【完全ガイド】リフォームの流れを徹底解説!~相談から引き渡しまで~

更新日:2024年07月03日

【リフォームの流れ】相談から引渡しまで!部位ごとの工程も解説

そもそもリフォームってどんなことを準備すればいいの?ほとんどの人が初めて体験するリフォーム。多額の予算・それなりの期間をかけて行うものなので、不安がつきものですね。失敗のないリフォームのためには、全体の流れを理解し、各ステップの注意点を知っておくことが重要です。本記事では、それぞれのポイントを踏まえつつ、流れと各リフォームの工期の目安を解説していきます!

STEP1 住まいへの不満・要望を整理する

【リフォームの流れ】相談から引渡しまで!部位ごとの工程も解説

要望の出し合い

まずは家族で、現状の住まいの中で不満・不便に感じていることを洗い出しましょう。
「キッチンが使いづらい」、「部屋が暗い」といった間取りや内装に関することはもちろん、「断熱性が低い」など、建物構造の問題も考えましょう。

ここで重要なのは、家族全員の意見をもれなく出すことです。
後から不満が出ないよう、皆で話し合いましょう。

将来のことも考えて

また、要望を出し合う際に、将来のライフサイクルの変化を見越した計画を考えることも大切です。
5年先・10年先のことを考えたら、バリアフリーにする必要性や、二世帯住宅にする可能性があるかもしれません。
一通り要望を出し終わったら、リフォームの優先順位を決めます。

この時に、リフォームに使えるおおまかな予算と、いつまでに完了したいかの期限も確認しておきましょう。

>> 失敗しないリフォーム計画の立て方を詳しく見る
>> リフォーム何から始める?知っておきたいリフォーム前の準備

リフォーム希望を具体化する

【リフォームの流れ】相談から引渡しまで!部位ごとの工程も解説

まずは情報収集

リフォームの大まかな計画が決まったら、より具体的にするために情報収集をします。
情報収集の際には、インテリア雑誌やリフォーム書籍、インターネットに公開されているリフォーム施工事例などを見てイメージを膨らませ、実際に設備を検討する際には、住宅メーカーやリフォーム会社のショールームに行って、見て触って、使い勝手を確かめてみることをおすすめします。

>> 情報収集・イメージの固め方を詳しく見る

施工事例がおすすめ

リショップナビでは、10,000件を超えるリフォーム事例を公開しています。
ぜひ費用やリフォーム写真をチェックしてみてください。
具体的な写真や情報があると、後々リフォーム会社に希望内容を伝える際にも便利です。

>> リフォーム事例を見る

STEP3 リフォーム会社を探す

イメージを具体的にしたら、次はリフォームを依頼する会社探しです。

【リフォームの流れ】相談から引渡しまで!部位ごとの工程も解説

複数社に見積もり依頼をする(相見積もり)

リフォーム会社を探す際に重要なのは、複数社を比較することです。
提案できるリフォームの内容や得意な工事は依頼する会社によってそれぞれ異なるため、複数の会社を比較することで、リフォームの相場がわかり、希望のリフォームに最適な会社を選ぶことができます。
だいたい3~5社に見積もりを出してもらい、内容を比較するといいでしょう。

その際に重要なことは、各社に同じリフォーム希望を伝えることです。
当たり前ですが、見積書の内容が違っていると比較することができないため、各社ともリフォーム箇所や希望内容は変えないようにしましょう。

また、見積もりまでは無料で対応してくれる場合がほとんどです。

>> リフォーム相見積もりのマナー・注意点

【リフォームの流れ】相談から引渡しまで!部位ごとの工程も解説

現地調査で要望を伝える

また、見積もりを出す際には現地調査が基本になるため、実際に現場を見てもらい、様々な質問や要望を相談してみるといいでしょう。
この時に要望やリフォーム事例などの写真をまとめておくと、希望がより具体的に伝わりやすくなります。
お家の図面やマンションの管理規約などの用意もあるとよりスムーズな商談になるので、可能な場合は揃えておきましょう。

【期間:現地調査は1~2時間程度】

>> リフォーム現地調査をする際のポイント

STEP4 リフォーム会社と契約する

見積書の確認

現地調査の後、各社からリフォームプランや見積書が提示されたら、比較検討して1社に決めます。
この時、提出された見積書の費用だけで決めないことが大切です。

【リフォームの流れ】相談から引渡しまで!部位ごとの工程も解説

使われている設備機器や工事の範囲は適切か、担当者の対応は誠実か、しっかり見極めましょう。
また、見積書に記載されたリフォーム内容の範囲を、担当者と一緒に指さし確認をしておくことをおすすめします。

【期間:見積書の受け取りは、現地調査後7~10日程度】

>> リフォーム見積書のチェックポイント
>> リフォーム会社の選び方

契約内容などの確認

いよいよ契約ですが、ハンコを押してしまう前に以下のことを確認しておきましょう。

  • 契約内容は要望通りか
  • 費用の支払い方法や時期はどのようになっているか
  • もしもの時の保証はどうなっているか
  • 工事終了後のメンテナンスはしてくれるのか

後々トラブルになることのないように、しっかり聞いておきましょう。

>> リフォーム契約のチェックポイント

STEP5 リフォーム工事開始

一時的に転居が必要かも?

