サイディング外壁のメンテナンス(塗装/コーキング)の費用や時期は?窯業/金属系など素材別に解説

サイディング外壁のメンテナンス(塗装/コーキング)の費用や時期は?窯業/金属系など素材別に解説

サイディングの外壁は「塗装は不要?」と疑問を持つ方も時々いらっしゃいますが、樹脂系サイディングでなければ10年前後の周期で「塗装」や「目地のコーキング(シーリング)補修」といったメンテナンスが必要です。またご自身でもお手入れすることで、より長持ちさせることができますよ。今回は、サイディング材(窯業/金属/木質/樹脂系)のメンテナンス周期・耐用年数や、塗装・コーキング(シーリング)補修の費用相場、お掃除の方法について解説します。塗料の種類ごとの平米単価もご紹介するので、参考にしてくださいね。

【素材別】サイディングのメンテナンス周期と寿命

一般的に、窯業系や金属系などのサイディング材の耐用年数は20~40年と言われていますが、定期的に塗り替えなどのメンテナンスを行わなくてはいけません。

サイディングのメンテナンス周期の目安は、材質や住宅環境などにより異なります。
素材の違いによるメンテナンス周期・耐用年数(外壁材自体の寿命)は、目安としては下記の通りです。

サイディング材の種類 メンテナンス周期 耐用年数
窯業系サイディング 7~15年 20〜40年
金属系サイディング 10~15年 20〜40年
木質系サイディング 3~10年 15〜40年
樹脂系サイディング 10~30年 20〜50年

なお実際、築10年前後のタイミングで「ひび割れ」や、外壁の目地部分となる「コーキング(シーリング)の劣化」などの劣化症状が発見されるケースは多いです。

また、手で触れると白い粉が付く「チョーキング」と呼ばれる現象が起きている場合なども、表面の塗膜が劣化しているため、塗り替えが必要です。

できれば10年に1回くらいの頻度で塗装などのメンテナンスを行い、築30~40年経過したら、重ね張り張り替えのリフォームを検討することが望ましいでしょう。

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サイディングのメンテナンス方法(塗装・補修)と価格・費用

ここからは、「コーキング(シーリング)の補修」や「外壁塗装」の価格帯・ポイントについて、確認していきましょう。

コーキング打ち替え 約15~20万円
(増し打ちの場合は約12~17万円)
外壁塗装 約60~180万円

なお、いずれの工事も基本的には「諸経費」と呼ばれる費用がかかります。
(金額は業者により異なりますが、約1~5万円という場合や、工事金額の3~5%と設定されるケースなどがあります。)

また資材運搬費・サビ取り作業費などが別途かかるケースや、一緒に軒天井などの塗装をしたほうが効率的な場合もあります。
高所作業が必要な際には、足場の費用も10~20万円ほどプラスになります。

目地(コーキング/シーリング)の補修費用と耐用年数

コーキング(シーリング)材は、窯業系や金属系などのサイディングにおいて、サイディングボードの「つなぎ目(目地)」に使用されています。
また窓枠などサッシの隙間にも、コーキング(シーリング)が打ち込まれています。

防水性などを高める役割があるため、劣化してきたら早めに補修しましょう。

主な補修の仕方としては、以下の2種類の工法があります。

●既存のコーキングをはがして新しいコーキングを施工する「打ち替え」
●既存のコーキングの上からそのまま新たに充填する「増し打ち(打ち増し)」

「打ち替え」にかかる費用は、工事費が1mにつき900~1,200円かかる他、既存のコーキングの撤去代もかかります。

コーキング打ち替え費用 約900~1,200円/m
既存のコーキングの撤去費 約1~3万円

工事の際に必要となる費用の合計は約15~20万円(足場が必要な場合は、さらに+15~20万円)とやや高く、施工にも手間がかかりますが、その分しっかりとメンテナンスできるというメリットがあります。

一方、「増し打ち(打ち増し)」にかかる費用は、1mあたり500~900円と、打ち替えよりも低価格です。

コーキング増し打ち費用 約500~900円/m

総額で約12~17万円(足場代がかかる場合、+15~20万円)になることが多いです。
既存のコーキングがそのままになっているため、耐久性に劣るというデメリットがあり、2~5年くらいで再び劣化してしまいます。

>> 外壁コーキング補修の費用!打ち替え/増し打ちの違い

なお、コーキングは打ち替えれば10年前後は持つので、なるべく一緒に外壁塗装も行うことを推奨します。
外壁全体を維持しやすく、足場代の節約にもなります。

ただし「コーキングのみ劣化していて、外壁はきれい」という場合には、打ち替えと増し打ちのどちらが適しているか、リフォーム業者と相談して決めるとよいでしょう。

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【塗料の種類別】サイディング塗装の費用と耐用年数

塗装は、塗料の品質によって値段が左右されるため、価格帯に幅があるのが特徴です。
塗装費用の他、高圧洗浄費や養生費なども発生します。

外壁塗装費用 約1,700~5,500円/㎡
(使用する塗料の種類によって変動)
高圧洗浄代 約200~500円/㎡
養生費用 約250~500円/㎡

最終的には足場代などもプラスされるケースが多く、合計で約60~180万円のコストがかかります。

ちなみに塗料の金額が高いほど、耐久力が向上します。
参考までに、代表的な塗料である「ウレタン(ポリウレタン)シリコン(アクリルシリコン)フッ素系」の価格・耐用年数も、チェックしておきましょう。

塗料の種類 平米単価 耐用年数
ウレタン系 1,800〜2,200円/㎡ 5〜10年
シリコン系 2,300〜3,500円/㎡ 7〜15年
フッ素系 3,230〜4,500円/㎡ 15〜20年

>> 主な外壁塗料の種類比較まとめ
>> サイディング塗装の費用/塗装時期/業者の選び方

予算だけではなく「何年後にまた塗り替える必要があるか」も考慮した上で、最適な塗料を選ぶことが大切です。
どのような塗料が合いそうか、プロの業者と相談し、提案してもらうとよいですね。

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サイディングを長持ちさせるためのお手入れ方法

サイディングは、ご自身でも定期的にメンテナンスすることにより、耐久性をより向上させることが可能です。
無事にコーキング補修や塗装の工事が完了したら、なるべくお手入れをしていきましょう。

おすすめは「水洗い」です。
サイディングに発生するシミや腐食の主な原因は、表面に付着したホコリや油などです。
このような汚れを落とすために、ホースや雑巾などを使ってサイディング全体を優しく水洗いします。
水洗いで落ちない汚れは、中性洗剤を付けた布などを利用しましょう。

一般的な住宅地にある建物でしたら、年に1、2回で十分です。
工業地帯や海浜地帯などにお住まいの場合は、排気ガスや潮風などの影響を受けてしまう可能性があるため、年に3、4回は水洗いを行いましょう。

日本の住宅において、主流な外壁材となりつつある、サイディング。
その魅力を最大限に発揮させるためにも、定期的なメンテナンスを心掛け、大切なお住まいを長持ちさせてくださいね。

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