お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

更新日:2024年06月21日

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

お風呂の窓は換気や採光に役立ちますが、外からの視線が気になる、冬場に冷える、防犯性が低くなるといった問題も少なくありません。
目隠し・防寒・防犯のどれを目的としてリフォームするかによって、適した窓の種類も違ってきます。
現在の浴室の窓がどのような開き方であるか、どれくらいのサイズであるかといった点も、リフォーム方法を選ぶ際の大切な判断基準となります。
本記事では、お風呂・浴室の窓を設置するメリット・デメリットや必要な対策、リフォーム事例などを詳しくご紹介します。

この記事の目次

(※記事内情報引用元:YKK APLIXIL三協アルミ各ホームページより)

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お風呂・浴室の窓をつけるメリット

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

お風呂・浴室の窓をつける主なメリットは、次の3つです。

  • 採光によって明るく清潔なお風呂になる
  • 開放感のある空間になる
  • 換気しやすくなる

採光によって明るく清潔なお風呂になる

お風呂・浴室は本来閉鎖的な空間ですが、窓をつくることで光を採り入れやすくなります。採光によって明るい印象になり、気持ちよく過ごせるようになったという評判も多く見受けられました。

日当たりが良いとカビ対策にも効果的です。日光には殺菌効果があるといわれ、適度に日光が当たるお風呂はカビが発生しにくくなるため、清潔な状態を保ちやすくなります。

日中シャワーを浴びたり入浴したいときに、電気をつけなくても明るいのもうれしいポイントです。明るい時間帯にお風呂を使う機会が多ければ、電気代の節約にもつながるでしょう。

開放感のある空間になる

お風呂・浴室は密閉された場所になりがちですが、窓の設置によって開放感を演出できます。開けた窓から日光や風が入ってくると、開放的な気分になりやすく、よりリラックスできる空間になるでしょう。

夜にお風呂から月が見えるという評判・口コミもあり、窓があるからこそ楽しみが増えるのもメリットです。

換気しやすくなる

評判・口コミを見ると、お風呂・浴室の換気を効率よく行うために、窓を設置したいという声が多くありました。

お風呂は多くの水を使うため湿気がたまりやすい場所ですが、主な除湿の手段は換気扇です。

換気扇の効率や電気代が気になる場合は、お風呂に窓を設置しましょう。電気代をかけずに浴室内を換気できます。空気の入れ替えを行いやすく、風通しを確保したり、湿度を調整できるのもメリットです。

お風呂・浴室の窓で後悔しないために注意したいデメリット

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

お風呂・浴室の窓には、次のようなデメリットがあります。設置してから後悔しないように、対策をイメージしながら確認していきましょう。

  • プライバシー対策が欠かせない
  • 防犯対策が必要になる
  • 寒さ対策が求められる

プライバシー対策が欠かせない

お風呂・浴室の窓を開けると、外部からの視線が気になることがあります。

プライバシー対策が必須のため、目隠しもセットでリフォームを検討することが大切です。

防犯対策が必要になる

お風呂・浴室の窓は自宅侵入の入口の一つです。

窓の高さや大きさによっては侵入される恐れがあるので、窓の設置と合わせて防犯対策が必要でしょう。

>> 窓の防犯対策のポイント|リショップナビ

寒さ対策が求められる

窓は空気の通り道になるため、早朝や夜間、冬場などに室温が下がりやすくなります。

浴室の室温が下がると、暖かいリビングとの気温差が生まれ、急激な温度変化で身体にダメージを受ける「ヒートショック」が起きるリスクが高くなる点に注意が必要です。

ヒートショックは心筋梗塞や脳卒中を引き起こすこともあるため、お風呂・浴室の窓を設置する場合は防寒対策を欠かさず行いましょう。

>> ヒートショック対策リフォームでおすすめの方法!費用相場・事例もご紹介します

お風呂・浴室の窓の目隠し対策には「可動式ルーバー面格子」が◎

浴室の窓の目隠し対策をしたいという方には、「可動式のルーバー面格子」がおすすめです。
ブラインドのように角度を調整できるルーバーなら、入浴中はぴったりと閉めて外からの視線を遮断し、昼間は隙間を作って採光や風通しの良さを確保できます。

