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※2021年2月リフォーム産業新聞より

サムネイル画像:和室の畳をフローリングにする費用は?方法や注意点も解説【事例8選】

和室の畳をフローリングにする費用は?方法や注意点も解説【事例8選】

更新日:

和室の畳をフローリングにするには「張り替え工法」と「重ね張り工法」があります。 6畳ほどの広さで張り替え工法を行う場合は9〜30万円ほどで、重ね張り工法は6〜14万円程度と費用に差がありますが、基本的には張り替え工法を行うのが主流です。 本記事では費用相場に加えて、10種類のフローリング素材とともに、和室の畳をフローリングにした事例もご紹介します。また、DIYの方法やリフォーム時の注意点についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

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和室の畳をフローリングにするリフォームの費用

和室の畳をフローリングにする場合は「張り替え工法」と「重ね張り工法」の2種類があり、それぞれ次のような費用がかかります。

重ね張り工法

6〜14万円

張り替え工法

9~30万円

一見すると安価な重ね張り工法ですが、畳に対して行うと、カビやダニが発生しやすくなるほか、床の沈み込みや段差ができてしまうため、張り替え工法の方が主流です。

なお、詳細な施工費用は業者によって異なるので、複数社に見積もりを依頼して比較してみましょう。

3社ほどの見積もりを比較すれば適正価格が判断でき、過剰請求を避けられます。

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和室の畳をフローリングにした事例

和室の畳をフローリングに変更したリフォームの事例をご紹介します。
費用やフローリングの色などの参考にしてみてください。

防音性の高いクッションフロアを採用

防音性の高いクッションフロアを採用
リフォーム費用約17万円
施工日数2日
住宅の種類マンション・アパート
築年数30年

「できる限り安く」というお客様のご希望に合わせ、重ね張り工法でリフォームした事例です。
マンションの管理規約に防音に関する規約があったため、防音性の高いクッションフロアを使用しました。

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建具とフローリングの色を合わせて統一感のある洋室に

建具とフローリングの色を合わせて統一感のある洋室に
リフォーム費用約40万円
施工日数5日
住宅の種類マンション・アパート
築年数-

賃貸マンションの入居者募集にあたり、和室から洋室へと変更しました。
湿気による変色があったクロスも張り替え、押し入れもクローゼットに変更しています。

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断熱材を入れて冷えを予防

断熱材を入れて冷えを予防
リフォーム費用約33万円
施工日数3日
住宅の種類一戸建て
築年数35年

冷え対策のため、フローリングの下に全面的に断熱材を設置しました。
畳からフローリングに変更しても、足元の冷えにくい部屋に仕上げました。

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介護リフォームと合わせて和室を洋室に

介護リフォームと合わせて和室を洋室に
リフォーム費用約40万円
施工日数15日(他の箇所も含む)
住宅の種類一戸建て
築年数30年

家全体の介護リフォームの一環として畳をフローリングに変更しました。
床下には断熱材を入れ、冷気を防いでいます。

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畳からフローリングにリフォーム

畳からフローリングにリフォーム
リフォーム費用約15万円
施工日数2日
住宅の種類一戸建て
築年数-

和室の畳をすべてフローリングに変更し、洋室へと変更した事例です。

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内窓を設置してフローリングにしても暖かい部屋に

内窓を設置してフローリングにしても暖かい部屋に
リフォーム費用約140万円(壁や窓の工事も含む)
施工日数12日
住宅の種類一戸建て
築年数-

和室の畳をすべてフローリングに変更し、洋室へと変更した事例です。

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2階の和室の畳をフローリングに変更

2階の和室の畳をフローリングに変更
リフォーム費用約14万円
施工日数1日
住宅の種類一戸建て
築年数12年

2階の和室の畳をフローリングに変更した事例です。
LIXILの床材を使って施工しました。

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フローリングで使い勝手のよい部屋にリフォーム

フローリングで使い勝手のよい部屋にリフォーム
リフォーム費用約50万円(原状回復を含む)
施工日数5日
住宅の種類マンション・アパート
築年数38年

新しい入居者の募集にあたり、原状回復と畳からフローリングへの変更を実施しました。
劣化部分の補修だけでなく使い勝手の向上も考慮し、きれいで快適な部屋へと生まれ変わりました。

