ドア/建具】のおすすめリフォーム

「網戸」のネットはステンレス製に張り替え
「ペット用ドア」の設置
■猫がドアを開けるいたずらは「扉交換」や「鍵追加」で防ぐ

【遊び場/外構】のおすすめリフォーム
【遊び場/外構】のおすすめリフォーム

■運動場所として「キャットウォーク」や「ドッグラン」を施工
■庭やベランダの安全対策に「目隠しフェンス」を設置
■犬の玄関からの飛び出し事故は「門扉」で防止
■足を洗える「立水栓」や「シャワープレイス」の新設

【水まわり】のおすすめリフォーム
【水まわり】のおすすめリフォーム

■ペットの入浴には「広い洗面台」や「マイクロバブルバス」
■リビングにいるペットを見守れる「対面式のキッチン」
■コンロが危ない場合は「IHクッキングヒーター」に交換

以下より、それぞれのリフォーム内容の詳細や費用目安を解説していきます。
ペットの性格・体の大きさ・年齢なども考慮しつつ、好みの内容を組み合わせて、理想的な住まいにしていきましょう。

>> リフォーム何から始める?知っておきたいリフォーム前の準備

【壁/消臭/床/防音/防寒】のリフォーム・費用

壁のいたずら対策には、ペット用壁紙・腰壁がおすすめ

壁のいたずら対策には、ペット用壁紙・腰壁がおすすめ

かじる、猫が爪とぎをする、などの理由で「部屋や廊下の壁がボロボロになってしまう」という悩みを抱えている方は、きっと多いはず。
そこで、丈夫で掃除しやすく、かつ消臭効果や脱臭機能のある壁材に交換するとよいでしょう。

中でも手頃なのが「ペット用壁紙クロス」です。
一般的なビニールクロスよりも、ひっかき傷に強く、抗菌・消臭加工されている製品もたくさん流通しています。

壁のいたずら対策には、ペット用壁紙・腰壁がおすすめ

壁の下側に、傷・汚れに強い「腰壁」を設置する方法も有効です。
腰壁専用の板やパネル材もありますが、丈夫な壁紙クロスを壁の下部に貼るだけでも効果があります。

【ペット用壁紙クロス・壁材の主なメーカー品】
リリカラ『エアリフレ』/サンゲツ『スーパー耐久性(ペット対応)』、『ルームエアー』/大建工業『ハピアウォールハードタイプ(腰パネル・壁パネル)』

上記のようなリフォームでかかる費用は、おおむね以下の通りです。

壁紙張り替え費用

1~1.5千円/㎡

腰壁設置費用

1~2万円/m(高さ90cm程度の場合)

防臭・調湿には、珪藻土やエコカラットも施工を

防臭・調湿には、珪藻土やエコカラットも施工を

消臭・調湿効果がある自然素材を使いたい方には「珪藻土」塗装や、LIXIL(リクシル)の『エコカラット/エコカラットプラス』などもおすすめです。
拭き掃除のしやすさを重視したい方には、壁紙クロスやパネル、エコカラットプラスなどが適しています。

各々の施工費用は、以下を参考にしてください。

珪藻土の塗装費用

3~6千円/㎡

エコカラット施工費用

9千~2万4千円/㎡

今すぐ消臭したいならクリーニングも実施

リフォームを機に、部屋に染み付いてしまっている臭いも改善したいという場合には、消臭・除菌クリーニングも依頼するとよいでしょう。

価格設定は、業者によって異なり、床面積(平米単価)で出す所もあれば、室内容積(1立方メートルあたり〇円)と出す所もあります。
また「30㎡未満/30~60㎡」など、30㎡区切りで一律料金としている業者も多く見られます。

消臭・除菌クリーニング代

●平方メートル単位の場合:1~4.5千円/㎡

●立方メートル単位の場合:1~2千円/㎥

脱臭にはナノイー発生機の増設が有効

脱臭にはナノイー発生機の増設が有効

引用元:https://news.panasonic.com/jp/topics/2013/37978.html

今後しっかり防臭対策していきたい場合は、脱臭力の高い「ナノイー発生機(エアイー)」を設置するのもよいでしょう。
天井埋め込み型であれば、場所を取らず、見た目もスッキリします。

