北欧風でおしゃれな外観・外構づくりの10のコツ!事例や費用もご紹介

更新日:2024年09月04日

おしゃれで可愛い北欧風の家の外観・外構づくり10のコツ!リフォーム実例もご紹介

日本でも、すでにインテリアの定番となりつつある「北欧風」。シンプルでありながら洗練されたおしゃれなスタイルは、若い女性を中心に高い人気を集めています。現在お住まいの住宅が違う雰囲気だとしても、外壁やエクステリアなどのリフォームで北欧風に変身させることは可能です。そのポイントは、素材選びやカラーコーディネート。一戸建て住宅の外観を北欧風に仕上げる具体的なコツや、屋根や外構などを北欧風にリフォームした実例も、ご紹介します!

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(※記事内情報引用元:LIXILホームページより)

北欧風の一戸建て住宅の特徴とは?

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ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク・アイスランドといった国がある「北欧地方」は、冬場はマイナス30℃になることも珍しくない極寒の地域。

そのため、住宅も断熱性や機密性の高さを重視した造りになっています。
また、森や湖に囲まれた自然豊かな環境であることから、周囲の景色に溶け込むような自然素材の建材が多く使われています。

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日本も四季の変化に富んだ環境で、寒さや暑さをしのぐ住宅が適しているという共通点があるため、北欧風の住宅は非常に相性がよいと言えるでしょう。

住宅の外観を北欧風に仕上げるには、白やブラウンなどのナチュラルなカラー、そして木やレンガなどの自然素材を選ぶのが基本です。
外壁や屋根、エクステリアなどを工夫して、おしゃれな北欧風の住宅を実現しましょう。

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家の外観・外構を北欧風にするための10ポイント

北欧風の住宅には、下記のような様々な特徴があります。
さっそく、具体的なポイントをご紹介していきましょう。

1.外壁は、白・グレー・ベージュ・茶色や、レンガが最適

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先ほどご説明した通り、外壁は白・ベージュ・茶色などのナチュラルカラーが人気です。
あるいは、優しいグレー・ブルーなどを選んでみるのもよいでしょう。

また、レンガや木などの外壁材も本場ではよく見られる物ですが、日本ではレンガ調や木目調のサイディング材を用いるのが一般的で、メンテナンスも楽に済みます。

【本場は赤い外壁が定番】

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日本ではまだ少数派になりますが、実は北欧ではビビットな赤い外壁が定番となっています。

この鮮やかな赤は、ベンガラ(土から取れる酸化鉄)を使用したもので、木材の耐久性を高める役割を果たしています。
一面の雪景色の中に真っ赤な外壁の家が建つ様子は、北欧ならではの温もりに満ちた光景です。

本格志向の方は、落ち着いた色合いの赤を検討してみてもよいですね。

【ツートンカラー(2色使い)でもOK】

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外壁の1階部分と2階部分などを異なる色で仕上げる「ツートンカラー」も、北欧風住宅によく見られるデザインです。

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ナチュラルカラー同士を組み合わせたり、片方を濃い目のシックなカラーやビビットな赤にしたりと、色の組み合わせ方が無限にあるため、外観により個性を出せるという良さがあります。

【平屋なら付帯部にアクセントカラーを入れても◎】

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ちなみに平屋など、外壁を2色で塗り分けるのが難しい場合には、外壁部分は1色で統一し、雨樋などの付帯部や窓枠にアクセントカラーを用いるコーディネートもおすすめです。

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2.屋根の形状は、勾配のある三角に

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積雪量が多い北欧では、雪の重みを軽減するために、勾配のある三角屋根を用いるのが一般的です。
実用性の高さから生まれたデザインですが、日本ではそれがおしゃれな外観に仕上がるポイントの一つになっています。

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3.屋根材は、洋瓦(混ぜ葺き瓦)・シングル材・ガルバリウムが人気

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屋根材には、洋風住宅に使用される「洋瓦」、洋瓦の一種で複数の色を焼き付けた「混ぜ葺き瓦」、アスファルトを原料とした「シングル材」や、金属製の「ガルバリウム鋼板」などを採用すると、北欧風の雰囲気をより演出できます。

素朴で温もりのある質感が魅力なだけではなく、高い耐久性を持つ素材も多くそろっています。

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4.たっぷりと採光しやすい窓

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北欧は日照時間が短いため、住宅には光を取り入れやすいように窓がたくさん配置されています。
本場では、1階部分はもちろん、2階の窓は三角屋根の形状に合わせて独特な形にデザインされているなど、外観のアクセントになるような大きい窓が特徴的です。

画像引用:LIXILホームページより
URL : http://www.lixil.co.jp/lineup/window/inplus/case/case02.htm

ただし、窓を増設・拡張したい場合は、デザイン性だけではなく、ご自宅の日当たり具合を考慮しながらリフォームしましょう。
窓が大きいことによって断熱性が下がってしまう可能性もあるので、二重窓にするなどの工夫も必要です。

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5.玄関ドアは、外壁とのカラーコーディネートを楽しんで

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ナチュラルな雰囲気にまとまることから、玄関には木製ドアが多く選ばれています。

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一方、外壁の色によっては、白・暖色・寒色などのドアが美しいコントラストを生む場合もあります。
ドアの色や素材は、外壁とのバランスを考えながら選ぶのがポイントです。

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6.玄関・庭・ベランダに、ウッドデッキがあるのも◎

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スペースや予算に余裕があれば、玄関や、庭・ベランダなどに「ウッドデッキ」を設置するのもよいでしょう。
外観に木の温もりが加わり、さらに北欧らしい住宅になります。

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設置場所によって、玄関に入りやすくなる/洗濯物を干しやすくなる/庭先で寛げる、など、利便性や快適性が増すのも大きなメリットだと言えます。