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和室の畳をフローリングにする方法

和室の畳をフローリングにするには、「張り替え工法」と「重ね張り(上張り)工法」の2つの方法があります。

ここでは、それぞれの施工方法やメリット・デメリットについて説明します。

①:畳を剥がしてからフローリングを張る「張り替え工法」

張り替え工法とは、畳をすべて剥がしてからフローリングを新しく張る工法のことです。

畳を剥がしたあと、必要であれば下地の補修や断熱材の補充も行い、ベニヤを張ってからフローリングを張ります。

DIYでの張り替えも可能ですが、工程が多く難しいため、施工業者にすべて任せるのが一般的です。

張り替え工法のメリット・デメリットはそれぞれ次の通りです。

張り替え工法のメリット

張り替え工法では下地の状態を確認してからフローリングを張るので、シロアリや腐食などの傷みがある場合も、しっかり補修できるのがメリットです。

フローリングの下に湿気がこもってしまう心配もほとんどありません。

施工の過程で段差を取り除き、バリアフリーにすることも可能です。

張り替え工法のデメリット

張り替え工法は重ね張り工法よりも工数が多いため施工費用が高く、施工期間も長い点がデメリットです。

DIYで行えば節約できるものの、手間がかかりますし、技術力がなければきれいに仕上げるのは難しいでしょう。

>> 各床材の張り替えリフォームの詳細

②:畳の上にフローリングを張る「重ね張り工法」

重ね張り工法とは、畳を剥がさず、そのまま上からフローリング材を張る工法のことです。

市販のフローリング材を畳の上に置くだけでできるため、DIYで和室の畳をフローリングにする場合によく採用される方法です。

重ね張り工法のメリット・デメリットは次の通りです。

重ね張り工法のメリット

重ね張り工法は簡単に施工でき、費用も比較的安く済みます。

施工は事前の掃除や家具の移動を含めても数時間で終わるので、おおむね1日で畳からフローリングに変更できます。

また、床材が二重になるため床の防音性の向上も可能です。

重ね張り工法のデメリット

重ね張り工法は畳を残したまま施工するので、下地の状態を確認できません。

そのため、下地にカビやシロアリが発生している場合はフローリング材の下で傷みが広がってしまいます。
畳とフローリング材との間に湿気がこもりやすい点にも注意が必要です。

また、敷居にフローリングの厚さ分の段差が生じてしまうため、張り替え工法よりも見栄えが悪くなってしまいます。

基本的には先述の通り、張り替え工法が主流となっているため、施工の際は注意が必要です。

>> 畳のカビ・ダニ対策を万全にする方法!

