ベランダの人工芝にゴキブリが出る?原因と対策を解説

更新日:2025年06月16日

ベランダの人工芝にゴキブリが出る?原因と対策を解説

「ベランダに人工芝を敷いたら、ゴキブリが出るようになった……」とお悩みではありませんか?実は人工芝自体がゴキブリを呼び寄せているわけではないのです。
ゴキブリが発生する本当の原因は湿気や食べ物のカスなど、人工芝の下に潜む環境にあります。
この記事では、人工芝とゴキブリの関係を正しく理解し、効果的な対策方法をご紹介します。

人工芝自体がゴキブリを寄せ付ける原因ではない

人工芝の素材(ポリエチレンやポリプロピレン)はゴキブリの餌にはならず、化学的な誘引物質も含まれていません。

むしろ、正しく施工された人工芝は隙間が少なく表面が滑らかなため、ゴキブリが隠れにくい環境といえます。

ゴキブリを呼び寄せる原因は、施工方法やメンテナンス不足です。

適切な排水処理がされていないと、人工芝の下に水分が溜まり、ゴキブリにとって快適な湿気のある環境を作り出してしまいます。

  • 人工芝の下に溜まった湿気
  • 繋ぎ目部分に溜まる落ち葉や食べかすなど
  • 周辺環境からゴキブリが侵入
  • 適切な下地処理と定期的な清掃を行うことで、人工芝は衛生的な環境を維持するのに役立ちます。

    >> ベランダに人工芝かウッドパネル、どっちを敷く?

    ベランダの人工芝にゴキブリが出る場合に考えられる原因

    ベランダの人工芝にゴキブリが出現する原因は、人工芝の管理状態や設置環境にあります。

    >> 人工芝でよくある後悔

    ゴキブリ発生の原因①
    湿気や水分が溜まっている

    ベランダの人工芝でゴキブリが発生する主な原因は、湿気や水分の滞留です。

    人工芝の下に水が溜まりやすい構造だと、ゴキブリが好む湿度60%以上の環境になり、繁殖場所になってしまいます。

    ベランダの排水口周辺に人工芝を敷くと、水の流れが悪くなりやすいです。

    特に梅雨や夏は、水やりの後に乾かないうちに雨が降ることもあり、常に湿った状態が続きます。

    このような環境ではゴキブリが繁殖しやすくなるため、こまめな乾燥が重要です。

    ゴキブリ発生の原因②
    ゴミや埃が付着している

    人工芝の繋ぎ目や繊維の間に溜まった食べかすや花粉・枯れ葉などの有機物は、ゴキブリの餌になります。

    人工芝は細かな繊維が密集しているため、埃や微小なゴミを捕捉しやすい構造です。

  • 繋ぎ目の隙間に落ち葉や食品カスが溜まる
  • 繊維間に堆積した花粉やダニの死骸が分解される
  • 風で運ばれた土埃が有機物と混ざる
  • 週2回のブラッシングで繊維間のゴミを除去し、月1回の水洗いで有機物を洗い流すのが効果的です。

    特に梅雨時や落葉期は掃除の頻度を増やすことで、ゴキブリの餌となる環境を断つことができます。

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    ゴキブリを寄せつけない人工芝の使い方

    人工芝をベランダに敷いていても、適切な管理でゴキブリを寄せつけずに快適に使うことができます。

    定期的に掃除・乾燥させる

    人工芝の清掃と乾燥はゴキブリ対策の基本です。

    週に1回、掃除機で繊維間に溜まったホコリや髪の毛を吸い取りましょう。
    ベランダの角や端はゴミが溜まりやすいので、デッキブラシで芝目を立てながら丁寧に掃除するのが効果的です。

    雨天後や水洗い後は、人工芝を完全に乾かすことが重要です。
    扇風機や日光を利用すると効率的に乾燥できます。

    湿った状態が続くとゴキブリの繁殖を促し、カビも発生しやすくなります。

    見逃しがちなポイント

    人工芝の縁とコンクリートの隙間や排水口付近は、汚れが溜まりやすい場所です。
    月に1度は人工芝をめくり、下地の掃除を行いましょう。

  • 表面の掃除:週1回
  • 下地の掃除:月1回
  • 水洗い後の乾燥時間:2時間以上
  • 重点的に掃除する場所:端、排水口周り、物陰
  • これらの対策を続けることで、ゴキブリが嫌う清潔で乾いた環境を維持できます。

