
フローリング11種類+その他の床材まとめ!特徴や張り替え価格の違いも解説
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リフォームで新しい床材を決める際「フローリング」はもちろんのこと、部屋の用途によっては「クッションフロア」「カーペット」「畳」なども選択肢として考えるものですよね。ただ張り替え時に費用がどの程度かかるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。またフローリングを選ぶ場合でも「無垢」と「複合」どちらにするか、あるいは「ウォルナット」や「オーク」などの種類の中からどの木材を指定すべきか、悩む点は色々ありますよね。 そこで、床材の種類ごとの張り替え費用や、フローリングのタイプの違いについて、解説します。
目次

この記事の監修
一級建築士
平井 淳一
建築設計士、リフォームアドバイザー、現場管理者、営業として35年活動。
リフォームの経験や知識を生かして役立つ情報をお届けします。
床材の種類別・張り替えリフォーム費用の違い
まずは、6帖(約10㎡)の範囲で「フローリング」「クッションフロア」「カーペット」「畳」に張り替える場合の費用相場について確認しておきましょう。
新しい床材 | 費用の目安(6帖の場合) |
---|---|
フローリング | 9〜18万円 |
クッションフロア | 4.5〜10万円 |
カーペット | 5.3〜12万円 |
畳 | 7〜20万円 |
「フローリングにするかどうか迷っている」「安く抑えたいから、クッションフロアなども検討したい」という場合には、内装や床材の知識が豊富なリフォーム業者と相談しながら決めるとよいでしょう。
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床材の特徴・価格

床材には主に以下のような種類があります。
床材 | 詳細 |
---|---|
フローリング | ●「無垢材」と「複合」の2タイプ |
クッションフロア | ● 合成樹脂などを主原料として工業的に作られているビニール系の床材 |
畳 | ● 最近では正方形に琉球畳や樹脂素材を利用したものもある |
カーペット | ● 取り外し可能なタイプと下地に接着したタイプがある |
上記の床材について詳しく解説していきます。
フローリング

ここからは「フローリング材の種類」について、詳しく解説していきます。
フローリングは、大きく分けると「無垢(単層)フローリング」と「複合(複層/合板)フローリング」の2タイプがあります。
一般的に家庭に普及しているのは複合フローリングです。
無垢材と複合フローリングにはそれぞれメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルを考えてどちらを選ぶかしっかり考えましょう。
無垢(単層)フローリングの特徴・価格

「無垢材」とは、丸太から切り出し、自然なままの状態で利用する木材のことを指します。
(これに対し、薄くスライスした木板を接着剤で張り合わせて、ブロック状にした木材のことを「集成材」と呼びます。)
基本的に他の木材を重ねるようなことはなく、切り出した一枚板をそのまま用いるため「単層フローリング」(=構成層が、1[単層])と呼ぶこともあります。
無垢(単層)フローリングのメリット
無垢(単層)フローリングの魅力は何といっても、質感や肌触りの素晴らしさです。
また調湿作用があり、自然木の香りがするので空間を快適にしてくれます。
経年劣化しても味わい深いデザインになっていくのも、無垢材ならではのメリット。
柔らかく、足への負担が少ないのも長所と呼べるでしょう。
無垢(単層)フローリングのデメリット
一方で、調湿性に優れている(=水分を放出・吸水する)がために、収縮・膨張によって反りや隙間ができることがあります。
また水や傷に弱い側面があるので、こまめな手入れが必要です。
ただ、この水分で膨張するという特徴を活かし、部分的な傷や凹みをきれいに補修しやすいというプラスの面も持ち合わせています。

【監修コメント】
無垢フローリングの種類にもよりますが、外国産のパイン材を使用したフローリングは品質にバラつきがあります。
乾燥と湿気により収縮と膨張を繰り返し、施工後、比較的短期間で割れが発生する場合がある(特に冬期)ので材料選びは慎重に。
国内メーカーの無垢フローリングなら、品質は均一化されていますので安心といえるでしょう。
無垢(単層)フローリングのリフォーム費用相場
上述した通り、無垢材のほうが複合フローリングよりも高価です。
材料費込みのリフォーム費用は、例えばオーク(ナラ)のフローリング無垢材を使用すると、1㎡あたり1.3~2.7万円位になります。
なお無垢(単層)フローリングは、木の種類、木目、節の有無によって価格が大きく変動します。
ヒノキや杉などは、節あり→小節→上小節→無節と、節が少ないほど高額になる傾向があります。
「狭い部屋や、ご家族しか出入りしない場所なら安価の素材」「来客の多い玄関などは高級素材」などと使い分けるのも、おすすめです。
複合(複層/合板)フローリングの特徴・価格

