おしゃれなベランダを目指すには?4つの人気床材とお手入れ方法をご紹介

更新日:2024年11月08日

オシャレなベランダを目指すには?4つの人気床材とお手入れ方法をご紹介

ベランダをおしゃれに活用したいのであれば、床材を替えるのも1つの方法です。本記事では、ベランダにおすすめの4つの床材および、デッキパネルのお手入れ方法、ベランダの4つの活用方法をご紹介します。
「第二の子供部屋として」「家族がくつろげるお洒落なカフェスペースとして」「ご自宅でもお仕事に集中できる場所として」豊かな生活が実現できそうですね。記事の内容を参考に、快適なベランダライフを実現しましょう。

ベランダの役割とは?

ベランダ 植木花

ベランダとは、居住スペースから外に張り出した屋根のあるスペースを指します。

エアコンの室外機を置いたり、洗濯物を干したりする場所です。
集合住宅では、避難経路としても利用されています。

衣類乾燥機を利用する方が増えたことなどにより、近頃はベランダを設置しない住宅も増えているようです。

ここでは、ベランダを設置するメリットやデメリット、必要性を詳しく解説します。

ベランダのメリット・デメリット

メリット
● 洗濯物の外干しができる 特にシーツや布団など大きな洗濯物に便利
● 軒があることで室内に入る日差しの調整や、雨の吹き込み防止が図れる
● イスやテーブルを置いて、趣味やリラックスするスペースとしても活用できる
デメリット
● ベランダを長く快適に使用するには、掃除や傷みの修繕など定期的なメンテナンスが不可欠
● 階数によっては、防犯上の心配がある
● 鳥や虫が入って来やすい立地の場合は、巣作り対策も必要

ベランダの必要性

ベランダの必要性を考える際には、設置するorしないそれぞれの場合のメリットを比較し検討することがポイントです。

設置しないメリットには、「建築コストが下がる」「防犯上の不安が減る」「掃除の手間が減る」などがあります。

一方ベランダを設置するメリットは、カフェスペースやガーデニングスペースのような生活を豊かにするスペースとしても利用できる点です。
設置を迷ったときには、どのような生活を送りたいかを考慮して検討しましょう。

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ベランダにおすすめの床材4選

ウッドデッキ 植木鉢

快適なベランダライフを目指すのであれば、ご自身のお好みの床材に替えるのも1つの方法です。

ここでは、おすすめの4つの床材をご紹介します。

  • ナチュラルな風合いが魅力の「天然木
  • 耐久性が高い「人工木
  • 子どもやペットがいても安心な「人工芝
  • デザインの自由度が高い「タイル

床材によって魅力や価格、メンテナンス方法などが異なります。
ベランダのDIYやリフォームを検討している方は、それぞれの特徴を事前に確認しましょう。

ナチュラルな風合いが魅力の「天然木」

ウッドパネルに使われる素材の1つに、天然木があります。
木ならではの温かな質感やナチュラルな風合いを楽しみたい方におすすめです。

天然木には、ハードウッドとソフトウッドがあります。
ハードウッドは耐久性が高くメンテナンスが容易ですが、価格が高めです。

ソフトウッドはハードウッドと比較して価格が低いものの、腐食しやすくなっています。
そのため、定期的に防水メンテナンスをするとよいでしょう。

>> 狭いベランダの活用術!おしゃれにするためのアイテムもご紹介

耐久性が高い「人工木」

人工木は、木材を細かく砕いた木粉をプラスチック樹脂で固めて成形し、UV防止剤や酸化防止剤などを添加したものです。

天然木と同様の質感ですが、腐食や虫害がなくメンテナンスがほぼ不要といった特徴があります。
経年によりささくれることが少ないため、裸足で歩きケガをするリスクも軽減できます。

価格は木材の配合率やプラスチック樹脂の種類によっても異なりますが、天然木よりは安めです。

子どもやペットがいても安心な「人工芝」

人工芝は肥料や水やりのメンテナンスをすることなく、芝の風合いを楽しめる床材です。
クッション性があり素足で歩けるため、子どもやペットがいる家庭でも安心して選べます。

人工芝は管理が簡単な床材の1つですが、水はけが悪いとカビやコケが生えることもあります。
選ぶのであれば、水はけがよいものにするとよいでしょう。

デザインの自由度が高い「タイル」

石材や陶器をタイル状にしたタイルは、モダンで高級感があります。
防水性が高く腐食の心配がないため、手入れが比較的簡単です。

色や形、大きさのバリエーションが多いことから、自分好みの仕上がりを目指せます。
リビングのフローリングと色を合わせれば、奥行きと広がりがある空間作りも図れるでしょう。

