
外壁の張り替え工事の費用相場|活用できる補助金や施工事例などもご紹介
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外壁の下地に漏水が起こっているほか、構造材や下地が劣化・腐食しているなど、既存の外壁の劣化が目立つ場合には「外壁の張り替え」リフォームを行うのが一般的です。 施工内容や面積、素材によって変動しますが、外壁の張り替えリフォームの費用相場は150〜500万で、その平均価格は194万円となっています(当社調べ)。 本記事では外壁の張り替え工事の費用相場や、活用できる補助金、実際の施工事例をご紹介します。
目次
外壁の張り替えリフォーム費用・単価の相場
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(※2026年2月時点での、リショップナビ集計データをもとにグラフを作成)
外壁の張り替えリフォームの総額はいくら?
建物の状況や外壁の面積などによって値段が変動しますが、当サイトに掲載されているリフォーム事例で最も多いのは、100〜200万円(全体の59%)の価格帯で、平均価格は194万円です。
例えば、2階建ての一戸建てでサイディング材の張り替えを行う場合の費用は、100〜360万円と幅があります。
【30坪の外壁張り替え費用相場(サイディング・タイル)】
参考までに、主流な外壁材である、サイディング(窯業系/ガルバリウムなどの金属系)、タイルを使って張り替える際の、総額費用も比較したいと思います。
以下は、30坪の一戸建て住宅(外壁の面積100〜150㎡程度)の場合のリフォーム費用目安です。
新しい外壁材 | リフォーム費用(総額) |
|---|---|
サイディング(窯業/金属系)に張り替え | 150〜230万円 |
タイルに張り替え | 156〜500万円 |
なおモルタル外壁からサイディングに変更する場合は、既存の外壁材の撤去費などがやや高いことから、総額250万円を超える例もあります。
(サイディングなど)外壁の一部・部分張り替え費用
全体ではなく、外壁の一部を張り替えたい場合は、劣化具合や範囲にもよりますが予算は15〜60万円くらいです。
10万円程度で済むケースも見られます。
(ただし部分的な工事で済むかどうか素人の方が判断することは難しいため、プロにきちんと現場を見てもらった上で、施工プランを検討されることを推奨します。)
外壁の張り替えリフォームの施工単価・内訳
1㎡あたりのリフォーム費用の内訳についてもチェックしておきましょう。
内容 | 平米単価 |
|---|---|
新外壁材 | サイディング(窯業/金属):6,650〜9,000円/㎡ |
タイル:10,000〜50,000円/㎡ | |
足場 | 600〜1,500円/㎡ |
養生(シート/ネット/テープなど) | 100〜460円/㎡ |
コーキング(シーリング)打ち替え | 700~1,200円/m |
諸経費 | 総工事費の3〜10%(※業者によって大きく異なる) |
>> 足場の単価・費用はどれくらい?
>> 外壁コーキング(シーリング)補修の費用相場は?
具体的な内訳や総額については、業者から提示される見積書で必ず確認するようにしてくださいね。
あなたの家の外壁の張り替え 工事はいくら?無料リフォーム会社一括見積もり依頼
【費用/工期付き】外壁張り替えリフォームの事例
ここで、『リショップナビ』でご紹介しているリフォーム業者が手がけた、外壁張り替え工事の実例を見てみましょう。
実際にかかった費用や工事期間、築年数なども参考にしてみてください。
事例1 雨漏りしていたサイディングの外壁を新しく

リフォーム費用 | 150万円(外壁/玄関) |
|---|---|
工事期間 | 14日 |
築年数 | 29年 |
外壁サイディング工事と玄関ドア交換・塗装のリフォームを行った事例です。
既存の外壁に亀裂や雨漏り箇所があったため、解体の上、構造用合板で下地を施工し、湿気対策に配慮した「通気工法」で新しいサイディングを張りました。
使用した外壁材は『AT-WALL(旭トステム外装)』です。
事例2 モルタルからサイディングに張り替え

リフォーム費用 | 160万円(外壁/玄関) |
|---|---|
工事期間 | 12日 |
築年数 | - |
木造住宅にて、外壁のクラック(ひび・亀裂)が目立ってきていたモルタル外壁を、下地からやり直し、サイディング材で張り替えリフォーム
雨漏り対策のため、サッシ廻りの雨仕舞もしっかり対応
一緒に玄関ドアの交換も実施し、新築のような外観に生まれ変わりました。
事例3 土壁&トタン外壁を金属サイディングに張り替え


