【2025年最新】窓・内窓(二重窓)リフォームが対象の補助金制度一覧表
窓・内窓(二重窓)のリフォームにも、補助金(助成金)制度は利用できます。
2025年に実施する、国と自治体の補助金(助成金)制度の例を次の一覧にまとめました。
(※次の内容は、2025年4月時点の情報です。)
補助金(助成金)制度名 | 制度の内容 |
---|---|
先進的窓リノベ2025事業 | 断熱性能が高い内窓を設置、窓ガラスや外窓に交換する際、 費用の2分の1にあたる金額を補助 |
子育てグリーン住宅支援事業 | 断熱リフォームを含む、対象の工事を行う際、 リフォーム内容にあわせた金額を補助 |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 対象の断熱窓、ガラスを使って家全体または居間の窓すべてを断熱リフォームする際、 費用の3分の1以内の金額を補助 |
災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業(東京都) | 高い断熱性がある窓にリフォームする際、 費用の3分の1の金額を補助 |
富士見市住宅リフォーム補助金制度(埼玉県) | 窓の断熱改修をする際、 費用の5%以内の金額を補助 |
次の章では、各制度の補助金額や申請時期などの詳細について解説します。
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先進的窓リノベ2025事業の補助金額・申請時期

「先進的窓リノベ2025事業」は、省エネリフォームの補助金制度である「住宅省エネ2025キャンペーン」の1つです。
住宅の省エネ化のために、断熱性の高い窓へリフォームする費用の一部を補助します。
窓の断熱リフォーム内容ごとの補助金額と、申請時期は次の通りです。
補助金の申請時期 | 2025年3月31日~12月31日まで |
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補助金額 | ● 上限200万円/戸 ● 助成率:費用の2分の1にあたる金額 ● 内窓を設置 1.2~10.6万円/箇所 ● 窓ガラスを交換 0.5~5.5万円/枚 ● 外窓を交換 カバー工法:5.8~26.6万円/箇所 はつり工法:4.6~26.6万円/箇所 |
補助金の対象となるリフォーム | ● 断熱性能が高い内窓を設置、窓ガラスに交換、外窓を交換 ● 窓リノベ事業者と契約し、2024年11月22日以降に行う窓の断熱リフォームが対象 |
※出典:「先進的窓リノベ2025事業」(環境省)を加工して作成。
先進的窓リノベ2025事業の利用に必要な書類
先進的窓リノベ2025事業で補助金の交付申請をする際、次の書類が必要です。
- ● 補助金利用の同意書
- ● リフォーム業者との工事契約書のコピー
- ● リフォーム依頼者(施主)の本人確認書類
- ● 窓の断熱リフォームする住まいを証明する書類(登記事項証明書のコピー)
- ● 窓の断熱性能がわかる書類
- ● 窓の断熱リフォーム前後の写真
- ● 窓の断熱リフォーム開始がわかる写真
補助金交付申請の手順
先進的窓リノベ2025事業で、補助金を申請する手順を次にまとめました。

基本的に補助金の交付申請はリフォーム業者が行います。
ただ、業者が申請を行ってくれますが、書類などは施主が準備するものもあるので、不備がないようにしましょう。
>> 内窓(二重窓/二重サッシ)リフォームの補助金について詳しく知りたい!
>> ガラス交換にかかる費用は?ガラスの種類や交換する際の注意点も解説
子育てグリーン住宅支援事業の補助金額・申請時期

