お風呂リフォームで多い後悔は？色や設備で失敗しないポイントをご紹介

お風呂のリフォーム後に後悔する方が多いポイントを7つご紹介します。

● 浴槽の形状に違和感がある
● 洗い場が広すぎて浴室内が暖まらない
● 断熱材の厚みで浴室が狭くなった
● 色がイメージと違った
● 使わない設備や機能がある
● タイルを変更したらカビやすくなった
● 窓が不要だった

浴槽の形には一般的なストレート浴槽のほか、複数人で入るワイド浴槽、お風呂の角にフィットするコーナー浴槽などがあります。

今まで使っていた浴槽とは違う形状の浴槽を選ぶと、いざ入浴した時に違和感があり、なかなか馴染めない方もいます。

カタログだけで選ばず、ショールームに足を運んで希望する形状やサイズの浴槽に入ってみると良いでしょう。
浴槽の高さが合わないと、またげずに転倒する危険があるので、浸かり心地だけでなく、出入りがしやすいかも確認してみてくださいね。

>> ライフスタイルに合わせて選ぶ！浴槽の形と素材

洗い場が広いと、浴室内がなかなか暖まらない、掃除に手間がかかるなどの問題が発生します。

「家族みんなで入りたい」「洗い場で大型犬を洗いたい」などの希望がある場合を除いて、必要以上に広い洗い場は計画しない方が無難です。

現状の洗い場の広さや入浴する家族の人数を考えながら、適切な広さにプランニングしてみてください。

古い浴室をリフォームする場合は、厚みのある最新の断熱壁や断熱式浴槽の影響で浴室が少し狭くなることがあります。

今と同じサイズ感で浴室を使いたい場合は、壁や浴槽の厚みも考慮したうえで、打ち合わせが必要です。
担当業者に、新しい壁と浴槽にどのくらいの厚みがあるのか、浴室のサイズ感がどのように変化するのかを質問してみましょう。

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「悩み抜いて選んだ色なのに、想像と実際に使ってみた時のイメージが違った」というのもよくある後悔のひとつです。

例えば、下記のような後悔の例があります。

● さわやかな浴槽を目指して寒色系を選んだのに、冬になると冷たい印象に感じる
● 濃い色の浴槽を選んだら、気に入っていた色の入浴剤が違う色に見える
● かっこいい浴室にしたくて黒い浴槽を選んだら、石けんカスがよく目立つ

満足できる浴室にするためにも、色を選ぶは時ショールームで実際の色を確認し、暑い日や寒い日、昼間や夜などさまざまな利用シーンを想定し検討をしましょう。
また、汚れの目立ちやすさや、入浴剤を使用した時のインテリアとの組み合わせも考えてみてください。

ジェットバスや浴室テレビ、ミストサウナなど、オプションとして入れた設備を初めのうちしか使わず、「もっと安くできたのに」「メンテナンスが大変」などと後悔することがあります。

お風呂をリフォームする時は最新の設備や機能に憧れてしまいがちですが、欲しいかどうかよりも、本当に必要なのかをよく考えて選ぶようにしましょう。

最新のシステムバスにはカビ対策が実装されているものが多いですが、予算やデザインの関係で機能性を軽視すると、壁や床が現状よりカビやすくなる場合があります。
特に、モルタルやコンクリートはカビが生えやすい傾向があります。

メンテナンスのことも考えて、機能性や素材を選びましょう。

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窓があると開放感があり、換気もできて便利ですが、その一方でプライバシーや掃除の手間、断熱性の問題で後悔する方もいます。

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換気は換気扇や浴室乾燥機を使用し、開放感は全体の色や鏡の大きさを工夫することによって対応できるので、窓の有無は慎重に検討しましょう。

お風呂のリフォームで後悔しやすいことを踏まえ、リフォームで失敗しないために大切なポイントを6つご紹介します。

● ショールームで実物を確認する
● ライフスタイルの変化を考慮する
● メンテナンスのしやすさをチェックする
● 本当に必要な機能か見極める
● お風呂リフォームの目的を明確にする
● 信頼できる業者に依頼する

お風呂のリフォームをプランニングする時は、ショールームに行きましょう。

ショールームで実物を見ることで、カタログやサンプルだけではイメージできない色味や質感、サイズ感を確かめることができます。

ただし、最寄りのショールームには希望するサイズや形状の組み合わせの実物がない場合もあります。

その場合は、希望している色やデザインの印象について業者に意見を聞いたり、施工時の写真があるか確認してみましょう。

浴室の希望を整理する時は、現状の必要な設備だけでなく、10～20年後の生活に必要なものも考えてみましょう。

今は不要でも、手すりやヒートショック予防の浴室暖房が必要になる場合があります。
また、お子さんやお孫さんと一緒に入浴することがあるかもしれません。

短期間で再リフォームをしなくてもいいように、将来的なライフスタイルの変化も含めてプランを作成しましょう。

>> バリアフリーリフォームについて詳しくはこちら！

浴槽や素材、設備を選ぶ時は、デザイン性だけでなくメンテナンスのしやすさもチェックしましょう。

デザインにだけこだわると、汚れが目立ちやすい、掃除がやりにくいなどリフォーム完了後に気になってくる恐れがあります。

ショールームでメンテナンスのしやすさや掃除の方法などを質問してみると良いですよ。

さまざまなメーカーから最新の機能が毎年のように発表され、魅力的なオプションが多数ありますが、気に入ったものすべてが本当に必要かどうかよく検討するようにしましょう。

