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※2021年2月リフォーム産業新聞より

樹脂系サイディング サムネイル

樹脂系サイディングとは|特徴やメリットデメリットをご紹介

更新日:

北米の住宅で主流となっている「樹脂系サイディング(バイナルサイディング・塩ビサイディング)」。 日本ではまだまだ少数派といえる外壁材ですが、北海道や新潟などの寒冷地などでは、重ね張り(カバー工法)や張り替えの際に選ばれることもあります。 今回はそんな「樹脂系サイディング」について、リフォームする際のメリット・デメリット・値段の目安や、主なメーカー(ゼオン化成など)などを詳しくご紹介しましょう。

目次

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樹脂系サイディングの特徴とは

「樹脂系サイディング(Vinyl Siding)」は、プラスチックの仲間である「塩化ビニル樹脂」を主原料としている外壁材です。

この外壁材は、耐久性が高く凍害などにも強いことから、特に北米では50年以上も前から普及しておりシェア率は約50%を占めています。

その一方で、北海道・秋田・新潟などの寒冷地では多く採用されているものの、日本全体でのシェア率はわずか1%程度とかなり低いのが現状です。

そのため、日本国内では樹脂系サイディングを取り扱うメーカーが少なく、施工できる業者も限られています。
樹脂系サイディングは多くの消費者の方にとってまだまだ認知されていない素材だといえるでしょう。

寒冷地ではない場合、ほかのサイディング材も検討を

お住まいの地域が、寒冷地ではない場合は「樹脂系サイディング以外」のほかの外壁材を検討するとよいでしょう。

理由としては先述の通り、日本でのシェア率の低さやリフォーム会社の探しにくさが挙げられます。

外壁材を選ぶ際は、リフォームの種類に応じて、次のような方法がおすすめです。

おすすめ方法

(※1)重ね張りリフォーム=既存の外壁の上から、新しい外壁材を重ね張りする工法、カバー工法とも呼ばれる
(※2)張り替えリフォーム=既存の外壁を撤去し、新しい外壁材に交換する工法

このように外壁材には、樹脂系サイディング以外にも豊富な選択肢があるため、一度調べてみるとよいでしょう。

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樹脂系サイディングのメリット

樹脂系サイディングのメリット

凍害・塩害に強い

樹脂系サイディングは凍害・塩害に強いため、凍結してひび割れるようなことがほぼありません。

北海道や東北で採用されることが多いのは、特にこの点が大きなメリットになっているからだと言えるでしょう。

また、錆びや腐食の不安がほとんどなく、海沿いの地域でも塩害に強いという魅力もあります。

約30年、メンテナンスがほぼ不要

樹脂系サイディングは「約30年間メンテナンスがほぼ不要」とされており、30年のメーカー保証が付いた製品も多いのが特徴です。

サイディング自体に色(顔料)を練り込んであるので、色あせることがなく、再塗装が不要です。

また、素材同士を重ね合わせる「オープンジョイント工法」で施工するため、シーリング(コーキング)を使用する必要がなく、補修工事も必要ありません。

一方、窯業サイディングなどの外壁材は、約10年ごとのサイクルで塗装や、目地部分であるシーリングの補修といった手入れが必要になります。

ほかの外壁材と比べて、樹脂系サイディングはメンテナンスにかかる負担が少ないことがわかりますね。

>> サイディング外壁のメンテナンス(塗装/コーキング)の費用や時期

防水性が高く、雨水も侵入しにくい

樹脂系サイディングは撥水性に優れた素材です。

さらに施工時に採用される「オープンジョイント工法」は、壁の外側と内側の気圧差を少なくすることで、雨水が入りにくい構造になっています。

衝撃にも強く、割れ(クラック)のリスクが少ない

独特な弾力性を持つ樹脂系サイディングは、衝撃にも強いという特徴があります。
強風などで硬い物がぶつかった場合でも「へこみ」や「割れ(クラック)」が発生するリスクが低いです。

軽量で建物にかかる負担を軽減できる

樹脂系サイディングの重量は、窯業系サイディングの約1/10と軽量です。

重ね張りリフォームでも建物への負担が少なく、地震による影響も軽減できます。

汚れを落としやすく手入れが簡単

表面に付着した軽いホコリなどは、雨で簡単に洗い流されます。
また、雨が当たらない箇所に付いた汚れも、水をかければきれいに落とせます。

万が一コケが生えた場合などでも、高圧洗浄機を使ってきれいにすることが可能です。

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樹脂系サイディングのデメリット

色やデザインの選択肢が少ない

ほかのサイディングに比べると、樹脂系サイディングは色やデザインにあまりバリエーションがありません。

中にはナチュラルな木目を再現した物もありますが、普及率の低さから見て、基本的にはシンプルな外観になることが多いでしょう。

一方、窯業系や金属系のサイディング材であれば、木目調を含め多様なパターンがあります。

見た目も重視したい方は、ほかのサイディング材を検討したほうがよいかもしれませんね。

初期費用が高額

詳しくは後述しますが、樹脂系サイディングはほかのサイディングと比較して初期費用が高い傾向にあります。

平米単価で比較すると、窯業系サイディングが約4,000〜5,000円/㎡なのに対して、樹脂系サイディングは約8,000〜10,000円/㎡と、およそ2倍近い金額の差が見られます。