ナノイー発生機の設置費用

4~6.5万円/台

換気のために窓を増設する方法も

換気のためには、窓を増設すると効果的です。
ただしマンションの場合は、外壁を壊して窓を新設する工事は許可されない可能性が高いでしょう。

換気のために窓を増設する方法も

一方、湿気や臭いがこもりがちな部屋の間仕切り壁などに「室内窓」を追加するリフォームなら、集合住宅でもOKとなるケースが多いです。

(外壁側に)窓を増設する費用

10~30万円/箇所
(※一戸建ての2階などは別途、足場設置代がかかる場合あり)

室内窓を増設する費用

10~20万円前後/箇所

>> 窓・サッシリフォームの費用とポイント
>> 室内窓リフォームの価格・おすすめ品

消臭効果のあるパネルの設置や、脱臭機を利用することでペットの臭い対策をすることができます。
シャンプーをしても臭いが気になる場合は、こういった工夫も視野に入れておくとよいでしょう。

ペットリフォームの相談ができる 施工会社を探したい!無料リフォーム会社一括見積もり依頼

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床は、足に優しく掃除しやすい、遮音仕様の素材に

滑りやすい床や「合板フローリング」などの硬い床では、ペットの足腰に負担がかかってしまいます。

また、アンモニアに弱いフローリング材が多いため、マーキングしてしまう子を飼育している場合、床材選びはとても重要です。

床は、足に優しく掃除しやすい、遮音仕様の素材に

そこでリフォームの際には、滑りにくく、柔らかさや耐久力があり、かつ掃除しやすい物を選びましょう。

おすすめは「ペット用フローリング」や「ペット用クッションフロア」です。
ペットの足腰に優しく、消臭・抗菌機能付きの物が多く販売されています。
マンションなど2階以上の部屋にも適した、防音性が高い物も多いです。

【ペット用フローリングの主なメーカー品】
大建工業『ワンラブフロア』、『ワンラブオトユカSF45 』/永大産業『スキスムSパートナーワン』/パナソニック『アーキスペック』シリーズ

【ペット用クッションフロアの主なメーカー品】
東リ『ニュークリネスシート』/サンゲツ『ペット快適専科(H FLOOR)』

>> クッションフロアのメリット・デメリット

床は、足に優しく掃除しやすい、遮音仕様の素材に

なお、ペットが粗相してしまうことが多いようであれば、掃除しやすい床材にした上で、洗濯しやすいタイルカーペットやマットを敷くのが無難かもしれません。
継ぎ目の少ない床にリフォームしておくと、より掃除が楽になるでしょう。

逆に、あまりいたずらをしない子であれば「コルクタイル」や「無垢材フローリング」といった自然素材もおすすめです。

床材ごとのリフォーム価格と特徴は、以下を参考にしてください。

床材

施工費用(6畳の場合)

特徴

フローリング

6~18万円

最も主流な床材

クッションフロア

4~10万円

安価で掃除が楽

コルクタイル

11~20万円

衝撃や音を吸収しやすい

防音フローリング・カーペット

6~23万円

足音を軽減できる

>> フローリング・クッションフロアなどの特徴・価格
>> コルクタイルの特徴・価格
>> 防音リフォームの方法・費用

床暖房も設置すれば、寒さ・アレルギー対策に効果的

床暖房も設置すれば、寒さ・アレルギー対策に効果的

寒さ対策としては、床暖房の設置がおすすめです。
ストーブで火傷してしまう事故を防ぎやすく、またヒーターのように温風が出ないのでペットの抜け毛やホコリが舞いにくく、アレルギー対策としても効果があると言えるでしょう。

ちなみに、床暖房を増設する場合には「電気ヒーター式」か「温水式」か、選ぶことになります。
火傷のリスクが不安であれば「温水式」を推奨しますが、温水パネルの施工費や、場合によっては熱源機(給湯器など)の工事費も必要になるため、リフォーム価格はやや高額になります。

