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※2021年2月リフォーム産業新聞より

外壁カバー工法のメリット・デメリットと費用を解説!塗装・張り替えとの違い

外壁カバー工法(重ね張り)の費用相場|施工事例や補助金情報をご紹介

更新日:

外壁カバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りする工法です。 この工法のメリットは、費用相場が130〜220万円と安く、工期も10〜20日と短いことが挙げられます。 また、外壁材を重ねる特性上、断熱性・防音性の向上も見込めるでしょう。 本記事では、外壁のカバー工法のメリット・デメリットや、費用相場・事例、塗装や張り替えとの特徴の違いについてご紹介します。

目次

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外壁のカバー工法(重ね張り)の費用相場

外壁のカバー工法(重ね張り)の費用相場は130〜220万円程度です。

外壁の重ね張りを依頼する際には、材料費以外に足場の設置費用や諸経費・資材の運搬費が別途加算されることもあります。

それぞれの費用の目安を、次の表にまとめました。

項目

価格帯

サイディング材

55〜75万円 (3,000〜10,000円/㎡)

重ね張り施工作業費

25〜45万円 (2,500〜3,250円/㎡)

足場

15〜23.5万円 (600〜1,000円/㎡)

養生

8〜12万円

防水シート

4〜7万円

シーリング

5〜35万円 (900〜1,200円/m)

下地胴縁

10〜25万円 (850〜1,870円/㎡)

土台水切り設置

5〜7万円

運搬費・諸経費

10〜13万円
(※業者によるが、諸経費は工事費の5〜15%が目安)

リフォームの見積もりを依頼するときには、項目の詳細を作成してもらうことも大切です。

見積書には、細かな内訳は記載されずに「一式」とまとめられているケースもあります。

施工費や材料費などの単価が気になる場合はリフォーム会社にきちんと確認し、納得してから契約するようにしましょう。

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外壁のカバー工法(重ね張り)リフォーム事例5選

当サービス『リショップナビ』の加盟業者が、外壁の重ね張りリフォームを行った事例を5つご紹介します。

事例1 モルタル外壁に、ニチハの金属サイディングを重ね張り

事例1 モルタル外壁に、ニチハの金属サイディングを重ね張り
リフォーム費用81万円
施工日数-
住宅の種類一戸建て
築年数25年

「モルタル外壁に、カバー工法で金属サイディングを施工してほしい」というご要望でした。

使用した金属サイディングは、ニチハ社の『カーレンリーフ』という製品です。

工事面積が60㎡と小規模だったため、比較的お手頃な料金でリフォームできました。

>> この事例の詳細を見る

事例2 タイル調などの外壁材でツートンカラーに

事例2 タイル調などの外壁材でツートンカラーに
リフォーム費用180万円
施工日数20日間
住宅の種類一戸建て
築年数17年

築17年のお住まいにて、くしびき柄&タイル調柄の外壁材を用いて重ね張りリフォームを実施しました。

ツートンカラーがおしゃれな、新築同様の外観に仕上がっています。

>> この事例の詳細を見る

事例3 外壁カバー工法でデザインを一新

事例3 外壁カバー工法でデザインを一新
リフォーム費用150~200万円
施工日数10日間
住宅の種類一戸建て
築年数-

外壁の経年劣化による色褪せが気になるとのことでリフォームをご依頼いただきました。

新築のように外観が一新し、メンテナンスフリーのカバー工法に大変ご満足されていました。

>> この事例の詳細を見る

事例4 既存のサイディングに、断熱材入り軽量サイディング重ね張り

事例4 既存のサイディングに、断熱材入り軽量サイディング重ね張り
リフォーム費用200万円
施工日数90日間 (全てのリフォームを含む)
住宅の種類一戸建て
築年数26年