和室の畳をフローリングにするメリット

和室の畳をフローリングにすると、次のようなメリットがあります。

和室の畳をフローリングにするメリット

  • 掃除がしやすい
  • 洋風のスタイリッシュな部屋にできる
  • アレルギー対策になる

掃除がしやすい

畳からフローリングに変える大きなメリットのひとつが、掃除のしやすさです。

フローリングは表面が平らで凹凸が少ないため、ホコリや髪の毛が溜まりにくく、掃除機やフロアワイパーでサッと掃除するだけで清潔な状態を保てます。

一方の畳は、い草の目にゴミが入り込みやすく、奥に入り込んだチリを取り除くには丁寧な掃除が必要です。

洋風のスタイリッシュな部屋にできる

畳からフローリングに変更すると、空間全体が一気に洋風でスタイリッシュな印象になります。

ソファやテーブルなど洋風家具を配置しやすく、インテリアの自由度が高いです。

ナチュラル系やホワイト系のフローリングを選べば、部屋が明るく広く見えます。

アレルギー・ハウスダスト対策になる

畳はホコリやダニなどのアレルゲンが溜まりやすいのに対し、フローリングは表面が滑らかで付着しにくいのが特徴です。

掃除機などでサッと掃除するだけで、ハウスダスト対策として効果が期待できます。

ご家族にアレルギー体質の方がいる場合は、フローリング化で日々の負担を減らせます。

和室の畳をフローリングにするデメリット

和室の畳をフローリングにするときは、以下のデメリットに注意しましょう。

和室の畳をフローリングにするデメリット

  • 室内の湿度が高くなる
  • 冷えを感じやすい
  • 防音性が低下する

室内の湿度が高くなる

張り替え工法で和室の畳をフローリングにした場合、畳を撤去することにより、畳の調湿機能も失われるため、室内の湿度がこれまでよりも高くなるおそれがあります。

調湿機能の高いフローリング材を選ぶ、あるいは除湿器を使うなどして対策しましょう。

また、重ね張り工法の場合は畳とフローリング材との間に湿気がこもりやすいので、定期的にフローリングを剥がす、もしくは畳との間に除湿剤を設置するなどの対策が必要です。

冷えを感じやすい

フローリングは 外気の影響を受けやすいため、冬は足元が冷たく感じるかもしれません。

冷え対策として、断熱材や床暖房の設置を検討しましょう。

簡単な冷え対策としては、カーペットやラグの使用もおすすめです。

防音性が低下する

マンションの畳をフローリングに張り替えるときは、防音性を考慮しましょう。

畳は一般的に5cm程度厚みがあり、 張り替えるフローリングの厚み次第では防音性が低下します。
床の防音性が低くなると階下に足音や生活音が響いてしまうため注意が必要です。

防音性が高い床材を使う、あるいは、別途防音材を敷くなどして対策しましょう。

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フローリングに使われる素材の特徴

【種類別】フローリング素材の特徴

フローリングの見た目や質感は木の種類により異なります。

以下の表では、代表的なフローリング素材の特徴をまとめました。

フローリング素材

特徴

オーク

明るい色と美しい木目が特徴的で、耐久性に優れている

タモ

はっきりした木目が特徴。ナチュラルやカントリーな印象にしたい場合におすすめ

パイン

温かみのあるナチュラルな雰囲気が出せる。やわらかく衝撃を吸収しやすい

クルミ

木の素材感が印象的

ウォールナット

濃い茶色で高級感がある

ヒノキ

明るい色味と香りが人気

メープル

乳白色のものと赤みが強いものがある。耐久性が高い

チーク

油分が多く耐水性と耐久性に優れている

ローズウッド

赤茶色で高級感があり、耐久性が高い

サクラ

ピンクがかった温かみのある色が特徴

実際の色や質感は写真ではわからない部分が多いので、できれば写真だけでなく実物を見て決定しましょう。

>> フローリング数種類+その他の床材まとめ
>> 人気の床材メーカーはどこ?フローリングのおすすめメーカー

フローリング”風”な素材の特徴

重ね張り工法によく使用されるフローリング”風”素材には、ウッドカーペットとクッションフロアがあります。

ウッドカーペット

布製のカーペットと同じように床の上に敷いて使える木製のカーペットのことで、7cmほどの幅の木材を横に並べていくタイプと、部屋のサイズに合うものを選んで敷くタイプがあります。