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

窓の外に「固定式の面格子」を設置するという方法もありますが、目隠しできる効果が低いうえ、日光を常に遮ってしまうという難点があります。

窓ガラスを「すりガラス」へ交換するだけの工事を検討される方も多いですが、夜間に電気を点けると、外から浴室内にいる人の姿がうっすらと透けて見えてしまうため、特に女性がお住まいのご家庭では不安が解消されないかもしれません。

カーテンやブラインドの設置も効果的

お風呂・浴室の窓の目隠しには、カーテンやブラインドも便利です。

浴室用カーテンは突っ張り棒で設置できるため、賃貸住宅でも気軽に活用できます。開閉もしやすく、目隠しが必要ないときに開けておけば、採光や採風をしやすいです。

ブラインドは、羽根板を閉めて視界を遮ることができます。カーテンよりも目隠し効果が大きいため、プライバシー対策を重視したいときにおすすめです。

目隠しシートも便利

お風呂・浴室の窓に貼りつけるだけの、目隠しシートも便利です。

カーテンやブラインドの設置が難しいサイズ・形状の窓でも使用でき、賃貸住宅でも安心して目隠しできます。

シートによっては、デザインにこだわっていたり、断熱性があったりするので、見た目や機能に注目して選んでみましょう。

一戸建てなら、外構に目隠しフェンス設置でもOK

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

一戸建ての1階の浴室であれば、窓をリフォームするのではなく、外構に「目隠しフェンス」を設置するのも得策です。
入浴しながら、空や庭の景色を楽しみたい方にも最適な方法です。

目隠しフェンスの設置費用は、施工幅1mにつき7千~4万円です。
採用する素材のグレードや、施工場所の下地の状態などによって、価格が変動します。

>> 目隠しフェンスの価格・選び方・施工例

お風呂・浴室の窓の防犯対策なら、内窓や防犯ガラスの導入を

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面格子が付いていれば防犯対策は十分と思われがちですが、面格子は外側からネジで固定されているため、このネジを外せば簡単に浴室内に侵入できてしまいます。

そこでおすすめしたいのが、「防犯複層ガラス」への交換や「内窓(二重サッシ)」の設置です。
空き巣などの被害は「ガラス破り」によるものが多いため、割れにくいガラスへの交換や、窓の内側にもう一つサッシを設置することで、防犯性が向上します。

どちらか一方でも十分な防犯対策になりますが、防犯ガラスと内窓の両方を組み合わせると、より効果的でしょう。
二重ロック付きの窓にリフォームしておくと、さらに安心です。

>> 内窓(二重サッシ)リフォームの価格・施工例・おすすめ品

お風呂・浴室の窓の寒さ対策には、内窓・複層ガラス・サッシ交換が有効

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防犯対策と同様に、寒さ対策にも「内窓」や「複層ガラス」を採用する方法が最適です。
特に複層ガラスには、防犯用、断熱用、そして防犯と断熱の両方を兼ね備えた物などがありますので、目的に合った製品を選ぶと良いでしょう。

防寒には、樹脂サッシへの交換もおすすめ

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窓全体を交換するのであれば、サッシを「アルミ製」ではなく「樹脂製」にするのがおすすめです。
樹脂サッシは熱を伝えにくい性質があるため、外気の温度が低い時でも、浴室に冷気が入り込みにくいという大きなメリットがあります。

先ほどご紹介した「内窓」の製品は基本的に、樹脂サッシ、もしくはアルミと樹脂の複合サッシです。
内窓を設置するだけでも、外からの冷気を遮断しやすくなるので、防寒対策として大いに役立ちますよ。

>> 樹脂サッシのメリット・デメリット・価格・おすすめ品
>> アルミサッシとアルミ樹脂複合サッシの特徴・比較!価格・メーカー品は?

窓のサイズを小さくする方法も人気

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

お風呂の窓が大きい場合には、サイズを小さくするリフォームも人気です。

浴室の暖かさが逃げる原因の5割近くは、窓のせいだと言われています。
特に壁いっぱいに開いているような大きな窓は、浴室を冷えやすくしてしまうのはもちろん、防犯面でも心配だと言えるでしょう。

窓の大きさを変更する際、家周りの壁を壊す必要がある場合には、この機に思い切って浴室全体をリフォームする家庭も多く見られます。

浴室暖房の増設も効果はある?