「複合フローリング」は「合板」や「集成材」といった基材の表面に、化粧材(木や特殊シート)を張り合わせて作られます。
「集合住宅用」「防音用」「床暖房用」「ペット対応」など設置場所に合わせて選べる製品も多く、リフォームの際にも適した素材を選びやすいでしょう。
複合(複層/合板)フローリングの種類
<挽き板タイプ>
ノコギリなどで挽き、2〜3mm程度の厚さにした天然木(=「挽き板」)を表面に張って仕上げます。
無垢材のような質感を求める場合は、この挽き板タイプを選ぶとよいでしょう。
<突き板(単板)タイプ>
0.3〜1mm程度に薄くスライスした天然木(=「突き板・単板」)を、基材に張り合わせて作られ「天然木化粧合板」とも呼ばれます。
木目を活かす塗装を施した商品も多く、明るい白や淡色など、カラーバリエーションが豊富です。
無垢フローリングや挽き板タイプほどではありませんが、天然木の風合いを楽しめます。
ただ製品によっては、無垢材の質感を再現しているものも見られます。
<シートタイプ(シートフロア)>
木目柄などを印刷した、樹脂・紙・オレフィンなどの「シート」を、基材に張り合わせて製造されます。
無垢材や挽き板・突き板とは異なり、天然木は使用されていませんが、技術発達により、本物の木のような質感を再現している製品もあります。
石目調・抽象柄などのデザインも見られ、選択肢が豊富で、一般的な住宅で多く採用されています。
複合(複層/合板)フローリングのメリット
複合フローリングは、反りや収縮のリスクが少なく、安定しています。
耐衝撃性、耐摩耗性、抗アレルゲンなどの機能を向上させている製品も数多くあります。
傷や凹みが付きにくい商品が多数あるため、お子さんやペットが過ごす部屋、キャスターのある椅子や家具を使う空間などにも適していると言えます。
色はホワイトカラーからダークカラーまで、デザインは大理石調やタイル調など、様々なパターンがそろっているのも特長です。
無垢と比べると施工しやすいため、対応できるリフォーム業者も探しやすいでしょう。

【監修コメント】
少し前までのフローリングは現在より性能が低く、お手入れもワックスがけが必要でした。また、傷もつきやすく、摩耗性も低い商品が一般的でした。しかし、最近のフローリングは「ノンワックス」「ワックスフリー」などの商品が多くなっています。
以前と同じ感覚でフローリングをワックスがけしてしまうと、滑りやすくなったり、汚れが目立つなど、逆効果になりますのでご注意ください。
複合(複層/合板)フローリングのデメリット
複合フローリングは傷が付きにくいものの、もしも傷ができてしまうと、無垢材のような補修はできません。
また、無垢材のような調湿作用は基本的にないことや、硬質のため踏み心地がよくない点などは、気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
複合フローリングのリフォーム費用相場
複合フローリングのリフォーム費用は、オーク(ナラ)で施工したとき、材料費込みで1㎡あたり7千~2万円程度かかります。
複合フローリングは、単板の種類や、厚み、仕上げ方法などで価格帯が変わります。
単板が厚く無垢に近い風合いを出したものや、 傷防止のコーティングがされたもの、メンテナンスフリー仕様の商品は、本体価格が高価になる傾向があります。
無垢フローリングや複合フローリングで使用される木材の種類については後ほど解説します。
特に集合住宅の場合は、防音性能などが管理規約で決められているケースがあります。
どの部屋に、どういったフローリング材を選択するかは、経験豊富なリフォーム業者と相談しながら決めていくと安心でしょう。
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クッションフロア

