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※2021年2月リフォーム産業新聞より

リフォームでお風呂・浴室を移動するための費用相場は?施工の際の注意点も解説!

リフォームでお風呂・浴室を移動するための費用相場は?施工の際の注意点も解説!

更新日:

「お風呂の位置が使いにくいのでリフォームで移動したいけど、費用が心配」「介護が必要になり、浴室を部屋から近い場所に移動したい、どんな点に注意すべきか知りたい」など、お風呂を移動させるとなると、大掛かりな工事になるため、費用や工事期間など気になりますよね。 今回は、工事にかかる費用はもちろん、お風呂を移動させるリフォームを行う際の注意点や施工事例もあわせてご紹介します。

目次

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お風呂・浴室を移動するリフォームにかかる費用相場と工事期間

お風呂・浴室を移動するリフォームにかかる総工事費の相場は、75~250万円ほど、工事期間の目安は2週間〜1ヶ月程度です。

>> お風呂リフォームの費用相場と施工事例を紹介!
>> お風呂リフォームの工期|期日を左右する要因を解説
>> 一戸建てのお風呂・浴室リフォームの費用&安くするコツやタイプ別の相場をご紹介

浴室を移動させる場合、給排水管の移設や床のリフォームなどもあるため、費用は高額に、工期も長くなることが多いです。

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お風呂・浴室を移動するためのリフォーム費用を抑える方法

お風呂・浴室を移動するリフォーム費用を抑えるためには、以下の4つの方法があります。

リフォーム費用を抑えるポイント

  • ユニットバスタイプにする
  • バスタブやシャワーのグレードを下げる
  • 移動する距離を短くする
  • 優良業者に依頼する

それぞれの方法の具体的な内容を、詳しく解説していきましょう。

>> お風呂のリフォームを格安で行う方法!

ユニットバスタイプにする

移動先のお風呂は価格の安いユニットバスタイプを選びましょう。
お風呂には「在来工法」と「ユニットバス」があります。ユニットバスタイプのお風呂の方が、工事費用は安く済みます。

在来工法とは、防水加工を施して、浴室内をアスファルトやモルタルとタイルで施工する方法です。
こだわりのある浴室に施工できますが、材料費や人件費が多くかかります。

ユニットバスとは、浴室内の天井やバスタブ、床などをすべてセットとして工場で製造され現場で組み立てるタイプです。
施工もしやすく、材料費が少なくて済むため、工事費用を抑えたい方はユニットバスタイプを選びましょう。

>> 在来工法の浴室からユニットバスへのリフォーム費用や注意点!

バスタブやシャワーなどのグレードを下げる

移動先に設置するバスタブやシャワーなどのグレードを下げることで、設備にかかる費用を抑えられます。

浴槽の素材には、主に以下の5つの種類があります。

浴槽の素材

浴槽の価格

FRP

5~35万円

人工大理石

ポリエステル系:10~40万円
アクリル系:30~120万円

ステンレス

2~30万円

ホーロー

8~135万円

木製

ヒノキの場合:30~120万円

各素材ごとの特徴を紹介します。

【FRP】
ガラス繊維強化プラスチックを原料とした素材で、軽さとデザインの豊富さがメリットです。
ただし、汚れがつきやすいというデメリットがあります。

【人工大理石】
樹脂素材が原料の人工大理石のメリットは、加工しやすく、大理石のようなおしゃれな浴槽を演出できる点です。

【ステンレス】
保温性が高くサビにくいというメリットがあります。

【ホーロー】
ガラス質で仕上げられた素材で、なめらかな表面が特徴的です。
しかし、硬い物を落とすとひび割れしてしまいます。

【木製】
手触りや香り、雰囲気などを楽しめるため、風情があって人気のあるタイプです。
最近では、木製でも手入れがしやすい浴槽が販売されています。

それぞれ特徴や価格が異なるので、自宅の状況にあわせて適切なものを選びたいですね。

>> 浴槽の形の種類と選び方

移動する距離を短くする

お風呂の移動距離を短くすれば、工事の手間が省けて費用を抑えられます。
元の場所からまったく反対の位置に移動させた場合、給排水管や電気配線などの大掛かりな移設工事が必要となります。

給排水管や電気配線などの工事は、施工する距離が長くなる分、費用が高くなるのです。
お風呂・浴室の移動先は、費用面も考慮しながら決めましょう。

優良業者に依頼する

お風呂を移動するリフォームは大掛かりな工事だけでなく、給排水管や電気配線などの移設工事も必要なので、施工不良が少ない優良業者に依頼しましょう。
リフォームを安心して任せられる優良業者は、以下の3つのポイントを押さえて選びましょう。

選ぶポイント

・複数社の見積書を比較する

・お風呂・浴室のリフォーム施工実績が豊富である

・担当者の対応が丁寧である

それぞれのポイントの内容を紹介していきます。


複数社の見積書を比較する

複数のリフォーム会社に見積もりを依頼して、それぞれの見積書の内容を比較してみましょう。
価格は費用相場と近いか、内訳はわかりやすく記載されているかなどを確認してください。

見積書の内容に不明点があれば、リフォーム会社に問い合わせましょう。
優良業者は、契約前の見積もりの時点でも丁寧に対応してくれます。
もし、見積書の内容が不明瞭で、こちらの質問にも丁寧に受け答えしてくれない会社であれば、依頼は避けるようにしましょう。