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寒さ対策として「浴室暖房」の増設を考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし先ほどご説明した通り、窓の気密性が変わらない限り、浴室内の暖かい空気は外へ逃げてしまいます。

窓のリフォームと一緒に浴室暖房を設置できるとより安心ですが、まずは窓のリフォームを優先することをおすすめします。

>> 窓の断熱リフォームで冬の寒さ対策!費用・おすすめ品
>> 浴室暖房乾燥機の設置費用や、電気代を抑えて活用する方法

お風呂・浴室の窓の種類・開き方

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

お風呂・浴室の窓の設置を検討する際は、窓の種類が重要です。種類によって開き方が変わるため、使い勝手や防犯性などが異なります。

主な窓の種類・開き方は次の8つです。ぜひお風呂・浴室に設置する窓選びに役立ててください。

  • 引き違い窓
  • 上げ下げ窓
  • 内倒し窓
  • 外倒し窓
  • ルーバー窓
  • 縦すべり窓
  • 横すべり窓
  • 出窓

引き違い窓

メリット デメリット
・サイズが大きめで採光しやすい
・空気の入れ替えがしやすい
・気密性が低い
・防犯性が低い

引き違い窓は、2枚の窓がレールによって左右にスライドする窓です。

比較的サイズが大きいので、採光や換気をしやすいことがメリットです。一方、気密性が低いため、寒い時期は室温が下がりやすくなります。侵入口として狙われる恐れもあるため、防犯対策が欠かせません。

上げ下げ窓

メリット デメリット
・気密性が高い
・防犯性が高い
・比較的コストが高い

上げ下げ窓は、上下に2枚の窓がスライドする窓です。

開口部がそれほど広くないため、外部から侵入されるリスクを抑えられます。気密性にも優れ、冬場の防寒対策にも効果的です。設置コストは比較的高いため、予算を慎重に検討しましょう。

内倒し窓

メリット デメリット
・防犯性が高い
・気密性が高い
・省スペースで設置できる
・カーテンやブラインドを設置しにくい

内倒し窓は、窓の上部が内側に倒れるように開く窓です。傾くように最低限の面積だけ開くので、外部から侵入される心配はほとんどありません。

窓が開く角度が小さいため、省スペースで設置できますが、内側に開く分カーテンやブラインドなどの目隠しは設置しにくいです。目隠しをする場合は、シートを活用するとよいでしょう。

