リフォーム内容別・費用をおさえる方法
あなたは今、どのようなリフォームをお考えでしょうか?
ここではリフォーム内容ごとに、費用を削減する方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
設備・建具交換を含むリフォームの場合 |
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■部分的な故障や、汚れが目立つ程度なら使える設備を再利用 ■もし設備の専門知識が豊富なら施主支給 ■設備等に特別なこだわりがなければ設備や材料のグレードを落とす ■中古でも構わないなら安い設備機器やアウトレット品の活用 ■メーカーへのこだわりがないならリフォームパックを使う ■選択肢が少なくてもいいならリフォーム用の商品を選ぶ |
内装リフォームの場合 |
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■下地が劣化していなければ上張り工法の活用 ■材質等に特別なこだわりがなければ設備や材料のグレードを落とす |
外装リフォームの場合 |
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■最終的な費用を抑えるなら足場が必要な工事はまとめてリフォームする |
外構・エクステリアリフォームの場合 |
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■仲介手数料がかかる可能性を減らすなら外構・エクステリアの専門業者に依頼する |
耐震・省エネ・バリアフリーリフォームの場合 |
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■条件はあるものの費用を削減するならリフォーム減税・補助金の活用 |
大規模リフォームの場合 |
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■仮住まいに移ることで工事を短期間に ■将来的にリフォームする可能性があるなら水まわりはまとめてリフォームする |
そして、どの箇所にも共通しますが、納得できるリフォームをするために「必ず複数社に見積もり依頼をする」ことが重要です。
以下、それぞれの費用を抑える方法についてご説明します。
使える設備を再利用
リフォームをする際に格安リフォームを目指すなら、古い機器や設備を処分する前に一度見直してみましょう。
耐用年数にまだ余裕のあるものはクリーニングして使うことができます。
例えばキッチンのリフォームなら、システムキッチンをまるごと取り替えずに必要なパーツだけを交換するのです。
点火しにくくなったコンロ、換気扇、シンクなど、傷みやすいパーツを取り替えて、他はきれいにクリーニングします。
廃棄物が減ると、環境にもよくエコにつながりますし、撤去処分費用が節約できます。
以下、設備機器の耐用年数を表にしましたので、部分的なリフォームの際の参考にしてください。
上張り工法の活用
床や屋根・外壁の場合は上張り工法の活用も検討の価値があります。
設備の解体・撤去・処分には意外と費用がかかるので、フローリングや壁、屋根などのリフォームで、まだ下地がしっかりとしている場合には現状の上に重ね貼りをすることができます。
工事を短期間に
また、効率的な工事にすることで人件費を減らすことができます。
大規模な範囲のリフォームの場合には、住みながらのリフォームは工期が長引くことがあります。
仮住まい費用を節約するつもりが、工期が延びてかえって高くなってしまうことも。
見積もりを出してもらい、全体の予算と相談しながら、思い切ってウイークリーマンションを借りるなどして工期短縮を図ってみましょう。
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施主支給
リフォームのパーツを自分で購入し、設置だけを業者に依頼することを施主支給といいますが、この方法は激安リフォームの実現に大きく貢献します。
ただし、図面の確認や納品のスケジュール管理など、チェックポイントが多くなりますので、ある程度の専門知識がない方にはおすすめできません。
設備や材料のグレードを落とす
設備や材料の調達・施工を業者に依頼する場合でも、機器や備品のグレードを下げるだけでリフォーム費用を大幅に節約できます。
例えば、使用する壁紙を少し低い品質のものに変えることによって、張り替え時の手間が減り、材料費も施工費もコストカットできたケースがあります。
なお、価格を下げるつもりで欲しかった機器を諦めた結果、あまりリフォーム費用が変わらなかったという失敗例もあります。
自分で判断するのではなく、リフォーム会社の担当者に最も費用がかかっているものは何であるか、聞いてみるのが一番確実です。
安い設備機器やアウトレット品の調達
自分で設備や機器を調達するには、お店の展示品や型の古いものなど、格安品を自分で探す方法もあります。