取り扱いが難しいタイルは、価格も高めに設定されています。
設置を検討しているのであれば、リフォーム会社に相談するのが安心です。

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デッキパネルのお手入れ方法

ウッドデッキ デッキブラシといちょうの葉

ウッドパネルや人工芝などの床材をベランダに敷いた場合、定期的なお手入れが必要です。

お手入れをしないと、腐食やカビの発生につながることがあります。
小まめに不具合を確認することで、大きなトラブルが発生する前に対処できるでしょう。

ここではウッドパネルを敷いたケースを例に、日常的なお手入れから大掃除の方法まで解説します。

パネルの表面が傷んだら小まめに補修

ウッドパネルが天然木製の場合、小まめな補修が重要です。

天然木は日光や風雨にさらされると、表面に割れやささくれが発生します。
そのままにしておくと、裸足で歩いたときに刺さり、ケガをするかもしれません。

表面が傷んだときには、ヤスリをかけて割れやささくれを削り取りましょう。
ヤスリは粗目から使用し、最後に細目をかけて表面を滑らかに仕上げます。

日頃のお手入れは掃き掃除と水拭き

日頃のお手入れは、掃き掃除と水拭きがメインです。

まずは乾いた状態で土やほこり、大きいゴミを掃き取ります。
そのうえで汚れが気になる部分があれば、中性洗剤を薄めた雑巾で拭きあげましょう。

土やほこりなどの汚れは、溜まると落ちにくくなります。
きれいな状態を保つには、定期的に掃き掃除や拭き掃除をすることが肝心です。

汚れが気になったらブラッシング

鳥のフンなど掃き掃除や水拭きでは落ちない頑固な汚れが気になったら、ブラッシングしましょう。

金属製のブラシはウッドパネルを傷付けるおそれがあるため、適度な硬さのデッキブラシを使用します。
住宅用の中性洗剤を塗布し、溝の方向に沿ってこすってください。

中性洗剤が多すぎると、洗剤を流す作業が大変になります。
落ちにくい汚れがあるときも、洗剤は使いすぎないことが重要です。

大掃除ではパネルの裏面と床掃除も

年に1回の大掃除では、パネルを剥がし裏面と床の掃除もします。

ウッドパネルの下には細かい砂やゴミ、枯れ葉や虫の死がいなどが溜まるため、デッキブラシやたわしでこすり落としてください。

ウッドパネルの掃除が終わったら、ベランダの床もデッキブラシでしっかりとこすります。
あわせて、ベランダに落ちたゴミや枯れ葉が溜まる排水溝の掃除も忘れずに行いましょう。

>> ベランダ防水リフォームの種類と費用!FRP・ウレタン・シートの特徴と塗装時期を解説

ベランダの活用方法を4つご紹介

ベランダ カフェスペース

気に入った床材でベランダを作れば、居心地がよい快適な空間として有効活用できます。

例として、4つの利用方法をご紹介します。
目的やテーマに合わせたお気に入りの家具も揃えるとよいでしょう。

カフェスペース

イスとテーブルを置いて、カフェスペースを作ってはいかがでしょうか。
青空の下でのティータイムは、至福の時間となるでしょう。

ベランダが広くない場合は、サイズが小さかったり折り畳みできたりするイスやテーブルを置くとよいでしょう。
スペースが広ければ、ソファも選択肢の1つに入れるのがおすすめです。

クッションや観葉植物などお気に入りの小物を揃えれば、おしゃれなカフェタイムを過ごせます。

ガーデニングスペース

植物を育てることが好きな方は、ベランダをガーデニングスペースとして活用しましょう。

ガーデニング用の棚やフラワースタンドを設置すれば、おしゃれで機能的な空間を作れます。
季節の花はもちろん、ハーブや野菜など家庭菜園もおすすめです。

ガーデニングスペースとして利用する際には、虫対策は欠かせません。
植物に付いた虫が近隣の住宅に飛んでしまうと、トラブルのもとになる場合があります。

ワークスペース

ベランダにイスとデスクを設置すれば、ワークスペースとしても活用できます。

リモートワークが多い方は、ベランダを仕事場とすることで気分転換になり、業務の効率アップを目指せるでしょう。

ワークスペースとして利用するのであれば、作業がしやすいデスクとイスを用意します。
広さや使用頻度によっては、折りたたみ式のものを活用するのもよいでしょう。

キッズスペース

お子さんがいるご家庭であれば、ベランダをキッズスペースとして利用できます。
天気がよい日にはピクニックや日向ぼっこ、夏はプールなど、さまざまな遊びができるでしょう。

ただし、キッズスペースとして使うときには、お子さんの転落など注意が必要です。
足場になるようなイスやテーブルは置かず、目を離さないようにしましょう。

さらに、近隣の方とトラブルにならないよう、騒音や排水にも配慮をすることが重要です。

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お気に入りの床材で快適なベランダを手に入れよう

ベランダ キャンプ

ベランダは洗濯物を干す以外にも、趣味やリラックススペースとして活用できます。

ウッドパネルや人工芝、タイルなどから、使用目的に合った床材を選ぶのがポイントです。

さらにイスやテーブルなどを配置すれば、カフェスペースやガーデニングスペース、ワークスペース、キッズスペースなどさまざまな使い方ができます。

お気に入りの空間を作り、ベランダライフを楽しみましょう。

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