外倒し窓

メリット デメリット
・防犯性が高い
・気密性が高い
・内側にスペースが必要ない
・雨が入る恐れがある

外倒し窓は内倒し窓とは反対に、外側に倒れるように開く窓です。内倒し窓と同じ、開口部の狭さによって防犯性が高く、気密性にも優れています。

外側に開くため内側のスペースが必要なく、設置しやすいのもメリットです。一方で、雨が窓を伝って入る恐れがあるので、雨の日に開けるときは注意しましょう。

ルーバー窓

メリット デメリット
・目隠しがしやすい
・換気がしやすい
・気密性が低い
・手入れの手間がかかる

ルーバー窓は、ガラスやアクリルの板を複数組み合わせた窓です。ハンドルと連動して板の角度が変わり、目隠しや採光を自在にできます。

複数の板で窓を形作っているため、1枚の窓よりも気密性は低くなりがちです。板1枚1枚を掃除する必要があり、手入れの手間も気になるところです。

縦すべり窓

メリット デメリット
・省スペースで設置できる
・気密性が高い
・開く側にスペースが必要になる

縦すべり窓は、縦長の形状で滑り出るようにスライドして開く窓です。大きく開かないため、少ないスペースでも気軽に設置できます。

窓が開く方向にスペースは必要になるため、外開きまたは内開きで必要なスペースを検討しましょう。

横すべり窓

メリット デメリット
・省スペースで設置できる
・気密性が高い
・開く側にスペースが必要になる

横すべり窓は、横長の形状で、縦すべり窓と同じように外側または内側に押し出すように開きます。開く角度を調整できるタイプが多く、採光や換気に優れているのが特徴です。

縦すべり窓と同様に開く側にスペースが必要となる点に注意しましょう。

出窓

メリット デメリット
・開放感を演出できる
・カウンターとしてものを置ける
・窓の場所が外部にわかりやすい
・結露が起きやすい

出窓とは、建物から出っ張るように設置された窓です。外側に空間を広げられるため、お風呂・浴室を広く見せることができます。

突き出た部分がカウンターになる場合が多く、お風呂・浴室のグッズを置く場所としても便利です。

デメリットは外部から窓の位置がわかりやすい点で、防犯性に不安があります。

>> 出窓のリフォームの費用と失敗を防ぐためのコツ

一般的なお風呂・浴室の窓の大きさ・サイズ

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

一般的な窓のサイズを知っておくと、交換やサイズ変更の際に参考になります。
浴室に使用されることの多い窓の寸法を、簡単にご紹介しましょう。

間口・幅

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引き違い窓の間口(幅)は60~80cmくらいの物が多く見られます。
上げ下げ窓・ルーバー窓・内開き窓などのプライバシーや寒さ対策を重視した小窓は、幅30~60cmくらいが主流です。

高さ

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

浴槽や天井とのバランスなどから、窓の高さは80~120cmくらいの物が多い傾向にあります。

ただし「ある程度の換気さえできれば良い」といった場合などは、40~55cm程度の小窓を設置するケースもあります。

お風呂・浴室の窓リフォームでおすすめのメーカー品6選

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大手メーカーの製品には、浴室の窓リフォームに最適な物が揃っています。 目隠し・防寒・防犯の三点から、重視したいポイントを軸に、ご自宅に最適な窓商品を選んでみましょう。

1.YKK AP『プライバシースクリーン』

ガラスの風合いを持ちつつ、目隠し効果を発揮する製品です。 外側から簡単に後付けでき、スリット部分から換気できるため、採光と通風の両方を可能とします。
透明性の高いブルーグリーンのカラーが美しく、デザイン性に優れているのも魅力です。

2.YKK AP『かんたん マドリモ 内窓 プラマードU(浴室仕様)』

浴室用の内窓で、爽やかなホワイトカラーの引き違い窓です。
ユニットバスにはもちろんのこと、タイル張りの在来工法の浴室にも対応できます。

>> 在来工法の浴室リフォームの費用・特徴を比較!

単板ガラスの他、断熱性の高い複層ガラスや、割れにくい強化複層ガラスも選択できるため、防寒・防犯対策を強化したい場合にぴったりです。

3.三協アルミ『目隠し可動ルーバー エコ面格子Ⅱ』

丈夫なアルミ製の、可動式ルーバーです。
閉めた時の目隠し効果が抜群で、透けて見える心配がありません。

カラーはホワイト・ブロンズ・シャンパングレイ・ブラック・ホットブラウン・シルバーの6色が用意されているので、外壁に合ったデザインを選ぶことができます。

4.LIXIL『ブラインドイン複層ガラス』

2枚のガラスの間に、角度を調節できるブラインドが入っています。
ブラインドが汚れたり破損したりすることがないため、お手入れに手間がかかりません。 目隠し・断熱・紫外線などの対策をしたい場合におすすめです。

5.LIXIL『リフレムⅡ カバーモール浴室用』

浴室の窓リフォームにおいて、万能な対応力を持つ製品です。
窓を縮小したり、引き違い窓から縦すべり出し窓へ変更したり、といった要望に応じて柔軟に対応できます。
また、窓を縮小する際に生まれた壁スペースに、断熱パネルを設置することも可能です。

6.日本板硝子『防犯複層ガラス セキュオペア』

単板ガラスよりも打ち破りに強く、防犯性を重視したい場合に適した商品です。
さらに、2枚のガラスの間に「中空層」と呼ばれる空気層を作ることにより、浴室内の暖かさを逃さず、高い断熱性も発揮します。

受注生産品であるため納期はかかりますが、ご自宅に適したサイズで、希望に合う性能のガラスを組み合わせやすいというメリットがあります。

窓のリフォームをするだけで、浴室の快適さは格段に変わります。
どのような点を改善したいのかをしっかり考慮した上で、浴室の窓の工事が得意な業者と相談しながら、最適な方法で窓リフォームを行いましょう。

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お風呂の窓リフォームの費用相場

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

各おすすめのリフォームの価格をご紹介します。
(次の表は、100cm×100cm以内の、浴室用の窓のサイズを想定した料金です。)

予算や目的に合わせて、組み合わせてみてくださいね。

可動式ルーバーを
窓の外に後付け
6~8万円
内窓の設置 4~30万円
複層ガラスへの交換
(防犯ガラスや断熱ガラス)
2~20万円
樹脂サッシ(複合サッシ)への交換 3~25万円
ルーバータイプの窓へ交換 7~15万円
窓サイズ変更 9~25万円
窓サイズ変更および
浴室全体リフォーム
75~135万円

