風呂場の天井のカビ掃除!注意点・掃除方法・予防策を解説

更新日:2025年01月20日

風呂場の天井のカビ掃除!注意点・掃除方法・予防策を解説

お風呂場の天井のカビに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。放置すると家族の健康に影響を及ぼす可能性があるため、早めの対処が大切です。本記事では、掃除方法や予防策をわかりやすく解説します。

安全に浴室天井のカビ取りを行うために

作業を始める前に作業着や保護具の着用、必要な道具の確認を行い、換気をしっかり行うことで安全な環境を整えましょう。

特に洗剤は直接天井に吹きかけず、用具に含ませて塗布するなど、細心の注意を払って作業を進めることがポイントです。

必要な道具をそろえる

次の道具を事前に揃えておきましょう。

● 洗剤類:エタノールもしくは浴室用カビ取り剤
● 保護具:ゴム手袋、マスク、ゴーグル、長袖・長ズボンの作業着
● 清掃道具:ドライシート、柄の長いスポンジブラシもしくはフロアワイパー、脚立、雑巾

保護具はなるべく着用してください。
カビ除去剤に含まれる成分は皮膚への刺激が強く、カビの胞子を吸い込むと健康被害の原因となる可能性があります。

また、天井は高所での作業となるため、安定性の高い脚立を選びましょう。
柄の長いモップを使えば、脚立を使わずに作業できる場合もあります。

洗剤は用途に応じて使い分けることで、より効果的にカビを除去できます。
カビ除去剤は必ず使用上の注意を確認し、適切な量を守って使用しましょう。

十分に換気する

換気扇を回す、もしくは浴室のドアと窓を開けて、十分な換気を行いましょう。

洗剤などは直接吹きかけず、塗布する

天井のカビ掃除で洗剤を使用する際は、直接吹きかけることは大変危険です。
洗剤が目に入ると炎症や最悪の場合失明の恐れもあるため、必ずスポンジやモップに染み込ませてから塗布する方法を選びましょう。

変色しても問題ない服を着る

カビ取り作業では、洗剤やカビ取り剤によって衣服が汚れたり変色したりする可能性が高いため、作業着の選択は重要です。
古着や普段使用しない服など、多少の汚れや変色を気にせず作業に集中できる服装を選びましょう。

作業時の服装は、洗剤が直接肌に触れないよう、長袖・長ズボンを基本とします。
特に天井の作業では、洗剤が垂れてくる可能性があるため、首元まで覆える上着の着用がおすすめです。

風呂場の天井のカビ取り方法3ステップ

風呂場の天井のカビを取る3ステップは、水気を取り、カビ取り剤やエタノールを塗布し、シャワーでよく洗い流すことです。

風呂場の天井のカビ掃除方法は、乾拭きで水分を減らし、カビ取り剤やエタノールで殺菌・分解し、最後はシャワーで丁寧に洗い流すことです。

1. ドライシートで水気を切る

キッチンペーパーやマイクロファイバー製のタオルを使い、天井全体の水滴をしっかりと吸収していきます。
特に、天井の隅や換気扇の周りといった水が溜まりやすい箇所は、入念に水分を拭き取ることが大切です。

2. 天井全体に、エタノールやカビ取り剤を塗布

エタノールもしくは浴室用カビ取り剤を、スポンジやドライシートに染み込ませ、天井全体へ塗布していきます。
特に次の点に注意を払いながら作業を進めましょう。

● コーナーや目地など凹凸のある部分は、カビの胞子が残りやすいため念入りに塗布する
● カビ取り剤を塗布した場合は、5〜10分程度の時間を置く

カビ取り剤を使用した場合は、浴室から退出し、換気を継続したまま待機することをおすすめします。

3. カビ取り剤をシャワーで洗い流す

カビ取り剤を塗布してから5〜10分ほど経過したら、シャワーで丁寧に洗い流していきます。
(カビ取り剤は使わず、エタノールのみでカビを掃除した場合は、そのまま揮発するのを待つだけでOKなので、洗い流す作業は不要です。)

洗い流し作業が終わったら、雑巾や新しいドライシートを使って、天井・壁・床に残った水滴を拭き取ります。
換気扇はしばらく稼働させましょう。

浴室の天井にカビを発生させないための対策

浴室の天井にカビが発生するのを防ぐには、定期的なメンテナンスと適切な予防対策が重要です。

月に1回アルコールで消毒する

カビ取りの手順と同じ容量で、消毒用アルコール(エタノールなど)をドライシートや雑巾に含ませ、天井や壁・床に塗布します。

月1回程度の頻度で行うだけで、カビの発生を抑制する効果があります。

ドライシートで水気を切る

日常的に、浴室の天井の水気を切ることも大切です。
ドライシートで水分を拭き取った後、換気扇を回す・ドアを開けるなどで浴室内を乾かせばOKです。

使用するドライシートやタオルは清潔なものを用意しましょう。
水分を十分に吸収できなくなったら新しいものと交換することで、効率的に水気を取ることができます。

カビ防止剤を活用する

2か月おき程度の頻度で、カビ防止剤を活用するのもよいでしょう。
防カビ剤が隅々まで届く「くん煙剤」がおすすめです。
製品の説明書に記載された使用間隔を守り、継続的なメンテナンスを心がけましょう。

カビがひどい場合は専門業者に掃除してもらおう

カビの繁殖がひどく、自力での掃除が難しい場合は、プロの力を借りることをおすすめします。

専門業者なら、高所作業の安全管理や適切な薬剤の選択、効果的な除去方法を熟知しています。
費用はかかりますが、カビの完全除去と再発防止のために、検討してみましょう。

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