お風呂・浴室のリフォーム施工実績が豊富である

大掛かりな工事となるお風呂・浴室の移動リフォームの依頼では、同じような施工実績を豊富に持つ業者を選びましょう。
お風呂・浴室の移動工事の施工実績が少ない場合、給排水管の移設を失敗したり、希望するリフォームができなかったりする場合があります。
いくらリフォームの施工実績が多い業者でも、お風呂・浴室の移動工事の経験が少ない場合は、依頼は避けておきましょう。

担当者の対応が丁寧である

リフォームの相談をする際、担当者の対応が丁寧な会社は信頼できるといえます。
リフォームの相談の段階では、会社側としてはまだ収益につながるかわかりません。
それでも、丁寧な対応で相談に乗ってくれる会社は、依頼主のことを大切にしている優良業者です。

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お風呂・浴室を移動するリフォームの施工事例

浴室移動で1坪ユニットバスへ

リフォーム費用約79万円
施工日数10日
住宅の種類-
築年数20年

浴室と洗面所の位置を交換して、広々としたユニットバスにリフォームしました。
構造体に断熱材を敷き詰めているので、冬でも安心して入れる浴室となりました。

>> 事例の詳細はこちら

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お風呂・浴室を移動する際に必要な工事内容

お風呂・浴室を移動する際に必要となる工事内容は、主に以下の5つです。

移動に必要な工事内容

  • 給排水管の移設・延長工事
  • ガス管の移設工事
  • 電気配線の工事
  • 換気扇工事
  • 浴槽の撤去と設置

それぞれの工事内容を、わかりやすく説明していきましょう。


給排水管の移設・延長工事

お風呂・浴室を移動するためには、給排水管を移設したり延長したりする工事が必要です。
給排水管は、多くの場合床の下に配管されます。
お風呂・浴室の移動距離が長くなれば、床の工事範囲も広くなるため、費用が高くなります。

ガス管の移設工事

お湯を沸かすために必要な、ガスの配管工事も行われます。

ガス管も「壁の中」や「床下」に配管されているので、お風呂・浴室の移動距離が長くなれば、工事費用は高くなります。

電気配線の工事

コンセントや照明を増やすために、電気配線の工事が必要です。
電気配線の工事では、コンセントや照明などの位置をまずは決めて、配線計画を立てます。
電気の配線が終われば、内装を整えてコンセントやスイッチを埋め込んで工事完了です。

換気扇工事

移動先のお風呂・浴室に新たに設置する、換気扇の工事も必要です。

まずは設置する換気扇のサイズと位置を決めます。 必要であればダクト工事を行います。
電気配線の工事を行い、換気扇を接続したら完成です。

浴槽の撤去と設置

既存の浴槽を撤去して、移動先に新しく設置します。

移動先に新しく浴槽を設置する際は、下地調整を丁寧に行わなければいけません。
また、浴槽によっては排水溝へ水が流れやすいように勾配をつける場合もあります。

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お風呂・浴室を移動するリフォームの際の注意点

お風呂を移動するリフォームの際の注意点には、主に以下の3つがあります。

リフォームする際の注意点

  • 移動リフォームができない場合もある
  • 排水管の勾配によっては大掛かりな工事になる
  • 2階以上のフロアに移動する際は浴槽の重さや水圧などに注意する

それぞれの注意点を、詳しく解説していきます。


移動リフォームができない場合もある

一戸建て住宅の場合、移動できないケースはあまりないですが、マンションなど共同住宅では
規約によって配管の移動を制限していることもあるので、リフォーム前に、どこまで工事が可能か、確認しておく必要があります。

排水管の勾配によっては大掛かりな工事になる

浴室を移動させることで排水管の勾配が不足している場合は、大掛かりな工事になる可能性があります。

一戸建ての場合、お風呂・浴室などの水回りの床は流した水を排水しやすいように排水管に勾配をつけるため、二重床となっています。
しかし、お風呂・浴室を元の場所から遠い位置に移動させると、排水管の勾配をつくるために二重床へのリフォームが必要となる場合があるのです。

また、マンションの場合は直床タイプが多いため、浴室を移動する際は二重床へのリフォームが必要です。
二重床にリフォームするためには、床と床下地との間に空間をつくる工事を行うため、費用が高くつくことになります。

2階以上のフロアに移動する際は浴槽の重さや水圧などに注意する

1階から2階以上のフロアにお風呂・浴室を移動する場合、浴槽の重さや水圧の強さなどに注意しなければいけません。
特に、木造住宅の場合、2階の床が浴槽の重さに耐えられるかを確認してから施工しなければ危険です。

また、2階に移動したお風呂まで給排水管を配管した場合、水圧が足りずにシャワーが浴びにくくなる場合があります。
2階のお風呂の水圧が不足している場合は、加圧ポンプを設置して対処するケースが多いです。

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お風呂の移動リフォームは優良業者に依頼して費用を抑えよう

お風呂の移動リフォームは、給排水管やガス管などの移設工事が必要となる大掛かりな工事です。
もちろん、工事費用も高額となります。

特に、水回りの工事の失敗は避けたいので、お風呂の移動リフォームは優良業者に依頼して、施工不良を防ぎましょう。

【この記事のまとめ&ポイント!】

お風呂・浴室を移動するリフォームの費用相場は?

総工事費の相場は75~250万円ほどです。給排水管の移設や床をリフォームするため、高額になることが多いです(詳しくはこちら)。

お風呂・浴室を移動するリフォームの施工事例を見たい。

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