なお、床暖房対応の床材は限られていますが、遮音フローリングを選べることもあります。
防音対策を兼ねたい場合などは、リフォーム会社と相談しながら適した床材を選びましょう。

床暖房の増設費用

床暖房本体設置 = 30~65万円(6畳の場合)

熱源機の設置 = 25~100万円
(※温水式で、給湯器増設の必要がある場合)

>> 床暖房設置リフォームの費用!ヒーター式と温水式の違いって?
>> ガス温水式床暖房について知りたい!メリットと注意点

内窓の追加で、防音・断熱を同時に実現

「鳴き声が近所迷惑になっているかも」という時や「道路の騒音がうるさくて、かわいそう……」という場合には、既存の窓の内側に「内窓」を追加し、二重窓にするリフォームが最良と言えます。

内窓の追加で、防音・断熱を同時に実現

内窓は、防音性だけではなく断熱性も向上するため、「冬場は寒い/夏場は暑い」という悩みも解消できます。

リフォーム内容が制限されがちなマンションであっても、管理組合から許可してもらえるパターンが多いので、集合住宅にお住まいの方からも人気が高い方法です。

既存の窓に、内窓を追加する費用

8~15万円/箇所
(※高性能な製品は、倍の金額になる可能性あり)

>> 内窓リフォームの価格・効果・おすすめ品
>> 窓の防音リフォームの方法・おすすめ品

換気用に窓を増設する場合も、最初から二重窓を取り付ければ、防音・断熱対策ができて効率的ですね。

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【ドア/建具】のリフォーム・費用

網戸のネットには、ステンレス製を採用

網戸のネットには、ステンレス製を採用

網戸のいたずら防止をしたい方は、ステンレス製のネットに張り替えてみてはいかがでしょうか。
一般的な網戸ネットより高額ですが、破れにくく頑丈です。

張り替え費用は、網戸のサイズによっても変わってきます。
また、何枚であっても業者の出張費がかかるため、枚数が多いほうが割安になる可能性が高いです。

ステンレス網戸への交換費用

1~2万円/枚

窓や内窓を追加する場合も、一緒に網戸を施工してもらうとよいかもしれませんね。

ペット用ドアで出入りしやすく

ペット用ドアで出入りしやすく

一般的に、リビングに出入りできるようにすると、ペットは安心すると言われています。
実際「猫用ドア」や「犬用ドア」を、リビングの壁などに取り付けてあげたいと思う方も多いのではないでしょうか。

庭に直結するドアの場合は、通った後にすぐ閉まるタイプにしておくと、虫が室内に入ってくることを防げます。
二つ折りのフラップタイプが使いやすいでしょう。

【ペット用ドアの主なメーカー品】
大建工業『hapia(ハピア) ペット壁内くぐり戸』/ユニフロー『ペット~る』/アトム『ペットくぐ~る』

ペット用ドアの設置費用

1.5~6万円/箇所
(※外壁など工事が大変な場所だと、10万円位になる場合あり)

扉交換や鍵追加で、猫がドアを開けるいたずらを防止

「猫が室内ドアを開けっぱなしにしてしまうのを何とかしたい」という場合には、鍵を追加するか、ドア自体を開閉しにくい物に交換してしまいましょう。

扉交換や鍵追加で、猫がドアを開けるいたずらを防止

なお「ペット用ドア付き」の室内戸も、おしゃれなデザインの製品が多く、好評ですよ。

【ペット用ドア付き室内戸の主なメーカー品】
大建工業『hapia(ハピア) ペットドア』/LIXIL『ラシッサ』/YKK AP『ラフォレスタ』

扉交換や鍵追加で、猫がドアを開けるいたずらを防止

クローゼットの扉も、簡単に開閉できてしまう場合は要注意です。
触れられては困るパソコンなどを収納している場合は、フラットタイプの折れ戸などに交換すると安全です。

既存ドアに鍵を追加する費用

9千~4万円

室内戸・クローゼット扉の交換費用

3~10万円

>> 室内ドアリフォームのポイント・費用
>> クローゼットリフォームの費用・注意点!