リノベーションや大規模なリフォームの場合は、工事開始前に転居や荷物の運び出しが必要な場合もあります。
転居が必要な場合は、仮住まいの費用や引っ越し費用、トランクルームを借りる費用などもかかるので、気を付けましょう。

ご近所への挨拶

いざ工事がはじまると、騒音やほこりなどでご近所に迷惑をかけることがあるので、工事開始前には、リフォームをする旨とスケジュールを伝えて、ご近所への挨拶を済ませておきましょう。

いよいよリフォーム工事の開始です。

>> リフォーム工事中の不安・疑問のQ&A

各リフォームの工期と流れ

それぞれのリフォームの工期を簡潔に表にまとめました。
リフォーム箇所
工期
キッチン
6日前後
トイレ
半日~3日
浴室
4~7日
リビング
1~4日
外壁・屋根の塗装
1~4週間
玄関ドア
1日
ウォークインクローゼット
3~7日
ただし、リフォーム内容や建物の状態によって工期は変動するため、あくまでも一般的な目安となります。

キッチンリフォームの流れ

キッチンリフォームを例に、どのような流れでリフォームが行われるか見ていきましょう。
上記の表のように、キッチンリフォームは6日前後かかることが多いです。
しかし、キッチンの規模や配管の関係などで工期は前後します。

既存キッチンの解体・撤去(1日)

工事前に、一連の流れの説明や施工箇所の確認をします。

あらかじめ、周囲に傷や汚れが付着しないよう、養生作業を行います。
そして、作業がしやすいように吊戸棚やレンジフードを解体してから、キッチンの解体をします。

キッチン床の下地補修・給排水工事(3日)

床や壁面の下地を補修します。

下地が傷んでいると、キッチンやパネルをしっかり設置することができません。
キッチンの配置を変える場合、給排水工事や電気工事に2日程度かかります。

キッチン機器の取付・調整(2日)

レンジフードや吊戸棚、キッチンを設置します。
次に配管や配線を接続し、しっかり動作確認を行います。

その後、キッチンと壁の隙間にコーキング処理を施します。
最後に片付けを行い、お引き渡しで工事完了です。

STEP6 リフォーム工事完了と引き渡し

【リフォームの流れ】相談から引渡しまで!部位ごとの工程も解説

キズなどのチェック

リフォーム工事が完了したら、キズや、契約内容と異なる部分がないか、仕上がり状態をくまなくチェックしてください。
工事完了時には、リフォーム会社の担当者と工事の仕上がりをチェックする竣工検査をすることが一般的です。
この時に、担当者任せにしてしまい、しっかりとチェックせず、後々不具合が見つかった場合には、スムーズに修理をしてもらえないこともあるので、自分の目できちんと確認しましょう。

>> リフォーム竣工検査でチェックするべきポイント

保証内容や連絡先を再度確認

後々問題が起きた場合の保証内容や連絡先も再度確認しておくといいでしょう。
工事内容に納得したら、工事完了確認書にサインをし、リフォームの完了です。

終わりに

以上、6つのステップに分けての、リフォームの流れの解説でした。ご理解いただけましたでしょうか?

まずは、家のどこをどうリフォームしたいのか、ぜひご家族でお話ししてみてください!

また、信頼できるリフォーム会社を探すのは大変ですが、リショップナビでは、施工実績や保険の加入状況など厳格な加盟審査をクリアしたリフォーム会社だけを無料でご紹介しております。
ご自身に一番合ったリフォーム会社を探すため、複数のリフォーム会社と相談するためにぜひご活用ください!

【この記事のまとめ&ポイント!】

リフォーム会社を探す際に重要なことは何ですか?
複数の会社を比較することです。
相場を知ることができる他、提案内容を比べることで相性の良い会社を選べるでしょう。
リフォーム工事が開始する前に気を付けることは、何ですか?
大規模なリフォームやリノベーションの場合は、転居や荷物の運び出しが必要な場合もあります。
仮住まいや引っ越し、トランクルームのための費用がかかるため、予算管理に注意しましょう。
リフォーム工事が完了したら、チェックすべきことは何でしょうか?
「キズがないか」「契約内容と異なる部分がないか」などを、きちんとチェックすることが大切です。
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