エアコンが勝手に止まる5つの主な原因と対処法

エアコンが勝手に止まる原因はさまざまです。設定温度に達して停止する正常な動作から、機器の不具合まで幅広く考えられます。
基本的な確認から始めることで、多くの問題を解決できます。
まずは基本の設定温度を確認
エアコンが設定温度に達して停止するのは、省エネ機能が働いている証拠です。
多くの機種は、室温が設定値に達すると送風モードに切り替わり、電力消費を抑えます。
リモコンの表示を確認し、次の点を確認してみましょう。
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機種によっては、室外機のファンが一時停止する場合があるため、注意が必要です。
タイマーやオートオフ機能が作動している
誤操作でタイマーが有効になっていると、設定時間後にエアコンが自動停止します。
「おやすみタイマー」や「切タイマー」が設定されていないか、リモコンを確認しましょう。
次の手順でタイマー設定を確認・解除できます。
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知らない間にタイマーなどが作動していることがあるので、運転モード表示を確認しましょう。
フィルター・室外機の汚れによる自動停止
フィルターの目詰まりや室外機の汚れも、エアコンが勝手に停止する原因となります。
フィルターが埃や塵で詰まると空気の流れが悪くなり、熱交換効率が低下します。
この状態が続くとエアコン内部の温度が上昇し、オーバーヒート防止機能が作動して自動停止します。
特に冷房運転中は、室外機の放熱フィンに埃や落ち葉が詰まると熱を放出できなくなります。
定期的なフィルター掃除が効果的
対処法としては、まずフィルターの清掃を2週間に1回程度行いましょう。
水で洗い流すか、乾いた布で埃を拭き取ってください。
室外機の周囲の障害物や落葉を取り除き、放熱フィンに詰まった埃は高圧洗浄で除去します。
ただし、室外機の内部は専門業者に依頼するのが安全です。
>> エアコンクリーニングの費用相場が知りたい!効果についても解説
フィルターの取り付け不良も原因の1つなので、掃除後にしっかりはまっているか確認しましょう。
霜取り運転中の一時停止は正常な動作
暖房運転中にエアコンが突然停止するのは、室外機の霜取り運転による正常な動作です。
室外機の熱交換器に霜が付着すると熱交換効率が低下するため、自動的に霜取りモードに切り替わります。
この間、室内機から温風が出ない状態が5〜15分程度続きます(機種により異なる)が、運転再開後は元の設定温度に戻ります。
霜取り運転中は、次のような現象が見られます。
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霜取り運転が頻繁に作動する場合は、室外機周辺の風通しをよくするなど、設置環境を見直してみてください。
強制停止ボタンの操作や電源切断は故障の原因となるため、自動復旧を待ちましょう。
リモコンやセンサーの不具合
エアコンがリモコンやセンサーの不調で停止する場合は、主に2つの原因が考えられます。
1つ目は、リモコンの電池切れや接触不良です。
電池が消耗すると信号が弱くなり、誤作動を起こすことがあります。
リモコン裏蓋を開けて新しい電池に交換し、端子の汚れをアルコール綿で拭き取ると改善する可能性があります。
2つ目は、温度センサーの誤作動です。
室内機のセンサーが埃で覆われると室温を正確に感知できず、設定温度に達したと誤判断して停止することがあります。
定期的に柔らかい布でセンサー部分を拭き取ることで予防できます。
自己診断機能の活用
多くのエアコンには、リモコン操作で起動する自己診断モードが搭載されています。
メーカーによって操作方法は異なりますが、通常は特定のボタンを5秒以上長押しすると使用できます。
取扱説明書で内容を確認し、必要に応じて専門業者に連絡しましょう。
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ご自身で確認できるチェックポイントと対処法
エアコンが突然停止する原因をご自身で特定するための確認ポイントと対処法をご紹介します。
運転ランプの点滅パターンからエラー内容を読み解く
エアコンの運転ランプが点滅している場合は、点滅パターン(回数・色・間隔)を詳しく観察しましょう。
取扱説明書の「エラーコード一覧」と照合することで、具体的な原因を特定できます。
エラーコードを確認した後、まず「電源プラグを抜いて再挿入」して運転をリセットを試してみてください。
改善しない場合は、専門業者に連絡する際に「点滅パターン」「エラーコード」「停止時の状況」をメモして伝えるとスムーズです。
電源周りのトラブル
エアコンが突然停止した際に、最初に確認したいのが電源周りのトラブルです。
コンセントが完全に差し込まれているか、接触不良がないかを目視で確認しましょう。
特に掃除後や長期使用後の接触不良が原因で電源が切れるケースが多く見られます。
リモコン操作で反応がないとき、エアコン本体のリセットボタン(ある場合)を長押しすると正常に戻る場合があります。
改善しない場合はメーカーや専門業者に相談を
自己診断や基本的な対処法を試してもエアコンの不具合が改善しない場合は、メーカーや専門業者に相談しましょう。
複雑な故障やシステム上の問題は素人の判断では難しく、無理な修理は機器の損傷リスクを高める場合があります。
製品保証の期間内であれば無償修理の可能性もありますので、購入時の保証書を確認しましょう。
専門業者に依頼する際は、複数の業者から見積もりを取ることで適正価格での修理を実現しやすくなります。
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