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【遊び場/外構】のリフォーム・費用

キャットウォークやドッグランなどで、運動不足・ストレス解消

キャットウォークやドッグランなどで、運動不足・ストレス解消

運動不足・ストレスの解消のため、ペットが自由に遊べる「キャットウォーク・キャットタワー」や「ドッグラン」などを、室内もしくは庭やベランダに作っておけるとよいですよね。

キャットウォークやドッグランなどで、運動不足・ストレス解消

ウッドデッキ」や「サンルーム(ガーデンルーム)」などを増設される方も多いので、屋内と屋外どちらに何を作るか、ご自宅に合ったプランをぜひ選択してみてください。

特に一戸建て住宅の場合は、既存のベランダやバルコニーを、部屋やサンルームに改装される方も多いですよ。

キャットウォーク設置費用

5~10万円(1部屋の場合)

ドッグラン設置費用

30~100万円
(※狭い範囲で簡単に作るなら約10万円~)

ウッドデッキ設置費用

25~40万円

サンルーム設置費用

30~100万円

>> 子供や犬が遊べる庭づくりのコツと注意点!
>> ウッドデッキは樹脂・人工木の製品が人気!
>> ベランダを部屋・サンルームに変更する際の価格・注意点

庭やベランダは、目隠しフェンスで安全対策を

庭やベランダは、目隠しフェンスで安全対策を

庭やベランダに遊び場を作る場合には、外からの視線や、飛び出し・転落事故などが不安になるかもしれませんね。

この場合は、ペットの体型や運動神経などに合わせて、目隠しフェンスで周りを囲っておきましょう。

目隠しフェンスの設置費用

7千~4万円/m

>> 目隠しフェンスの選び方・価格
>> フェンス高さの目安と目的に合わせた選び方

犬の玄関からの飛び出し事故は、門扉で防止

犬の玄関からの飛び出し事故は、門扉で防止

一戸建ての場合、犬のお散歩前の飛び出し事故が心配な方もいらっしゃるでしょう。
この場合は、玄関前に門扉を設置するとよいでしょう。

門扉の設置費用

15~55万円

>> 門扉リフォームの価格・注意点

立水栓・シャワープレイスがあると便利

立水栓・シャワープレイスがあると便利

引用元:https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/faucet/

外遊びが好きな子であれば、庭やベランダあるいは外構に、ペット用の立水栓(水栓柱)・シャワープレイスがあると、簡単に足を洗ってあげたい時などに役立ちます。

ペット用立水栓の設置費用

15~30万円

【水まわり】のリフォーム・費用

入浴には、広い洗面台やマイクロバブルバスがおすすめ

入浴には、広い洗面台やマイクロバブルバスがおすすめ

引用元:http://www.toclas-reform.jp/post152/

ペットの入浴用に、シンクが広くシャワー機能がある洗面台に交換しておくと、何かと便利です。

【ペットのシャンプーに向く洗面台の主なメーカー品】
トクラス『アフェット セレクトボウルタイプ』/LIXIL『ピアラ』

また既存の浴室に、細かい汚れを落とせる「マイクロバブルバス」を追加する工事も人気がありますよ。

大型の子や、洗面台では暴れてしまうような子であれば、洗い場が広く、掃除しやすい浴室があると理想的ですね。
毛が溜まるので、ゴミを捨てやすい形の排水口があるユニットバスだと、日々のお手入れが楽になります。

