キッチン床の張り替えリフォーム費用相場
キッチンの床を張り替えるにあたり、まずはおおよそのリフォーム費用を確認しておきたい方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで、キッチンの床で人気の高い、フローリング・フロアタイル・クッションフロア・コルクタイルを使ってリフォームした場合の価格相場をご紹介します。
各床材を使用して、4畳・6畳の床を張り替えた場合の費用は以下の通りです。
新床材 | 4畳 | 6畳 |
---|---|---|
フローリング | 5~14万円 | 6~18万円 |
フロアタイル | 4~9万円 | 5~10万円 |
クッションフロア | 3~8万円 | 4~10万円 |
コルクタイル | 10万円前後 | 11~20万円 |
なお床の張り替えリフォームでは、既存の床の上から「重ね張り」する方法と、古い床材を撤去して新しい床材を施工する「張り替え」と2通りの方法があります。
「重ね張り」のほうが費用を安く抑えられますが、老朽化が激しい場合などには、新規で「張り替え」を実施することをおすすめします。
リフォーム会社に現在の床の状態を確認してもらった上で、どちらの工法で施工するか決めるとよいでしょう。
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床材は何がいい?人気の4種類のメリット・デメリット
ここからは、フローリング・フロアタイル・クッションフロア・コルクタイル、それぞれの特徴を簡単に解説していきましょう。
フローリング(複合・無垢)の特徴・メリット・デメリット
床材として最もポピュラーなフローリングは、キッチンがリビングやダイニングと一続きの間取りの場合などに人気の材質です。
床材を揃えることで部屋全体に統一感が生まれ、広く見えるという良さがあります。
フローリングには、表面に化粧材を張った「複合フローリング」と、天然木でできた「無垢フローリング」とがあります。
どちらもワックスがけなどのメンテナンスが手間ですが、リーズナブルな価格で汚れにくいタイプを選びたい場合には「複合フローリング」を採用する方が多いです。
一方「無垢フローリング」も価格が高いというデメリットはありますが、感触が心地よく、足が疲れにくいという理由で人気があります。
フロアタイルの特徴・メリット・デメリット
「フロアタイル」とは塩ビ素材でできた、タイル状の床材のことを指します。
フローリング風・テラコッタ調のタイル風・大理石調など、天然素材と見まがうほどデザイン性が高いのが大きな魅力です。
また、本物のタイルを敷くと冬場に冷えてしまうという難点がありますが、フロアタイルはそのような問題もカバーできるので「タイルのような見映えにしたい」という方にも適しています。
>> キッチンの床にタイルはあり?後悔しないためのメリットデメリット
ビニール素材であるため耐水性も高いですが、目地の隙間からは水が染み込んでしまうことがあるため、キッチンでの使用には注意が必要です。
クッションフロア(CF)の特徴・メリット・デメリット
クッションフロアも、フロアタイルと同様に塩ビ素材の床材です。
一番の特徴は、裏側に薄いクッションが貼り付けられている点です。
そのため、感触が柔らかく、足が疲れにくいという良さがあります。
一方で、その柔らかさから、家具などの跡が付きやすいというデメリットもあります。
床材の中では費用が安く済むほうですが、フロアタイルなどに比べると見た目の高級感が劣るのが欠点と言えるでしょう。
>> クッションフロアの特徴・費用相場
>> クッションフロアのお手入れ方法
>> クッションフロアのデメリットとは?後悔しないための対策やメリットを紹介
コルクタイルの特徴・メリット・デメリット
コルクタイルには適度な柔らかさや弾力があるため、長時間立ち作業をしても足が疲れにくいというメリットがあります。
また、自然素材なので保温性や調湿性が高く、一年を通して快適に過ごせます。
ただし、他の床材に比べると高額で、費用面を理由に躊躇する方も少なくありません。
さらに、デザイン性が低いことも大きなデメリットだと言えるでしょう。
また、コルクは紫外線に弱く、長く日を浴び続けると変色してしまいます。
品質に大きく影響するわけではありませんが、キッチンに窓がある場合は注意したほうがよいでしょう。
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キッチンの床材の選び方・長持ちさせるためのポイント
床材は、気軽には変えられない部分だからこそ、見た目も使い心地も納得のいく物を選びたいですよね。
失敗なく、最適な床材を選びたい場合には、以下の点に留意しましょう。
リビングやダイニングとの繋がりを考える
キッチンが、リビングやダイニングと隣接している場合、キッチンだけ明らかに違う床材だと浮いてしまうかもしれません。
同じフローリングで統一したり、塩ビ素材なら木目調を選んだりするなど、コーディネートのバランスもしっかり考えましょう。
キッチンマットを活用すると安心
複合フローリングなどのデメリット面が気になる場合には、キッチンマットの活用も検討しましょう。
いずれの床材であっても、汚れ・足の疲労・すべりやすさなどが不安な場合は、ラグやマットを敷くことで解消できます。
洗濯が面倒という方は、ビニール素材のマットを利用するとよいでしょう。
拭くだけで汚れが取れるため、掃除が簡単に済みます。
フローリングの上に敷くタイプの「クッションフロアマット(クッションフロアシート)」という商品もあります。
ビニール製で適度な柔らかさも欲しいという場合におすすめです。
キッチン床のリフォームが得意なリフォーム会社と相談を<
キッチンの床材選びで悩んだ時は、メンテナンスや耐久性などについて知識があるリフォーム会社にアドバイスしてもらいましょう。
女性プランナーなど、日常的にキッチンを使っているスタッフが在籍していれば、主婦の視点に立った提案もしてくれるはずです。
さらに油汚れなどの掃除が楽かどうか、LDK全体のコーディネートはどうするかなど、プロの視点からの助言も参考にしてみるとよいでしょう。
清掃性や疲れにくさなどが大きく変わる床材は、毎日キッチンに立つ人が満足できる物を選択するのが一番です。
床のリフォームを実施することで、快適なキッチン空間をぜひ実現したいですね。
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【この記事の要点まとめ◎】
キッチンの床を張り替えるリフォームの、費用相場はいくら? |
---|
「フローリング」「フロアタイル」「クッションフロア」「コルクタイル」といった床材で、4畳もしくは6畳の範囲を施工する場合の料金目安について、こちらの表に掲載しています。 |
キッチンで人気の床材は?また、それぞれの床材には、どんなメリット・デメリットがある? |
特に人気のある「フローリング」「フロアタイル」「クッションフロア」「コルクタイル」について、それぞれの特徴をこちらでご紹介しています。 |
キッチンの床材の選び方や、長持ちさせるためのポイントは? |
「台所がリビング・ダイニングと隣接している場合には、コーディネートのバランスを考えること」「キッチンマットを活用すること」などです(詳細は、こちら)。 |
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