クッションフロア6つのデメリット!後悔しないための対策やメリットをご紹介

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クッションフロア6つのデメリット!後悔しないための対策やメリットをご紹介

更新日:2024年04月19日

クッションフロアのデメリットとは?後悔しないための対策やメリットを紹介

クッションフロアの張替え・設置を考えているものの、デメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。
劣化の早さや耐久性の低さなどのデメリットはありますが、使い方次第で長く快適に使用できます。
メリットも多くあるため、デメリットと比較して張替えを検討するのがおすすめです。
この記事ではクッションフロアのデメリットや張替・設置で後悔しないための対策、自分で張り替える手順を詳しく解説します。

クッションフロアとは

クッションフロアとは

クッションフロアのデメリットをチェックする前に、どのような床材かを正しく理解しましょう。

次の3点に分けて、クッションフロアとは何かを解説します。

なお、クッションフロアの特徴や張り替え費用は次の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

>> クッションフロアの特徴・張り替えリフォームの費用相場

特徴

クッションフロアとは、塩化ビニール樹脂を原料とする床材です。

ビニールの裏側に厚さ2~4mm程度のクッションが貼り付けられていて、やわらかい感触になっています。

表面にはガラス材を使用し、木目やレンガなどがプリントされていてデザインが豊富です。

ビニール材質は水分を吸収しにくいため、耐水性に優れ、汚れがついても簡単に洗い流せます。

張り替えや撤去などの作業が簡単で、リフォームしやすい点も特徴です。

張り替え・施工にかかる費用

クッションフロアの張り替え費用は、1m²あたり2,200円~4,500円ほどです。

6畳に相当する10m²程度のフロアであれば、3万円から5万円ほどで施工できます。

クッションフロアに張り替える部屋ごとの費用もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

部屋 費用相場
リビング・ダイニング・洋室(6畳) 3万円~5万円
和室(6畳) 8万円~11万円
キッチン(4畳) 4万円~10万円
洗面所(3畳) 4万円~7万円
トイレ(1畳) 2万円~5.5万円

>> 床の張り替えリフォーム費用相場
>> キッチン床の張り替えリフォーム費用!おしゃれで掃除しやすい床材は?

設置に向いている場所

クッションフロアは水に強く、汚れを落としやすいので、浴室やトイレなど水回りに向いています。

さらに、クッションによる衝撃吸収性があるため、子どもやペットがいる部屋にもおすすめです。

他の床材に比べて安価なため、汚れや傷がついても、コストを抑えて交換できます。

>> 子供部屋に最適!コルクタイルの床材のメリット・デメリット・価格とは?
>> ペットのためのリフォーム・リノベーション

クッションフロアに張り替えるデメリット

クッションフロアに張り替えるデメリット

クッションフロアに張り替える際に気を付けたいデメリットは、次の6つです。

  • フローリングより劣化しやすい
  • 傷やへこみができやすい
  • 熱に弱く変色・変形しやすい
  • 通気性が悪くカビが発生しやすい
  • 高級感に欠ける
  • 交換頻度が高い