リフォーム費用 | 150万円(外壁) |
|---|---|
80万円(バルコニー) | |
工事期間 | 13日 |
築年数 | 35年 |
「外装の美装と改修工事、断熱性も向上させたい」というご依頼を受け、断熱・遮音効果のあるスチールサイディング外壁に張り替えました。
金属製のサイディングは軽量のため、建物にかかる負担が少ないというメリットがあります。
ベランダも同時に、劣化した床を張り替えるなどのリフォームを行いました。
事例4 外壁・屋根ともに耐久性の高い素材に交換

リフォーム費用 | 200万円(外壁) |
|---|---|
100万円(屋根) | |
工事期間 | 19日 |
築年数 | 40年 |
築年数に伴い、外壁・屋根ともに劣化が目立ってきており、今後雨漏りが発生する可能性も心配される状態でした。
そこで塗装などで保護する方法ではなく、どちらも耐久性の高い材質に交換することを決意。
サイディング外壁と鋼板屋根に交換しました。
塗装リフォームと比べて、耐久性も大幅に向上しています。
事例5 雨漏りしていた建物の外壁を張り替え&塗装し、屋根も補修


リフォーム費用 | 280万円(外壁/屋根) |
|---|---|
工事期間 | 30日 |
築年数 | - |
雨漏り発生のため、外壁の張り替え・塗装と、屋根の補修工事の依頼をいただきました。
外壁はサイディング材を張り替え、さらに「アルティメットコート」という工法で塗装。
屋根部分は、遮熱性に優れた金属屋根材「カワラMFシルキー」で補修しました。
天候の影響で作業の遅れがありましたが、臨機応変な対応で大幅に遅延することなく、無事に完工。
きれいな仕上がりで、お客様にご満足いただけました。
事例6 モルタル外壁を、ニチハのサイディングに張り替え

