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※2021年2月リフォーム産業新聞より

サムネイル:木質系サイディングより木目調サイディングのほうがよい?おすすめメーカー/商品・価格差などもご紹介

木質系サイディングより木目調サイディングのほうがよい?おすすめメーカー/商品・価格差などもご紹介

更新日:

木の温もりを感じる外壁材は、ナチュラルで優しい印象が素敵ですよね。しかし「木質系(木材)サイディング」は、デメリットが多そうで心配になるかもしれません。 そんなときは、ほかの素材で作られた「木目調(ウッド調)のサイディング」がおすすめです。 今回は「木質系サイディング」の特徴にも触れつつ、ニチハやケイミューなど「木目調サイディング」のおすすめメーカーや「木目調の外壁」の施工例などもあわせてご紹介します。

目次

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(※記事内情報引用元:ニチハLIXIL各ホームページより)

木質系サイディング材のメリット/デメリット

木質系サイディング材のメリット/デメリット

木質系サイディング材のメリット

【木独特の見た目が魅力的】

木質系サイディングの最大の魅力は、何と言っても木材が持つ独特の風合いにあるでしょう。
人工の木目調では再現しきれない繊細な質感があり、経年によって変化する色合いも一種の味わいになります。

【断熱性が高く環境に優しい】

木材を主原料とする木質系サイディングは、断熱性に優れています。
天然素材であることや、室温への影響が少ないと考えられることから、省エネ効果も期待できるといえるでしょう。

木質系サイディング材のデメリット

【価格が高い】

木質系サイディングは、全体的に価格が高い傾向にあります。
特に上質な木材を使用した物や、特殊加工を施した物などは、その分値段も高額になります。

【ほかのサイディング材と比べて防火性能が低い】

自然の木材を使うため、防火性の面でほかのサイディング材よりも劣ります。
なお、特殊加工された製品の中には準防火地域に対応している物もありますが、前述の通り費用が高額になる場合があります。

【腐食に弱く、3~10年に一度は再塗装が必要】

雨水などが染み込むと腐食しやすいのも、木材の難点です。
腐食防止のためには、3~10年に一度は塗装を行う必要があります。

木目を活かせるクリア(クリヤー)塗装が主流で、場合によってはシーリング(コーキング)の補修も必要となるかもしれません。

【対応している業者が少ない】

デメリットがあることから、木質系サイディングを推奨していない業者も多くいます。
いざ施工したいと思っても、対応している業者がなかなか見つからないという点も、デメリットの一つだといえるでしょう。

木目調の窯業/金属系サイディングも検討を

上述したような木質系サイディングのデメリットがご不安になった場合には、「木目調」の窯業系金属系のサイディング(ガルバリウム鋼板など)を検討してみてはいかがでしょうか?

参考までに、木質系サイディングと、窯業系・金属系などのサイディングの簡単な違いについて、次章で確認しましょう。

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木質系とほかのサイディング材を比較!価格・耐用年数の違いは?

サイディング外壁材には主として「木質系」のほかに「窯業系」「金属系」「樹脂系」といった種類があります。

ここで、4タイプの外壁材の価格帯・メンテナンスが必要な周期・外壁材自体の耐用年数(寿命)、それぞれの目安について比較してみましょう。

(※メンテナンス=「塗装」「シーリング(コーキング)補修」などの工事を想定)

サイディングの種類

価格(材料費・平米単価)

メンテナンス周期

耐用年数

木質系サイディング

6千〜1万円/㎡

3~10年

15〜40年

窯業系サイディング

4~6千円/㎡

7~15年

20〜40年

金属系サイディング

3~9千円/㎡

10~15年

20〜40年

樹脂系サイディング

8千~1万円/㎡

10~30年

20〜50年

「窯業系」や「金属系」のほうがリーズナブルで、メンテナンスやリフォームの頻度も比較的長いということがわかりますね。

ちなみに「樹脂系」は耐久力が高いという魅力がある一方、国内での普及率が1%程度と非常に低いため「木質系」と同様、対応可能な業者が少ないという難点があります。

ご自宅にはどのような外壁材を採用すべきか悩む場合には、信頼できるリフォーム業者とよく相談しながら決めていくとよいでしょう。

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木目調の【窯業系】サイディングおすすめメーカー/商品

ここからは「木目調」のサイディング・外壁材のおすすめメーカーや代表的な商品、施工事例についてもご紹介していきます。

「木質系サイディングは厳しいけど、木目調の外観にしたい」という方は、ぜひチェックしてくださいね。

ニチハ「モエンエクセラード16」

ニチハ「モエンエクセラード16」

引用元:https://www.nichiha.co.jp/wall/linenap/exce.html

ニチハは、窯業系サイディングの中でも特にシェア率の高い人気メーカーです。
さまざまなシリーズがありますが『モエンエクセラード16』にはウッド調のデザインが豊富にそろっています。

ナチュラルな木目はもちろん、経年変化を再現したような味わい深いデザインもありますよ。

「ネオロック・光セラ セラトピア」

ケイミューは、窯業系サイディングで二番目にシェア率の高いメーカーです。

自浄作用のある光触媒コーティングが特徴的な『ネオロック・光セラ セラトピア』のシリーズでは、「エストレモウッド16」や「ブルレウッドⅡ」が美しい木目調のデザインです。