インターネット、ホームセンター、リフォーム業者の広告、フリーマーケットアプリなどを細かくチェックしてみると良いでしょう。
アウトレット専門店を利用してみても楽しいですね。
新品にこだわらない方なら、かなりオススメの方法です。
リフォームパックを使う
また、リフォーム用の機器や設備と工事費用を合わせた定額費用の「リフォームパック」を利用するのも良い方法です。
メーカーの在庫余りや旧型モデルの処分、施工店の大量仕入れによるコストダウンなどによって材料費を安くしています。
特にメーカーなどにこだわりの無い方にはおすすめで、割安な商品が多く、予算を立てやすいという利点があります。
リフォーム用の商品を選ぶ
ユニットバス、トイレの便器などは、それぞれのメーカーから「リフォーム用」の商品が出ており、価格も安いものが多いです。
リフォームに合わせて開発されただけあって、施工費用をおさえることができるからです。
給排水の位置の変更や、配水管の工事が不要になる場合があるので、検討してみる価値はあるでしょう。
ただし、あらゆる住居に対応するものではありません。
まずは施工業者に現場確認をしてもらうことが大切です。
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水まわりはまとめてリフォームする
さらに、一気に家中をリフォームできれば値引き交渉の可能性も高くなりますが、予算そのものが高くなりますね。
そのため、段階的にリフォームをするというケースが多いかと思います。
段階的な家のリフォームでは、計画性が予算カットの決め手になります。
例えば、フローリングのリフォームをしたあとに水まわりの配管工事をして、その際にまたフローリングを剥がす、など不合理な工事が発生しないよう工事の種類ごとにまとめてリフォームします。
特に浴室トイレ洗面所など、水まわりの工事をまとめると良いでしょう。
足場が必要な工事もまとめてリフォームする
屋根か外壁のリフォームをするときも、まとめて工事をしておいた方が最終的に工事費を安く抑えられる傾向があります。
外壁と屋根は、ほぼ同時に劣化している可能性が高いです。
いずれかをそろそろ改修したいと思ったときには、一緒に補修が必要なケースが多いです。
何より、屋根工事と外壁工事は、足場を組まなければなりません。
この足場を組む費用はそれなりに高額です。
特に、建物の高さがあると足場代は倍増するので、2階建て以上の住宅は注意してください。
予算や時間が許す限り、足場が必要な工事はまとめて実施しましょう。
外壁や屋根のほか、高所の窓や雨どい、ひさしなどを取り付ける場合も足場が必要になることがあります。
外構・エクステリアの工事は専門業者に依頼する
複数の場所をリフォームしたいときに落とし穴になりがちなのが、外構・エクステリアの工事です。
車庫・ガレージ、家の外の塀や庭などといった外構・エクステリア部分は、専門の業者に依頼した方が安く済むケースが多いです。
他の箇所とまとめて、一つのリフォーム会社に発注したくなるかもしれませんが、外構・エクステリアのリフォームに関しては頼む業者を分けることを検討しましょう。
もちろん、すべての工事をまとめて引き受けてくれる会社はありますが、外構・エクステリアの施工知識が自社にはなく、外注する場合があるのです。
このとき、仲介手数料が発生してしまうため、思っていたよりも割高になってしまいます。
リフォーム費用を抑えたいときほど、慌てず複数の会社に見積り内容の相談をしてみることが大切です。
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リフォーム減税・助成金の利用
期間限定ではありますがリフォーム減税というものが設けられています。
「耐震」「省エネ」「バリアフリー」「同居対応」「長期優良住宅化」などが対象です。
条件が細かく定められているので、該当する方はぜひ調べてみてください。
また、各自治体から助成金や補助金が出るケースもあります。
こちらも「耐震」「省エネ」「バリアフリー」が対象になりやすいです。
併用できるケースが多いので、あわせて確認しておくと良いですね。
業者を探す時は、必ず複数社に見積り依頼を
リフォームの工事を外注する際、最も肝心になるのは業者選びです。
格安なところに依頼したくなるとは思いますが、うっかり悪徳業者に頼んでしまった場合、後から追加請求されたり、雑な施工をされたりして、結果的に損をしてしまうパターンも考えられます。
信頼できる業者かどうかを見極めるためには、面倒でも必ず複数の会社に見積りを依頼しましょう。
工事のだいたいの相場を知り、親身になって相談や提案をしてくれるスタッフ・会社かどうか、比較することが大切です。
減税制度や補助金に詳しい業者もいるので、活用したい方はあわせて話してみても良いでしょう。
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激安・格安リフォームの注意点