リフォーム費用 | 339万円(外壁) |
|---|---|
35万円(屋根) | |
8万円(バルコニー) | |
工事期間 | 75日 |
築年数 | 10年 |
モルタル壁の割れ目から雨漏りしており、壁の汚れが目立ってきていました。
塗装を検討されていましたが、外見の大きな変化や汚れ防止などを考慮し、既存のモルタルをすべて剥がして、サイディングへ張り替えることに。
一緒に、バルコニーの床にウレタン防水塗装を行い、雨漏りの原因となる可能性がある飾り窓を塞ぐ工事も実施。
コロニアル瓦の屋根も補修の上、塗装しました。
ご覧のように、外壁リフォームの際には、屋根・ベランダ・玄関ドアも一緒に施工するのもおすすめです。
施工する範囲やプラン決めに迷ったら、プロの業者と相談しながら決定していくと良いでしょう。
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外壁の張り替え費用は、助成金(補助金)で抑えられる?
自治体によっては、外壁のリフォームにおいて助成金・補助金制度を利用できる場合があります。
例として、2025年6月時点で利用が可能な、富士見市「住宅リフォーム補助金」と東京都北区「住まい改修制度」の2つをご紹介します。
(※地域によって細かい条件が決められているため、詳細は各自治体のHPや窓口でご確認をお願いします。)
富士見市「住宅リフォーム補助金」(※1) |
|---|
【対象者】 |
東京都北区「住まい改修制度」(※2) |
【対象者】 |
ちなみに、基本的には着工前に申請しないといけない場合が多いので、ご注意ください。
また可能であれば、お住まいの地域の補助金制度に詳しいリフォーム業者に相談してみると良いですね。
補助金申請しやすい内容で、柔軟にプランニングしてくれるでしょう。
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【外壁材別】張り替え時期(耐用年数)の目安は何年?
あくまでも目安ではありますが、各外壁材の耐用年数・寿命は以下の通りです。
外壁を張り替えるべきかどうか悩んだ際に、参考にしてください。
外壁材 | 耐用年数(張り替えの目安) |
|---|---|
モルタル | 30年 |
窯業系サイディング | 20〜40年 |
木質系サイディング | 15〜40年 |
樹脂系サイディング | 20〜50年 |
タイル | 30〜40年 |
ALC | 50〜60年 |
トタン | 10〜30年 |
塗装や重ね張りと迷う場合の判断基準・価格差は?
プロによる調査で判断することが大切
なお、一概に「築◯年なら、この工法が確実」と断言できるものではないため、注意が必要です。
上記の耐用年数に当てはまるかどうかにかかわらず、劣化具合に合わせたリフォームを行うことが、お住まい全体を守る上で重要になってきます。
例えば「塗装」は約10年ごとのサイクルで実施されるのが一般的です。
ただ築年数の浅い建物でも、すでに外壁の複数箇所にクラック(ひび割れ)・反り・割れなどが見られる場合は「張り替え」か「重ね張り」が推奨されます。
>> 外壁塗装を20年してないとまずい?早めの対策とリスクを解説
>> 外壁カバー工法(重ね張り)のメリット・デメリットと費用を解説!塗装・張り替えとの違い
また、外壁の下地や構造材が劣化している時などには「重ね張り」による対応も難しいため、「張り替え」を勧められることになるでしょう。
専門家による雨漏り診断も検討したい
雨漏りが発生している場合でも、状況や外壁材の種類によって、対処法が異なります。
内側にある断熱材の品質が低下している、湿気によってカビの発生などが起きている、といった場合には、外壁の張り替えが必要になるでしょう。
ただ自己判断するのではなく、できれば「雨漏り診断」ができる業者に調査してもらうと確実です。
張り替えと塗装・重ね張りの料金の違い
費用の面から「張り替えではなく、塗装や重ね張りのリフォームのほうが良いかも」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、工法ごとの値段の違いについて確認しておきましょう。
(※下記は、外壁の施工面積100〜200㎡の場合のおおよその料金です。)
工事内容 | 価格帯 |
|---|---|
塗装 | 60〜180万円 |
重ね張り | 130〜220万円 |
張り替え | 150~300万円 |
>> 外壁リフォームの費用相場
>> 外壁塗装の費用相場を坪数別に解説
ただし上述の通り、リフォーム方法は費用のみを基準にして決定しないことをおすすめします。
場合によっては「部分的な張り替え」と「塗装工事」を組み合わせてリフォームできたご家庭もありますよ。
「どうしても予算重視で決めたい」という場合も、まずは施工業者に伝えてみてください。
外壁のリフォームは、現地調査の内容を踏まえてプロから助言してもらうことが大切と言えます。
できれば複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し、最も納得のいく説明をしてくれた所に工事を任せると良いでしょう。
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外壁の張り替え工事では、確認申請は必要?
大規模な工事になりやすい外壁の張り替えリフォームですが、確認申請手続きは、4号建築物(平屋や木造2階建てなど)の場合は不要です。
一方、4号建築物ではない建物(木造3階建てや鉄骨2階建てなど)で、外壁の半分以上を張り替える場合、下地・構造部も変更する場合には、原則として申請対象となります。
ただし、仕上げ材のみの交換の場合は申請不要となる可能性もあります。
申請の必要可否の基準は複雑なため、自治体や、場合によっては対応するスタッフによっても回答が変わってしまうケースもあります。
不安な方は、地元の確認申請の知識がある業者と相談しつつ、地域の窓口にもしっかり確認しておくと安心です。
外壁の張り替えのポイントまとめ
最後に、本記事の要点を振り返っておきましょう。
【この記事のまとめ&ポイント!】
- 外壁の張り替え工事費用の総額や単価はいくら?
サイディング(窯業系・ガルバリウム鋼板などの金属系)や、タイルで張り替える場合の費用相場は、100〜500万円程度と非常に幅があります。
詳しくは外壁の張り替えリフォーム費用・単価の相場の章で一般的な一戸建て住宅のリフォーム価格帯や、施工単価の詳細について解説していますので、ご確認ください。- 外壁を張り替える時期の目安は何年くらい?
「モルタル・サイディング・タイル・ALC・トタン」といった外壁材の耐用年数の目安は、【外壁材別】張り替え時期(耐用年数)の目安の表にまとめています。
- 外壁のリフォームで「張り替え」を実施するか、「塗装」もしくは「重ね張り(カバー工法)」と迷う場合の判断基準はある?それぞれの工法の費用相場は?
最終的にはプロによる調査が必要ですが、複数箇所にクラック(ひび割れ)などの症状が見られる場合は「張り替え」か「重ね張り」、外壁の下地まで劣化している場合は「張り替え」が推奨されるでしょう。
主な対処法の違いや、各工法のリフォーム費用の違いは塗装や重ね張りと迷う場合の判断基準の章を参考にしてみてください。
リフォームの際には複雑な内容が多く、悩むことがたくさんあるかもしれませんね。
けれども、どの工法がよいか相談したい時や、費用面・確認申請などの不安がある場合も、プロに気軽に質問してみましょう。
経験豊富な業者であれば、予算や老朽具合も考慮しながら、適切な提案をしてくれるはずですよ!
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