旭トステム外装(LIXIL)「AT-WALL PLUS」

旭トステム外装(LIXIL)「AT-WALL PLUS」

引用元:https://newsrelease.lixil.co.jp/news/2015/060_roof_1020_01.html

『AT-WALL PLUS』は、高い防汚機能を持つシリーズ。

木目調なら「ラスティウッドP/ラスティシダーP」がおすすめです。
本物の古木から型取りした、自然美あふれる風合いが再現されています。

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木目調の【金属系】サイディングおすすめメーカー/商品

金属系サイディング材には、ガルバリウム鋼板・スチール・アルミなどの種類があり、以下のようなメーカーの製品が代表的です。

ニチハ「センターサイディング モノカラーシリーズ」

ニチハでは『センターサイディング』という金属系サイディング製品も扱っています。
木目調ではモノカラーシリーズの「F型 木目」がおすすめです。

ホワイト系からブラック系まで4種類のカラーがあり、モダンな住宅はもちろん、和風の住宅にもよく合うでしょう。

旭トステム外装(LIXIL)「Danサイディング スチール深掘り」

旭トステム外装(LIXIL)「Danサイディング スチール深掘り」

引用元:https://newsrelease.lixil.co.jp/news/2016/060_roof_0121_01.html

旭トステム外装(LIXILグループ)の『Danサイディング』は、多彩なデザインと高い耐久性が魅力の金属系サイディング。

木目調は「スチール 深絞り」シリーズの「プレシャスウッド」がおすすめです。
天然木のような自然な色ムラが見事に再現されています。

YKK AP「アルカベール【木目柄シリーズ】ルシアス サイディング」

YKK APの『アルミ外装材 アルカベール』は、軽量でサビにも強く、沿岸地や寒冷地にも対応できるのが特徴です。

中でも「【木目柄シリーズ】ルシアス サイディング」は、同社が販売している木目調の玄関ドア・外構建材と同じ柄にデザインされているため、建物全体に統一感を出しやすいのも魅力です。

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木目調の外壁材でリフォームした施工事例

最後に、当サービス『リショップナビ』の加盟業者が、木目調の外壁材を使ってリフォームした事例をご紹介します。

いずれも温もりあふれるデザインに仕上がっていますよ。

事例1 錆びていたトタン外壁を張り替えて、リブ付きの鋼板に

事例1 錆びていたトタン外壁を張り替えて、リブ付きの鋼板に
リフォーム費用63万円
施工日数-
住宅の種類一戸建て
築年数50年

一面に錆びが広がっていたトタンの外壁を、リブ付きの鋼板へと一新。

壁からの雨漏りの不安もなくなり、間に入れた断熱材のおかげで暖かさも増しました。

事例2 予算に合わせ、木目調のケイミュー「光セラ」で部分張り替え

事例2 予算に合わせ、木目調のケイミュー「光セラ」で部分張り替え
リフォーム費用190万円 (外壁および屋根の工事)
施工日数20日
住宅の種類一戸建て
築年数11年

サイディングの全面張り替えは予算オーバーになるため、正面だけを部分的に張り替え、その他の箇所は塗装で仕上げました。

同時に屋根の塗装も実施しています。

張り替えた箇所には木目調のケイミュー「光セラ」を採用し、デザインにアクセントが生まれました。

事例4 板張り調サイディングで既存家屋と調和するデザインに

事例4 板張り調サイディングで既存家屋と調和するデザインに
リフォーム費用-
施工日数90日
住宅の種類一戸建て
築年数45年

リビングの一部を増築し、増築部分の外壁に板張り調のサイディングを施工。

既存の家屋にダークブラウンの木目が自然と馴染む仕上がりになりました。

事例5 店舗としても利用できる、おしゃれなコテージ風の外装

事例5 店舗としても利用できる、おしゃれなコテージ風の外装
リフォーム費用-
施工日数-
住宅の種類一戸建て
築年数20年

将来はお店としても活用したいというご要望に応え、家全体をコテージ風にリノベーション。

外壁には木目調の外壁材を全面に使用し、自然豊かな環境にぴったりのデザインにしました。

最適な外壁材選びはプロのアドバイスから

どのような素材を選ぶ場合でも、まずは外壁リフォームのプロと相談することが一番です。

現地調査で建物の状態を見てもらった上で、ご予算やメンテナンス性などに見合った、おすすめの外壁材を提案してもらうとよいでしょう。

ぜひ、デザイン性も耐久性も高い、素敵な外壁にリフォームしたいですね。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

木質系サイディング材のメリット・デメリットを教えてください。

メリットは、木独特の見た目が魅力的なこと、断熱性が高く環境に優しいことです。
デメリットは、価格が高いことや、ほかのサイディング材と比べて防火性能が低いことなどです。

「木目調」の窯業系や金属系のサイディング(ガルバリウム鋼板など)は、木質系サイディングと比較してどうでしょうか?

「窯業系」や「金属系」のほうがリーズナブルで、メンテナンスやリフォームの頻度も比較的長いです。

木目調の【窯業系】【金属系】サイディングの、おすすめメーカー/商品を教えてください。

木目調の【窯業系】サイディングのおすすめ品についてはこちら、木目調の【金属系】サイディングのおすすめ品についてはこちらで、それぞれご紹介しています。

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