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7.門扉やフェンスは、アイアンでシックに

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エクステリアも同じように北欧風で統一するのが一番です。

門扉やフェンスには、シックで装飾性の高い「アイアン」を採用するとよいですよ。
最近ではアイアン風の「アルミ製鋳物」も多く、錆びにくいという利点から選ぶ方が増えています。

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8.目隠しフェンスを設置するなら、ウッド調がおすすめ

画像引用:LIXILホームページより
URL : https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/fence_aa/

「アイアンのフェンスでは、庭が丸見えになってしまう」と不安に感じる方には、ウッド調の目隠しフェンスがおすすめです。
質感を活かした木製フェンスはもちろん、耐久性を重視するのであれば、アルミ製や樹脂製のウッド調フェンスもあります。

北欧風デザインのアクセントになる赤や、ナチュラルな白など、色のバランスも考えてみましょう。

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9.玄関ポーチ・アプローチ・門柱などには、自然素材を

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玄関ポーチやアプローチ、門柱などには「石畳・タイル・レンガ・漆喰」といった自然素材を用いるとよいでしょう。
これらの素材を組み合わせてデザインすると、模様やカラーアクセントを生み出すことができます。
また、アスファルトを敷いた中に、部分的に自然素材を埋め込むスタイルもよく見られます。

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なお、費用やメンテナンスなどの問題で本物の自然素材を選びにくい場合は、自然素材風に仕上がる「インターロッキングブロック」や「ジョリパット」などがおすすめです。

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10.駐車スペースは、余裕があればビルトイン(インナー)ガレージに

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家との一体感が生まれる「ビルトインガレージ」は、利便性はもちろん、外観がさらに北欧風に仕上がるという大きな魅力を持っています。
シャッター付きであれば、大切な愛車を風雨からしっかり守れます。
予算に余裕があれば、ぜひ実現してみましょう。

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建物の一部にガレージを設けたり、上部をバルコニーやウッドデッキとして利用できるよう庭先に突出するように設計したり、など様々なスタイルがあります。

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北欧風住宅の外装・外構リフォーム事例と費用

最後に、当サイト『リショップナビ』に加盟している施工会社が、実際に北欧風の外壁・屋根・エクステリアへとリフォームした例をご紹介します。
施工にかかった費用や日数も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

事例1
北欧風カラーの外壁塗装

築年数 25年
リフォーム費用 90万円
工事期間 10日

白いアイアン風の門扉や、最上階の三角型の窓が印象的な住宅で、外壁塗装を行いました。
元は落ち着きのあるグレーカラーだった外壁を、淡く可愛らしい色に変更しました。

事例2
アクセントにレンガを施した外壁

築年数 -
リフォーム費用 105万円
工事期間 13日

外壁を爽やかなクリーム色で塗装し、さらにアクセントとしてレンガも施工して、可愛らしい雰囲気に仕上げました。
混ぜ葺きの屋根や、ウッドフェンスとのカラーコーディネートもバッチリです!

事例3
遮熱対策も兼ねた外壁・屋根塗装

築年数 13年
リフォーム費用 119万円
工事期間 21日

ヒビがあった外壁をリフォームすることになったため、この機会に外壁と屋根どちらも塗装しました。日本ペイント社の『UVプロテクトクリヤー』塗料などを用いることで、遮熱対策も実施。
レンガ風のサイディング&清潔感のある白のツートンカラーも素敵です。

事例4
プライバシー面も考慮されたウッドデッキ

築年数 1年
リフォーム費用 119万円
工事期間 14日

ウッドデッキのリフォームで、空中庭園のような空間を確保。おしゃれなウッドフェンスもあるので、周囲からの目隠し対策も万全ですね。
元々、家の外周にウリン材を採用していたため、ウッドデッキもウリン製のもので統一しています。

事例5
玄関アプロ―チを北欧風に

築年数 25年
リフォーム費用 130万円
工事期間 30日

施主様が購入された中古住宅を全面改装する際に、外構もデザインにこだわりながらリフォームしました。
洋風の石畳やレンガ、愛らしいフォルムの外灯、優雅な門扉などを上手に組み合わせています。

事例6
アンティーク調で高級感ある門まわり

築年数 5年
リフォーム費用 230万円
工事期間 45日
建物の上品なイメージを保ちながら、アイアン風の鋳物門扉・フェンスを採用し、より美しいデザインになりました。鋳物の色は、窓枠のカラーと合うように黒で統一しています。
ダークカラーで重い雰囲気にならないよう、明るい色のレンガを選択しているのもポイントです。
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【この記事の要点まとめ◎】

北欧風の一戸建て住宅の特徴とは?
「白・ブラウンなどのナチュラルなカラー」や「木・レンガなどの自然素材」を選ぶのが基本です(詳しくは、こちら)。
家の外観・外構を北欧風にするためのポイントは?
「外壁の色は白・グレー・ベージュ・茶色などにする」「屋根の形状は、勾配のある三角にする」ことなどです(詳細は、こちら)。
北欧風の外装・外構にリフォームした事例を見たい!
当サービス『リショップナビ』に加盟している施工業者が、北欧風の外壁・屋根・エクステリアへとリフォームした例をこちらに掲載しています。
実際にかかった費用や工事期間なども、参考にしてください。

北欧風デザインの統一感を出すためには、今回ご紹介した内容をすべて実施するのが理想的です。
ただ、予算などの都合で難しい場合には、外壁や屋根など範囲が広いところから行うと、イメージチェンジしやすくなりますよ。

まずはリフォーム会社に見積もりを依頼し、どの範囲まで施工してもらうか、相談してみてはいかがでしょうか。

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