耐久性や見た目の印象などの弱点を理解した上で、張り替えを検討しましょう。

フローリングより劣化しやすい

クッションフロアは、フローリングに比べて劣化しやすい点がデメリットです。

耐久性はそれほど高くなく、衝撃や熱などに弱いため、さまざまな要因で劣化してしまいます。

また、クッションフロアは専用の接着剤やテープで床に貼り付けるため、接着剤が劣化するのも気になるポイントです。

さらに、劣化によってクッションフロアが浮いてしまい、すき間にゴミやほこりが溜まります。

長く使うためにはこまめな手入れが必要になるため、メンテナンスを手間に感じるかもしれません。

劣化の程度によっては交換が必要になり、コストもかかりやすいです。

傷やへこみができやすい

クッションフロアはやわらかいビニール素材を使用しているため、傷やへこみがつきやすいです。

家具をクッションフロアの上で引きずると、傷がつくことはもちろん、破けてしまうケースもあります。

家具の重みによって、クッションフロアがへこむ場合がある点にも注意が必要です。

熱に弱く変色・変形しやすい

クッションフロアに使用されているビニール素材は熱に弱いため、熱による変色や変形に注意しなくてはいけません。

日光の紫外線によって変色が起きると、周囲の床材や家具などに色移りする恐れがあります。

熱湯やタバコの灰などでも溶けてしまうので、取り扱いには注意が必要です。

通気性が悪くカビが発生しやすい

クッションフロアのビニール素材は通気性が悪く、床に接着するため空気が逃げる場所がほとんどありません。

風通しを確保しにくいため、定期的に確認しないと湿気でカビが生えてしまいます。

防カビ加工を施したクッションフロアを使用する、下地処理をするなどの対策はありますが、カビ防止には定期的な確認とメンテナンスが必要です。

高級感に欠ける

クッションフロアのビニール素材は、フローリングと比較すると安っぽく見える場合があり、高級感のある空間をつくりたい場合にクッションフロアはあまり向いていないと言われています。