簡単に設置でき、使わないときは丸めて部屋の隅に置いておけます。

ただし、湿気がこもりやすいため長期間敷きっぱなしにするのは避けましょう。

クッションフロア

塩化ビニール系の素材でできた床材で、2mmほどの厚みがあります。
フローリング風を含め、さまざまな模様のものがあります。

また、耐水性が高くお手入れが簡単です。

一方で接着剤の劣化により剥がれたり浮いたりしやすいデメリットもあります。

>> クッションフロアの特徴・費用相場

どちらもホームセンターで購入できるので、気に入った柄のものを使ってみてください。

DIYで和室の畳をフローリングにする方法

8畳の和室

DIYで和室の畳をフローリングにする場合は、簡単にできる重ね張り工法がおすすめです。

DIYで和室の畳をフローリングにする手順や注意点を説明します。

必要な道具・材料

重ね張り工法で畳をフローリングに変更するには、以下の道具を準備しましょう。

必要な道具・材料

  • ウッドカーペットやクッションフロア
  • 両面テープ
  • セロハンテープ
  • カッター
  • 除湿シートや防虫シートなど

ウッドカーペットやクッションフロアはホームセンターやインテリアショップなどに売っているほか、インターネットでも購入できます。
ただし、質感や色は写真と実物とで異なる場合があるので、できれば実物を見て選びましょう。

湿気が気になる場合は除湿シート、虫が気になる場合は防虫シートなども用意します。

施工手順

畳にフローリング材を敷くときは、以下の手順で実施します。

施工手順

1. 家具を移動させ和室のサイズを測る
2. 畳を掃除する
3. 必要に応じて除湿シートや防虫シートなどを敷く
4. フローリング材をカットする
5. 必要であればセロハンテープでフローリング材とフローリング材をつなげる
6. フローリング材に両面テープを張って敷いていく

畳の大きさはメーカーや商品により異なるので、和室のサイズを測るときは畳の枚数を数えるのではなく、壁から壁までの距離を測って調べましょう。

また、フローリング材を張る前の掃除は念入りに行ってください。
汚れやホコリが残ったままだと、ダニやカビが繁殖しやすくなってしまいます。
また、両面テープがしっかり張れず、すぐに剥がれてしまうおそれがあります。

掃除機で全体の汚れを吸い取り、ほうきを使って畳の目のすきまにたまっているホコリを掃き出しましょう。

フローリング材をつなぎ合わせる必要があれば、木目がずれないように注意しながら幅の広いセロハンテープで裏側から張り合わせます。

両面テープはフローリング材の四隅に加えて十字を切るようにして張るときれいに張りやすいです。

>> DIYでのフローリング張替えについて詳しく解説!(外部サイトに遷移します。)
>> 畳の上に敷くだけのフローリングマットはカビが生える?

DIYに慣れていないなら業者への依頼がおすすめ

フローリング材は畳のサイズに合わせてピッタリに切る必要があります。
サイズが合わないとフローリング材が浮いたり不自然な場所につなぎ目ができたりしてしまいます。

普段からDIYをしている人ならさほど苦労はしませんが、慣れていない場合は業者に任せたほうが安心でしょう。

なお、重ね張りによる施工は下地に問題がないことが前提です。
築年数の古い建物は下地が劣化している場合があるので、重ね張りよりも張り替えでの施工がおすすめです。

張り替え工法は畳の撤去や下地の準備、フローリング材の切断が難しいため、業者に依頼しましょう。

業者を選ぶときは、複数社に見積もりを依頼し、プラン内容や金額を比較してみてください。
金額だけでなく、提案力や対応、保証内容などもチェックしておきましょう。

和室のリフォームが得意な 施工会社を探したい!無料リフォーム会社一括見積もり依頼

和室の畳をフローリングにするときは業者に施工方法や素材を相談してみよう

フローリングの張り替え

和室の畳をフローリングにする際は、重ね張り工法か張り替え工法のどちらかで実施します。

DIYでフローリングにするときは比較的簡単な重ね張り工法がおすすめです。
ウッドカーペットやクッションフロアを購入し、和室のサイズに合わせて設置しましょう。

重ね張り工法は床材の厚みで見栄えが悪くなりやすいので、見た目にこだわりたい場合は業者に張り替え工法での施工を依頼してみてください。
予算や希望している内装の雰囲気などに合わせて、業者と相談しながら、どのような床や部屋にしたいのかプランを作成していきましょう。

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