    水はけのよい環境を作る

    人工芝の水はけを良くするには、下地の環境整備が大切です。

    ベランダの場合、コンクリート床の上に直接敷くよりも、すのこや水はけマットを挟むことで通気性を確保できます。

    地面との間に空間を作ることで湿気がこもりにくくなり、ゴキブリが住みにくい環境になります。

    人工芝を敷く際に2~3度くらいの勾配をつけると、雨水が溜まりにくくなります。
    排水口に向かって水が流れるようにすることで、水たまりを防ぎます。

    DIYで傾斜をつけるのが難しい場合は、専門業者に相談しましょう。

    排水経路のメンテナンス方法

    排水溝や排水口の掃除は週1回を目安に行いましょう。
    落ち葉や砂利が詰まると水の流れが悪くなり、湿気の原因になります。

  • 歯ブラシで溝の汚れをかき出す
  • ネットで大きなゴミをキャッチする
  • 重曹と酢を使って臭い対策をする
  • 定期的なメンテナンスがゴキブリ予防に繋がります。

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    人工芝にゴキブリを寄せ付けない対処法

    人工芝のベランダにゴキブリを防ぐ対策 防虫シート 忌避剤 ハーブ

    ベランダの人工芝をゴキブリから守るには、防虫シートを敷いたり、忌避効果のある薬剤を使用したりする方法が効果的です。
    天然ハーブを活用する方法も安全でおすすめです。

    人工芝の下に防虫シートを敷く

    人工芝の下に防虫シートを敷くと、ゴキブリの侵入を物理的に防ぎやすくなります。
    防虫シートは、厚手のポリエステル製やポリプロピレン製の耐久性に優れた素材を選びましょう。

    シートの上に砕石を3cm程度敷き詰めてから人工芝を設置すると、さらに効果的です。

    ただし、防虫シートはあくまで物理的なバリアとして機能するもので、完全な防除は難しい点に注意しましょう。

    忌避剤を使う

    人工芝の周辺にゴキブリ用忌避剤を散布するのも効果的です。

    ベランダの縁や人工芝の継ぎ目部分に重点的に散布しましょう。
    天然成分の忌避剤なら、ハッカ油やユーカリオイルがおすすめです。

    効果の持続期間は季節によって異なり、夏は約2週間、冬は約1ヶ月です。
    雨や風の影響で効果が薄れるため、必要に応じて再散布しましょう。

    定期的なメンテナンスと併用することで、より効果が高まります。

    ゴキブリが寄り付かない天然ハーブを置く

    天然ハーブを活用したゴキブリ対策は、化学薬品を使わず安全です。
    ミントやローズマリーにはゴキブリが嫌う成分が含まれています。

    鉢植えを人工芝周辺に置くだけで効果があります。

    効果的なハーブの使い方

  • 窓際や排水口近くに鉢植えを置く
  • 乾燥ハーブを小さな布袋に入れ、人工芝の縁に置く
  • 精油を水で10倍程度に薄め、定期的にスプレーする
  • 精油を使う場合は、雨風で流されないように注意し、特に梅雨時や台風シーズン後は再散布しましょう。
    精油とハーブの鉢植えを併用するとより効果的です。

    こまめなメンテナンスと対策で、ベランダの人工芝にゴキブリを寄せ付けない

    ベランダの人工芝にゴキブリが出る原因は、主に隙間、湿気、そしてゴキブリの餌となる有機物です。

    対策としては、定期的な清掃と乾燥、隙間の封鎖が効果的です。

    専用の忌避剤や殺虫剤も有効ですが、ペットや小さなお子さんがいる場合は安全性に配慮した製品を選びましょう。

    適切な対策で、快適な人工芝環境を維持してください。

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