木目調やレンガ調などデザインのバリエーションは広いですが、質感では高級感に欠けるのがデメリットです。

カタログやインターネットでクッションフロアを選ぶ際は、デザインに注目しがちなため、実物を確認したときにイメージと異なる恐れがある点に注意しましょう。

交換頻度が高い

クッションフロアは耐久性が比較的低いため、交換頻度が多くなりがちです。

家具による傷・へこみや熱による変色・変形などが起きると、交換を検討しなくてはいけません。

張り替えや交換費用は他の床材に比べると安価ですが、頻度が多くなるとコストがかさむ可能性があります。

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クッションフロアに変更して後悔しないための対策

クッションフロアに変更して後悔しないための対策

クッションフロアにはデメリットがいくつかあるため、あらかじめ理解していないと変更後に後悔する場合があります。

クッションフロアに変更して後悔しないためには、次の対策がおすすめです。

フロアの上で家具を引きずらない

クッションフロアは耐久性が低いため、長く使用するためには慎重に取り扱う必要があります。

傷の原因の多くは引きずりであるため、クッションフロアの上では家具を引きずらないようにしましょう。

フローリングも同様ですが、チェアやテーブルなどを移動する際は、一度持ち上げてから運ぶのが基本です。

跡が残らないようにこまめに位置を変える

クッションフロアに跡が残らないようにするためには、上に乗せた家具の位置をこまめに変えるのがおすすめです。

棚やタンスなどの家具をこまめに動かすのは難しいですが、チェアや置物など動かしやすいものは定期的に位置を変えましょう。

位置を変えるのが難しいときは、家具の下にクッションを入れてクッションフロアへの負担を軽減するのが効果的です。

定期的にカビの状態を確認する

クッションフロアの大敵であるカビを予防するために、定期的に状態を確認しましょう。

可能であればクッションフロアをめくり、目視でカビをチェックするのがおすすめです。

カビが発生しにくくなるように、防カビシートをクッションフロアの下に敷くのも効果を期待できます。

また、カビは湿度が高く温度が保たれている環境を好むため、こまめな換気による除湿がカビ防止につながるでしょう。

クッションフロアのメンテナンス方法は次の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。

>> クッションフロアのメンテナンス・お手入れ方法はこちらから

自宅の雰囲気に合ったデザインを選ぶ

クッションフロアは質感は安っぽく見えがちですが、デザインのバリエーションが多いため、自宅の雰囲気に合わせやすい特徴があります。

雰囲気に合ったデザインを選ぶと、部屋全体に統一感が生まれ、おしゃれな空間を演出できます。

木目調やレンガ調のほか、タイル調やチェック柄など多彩なデザインがあるので、部屋の雰囲気やテイストに合ったものを選びましょう。

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クッションフロアを自分で張る方法

クッションフロアを自分で張る方法

クッションフロアは既存の床材の上から張る「重ね張り」であれば、自分でも張れます。

賃貸住宅でも、張りたいクッションフロアを敷くだけで変更できるのが魅力です。

賃貸住宅の場合、自然に生活をして劣化した部分や傷以外は、自分で原状回復をしなければなりません。

賃貸でDIYをお考えの際はクッションフロア用の両面テープを使うなど、退去の際はきれいに原状回復できるよう行うのがおすすめです。

クッションフロアを自分で張る際は、次の手順で作業を進めましょう。

1. 床をきれいな状態にする

重ね張りは、既存の床材の上からクッションフロアを張るため、ゴミやほこりがすき間に入らないようにはじめに掃除をしましょう。

掃除機でゴミを吸い取ったり、雑巾で水拭きしたりするなど、クッションフロアを張った時に凹凸ができないようにしてください。

2. フロアを敷く位置を決める

床を掃除したら、クッションフロアを敷く位置を決めます。

実際に張る際ズレないよう、仮敷きして印をつけるのがポイントです。

見やすい色のペンで印をつけると、クッションフロアを張る際にズレにくくなります。

両面テープをはがすと張り付いてしまうため、テープをはがさずに仮敷き作業をしましょう。

3. クッションフロアを床に圧着する

クッションフロアを敷く位置が決まったら、部屋のサイズに合わせてクッションフロアをカットしましょう。

クッションフロアのカットに必要な道具と使い方は、次の通りです。

道具 役割 使い方
クッションフロアカッター クッションフロアをカットする 刃の位置を厚みや施工場所に合わせて調整し、クッションフロアを切る
カッター 継ぎ目を切る 重なったクッションフロアの継ぎ目を切る
ヘラ 壁際にすきまができないようにする 壁に沿わせたクッションフロアに押し当て、壁とのすき間をなくす
ハケ 空気やシワを防ぐ クッションフロアに押し当てて気泡やシワを伸ばす
ローラー クッションフロアを床に圧着する クッションフロアの上を転がし接着剤と圧着させる

カットする際はサイズぴったりではなく、5~10cmほど余裕を持たせましょう。

実際に張る際に調整できるので、張り替えが失敗しにくくなります。

クッションフロアのカットが完了したら、テープを剥がし、仮敷きした位置に張っていきましょう。

あらかじめ決めた位置にまっすぐ置き、床に押し付けながら張ります。

壁際や角の余った部分は、ヘラとクッションフロアカッターを使ってカットしましょう。

複数のクッションフロアを使う際は、継ぎ目を10cmほど重ねて、養生テープで仮止めすれば完成は目前です。

4. 継ぎ目処理剤で仕上げをする

1枚目と2枚目のクッションフロアが重なった継ぎ目をカッターで切りましょう。

継ぎ目に接着剤や継ぎ目処理剤を入れ、クッションフロアが接着できたら仕上げは完了です。

クッションフロアのデメリットを理解して張り替えを検討しよう

クッションフロアのデメリットを理解して張り替えを検討しよう

クッションフロアは他の床材に比べて耐久性が低く、重みや熱に弱いのがデメリットです。

通気性もあまり良くないため、湿気がこもってカビが生えるおそれがあります。

上記のようなデメリットを解決するためには、取り扱い方に気を付ける事が大切です。

クッションフロアでものを引きずらない、熱いものをこぼさない、日頃から換気をして湿気を逃がすなどちょっとした心がけでもデメリットを対策できます。

高級感に欠けるデメリットは、デザインのバリエーションでカバーが可能でしょう。

自宅に合ったデザインを選べば、統一感のある空間になり、おしゃれな部屋になるはずです。

本記事ではデメリットを中心に解説しましたが、耐水性やコストの低さなどのメリットもあるので、デメリットを理解した上でクッションフロアへの張り替えを検討してみましょう。

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