その分、樹脂系サイディングの方が耐用年数が20年ほど長く、塗装・補修にかかるトータルコストを抑えられるメリットはあるものの、初期費用が高くなることには注意しておきましょう。

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樹脂系サイディングのリフォーム費用相場

樹脂系サイディングのリフォーム費用相場は、約95〜300万円程度です。

主に重ね張り(カバー工法)リフォームの際に採用されるケースが多く、金額は工事の規模によって変動します。

予算の目安としては、150〜200万円程度は見込んでおいたほうが無難でしょう。

>> 外壁リフォーム(塗装・カバー工法・張り替え)にかかる費用

ほかのサイディング材との価格差

「樹脂系サイディング」および「ほかのサイディング材(窯業/金属/木質系)」で、重ね張り(カバー工法)・張り替えの工事を実施する際の金額は、おおむね下記の通りです。

材料費

樹脂系サイディング:約8,000~10,000円/㎡

窯業系サイディング:約4,000~5,000円/㎡

金属系サイディング:約3,000~9,000円/㎡

木質系サイディング:約6,000~10,000円/㎡

施工費

重ね張り:約2,500~3,250円/㎡

張り替え:約2,650~4,000円/㎡
(既存の壁材撤去費含む)

(※上記金額のほかに、足場代・諸経費などが別途発生する可能性があります。)

このように、樹脂サイディングはやや高額になる傾向にあります。
また価格・デザイン・性能など、何を重視したいかによっても、おすすめの外壁材は変わってきます。

まずは施工業者とじっくり打ち合わせした上で、ご自宅に最も適した外壁材を選ぶとよいでしょう。

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主な樹脂系サイディングのメーカー/商品3選

それでは最後に、樹脂系サイディングを扱う主なメーカーと、おすすめの製品をご紹介しましょう。

ゼオン化成『ゼオンサイディング』

引用元:ゼオン化成株式会社公式ホームページ

『ゼオンサイディング』は、樹脂加工技術を得意とする「ゼオン化成」が手がける、樹脂系サイディングです。

ゼオンサイディングには現在次のような種類の製品が展開されています。

  • GRAYNE®(グレイン)
  • New Color Scape(ニューカラースケープ)
  • Royal Yokobari(ロイヤルよこ張り)
  • Royal Tatebari(ロイヤルたて張り)

※引用画像はGRAYNE®(グレイン)

外観を美しく際立たせる濃色から上品な淡色までカラーのバリエーションがそろい、横張りはもちろん、縦張りデザインの製品もあります。

PLY-GEM(プライジェム)『Mastic』シリーズ

引用元:PLY-GEM公式ホームページ

「PLY-GEM(プライジェム)」は、多数の樹脂建材を扱うアメリカのメーカーです。

代表的な樹脂系サイディング「Mastic」シリーズは、日本の輸入住宅・輸入建材系の業者でも施工実績が多く見られます。
繊細な木目調の風合いや、豊富なカラーバリエーションが魅力です。

旭トステム外装(LIXIL)『WALL-J』

引用元:LIXIL(リクシル)公式ホームページ

「旭トステム外装(LIXILグループ)」の『WALL-J』は、高い耐久性を実証する樹脂系サイディングのシリーズです。
メーカーの30年保証が付いているほど変色・色褪せに強いのも特長です。

優しい淡色の「オレゴンプライド」、落ち着いた配色の「グランドリバー」の2種類があり、日本の住宅に合う上品なデザインに仕上がります。

外壁のリフォームは専門家にご相談を

利点が多い一方で、まだまだ流通量の少ないのが樹脂系サイディングです。
導入を検討すべきか、迷ってしまいますよね。

「樹脂系サイディングにしたい」とはっきり決めている方も「ほかの素材と迷っている」という方も、一度サイディングのリフォーム実績のある業者と相談して、具体的な提案をしてもらうとよいでしょう。

プロからのアドバイスを参考にすることで、住宅環境・お好みのデザイン・ご予算などに合った、ベストなプランが見つかるはずですよ。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

樹脂系サイディングの特徴とは?

主原料に「塩化ビニル樹脂」を使用している外壁材で、耐久性が高く、凍害などにも強く、特に北米でのシェア率は約50%を占めます。

ただし日本国内でのシェア率は1%程度と非常に低く、対応できる施工業者が限定されるという難点があるのが現状です。

日本国内で、樹脂サイディング材を用いて外壁をリフォームすることは可能?

北海道・秋田・新潟といった寒冷地では、樹脂系サイディングの外壁を採用している住宅が比較的多く見られます。

一方、そのほかの地域においては業者探しで苦労する可能性があるでしょう。
できれば金属系や窯業系といった、別のサイディング材を視野に入れることをおすすめします。

詳しくは、リフォームの種類に応じた外壁材の選び方をご確認ください。

「樹脂系サイディング」と「樹脂系以外のサイディング」で、外壁をリフォームする際の価格差は?

「樹脂系のサイディング」および「窯業/金属/木質系のサイディング」で、外壁の「重ね張り」もしくは「張り替え」を行う際の目安料金については、樹脂系サイディングのリフォーム費用相場をご覧ください。

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