それでは最後に、激安・格安のリフォームを行うときの注意点について説明します。
予定外の出費が発生しないように、改めて確認しておきましょう。
激安の理由を認識しておく
激安の品を購入するときには、その商品が安い理由をしっかり認識しておく必要があります。
業者が商品を安く提供できることには、必ず理由があります。
機能や性能をなるべく落とし、シンプルにしている場合 |
安さが売りの商品を特定し、戦略的に打ち出している場合 |
展示品・中古品などのため、処分価格で販売している場合 |
キッチンやトイレなどは、便利でおしゃれなオプション機能が充実しているものが近年増えています。
もともと多機能なものは不要で、単純な最低限の設備が欲しいという方には、激安の商品がちょうど良いかもしれませんが、「こだわれない」こと、「性能などを求めるとプラスで料金がかかる」ことをあらかじめ覚悟しなくてはいけません。
格安の住宅設備は、選べない品であることを理解する
また以上のことから、特定された激安・格安のものというのは、色やサイズを「選ぶことができない」と思っておきましょう。
激安・格安の商品の中から、好みのデザインや使い勝手を指定して選択することは、難しいものです。
求めやすい価格だとうっかり衝動買いしてしまいたくなりますが、妥協したくない点と、リフォームにかけられる予算とを事前に決めて、後悔のない買い物を心がけてくださいね。
本体価格だけではなく、工事費込みの価格比較を
激安・格安の設備を利用してリフォームする場合、その本体価格だけではなく、工事費・工事内容によって金額が変わることを意識しておきましょう。
安い商品を選んだからと言って、そこで安心するのは禁物です。
見積りの内訳までしっかり確認し、どのような施工で、どの程度の工事費がかかるのか、きちんと見ることを忘れずに。
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一人で考えず、高額になりやすい内容を聞く
見積りの段階で、「どうしてこんなに工事費がかかるのか」「もっとコストダウンさせる方法はないのか」など、少しでも気になることがあったら、遠慮せずに業者に聞きましょう。
一人で考えたことよりも、業者からの客観的で適切なアドバイスが、最適なリフォームプランを决定づけてくれることも多々あります。
また、質問したときの対応の仕方で、親切な業者かどうかも判断できるでしょう。
追加料金が出ないようにしっかり打ち合わせする
リフォームの見積もりで出された金額=最終的な支払い金額になるとは限りません。
打ち合わせの段階で、依頼者と業者との間で思っていた内容に相違がある場合があります。
さらに途中変更が発生したときには、追加料金が予想外にかかってしまいます。
打ち合わせ不足によるトラブルは、避けたいもの。
施工前にちょっとでも不明な点があれば、細かく確認するようにしましょう。
リフォーム範囲の優先順位を考える
リフォームをした際に、古い部分とリフォームした部分の差が気になってしまったというケースがあります。
希望予算からリフォームを考える場合、施工前と施工後のイメージをしておくと良いでしょう。
また、リフォームをする範囲を限定すると、リフォーム後の満足度が高くなる傾向があります。
「キッチンの収納面にこだわりたい」「洗面台ではボウルの形の使いやすさを重視したい」など、リフォームしたい箇所の優先順位を考えておき、お金をかけたいところに予算を配していくのが効率的です。
コストを抑えたいと思うのは当然のこと。
しかし、単純に費用が安いという点だけで判断するのではなく、業者の質も見極めていくことが安心・格安のリフォームを成功させることに繋がります。
さまざまな工夫とアイデアを活用して、ぜひ楽しみながら、納得できるリフォームを実現してください。
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【この記事の要点を再チェック!】
激安・格安で、住まいをリフォームするための方法やコツは? |
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「使える設備があれば、再利用する」「設備や材料のグレードを落とす」「リフォームパック料金を利用する」ことなどです。 |
リフォームの際に、減税制度や助成金制度を活用することは可能? |
「耐震」「省エネ」「バリアフリー」などの工事をする際は、リフォーム減税制度や助成金・補助金制度を利用できることがあります。 リフォーム補助金についての詳細はこちらの記事で、リフォーム減税制度についての内容はこちらの記事にて、それぞれ解説しているので、ご興味のある方は参考にしてください。 |
激安・格安でリフォームしたい場合の注意点は? |
「激安である理由を認識しておく」「本体価格だけではなく、工事費込みの価格を比較する」ことなどです(詳しくは、こちら)。 |
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