断熱材入りの軽量なサイディング材を、既存のサイディングの上に重ね張りしました。

見た目が美しくなるだけでなく、断熱効果の向上も期待できます。

>> この事例の詳細を見る

事例5 外壁を金属サイディングでカバー

事例5 外壁を金属サイディングでカバー
リフォーム費用200~250万円
施工日数-
住宅の種類一戸建て
築年数-

外壁廻りの剥離、割れ等の劣化がひどく、外壁と屋根合わせてリフォームを検討されていました。

落ち着いたブラウン系に仕上がり、外壁・屋根の仕上がりどちらもご満足頂きました。

>> この事例の詳細を見る

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カバー工法に使用するサイディングの費用相場

施工面積が100〜200㎡の外壁をカバー工法でリフォームする場合、使用するサイディングにかかる費用は30〜200万円程度です。

サイディングごとの費用相場や特徴について、次の表にまとめています。

サイディングの材質

平米単価(材料費)

特徴

窯業系サイディング

4~5千円/㎡

  • デザイン性に優れている
  • 防火性が高い
  • サイディングの中では安価

金属系サイディング

3~9千円/㎡

  • 耐久性がある
  • 熱、凍結に強い
  • 軽量であり耐震性が最も下がらない

木質系(木製)サイディング

6千〜1万円/㎡

  • 木特有の温かみのある風合い
  • 高い断熱性がある
  • こまめなメンテナンスが必要

樹脂系サイディング

8千~1万円/㎡

  • 衝撃や雨、凍結に強い
  • 軽い汚れなら簡単に落とせる
  • 対応可能業者が少ない

外壁のカバー工法は補助金が利用できる

外壁のカバー工法には補助金制度の利用が可能で、条件によって、最大120万円程度の補助金が支給される場合があります。

2026年4月現在、外壁のカバー工法で活用できる具体的な補助金(助成金)制度は次の通りです。

  • みらいエコ住宅2026事業
  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
  • 地方自治体の補助金・助成金制度

それぞれの補助金(助成金)制度の概要は次の通りです。

①:みらいエコ住宅2026事業

<補助の対象となる条件>

  1. 一定の省エネ基準を満たす省エネリフォームが対象
  2. 申請あたり補助金額の合計が5万円以上であること
  3. 開口部、躯体部分の断熱、エコ住宅設備の設置の必須リフォーム3つを行うこと

<補助金額>

  • 上限100万円/戸

<申請期間>

  • 2026年4月1日以降、順次情報公開予定

※出典:「みらいエコ住宅2026事業(Meミー住宅2026)公式ウェブサイト」(国土交通省)を加工して作成。

この補助金制度は必須となるリフォームが3つあるため、外壁の張り替えリフォーム単体では利用できない点に注意が必要です。

②:既存住宅における断熱リフォーム支援事業

<補助の対象となる条件>

  • 窓の断熱リフォームを行う一戸建て住宅、またはマンションに住んでいる方
  • 補助金対象として登録されている製品を用いて、断熱リフォームをする など

<補助金額>

  • 一戸建て住宅:120万円/戸
  • 集合住宅:15万円または20万円/戸

<公募期間>

  • 2026年3月17日~2026年6月12日 17時メール必着

※出典:「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」(国土交通省)を加工して作成。

上記に加え、既存住宅における断熱リフォーム支援事業は、補助対象となる住宅・製品等の要件がいくつか定められています。

詳しい制度の内容は別途、国土交通省の公式ホームページをご確認ください。

③:地方自治体の補助金・助成金制度(東京都目黒区)

