ユニットバスの水栓を交換するべきタイミングは?費用やDIYのリスクを解説

更新日:2024年11月08日

ユニットバスの水栓を交換するべきタイミングは?費用やDIYのリスクを解説

ユニットバスの水栓交換はDIYでも行えますが、リスクを知っておくことが大切です。DIYに自信がない場合やミスなく交換したい場合は、業者への依頼を検討しましょう。
本記事では、ユニットバスの水栓を交換するタイミングや注意点を解説します。DIYで交換する際のリスクや、業者に交換してもらった方が良いケースも紹介しますので、ぜひご覧ください。

ユニットバスの水栓を交換するべきタイミングは?

ユニットバスの水栓を交換するべきタイミングは?

ユニットバスの水栓を交換するタイミングは、次の3つの状況です。

  • 水漏れしている
  • 使い勝手が悪い
  • 耐用年数を過ぎている

水漏れが発生している際は、早めに水栓を交換しましょう。

なぜなら、水漏れが少量でも徐々に水栓が劣化し、さらなるトラブルにつながる恐れがあるからです。

また、水漏れによって余計な水道代もかかります。

使い勝手が悪いと水圧や温度調節がしにくく、使用時のストレスにつながるでしょう。

ユニットバスの水栓の耐用年数は約10年で、ユニットバス自体の寿命も約15年です。

そのため、10〜15年ほどで劣化状態を見つつ、リフォームを検討しましょう。

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ユニットバスの水栓を交換する3つのメリット

ユニットバスの水栓を交換するメリット

ユニットバスの水栓を交換するメリットは、次の3つです。

①節水・経済的負担の軽減につながる

ユニットバスの水栓を交換する際に、水量調節ができるタイプを選ぶと水道代の軽減につながります。

たとえば、止水スイッチがついているタイプであれば、最大48%の節水や省エネ効果が期待できます。

新しい水栓に交換する際は、水量調整ができるタイプを選び、節水につなげましょう。

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②快適にシャワーを浴びられる

ユニットバスの水栓を新しくすれば、水圧や水温を調整しやすくなり、その結果快適にシャワーを浴びられるようになります。

ユニットバスの水の勢いが悪いと、シャワー中のストレスにつながるでしょう。

また、特に冬場の寒い時期に、水温や水圧の調節がうまくいかないと不便です。

水栓の調子が悪い場合は、新しいものに交換しましょう。

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③環境保全に貢献できる

節水効果の高い水栓に交換することで、資源の無駄使いを減らし環境保全に貢献できます。

SDGsの目標の中にも「安全なトイレを世界中に」というテーマがあり、私たちが節水を心がければ、世界中の水の衛生にもつながることが示されています。

ユニットバスの水栓交換は、経済的負担の軽減や快適なシャワー環境の実現など、ご自身へのメリットだけではなく他者貢献にもつながるのです。

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ユニットバスに使われている水栓の種類【3選】

ユニットバスに使われている水栓の種類

ユニットバスに使われている水栓の種類は、次の3つです。

①シングルレバー混合水栓

シングルレバー混合水栓は、温度と水量の調節をひとつのレバーで操作する水栓です。

レバーを上下に動かせば水量が調節でき、左右に動かせば温度が調節できます。

簡単に操作できるのが特徴ですが、内部構造が複雑なため、万が一故障した際は自力での修理や交換は困難です。

修理や交換が必要になった場合は、専門業者に依頼しましょう。

②2ハンドル混合水栓

2ハンドル混合水栓は、水とお湯の2つのハンドルがあり、昔の家庭でよく見られていた水栓です。

内部構造がシンプルな点や壊れにくさがメリットで、自分でも交換しやすくなっています。

ただし、水とお湯でハンドルが分かれており水温調節が難しいのがデメリットです。

また、節水効果もないため、水の無駄使いにつながります。

今2ハンドル混合水栓を使っており交換が必要になった場合は、別の水栓に変更すると良いでしょう。

③サーモスタット混合水栓

サーモスタット混合水栓は左側に温度調節、右側に水量調整のハンドルがついています。

自動温度調節機能付の水栓もあり、給湯温度や水圧が急に変わった場合でも、水温をほぼ一定に保ってくれます。

