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天井のカビは、浴室全体に広がりやすい
シャワーや湯船からの湯気は天井に溜まりやすく、それが水滴となってカビが発生してしまいます。
また湿気が多い浴室で、冬場に天井付近が冷えていると、温度差で結露が起きてしまい、同様にカビの原因となります。
壁や床の掃除はしていても、天井は手が届きにくいので後回しにしがちという方も多いのではないでしょうか。
しかし、この天井のカビが胞子を撒き散らし、浴室全体にカビを繁殖させてしまうのです。
また、カビをきれいに落としたと思っていても、見えない部分にカビの根が残っており、いつの間にかカビが繁殖してしまうこともあります。
浴室全体にカビが広がることがないよう、天井のカビ・結露予防対策をしっかり行っておきましょう。
カビ・結露の予防には、パネルやフィルムの天井材がおすすめ
カビや結露の対策として天井のリフォームをするなら、「パネル」か「フィルム」で上張りをする、もしくは張り替えるのが一般的です。
この方法は、ユニットバスの天井はもちろん、タイル張りの在来工法の浴室にも有効です。
パネル材やフィルム材にはカビが発生しにくい設計の物もありますので、いろいろ吟味してみましょう。
パネル・フィルムの壁材なら、カビ掃除も簡単に
在来工法の浴室に多い塗装壁やタイルは、水分が残りやすく乾きにくいという難点があります。
しかし、一般的なユニットバスに使用されている樹脂系のパネルや、水廻り専用のフィルムは、乾きやすい・汚れが落ちやすい・カビを防ぐといった機能を持つ物が多く、これらの素材にリフォームすることで、掃除が一気に楽になります。
またタイルのように凹凸がないため、清掃時に全面の水分をしっかり拭き取りやすいので、カビが発生しやすくなる不安がありません。
風呂・浴室の天井リフォーム費用相場
浴室の天井をパネル張り、またはフィルム張りにする場合のリフォームの費用は、それぞれ以下の通りです。
パネル張り | 約4~7万円 |
---|---|
フィルム張り | 約3万5千~6万円 |
壁・床も施工する場合 | 約10~30万円 |
なお、天井の劣化具合によっては、別途補修費がかかることもあります。
パネル張りにする費用
パネル素材はすでに決められたサイズに加工されているため、必要な枚数や施工範囲によって、リフォーム費用に差が生じます。
天井をパネル張りにする場合の価格は、一般的な広さの浴室であれば、合計で約4~7万円が相場です。
フィルム張りにする費用
フィルム材にはフラットな天井に上張りできるタイプと、タイルや木質系の天井などの凹凸面に上張りできるタイプとがあります。
費用は、素材のタイプによって単価が変動するほか、タイルや木製の天井に上張りする場合は、目地を平らにする下地処理代もかかります。
諸々の工事費と本体価格込みで、総額3万5千~6万円が相場となっています。
壁・床も施工する場合の費用
なお、天井と一緒に壁・床もリフォームするほうが効率的で割安なので、リフォーム会社から同時に施工することを提案される可能性もあるでしょう。
天井と、壁・床のリフォームを別々に実施することになると、人件費が余計にかかってしまいます。
天井・壁・床をまとめてパネルやフィルムで上張りする場合は、約10~30万円、素材のグレードが高い物でなければ20万円以下で収まります。
劣化具合にもよりますが、一度に工事したほうが費用に無駄がないか、業者と相談して決めると良いでしょう。
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天井裏に断熱材がない場合は要注意!
ちなみに、天井裏に断熱材が入っていないことが原因で、結露が発生する例も多く見られます。
特に築年数が経っている一戸建てでありがちな例ですが、断熱材が施工されていないために浴室の天井と天井裏とに大きな気温差が生じ、結露が発生してしまうのです。
結露によるカビがひどいからと言って漠然と天井材を交換するのではなく、天井裏の状態や断熱性も考慮してくれる業者に現地調査をしてもらい、工事を依頼するのが一番です。
なお天井裏の断熱リフォームを行う場合には、1㎡あたり約4~8千円の施工費用が発生します。
建物の構造や断熱材の種類によって金額が異なるため、最終的にはどの程度のコストがかかるか、リフォーム会社に確認しておきましょう。
浴室暖房・浴室乾燥機の設置で一工夫するのも◎
ちなみに、天井のリフォームと一緒に浴室暖房や浴室乾燥機を設置して、湿気が溜まらない・結露が発生しにくいように工夫しているご家庭もあります。
入浴の前に浴室全体を暖めておけば、湯気が上がった際にも天井付近との温度差が少ないため、水滴が付きにくくなるでしょう。
物干し用のパイプも併設しておくと、雨の日の洗濯も快適になります。
予算に合わせて設置が可能か、リフォーム会社と相談してみてはいかがでしょうか。
選ぶ機器にもよりますが、10~40万円くらいの費用で取り付けられます。
>> 浴室乾燥機(浴室暖房機)の後付け設置にかかる費用は?
>> 浴室乾燥機の電気代はいくら?節約のポイントをご紹介!(外部サイトに遷移します。)
>> 浴室乾燥機の交換費用はどれくらい必要?設置場所や交換事例をご紹介
【この記事のまとめ&ポイント!】
お風呂に発生した天井のカビが、浴室全体に広がりやすいのは、なぜ? |
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「シャワーや湯船からの湯気が溜まりやすい」などの理由で、浴室の天井にカビが発生してしまいます。 この天井のカビが胞子を撒き散らし、浴室全体にもカビを繁殖させてしまうのです。 浴室全体にカビが広がらないよう、天井のカビ・結露予防対策を行っておきましょう(詳しくは、こちら)。 |
カビや結露の予防策として、浴室の天井をリフォームする場合は、どのような方法がおすすめ? |
「パネル」か「フィルム」を施工する方法が一般的です。 ユニットバスでも、タイル張りの在来浴室にも有効なリフォームと言えます。 |
風呂・浴室の天井をリフォームする際にかかる費用は、いくらくらい? |
「天井をパネル張り/フィルム張りする場合」や「天井と一緒に、壁・床も施工する場合」のリフォーム費用について、こちらで解説しています。 |
浴室を清潔に気持ち良く使うためにも、天井のカビ対策はしっかり考慮しなくてはなりません。
カビや結露が気になるのであれば、思い切ってリフォームしてみると良いでしょう。
浴室のリフォーム経験豊富な業者であれば、今後手入れしやすい天井材を提案してくれるはずですよ。
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