クッションフロアとは、合成樹脂などを主原料として工業的に作られているビニール系の床材です。
表面にプリントされているものが多く、木目調やレンガ調などいろいろな柄・デザインの商品があります。
クッションフロアは手入れがしやすいことと、張り替えが手軽にできることが特徴です。
クッションフロアのメリット
クッションフロアの大きなメリットのひとつは、耐水性です。
そのため汚れがついても、簡単に落とせます。
またカラーバリエーションが豊富で張り替えが容易なので、簡単に部屋のイメージを変えられます。
クッションフロアのデメリット
家具や重いものを置いた場合に跡がつきやすいことが、クッションフロアのデメリットです。
またクッションフロアは熱に弱く、変色・変形しやすいという特徴があります。
火のついたタバコを落としたり、熱湯などをこぼしたりすると、溶ける可能性があるので注意が必要です。
クッションフロアのリフォーム費用相場
クッションフロアは他の床材と比較して、安価に張り替えができます。
クッションフロアのリフォーム費用は、材料費込みで1㎡あたり2〜5千円程度です。
剥がれ防止用のソフト巾木などを取り替える場合は、さらに5〜8千円が必要です。
畳

畳は、イグサを主原料とした和風の床材です。
主に和室に利用されることが多く、最近では正方形の琉球畳や、素材に樹脂や和紙を利用した畳などが製造されています。
畳のメリット
弾力性に優れており足腰に負担がかかりにくいので、快適に過ごせます。
またフローリングだと足に冷たさを感じますが、畳なら部屋の冷えを感じにくいでしょう。
畳のデメリット
畳のデメリットは、管理の手間がかかることです。
日焼けや摩擦によって畳は傷んでしまうので、2~5年で「裏返し」、4~7年くらい(または裏返してから5年前後)で「表替え」、10~15年で「新調」する必要があります。

【監修コメント】
畳の裏返し、表替えなどで表面上はキレイになりますが、本畳の場合、日々、湿気を吸収していますので天気の良い日は日陰干しをしてあげましょう。
管理を怠るとダニの温床となってしまいます。
畳の張り替え費用相場
畳のリフォーム費用は以下のとおりです。
● 裏返し(畳の表面を裏返して使うリフォーム):4千円前後/1帖
● 表替え(畳の表面のイグサを新しいイグサに交換するリフォーム):5千〜2万円/1帖
● 張り替え(新しい畳に変えるリフォーム):1〜3.5万円/1帖
カーペット

カーペットは取り外し可能なタイプと床に敷き込むタイプがあります。
主に住宅では取り外し可能タイプ、事務所や店舗では敷き込むタイプが一般的です。
いずれにしてもカーペットは、特に猫や犬などのペットのいる家庭で、足腰への負担などが少ないという点から選ばれています。
カーペットのメリット
カーペットは、足元からくる寒さや暑さを軽減するというメリットがあります。
防音性に優れているうえ、デザインも豊富なので好みの足触りの素材を選択できます。

【監修コメント】
分譲マンションなどでは防音性が高いカーペットをリビングや洋室に採用しているケースがあります。リフォームなどでカーペットからフローリングに変更する際は同等の防音性能が条件となる場合もありますので管理組合に相談した上で工事計画を立てましょう。
カーペットのデメリット
カーペットはハウスダストが発生しやすく、掃除が大変なのがデメリットです。
ジュースやお茶などをこぼしてしまうと、簡単に拭き取れず、シミが残る場合もあります。
また車椅子などのキャスターや車輪がついているものの利用には不向きです。
カーペットのリフォーム費用相場
カーペットのリフォーム費用は、カーペットのグレードで差が出ますが、6帖の部屋で5.3〜12万円が相場です。
上記費用には材料費や工事費、諸経費が含まれています。
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フローリング用の主な木材11種類の特徴

ここからは、無垢フローリングや複合フローリングで用いられる、主な木の種類についてご紹介しましょう。
木は大きく分けると「広葉樹」と「針葉樹」の2タイプがあります。
今回は、9種の広葉樹と、2種の針葉樹について比較していきます。
代表的な広葉樹の木材
特に複合フローリングの表面に使用されるのは、基本的に広葉樹の木材です。
広葉樹は、針葉樹に比べて硬いのが特徴です。
傷が付きにくく、収縮・膨張しにくい傾向があります。
ウォルナット(ウォールナット)