<補助の対象となる条件>

  • 工事費用が20万円以上(税抜き)
  • 目黒区民が区内に所有し、自らが居住するための住宅であること など

<補助金額>

  • 税抜工事費用の20%、上限20万円

<公募期間>

  • 2026年04月01日~

※出典:「住宅リフォーム資金助成」(東京都目黒区)を加工して作成。

いずれの補助金制度も補助対象となる住宅・製品等の要件がいくつか定められています。

詳しい制度の内容は別途、公式ホームページをご確認ください。

補助金制度に詳しいリフォーム業者と相談するとよい

補助金(助成金)の利用を検討されている場合は、外壁リフォームの補助金制度に詳しいリフォーム業者と相談するのがよいでしょう。

理由として、いずれの補助金(助成金)も各種要件を満たしているか、書類の不備がなく提出できるかなど、おひとりで全て確認して申請するのが難しい側面があるためです。

要件の確認や申請代行など、補助金(助成金)の書類作成や提出をサポートをしてもらうことが可能ですので、ぜひ一度ご検討ください。

補助金(助成金)に詳しい 外壁リフォーム専門の会社に相談する無料リフォーム会社一括見積もり依頼

外壁のカバー工法(重ね張り)とは

外壁カバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りする工法で、ALC・モルタルといった外壁のリフォームに採用されることが多いです。

耐久性が平均30年と塗装よりも長持ちするうえ、費用相場が130〜220万円と外壁材を張り替えるよりも安価なため、コストパフォーマンスのよさが特徴です。

塗装や張り替えとの違いを比較

外壁のリフォームには、今回ご紹介する「重ね張り」のほかに、外壁に塗料を塗布し直す「塗装」や既存の外壁を剥がし、新しいものに交換する「張り替え」といったリフォームがあります。

それぞれのリフォームでかかる費用・工事期間の目安や判断基準を次の表にまとめました。

工法

費用相場
(外壁面積100〜200㎡を
施工する場合)

工期

塗装

60〜180万円

5〜14日

張り替え

150~300万円

10〜25日

外壁の「重ね張り」リフォームの費用相場が、130〜220万円、工期が10~20日なので「重ね張り」はほかと比べて、利用しやすい工法といえるでしょう。

どの工法を選ぶか、その判断基準

原則として、既存の外壁の劣化がひどい場合には「塗装」リフォームは向かないケースが多いです。

外壁の反りや割れ、クラック(ひび割れ)などの不具合が複数箇所に及んでいるなら「重ね張り」か「張り替え」を検討したほうがよいでしょう。

リフォームと同時に断熱性・遮音性などを高めたい場合には「重ね張り」が魅力に感じるかもしれませんね。

重ね張りは、外壁の下地に漏水が起こっている場合や、構造材や下地が劣化・腐食している場合などには、実施できません。

建物の強度不足などのリスクが出てくるため、張り替え工事を行う必要があります。

>> 外壁塗装の費用相場についてもっと詳しく解説
>> 下地や構造まで傷んでいるなら外壁の張り替えも検討を!