シングルレバー混合水栓と同様に、内部構造が複雑になっており、自力での交換は困難です。

本体価格が高く、修理や交換にも高度な技術が必要なため、必ず専門業者に依頼しましょう。

ユニットバスの水栓を交換する際の費用【2選】

ユニットバスの水栓を交換する際の費用

ユニットバスの水栓を交換する際の費用は、次の2パターンに分けられます。

①DIYで交換する場合

少しでも費用を抑えたい場合は、DIYで交換するのがおすすめです。

DIYであれば新しい水栓を購入するだけで済みます。

安いものであれば約1万円で購入できますが、水栓の種類によって金額は異なります。

ただし、モンキーレンチやドライバーなど必要な工具がない場合は、購入費用が別途必要です。

また、DIYだと費用は抑えられても自力で行う手間が発生するため、ご自身にかかる負担を少しでも減らしたい場合は、業者に依頼した方が良いでしょう。

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②業者に依頼する場合

ユニットバスの水栓交換を業者に依頼する場合は、部品代と工事費がかかります。

部品代はDIYでも必要なため、工事費の金額がそのままDIYで行う場合との差額になります。

また、業者に依頼すればミスなく確実に交換してもらえるため、予算内であれば業者に依頼するのがおすすめです。

工事費は業者によって異なるため、複数の業者に一括で見積もりを依頼して判断しましょう。

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ユニットバスの水栓をDIYで交換する3つのリスク

ユニットバスの水栓をDIYで交換するリスク

ユニットバスの水栓をDIYで交換する際のリスクは、次の3つです。

  • 部品のつけ方を間違えて水漏れする
  • 他の部品の破損や紛失につながる
  • 必要物品がなく交換できない

DIYに慣れていない方が行うと、つけ方を間違えたり、部品を破損・紛失したりする恐れがあります。

加えて、必要な工具が足りず、交換作業ができないことも考えられます。

さまざまなトラブルを未然に防ぐためにも、ユニットバスの水栓交換は業者に依頼すると良いでしょう。

>> ユニットバスの交換費用相場は?補助金など安く抑えるコツや事例を紹介

ユニットバスの水栓交換を業者に依頼した方が良い場合

ユニットバスの水栓の交換を業者に依頼した方が良いケース

次の場合、ユニットバスの水栓交換を業者に依頼した方が良いでしょう。

  • DIYに自信がない
  • 交換作業が複雑な水栓を使っている
  • 古いタイプのユニットバスを長期間使っている

繰り返しとなりますが、シングルレバー混合水栓とやサーモスタット混合水栓は、交換作業が難しいと言われています。

したがって、一連の作業を業者に任せた方が、最終的により高い満足感を得られるでしょう。

また、古いタイプのユニットバスの場合は、交換に必要な部品の製造をしていない恐れもあります。

長期間の使用により部品が劣化し、破損するリスクも高くなっているため、業者に依頼した方が安全です。

>> ユニットバスの故障しやすい箇所や修理・交換費用相場は?業者選びのポイントも解説

ユニットバスの水栓交換を依頼する時の4つの注意点

ユニットバスの水栓の交換を依頼する時の注意点

ユニットバスの水栓交換を依頼する時の注意点は、次の4つです。

  • 複数の業者から見積もりを取る
  • 業者に詳しい状況を説明する
  • 修理保証制度の有無を確認する
  • 工事費以外の手数料を確認する

修理費用は業者によって異なるため、必ず複数の業者に見積もりを依頼しましょう。

複数の業者に見積もりを依頼すれば、費用や内容を比較できます。

また、作業後のトラブル防止のために、保証制度の有無や工事費以外にかかる手数料も確認しましょう。

>> 【完全版】"リフォーム見積書"の8つのチェックポイントとは?

ユニットバスの水栓交換は無理せず業者に依頼しよう

ユニットバスの水栓交換は無理せず業者に依頼しよう

ユニットバスの水栓に異変を感じたら、なるべく早く修理や交換を検討しましょう。

ユニットバスの水栓交換は自分でできる場合もありますが、複雑な作業も多いため、不安な方は業者に修理依頼をするのがおすすめです。

また状態によっては、水栓だけを交換するよりもリフォームした方が良い場合もあります。

複数の業者で相見積もりを取って検討しましょう。

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