クルミ科の「ウォルナット(ウォールナット)」は、落ち着いた深みのある色味が最大の魅力です。
チークやマホガニーと共に「世界三大銘木」と言われています。
重厚感があり、家具や内装材として世界的に愛され続けた歴史を持ちます。
深いブラウンの「ブラックウォルナット」は、シックでモダンな空間にしたいときにピッタリです。
ブラックチェリー

バラ科サクラ属の「ブラックチェリー」は、きめ細かくなめらかな手触りが素晴らしい、高級な木材です。
経年によりカラーに深みが出て、濃く深いレッドブラウン色になっていきます。
メープル(カエデ)

カエデ科の「メープル」は広葉樹の中でも、特に硬くて丈夫で、摩擦や衝撃に強いのが魅力です。
きめ細かく、白っぽく爽やかな色が特徴的。
主張しすぎない美しい木目は、シンプル・ナチュラルな部屋にもマッチするでしょう。
チェスナット(チェストナット/栗)

ブナ科の「チェスナット(チェストナット/栗)」は、はっきりとした、うねりのある木目が印象的です。
硬く、湿気に強いため耐腐食性も高く、耐久性に優れています。
建物の土台・柱や、鉄道の枕木などにも採用されてきたことからも、その丈夫さがうかがえます。
チーク

「チーク」は硬く強度があり、害虫にも強く、耐久性が高い素材です。
天然の油分を含むことから、耐水性も高く、船舶の甲板などにも使用されてきました。
時が経ってくると、木肌が美しい飴色に変わるのも素敵です。
深みのある色合いや、優秀な耐久力などにより、チーク材を愛する方も多いようです。
オーク(ナラ)

ブナ科で、どんぐりの実がなる樹木としても親しまれている「オーク(ナラ)」。
「虎斑」と呼ばれる模様を持ち、日本のフローリング材で主流となっている木材です。
とても硬質でありながら弾力も持ち合わせており、さらに耐水性・耐久性にも優れ、ウイスキーなどの醸造樽としても利用されています。
タモ(アッシュ)

オークに非常に似ている印象がありますが「タモ(アッシュ)」のほうがさらに明瞭な木目があると言えます。
加工しやすく、硬く弾性があることから、野球のバットなどの運動具にも用いられます。
塗装との相性が良く、着色すると、木目がより美しく引き立ちます。
バーチ(カバザクラ)

カバノキ科の樹木である「バーチ」は、本来は桜とは別物ですが、桜を連想させるような、ほんのりとピンクがかった淡い色調であることから「カバザクラ」とも呼ばれます。
木目は比較的薄く、またバラつき・ゆがみが少ないため、スッキリとさせたい/統一感のある空間に仕上げたい場合にも適しています。
木肌は緻密で、なめらか。
強度があり、メンテナンスや加工もしやすいので、好印象を抱く方も多いでしょう。
ローズウッド

マメ科の「ローズウッド」は「紫檀(したん)」とも呼ばれ、重厚感のある濃い紫・赤紫のシマ模様があります。
腐りにくく、家具・仏具などにも利用され、希少性が高いため高級木材として扱われてきました。
上質な落ち着いた空間に似合う、フローリング材と言えるでしょう。
代表的な針葉樹の木材
針葉樹は、主に無垢フローリングに使用され、広葉樹に比べて柔らかいです。
そのため傷は付きやすいですが、修復はしやすく、また肌触りがよいのが魅力です。
パイン(松)

「パイン」は、柔らかい肌触りが抜群によいため、裸足で過ごしやすいフローリング材です。
全体的に白く明るい材質の中に、節が多く並ぶのが特徴的で、可愛らしい雰囲気の部屋にしたい場合にも適しています。
年月を経ていくと、深い飴色に変化するのも魅力的です。
ヒノキ

「ヒノキ」は湿気に強く、耐水性・耐腐食性に優れています。
ヒノキ風呂や桶など、日本の浴室でも使用されてきたことは有名ですよね。
リラックス効果を期待できる独特の香りや、美しい木目も人々から愛されてきました。
さらに害虫対策もしやすいため、メリットをたくさん感じる方も多いことでしょう。
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部屋・用途別おすすめ床材