洗面台の交換費用

25~35万円

マイクロバブルバス設置費用

30~35万円

ユニットバス交換費用

50~150万円

>> 洗面台のメーカーの特徴・おすすめ品
>> ユニットバスのメーカーの特徴・おすすめ品

キッチンは、リビングのペットを見守れる対面式に

キッチンは、リビングのペットを見守れる対面式に

現在、壁付けタイプのキッチンの場合には、キッチンの向きや位置を変えて「対面式」にしておくと、リビングや庭で遊ぶペットの様子を見守れますよ。

キッチンに侵入できないように柵やペットフェンス(ベビーフェンス/ベビーゲート)を取り付けたい場合も、対面型のキッチンなら設置場所に困らないでしょう。

キッチンを壁付けから対面式へ変更する費用

55~200万円

>> 対面式キッチンのメリット・デメリット・費用
>> キッチン・台所リフォームの費用

ガスコンロが不安なら、IHクッキングヒーターに変更を

ガスコンロが不安なら、IHクッキングヒーターに変更を

「猫がどうしてもキッチンに入ってきてしまうので、危険!」などという場合には、コンロ部分をチャイルドロック機能付きの「IHクッキングヒーター」に変更することで、対策するとよいですね。

ガスコンロからIHへの交換費用

9~25万円

>> ガスとIHの特徴・交換費用・光熱費を比較!

キッチンでは思わぬ事故が起こるかもしれないので、心配に感じる方もいると思います。
実績が豊富なプロに相談することで、お家に合った対策を提案してくれるでしょう。

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ペットのためのリフォーム・リノベーション事例6選

それではここで、当サイト『リショップナビ』の加盟店が、実際に上記のようなリフォーム・リノベーションを行った例をご紹介します。

事例1 ベランダを猫専用スペースに

事例1 ベランダを猫専用スペースに
リフォーム費用148万円
施工日数14日
住宅の種類一戸建て
築年数15年

既存のベランダを、キャットウォークやキャットタワーがある部屋へとリフォームしました。
窓だけではなく、扇風機用のコンセントも設置しているため、換気対策もバッチリです。

>> このリフォーム事例を詳しく見る

事例2 犬・猫と暮らしやすいマンションへ

事例2 犬・猫と暮らしやすいマンションへ
リフォーム費用300万円
施工日数45日
住宅の種類マンション
築年数34年

水まわり・LDK・玄関・洋室を全面的に改装し、ペット専用の部屋も作りました。
リビングには、キャットウォークや、消臭効果のある壁紙クロスとエコカラットを採用。床は、走り回っても下階に迷惑がかからないよう防音施工しています。

>> このリノベーション事例を詳しく見る

事例3 キャットウォークや、傷・臭いに強い内装材を施工

事例3 キャットウォークや、傷・臭いに強い内装材を施工
リフォーム費用300万円
施工日数21日
住宅の種類マンション
築年数11年

爪とぎで傷だらけになっていた洋室やLDKを、傷に強い床材・腰壁パネルなどで保護しつつ、消臭クロス・タイルや、エコカラットを使ってリフォーム。フローリングには、猫の砂が入り込む隙間がない、お手入れ簡単な物を採用しました。
引っ掻かれて破れていたカーテンもアルミ製のブラインドに交換し、キャットウォークや猫トイレ収納も設置しました。

>> このリフォーム事例を詳しく見る

事例4 無垢フローリング・ウッドデッキ・足の洗い場などがある住まい

事例4 無垢フローリング・ウッドデッキ・足の洗い場などがある住まい
リフォーム費用350万円
施工日数60日
住宅の種類一戸建て
築年数15年

ワンちゃんが室内で遊ぶことが多く、リビングの傷が目立っており、また滑りやすい床材で愛犬に負担がかかることをご心配されていたため、自由に遊び回れる無垢材のウッドデッキを設置しました。
屋内の床も新調し、同様に足腰に優しい無垢素材のフローリングを採用。
さらに玄関には、お散歩の後にすぐに足を洗えるようシャンプー台を造作しました。

>> このリフォーム事例を詳しく見る

事例5 2匹の愛犬が遊びやすいLDK&収納も増設

事例5 2匹の愛犬が遊びやすいLDK&収納も増設
リフォーム費用572万円
施工日数25日
住宅の種類マンション
築年数11年

2匹のワンちゃんが暮らしており、ペット用品が多く、収納場所にお困りでした。使いづらい高さだったキッチンも交換しつつ、LDKを中心にリノベーションを実施。
愛犬が走り回れるよう、リビングは隣接していた和室と一体化させて広くしました。大型クローゼットや壁面収納の造作で収納力をアップ。壁・床・天井には、消臭力の高い商品を施工。床は、傷に強く滑りにくい素材を採用しています。