外壁のカバー工法(重ね張り)のメリット

外壁カバー工法の主なメリットを2つご紹介します。

費用と工事期間を抑えられる

重ね張りは家に住みながらの施工が可能で、張り替えリフォームと違って既存の外壁を取り除く必要もありません。

下地材が腐食していないか確認するために、土台や軒下に近い所を剥がすことはあるものの、大部分は残したまま、新しい外壁を張りつけます。

このため、外壁の解体や撤去・処分にかかる手間や費用は発生せず、張り替えリフォームと比べると、工事の期間・費用を削減できます。

断熱性・防音性の向上が見込める

外壁材を重ねることで、壁と壁の間には空気の層がつくられます。

この空気層が、水分を含む暖かい空気や冷たい空気などを遮断するため、夏は涼しく冬は暖かい室温をキープできます。

冷暖房にかかる光熱費の節約にも繋がりますね。

また、外壁が二重になることにより、遮音性も高くなる可能性があります。

車両の走行音など、屋外から聞こえてくる騒音が室内に伝わりにくくなれば、より静かで快適な生活が望めるでしょう。

外壁のカバー工法(重ね張り)のデメリット

外壁カバー工法の主なデメリットを3つご紹介します。

建物の総重量が増加して耐震性がやや下がる

外壁材が増えることにより、建物全体の重量が増加します。

重量のある建物ほど地震で揺れやすい傾向があるため、外壁の重ね張りを行うときには、外壁材の重さも配慮しておきたいポイントです。

一般的には「金属系」や「樹脂系」のサイディングボードが軽量であるため、これらの外壁材を利用することが多いです。

最終的にどの外壁材を採用するか、あるいは重ね張り以外の工法も検討するべきかなどは、リフォーム会社ともよく相談しながら決めるとよいでしょう。

内部結露が発生する場合がある

外壁の重ね張りを行うと、壁の内側に結露が発生することがあります。

原因は、外壁の内と外に生じる気温差、既存の壁と重ね張りをした外壁の間の湿気です。

ただし、壁の中に「空気の通り道」をつくることで、内部結露は防げます。

施工する際に、外壁材を張りつけるための胴縁(どうぶち)という部材を間隔を空けて配置すると、空気の通り道ができあがります。

重ね張りリフォームを実施する際には、結露の可能性を理解しており、胴縁などの施工もしっかりとしてくれる業者に依頼しましょう。

外壁の下地が補修できない

外壁カバー工法は既存の外壁の上に新たな外壁材を重ねる工法ため、施工後は下地の補修ができません

注意点①:カバー工法できないケースがある

外壁カバー工法は、既存の外壁が激しく劣化している場合、施工できないことがあります。

また、集合住宅や商業地域に多い「耐火構造」と「防火構造」の建物には、不燃材料を用いないと法律上施工できず、木質系や樹脂系のサイディングは使用できません。

外壁が激しく劣化している場合は、建物自体の耐久性が著しく低下したり、補修費用が高くなったりするため、外壁材の張り替えがおすすめです。

注意点②:施工する外壁材が限られる

外壁カバー工法には、耐震性が低下しにくい「金属系サイディング」を用いるのが一般的です。

サイディングの種類は「窯業系」「金属系」「木質系」「樹脂系」の4つがありますが、耐用年数や重量などの観点から金属系が最適です。

カバー工法での外壁リフォームを検討するときは、まず見積もり依頼先のリフォーム会社に「外壁カバー工法で対応可能か」「下地は劣化していないか」を確認してもらいましょう。

下地に問題がなければ、コストパフォーマンスが高いカバー工法でのリフォームがおすすめです。

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外壁をリフォームして大切な住まいを守ろう

広いバルコニーのある黒い家

どの工事方法がよいのかご自身で判断できないときや、費用面が不安な場合などもあるでしょう。

まずは、外壁のリフォーム経験豊富な業者に現地調査してもらうことをおすすめします。

外壁工事のプロであれば、劣化具合や予算なども考慮しながら、適切なリフォーム方法を提案してくれるはずです。

大切な住まいを守る上でも重要な外壁リフォームは、納得できるプランで施工してくれる業者にお願いしましょう。

外観も耐久性も立派な外壁に、リフォームできるとよいですね。

外壁のカバー工法 を考え中の方はこちら!無料リフォーム会社一括見積もり依頼

【この記事のまとめ&ポイント!】

外壁の重ね張り(カバー工法)を行う際、リフォーム費用はいくらかかる?

一般的な一戸建て(外壁の面積:100〜200㎡)で外壁重ね張りのリフォームを行う場合、総額費用の目安は130~220万円です。

外壁の重ね張り(カバー工法)リフォームの、メリット・デメリットは?

メリットは「(外壁を張り替える工事と比べると)費用・工期を抑えやすいこと」「断熱性・防音性の向上を期待できること」です。

一方で「建物の総重量が増加する」などのデメリットがあるため、不安な点がある場合はリフォーム業者と相談した上で施工プランを決めるとよいでしょう。

外壁の重ね張り(カバー工法)リフォームに補助金(助成金)は使える?

自治体によっては利用可能です。
補助金制度のある自治体の例をこちらでご紹介しています。

外壁のカバー工法 を考え中の方はこちら!無料リフォーム会社一括見積もり依頼

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