見積もりを依頼する前に、まずはカタログやメーカーのホームページなどを見ながら必要な機能をリストアップしておくと便利です。

下記のようなリストを作ってみましょう。

【必要】
● 追い焚き機能
● 浴室暖房
● 汚れにくいトラップ
● 節水シャワーヘッド

>> 浴室乾燥機(浴室暖房機)について詳しくはこちら！

お風呂リフォームの失敗を防ぐには、工事の目的を明確にすることも重要です。

● 劣化している部分の補修だけしたい
● 現状よりデザイン性を高くしたい
● 機能の充実したお風呂にしたい

上記のように、お風呂のリフォームをする目的をはっきりさせてみましょう。

何のためにリフォームするのかを明確にすることで、予算を超過した時にプランから外すものや、迷った時に選ぶものなどが分かりやすくなります。

実績や提案内容、打ち合わせの印象などを比較しながら、信頼できる業者を選びましょう。
水まわりのリフォームは、業者のスキルや経験によって工事の質に違いがあり、リフォームの経験は豊富でも、お風呂の施工は得意としない場合もあります。

信頼できる業者を選ぶには、1社だけでなく複数社を検討しながら決めていくと良いでしょう。
相談する時に、金額や工事内容とあわせて、話しやすく対応の雰囲気が良いなど、相性の面も判断の基準の1つにするとより明確に絞りやすいです。

技術力や提案力のあるお風呂のリフォーム業者を見つけていきましょう。

後悔しない工事をするため、お風呂のリフォーム業者を選ぶ時のコツをご紹介します。

● 施工実績を確認する
● アフターサービスの有無を確認する
● 安さ以外も重視する
● 複数社に見積もりを依頼する

業者を選ぶ時は、はじめに施工実績を確認しましょう。

使いやすくきれいなお風呂に仕上げてもらうには、業者の技術力や経験が大切です。

メーカーごとに施工のポイントや注意点が異なるため、希望しているメーカーの施工実績を見せてもらうとより良いでしょう。

ホームページの確認や、見積もりを依頼する時に質問などして、どのような工事を経験してきたか確かめてみてください。

>> リフォーム会社の選び方・比較する時のポイント！

リフォーム完了後も快適に使い続けられるように、アフターサービスの有無や内容もチェックしましょう。

定期点検の実施有無や保証期間の長さ、再施工が必要な時の費用など、内容は業者によって異なります。
プランの中身だけでなく、工事完了後の対応についてもぜひ質問してみてください。

>> お風呂でよくあるトラブル・部位別の修理について詳しく知りたい！

業者を選ぶ時は、安さばかりに気を取られないよう注意しましょう。
見積もりが相場よりも安すぎる場合、施工経験や作業員のスキルに問題がある恐れがあります。

価格だけを重視するのではなく、実績や提案、保証の内容なども含め、総合的に良い業者か判断しましょう。

見積もりは複数社に依頼するのもおすすめです。

複数社に見積もりを依頼することで、工事内容や適正な価格の見極めができます。

最初から1社に絞らず、3～5社程度の見積もりを比較してみてくださいね。

工事の予定が決まったら、下記の2点に注意しながら準備を進めましょう。

● 施工中の入浴手段を用意しておく
● 近所へ騒音についてお詫びしておく

工事中はどこでお風呂に入れるか、事前に調べておきましょう。
リフォームの内容によっては工事が数日間にわたるため、施工期間中は自宅のお風呂に入れない場合もあります。

銭湯や知人の方にお風呂を借りるなど、入浴手段を用意しておきましょう。

工事の日にちが確定したら、近所に工事内容の説明とお詫びに行きましょう。

工事中は業者の車が道をふさいだり騒音が発生したりするので、事前にお詫びしておくとトラブルに発展するリスクを少なくできます。

マンションの場合は管理組合への工事連絡も忘れないようにしましょう。

ここでは、リショップナビを通してお風呂のリフォームを実施した方の口コミをご紹介します。

リショップナビには全国の業者が集まっており、予算や工事の希望に合わせてぴったりな業者を見つけることもできます。

お風呂のリフォームでは、色や浴槽の形状の確認不足による違和感、実用性をあまり考えず不要な設備や機能を取り入れてしまったことなどが後悔しやすいポイントです。

失敗せずにリフォームできるよう、ショールームに行ったり、業者に相談するなど後悔しない実用的なプランを作成しましょう。

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