>> このリノベーション事例を詳しく見る

事例6 全面改装で、キャットステップや対面キッチンのある家に

事例6 全面改装で、キャットステップや対面キッチンのある家に
リフォーム費用895万円
施工日数60日
住宅の種類マンション
築年数20年

愛猫のためのリフォームと一緒に、LDK・浴室・トイレ・玄関などを全面的に改装し、生活動線を改善しました。
リビングの壁面には、猫用のステップを設置。キッチンは向きを変えてリビングを見渡せる対面型に変更し、入り口には猫の侵入防止対策もしやすい扉を施工しています。
アクセントクロスや家具のカラーコーディネートが可愛らしい、くつろげる空間です。

>> このリノベーション事例を詳しく見る

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工事中や工事前後にありがちなトラブル回避のための注意点

最後に、リフォームで気を付けておきたい点について、お話ししておきましょう。

増築する場合は「確認申請」が必要なケースがある

サンルームを設置する場合や、ベランダを部屋にリフォームする場合には、基本的に「増築扱い」になるため注意が必要です。

増築の際には、防火地域・準防火地域の住宅であれば、必ず確認申請をしなくてはいけません。
またその他の地域であっても、10㎡を超える増築を行う場合、やはり確認申請が必要となります。

不安な方は念のため、お住まいの自治体やリフォーム会社に聞いておくとよいでしょう。

>> 増築リフォームにかかる費用と確認申請の注意点
>> 建築確認申請が必要なリフォーム工事とは?

工事中のストレス・騒音・飛び出しやケガに注意

工事中のストレス・騒音・飛び出しやケガに注意

工事中は、騒音や、見慣れない業者の出入りなどにより、ペットに予想以上のストレスを与えてしまう可能性があります。

「一部屋ずつなど、狭い範囲を徐々に施工してもらう」「ペットホテルに預ける」といった計画をしておきましょう。

ペットホテルに預けない場合には、工事中の飛び出し防止対策も必須です。
落ちているクギを誤食してしまうなどの危険もあるため、ケガをしないよう用心してくださいね。

なお多頭飼いの場合は、興奮によりケンカしてしまわないかも配慮してあげましょう。

>> ペットがいても住みながらリフォームはできる?注意点も解説

工事中・工事後の寝床やトイレの位置も確保を

落ち着ける場所で眠りたいのは、ペットも人間も一緒ですよね。
また自分の臭いがあることで、動物は安心できるものです。
工事中、そして完工後も、リラックスできる場所に、寝床やトイレを必ず確保してあげましょう。

寒暖差が激しいと体調を崩してしまうため、なるべくエアコンが効く部屋に配置できると理想的です。

工事中・工事後の寝床やトイレの位置も確保を

大切な家族であるペットのために、今回ご紹介したポイントを考慮しながら、最も信頼できるリフォーム会社に施工を依頼できるとよいですね。
業者によっては「愛犬家住宅コーディネーター」などの資格を持ったスタッフが在籍していることもあるので、探してみてはいかがでしょうか。

よりペットとの時間を豊かに過ごせる住まいを、ぜひとも実現してくださいね。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

ペットと暮らす家でおすすめのリフォーム方法や費用を知りたいです。

「壁や床の消臭・防音・防寒対策」や「ペット用ドアの設置」「遊び場(キャットウォークやドッグランなど)を設けるリフォーム」など、さまざまな施工パターンや費用相場について、こちらで詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

ペットのためにリフォーム・リノベーションした実例を見たいです。

愛猫家・愛犬家の方々のお住まいの、リフォーム・リノベーション事例をこちらに掲載しています。

ペットと暮らす家でリフォーム・リノベーションする際に、注意することはありますか?

工事の騒音などによるストレスを与えないよう工夫してあげること、寝床やトイレなどをきちんと確保してあげることなど、注意点についてこちらで解説しています。
施工前にチェックしておいてくださいね。

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