なお窓のサイズを縮小する際、「カバー工法」と呼ばれる簡易な工事や、はめごろしのパネルを埋め込むだけの作業で施工できる場合は、壁を壊さずに済むため9~25万円程度の価格でリフォーム可能です。
大掛かりな外壁補修が必要になると、より高額になってしまいます。

窓のサイズ変更と一緒に浴室を全体的にリフォームする場合も、建物の劣化具合や工事規模によっては予想以上にコストがかかる可能性があるため、リフォーム会社と相談しながらプランを決定しましょう。

>> 窓・サッシリフォームの費用とポイント
>> 浴室・ユニットバスリフォームの費用相場

2階以上にある浴室の窓は、足場代がかかるかも?

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

一戸建ての2階以上にある浴室の窓で、内側からではなく、外から工事をする必要が場合、窓の位置によっては足場の設置費用が別途かかる場合があります。

>> 足場の費用・単価はどれくらい?

どのような工事の場合でも、最終的にかかる費用についてはリフォーム会社にしっかり確認しておきましょう。

お風呂・浴室の窓リフォーム事例3選|内容や費用も紹介

最後に、お風呂・浴室の窓を新たに設置したリフォーム事例をご紹介します。採用した窓の種類や費用などに注目して、ぜひお風呂の窓リフォームの参考にしてください。

窓の取りつけで明るく開放的なお風呂にリフォーム

住宅の種類 一戸建て
築年数 -年
施工日数 5日間
リフォーム費用 約72万円

浴槽の使い勝手や浴室の明るさを確保するために、リフォームを実施した事例です。

浴槽の変更に加えて、浴室に窓を取りつけることで開放感をプラスし、明るいバスルームに生まれ変わっています。

外側に格子、窓にすりガラスを使用し、プライバシーや防犯にも配慮しています。

>> この事例の詳細を見る

お風呂に出窓を設置したリフォーム

住宅の種類 一戸建て
築年数 20年
施工日数 6日間
リフォーム費用 約120万円

既存の浴室をシステムバスに変更し、窓の改修も実施した事例です。

浴室の窓には出窓を採用し、奥行きを出すことで空間を広く見せています。外側に格子や遮蔽物があるため、プライバシー対策も万全です。

>> この事例の詳細を見る

ルーバー窓でお風呂の断熱性・防犯性を高めたリフォーム

住宅の種類 一戸建て
築年数 -年
施工日数 8日間
リフォーム費用 100-150万円

お風呂・浴室・洗面所をまとめてリフォームした事例です。

浴室では、浴槽の変更に加えてルーバー窓を設置しています。ルーバー窓の内側に内窓を設置し、断熱性や防犯性の弱点を補っているのが特徴です。

>> この事例の詳細を見る

メリット・デメリットに注意してお風呂の窓をリフォームしよう

お風呂・浴室の窓を設置するメリットと費用!デメリット対策と事例も

お風呂・浴室の窓は採光や換気などのメリットがある一方で、プライバシーや侵入などのリスクに注意しなければいけません。

プライバシー対策にはルーバー窓や格子、防犯対策には内窓や防犯ガラス、防寒・ヒートショック対策には複層ガラスやサッシ交換が効果的です。

窓の種類によっても性能や開き方に違いがあるため、目的に合った窓を選ぶ必要があります。

お風呂・浴室の窓のデメリットをしっかり対策し、開放的で気持ちいいバスルームを実現しましょう。

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【この記事の要点まとめ◎】

お風呂の窓の、目隠し・防犯・寒さ対策として、有効なリフォーム方法は?
目隠し対策には「可動式ルーバー面格子」が、防犯対策には「内窓」や「防犯ガラス」が、そして寒さ対策には「内窓」「複層ガラス」「サッシの交換」といった方法が適しています。
お風呂の窓をリフォームする際の費用相場は?
「可動式ルーバーの後付け」「内窓の設置」「複層ガラスへの交換」「窓のサイズ変更」など、主な工事内容ごとの価格帯をこちらに掲載しています。
浴室の窓のリフォームに向く、おすすめのメーカー品は?
YKK APの内窓や、三協アルミの可動ルーバー面格子など、目隠し・防寒・防犯対策におすすめの製品について、こちらでご紹介しています。
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