部屋・用途ごとのおすすめ床材をご紹介します。
● リビング・ダイニング
● トイレ・洗面所
● 玄関・廊下
● 寝室
部屋や用途によって適切な床材は異なるので、ぜひ参考にしてみてください。
リビング・ダイニング
リビング・ダイニングにおすすめの床材は、フローリングやカーペットです。
床面積が広いリビング・ダイニングは、使用する床材で部屋のイメージが左右されやすくなります。
ですので、インテリアなどと雰囲気を合わせて床材を選ぶといいでしょう。
またキッチンに近いダイニングは、耐水性の強いフローリングやクッションフロアが適しています。
トイレ・洗面所
トイレ・洗面所には耐水性の強いクッションフロアがおすすめです。
手洗いの水の飛び跳ねやアンモニアなどが付着する可能性が高いため、掃除のしやすい素材を選ぶのがコツです。
特にトイレには、アンモニアによるシミ防止や抗菌・防臭機能がついたクッションフロアがふさわしいでしょう。
デザイン重視の方には立体感がある水に強いフロアタイルも選択肢の一つです。
玄関・廊下
玄関・廊下は人の出入り激しいため、耐久性の高い床材が向いています。
玄関には傷に強い石材やタイル、廊下にはフローリングがぴったりです。
フローリングは同じ素材でも色味を変えることで印象が異なるので、個性を出すことができます。
寝室
寝室は素足での過ごしやすさを重視して選ぶのが良さそうです。
柔らかい質感のカーペットが足裏にも心地よさを与えます。
カーペットは布生地なので、寒い季節でも足元からの冷えを感じにくくなるでしょう。
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床材の種類に関するよくある質問
床材の種類に関するよくある質問には、以下の4つがあります。
● 元の床材によってフローリングに張り替える費用は違う?
● 床材の大きさの基準は?㎡・坪・帖(畳)とは?
● ペットと一緒に住むのにおすすめの床材は?
● クッションフロアを張り替えるタイミングは?
上記の質問に詳しく回答していきます。
元の床材によってフローリングに張り替える費用は違う?

「リフォーム前の床材が、フローリングか畳か」また「新しいフローリング材が、無垢か複合タイプか」などの条件により、張り替え時の施工料金が下記のように変わってきます。
張り替える前の床材 | ⇒フローリングに張り替える費用(6帖の場合) |
---|---|
フローリング | 無垢:15〜20万円 / 複合:12〜16万円 |
畳 | 無垢:18〜24万円 / 複合:12.2〜22.5万円 |
カーペット/クッションフロア | 無垢:8.8〜18万円 / 複合:8.3〜15万円 |
ちなみに、フローリング材のグレード・種類によっても値段は変動します。
例えば「防音タイプ」のフローリングを選ぶ場合は、プラスで1〜7万円程度かかります。
また工法によっても値段が違います。
既存の床の上からフローリングを上張りする「重ね張り工法」よりも、新たに張り替える「張り替え工法」のほうが、料金は高くなります。
床材の大きさの基準は?㎡・坪・帖(畳)とは?

床材の大きさ、つまり広さを表す単位には、㎡(平方メートルまたは平米)や坪、帖(畳)が使われます。
それぞれの特徴を簡潔にまとめてみました。
単位 | 大きさ | 特徴 |
---|---|---|
㎡ | 1㎡=1m×1m | ● フローリングやカーペットを買う際に大きさを比較するときに便利 |
坪 | 1坪=約3.31㎡ | ● 土地や間取りを表すときに使われる |
帖(畳) | 1帖=約1.65㎡ | ● 畳の大きさに由来 |
ペットと一緒に住むのにおすすめの床材は?

ペットと一緒に住む場合におすすめの床材は、カーペットやクッションフロアです。
カーペットはペットの足腰への負担が少ないものの、汚れが拭き取りにくく手入れがしにくい傾向にあります。
手入れや耐久性を考慮すると、ペット対応のクッションフロアがおすすめです。
滑りにくく、傷に強い商品を選ぶようにしましょう。
クッションフロアを張り替えるタイミングは?

クッションフロアは約10年ごとの張り替えがおすすめです。
剥がれや傷などが目立ってきたら張り替えを検討しましょう。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
床材の種類や素材によって、部屋の雰囲気・仕上がりは大きく左右されます。
どの床材がよいか悩むときや、予算が気になる場合などには、遠慮なくリフォーム会社に質問してみましょう。
ぜひ納得できる最適な床材を選び、ご自身やご家族が過ごしやすい空間にしてくださいね!
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