「子育てグリーン住宅支援事業」は、2024年に実施された「子育てエコホーム支援事業」の後続にあたる事業です。
リフォームの場合は、子育て世帯含む全世帯が補助対象とされています。
補助金額と申請時期は、次の内容が挙げられています。
補助金の申請時期 | 2025年3月31日~12月31日まで |
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補助金額 | ● 必須対象のリフォーム3つすべてをする場合 上限60万円/戸 ● 必須対象の3つの内、2つのリフォームをする場合 上限40万円/戸 〈開口部の断熱〉 ● 内窓の設置:1.1~1.7万円/箇所 ● 窓ガラスの交換:0.4~1.4万円/枚 ● 外窓の交換:02.2~3.4万円/箇所 〈子育て対応〉 ● 防犯性の高い外窓に交換:2.2~3.7万円/箇所 ● 防音性の高い窓ガラスに交換:0.3~1.1万円/枚 ● 防音性の高い内窓を設置:0.85~12.5万円/箇所 ● 防音性の高い外窓に交換:1.7~2.5万円/箇所 〈防災性の向上〉 ● 防災性の高い窓ガラスに交換:0.7~1.8万円/枚 ● 防災性の高い外窓に交換:1.6~4.1万円/箇所 |
補助対象となるリフォーム | ● 次の内容の窓リフォームが対象 1. 開口部分の断熱リフォーム(必須) 2. 子育て対応のための窓の防音、防犯リフォーム(任意) 3. 窓の防災性を上げるリフォーム(任意) (※上記の工事は、「エコ設備」「躯体の断熱改修」のいずれかとあわせて必須リフォームを最低2つ以上行うこと。 また、任意の工事単体のみは補助対象外。) ● グリーン住宅支援事業者と契約して行う、2024年11月22日以降に着工する上記のリフォームが対象 |
※出典:「子育てグリーン住宅支援事業公式ウェブサイト」(国土交通省)を加工して作成。
子育てグリーン住宅支援事業の利用に必要な書類
子育てグリーン住宅支援で補助金を申請する際に、提出に費用な書類をご紹介します。
主に必要となる書類の例を、次にまとめました。
- ● 子育てグリーン住宅支援事業のリフォーム用規約
- ● 窓の工事に関する契約書
- ● 補助対象の窓リフォームをする箇所すべての工事前の写真
- ● 窓リフォームの着工がわかる写真
- ● 免許証や住民票などリフォーム依頼をした施主ご本人の確認ができる書類
- (※リフォームを依頼する方が法人の場合は、担当者と法人の実在が確認できる書類が必要。)
補助金交付申請の手順
子育てグリーン住宅支援事業の補助金を申請する手順については、次の図の通りです。

申請に必要な書類や、申請方法については今後公式ウェブサイトで発表されていきます。
子育てグリーン住宅支援事業の利用を検討している方は、こまめに最新情報を確認してくださいね。
既存住宅における断熱リフォーム支援事業の補助金額・申請時期

「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」では、一戸建て住宅や集合住宅を対象に、指定された製品を使用した窓などの断熱リフォームに対し、費用の一部が補助されます。
補助金額と交付申請の時期などについては、次の通りです。
補助金の申請時期 | 2025年3月24日~6月13日まで |
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補助金額 | ● 次の金額を上限とする費用の3分の1以内の金額を補助 ● 一戸建て住宅 上限120万円/戸 ● 集合住宅 上限15~20万円/戸 |
補助対象となるリフォーム | ● 断熱性の高い窓、ガラス、建材製品を使用して家全体リフォームするトータル断熱 ● 同じく断熱性の高い窓製品を使用して、居間のすべての窓をリフォームする居間だけ断熱 (※上記と同時に行う場合、玄関ドアの断熱リフォームも補助対象となることあり。) |
>> 窓の断熱リフォームの費用相場!メリットと対策もご紹介
>> 断熱リフォームの種類を解説!
>> 寒い家は断熱リフォームで解決できる!
既存住宅における断熱リフォーム支援事業の利用に必要な書類
既存住宅における断熱リフォーム支援事業で、補助金交付申請に必要な書類は次の通りです。
- ● 補助金の交付申請書
- ● 暴力団排除に関しての契約事項書
- ● 窓の断熱改修の施工内容などを記載した総括表
- ● 使用した補助対象の製品などを記載した明細書
- ● 建築平面図
- ● 住民票の写し
- ● 誓約書
- (※見積書や改修をしない窓の写真、工事内容を確認できる書類などを提出する場合あり。)
書類の記載方法についても指定があるため、公式ウェブサイトで詳細を確認しながら準備を進めてください。
補助金交付申請の手順
「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」の申請する手順は、次の通りです。

こちら制度の場合、補助金の申請を行うのは窓の断熱リフォームをする住宅にお住まいの方が行います。
公式サイトの案内に従って指定のフォーマットで書類作成を行うことで、申請できます。
ただ、リフォームの知識がなく不安だと思う方も多いはず。
その場合、リフォーム業者が申請手続きの代行をすることが可能です。
補助金制度に詳しいリフォーム業者であれば相談しながら、進めることができますよ。
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災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業(東京都)
窓・内窓(二重窓)のリフォームで利用できる補助金制度は、全国だけでなく都道府県・市区町村と各自治体で実施していることもあります。
1つめの例として、東京都が実施する「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅補給拡大事業」では、高断熱の窓、ドア、断熱材、浴槽でリフォームをする際に、費用の一部を助成します。
(※事業によっては、蓄電池や太陽光発電システムなどの省エネ設備も補助金の対象とされる。)
補助金の申請時期 | 2024年6月28日~2029年3月30日まで 〈事前申し込み〉 2024年5月31日~2025年3月31日まで |
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補助金額 | 窓の断熱リフォームは次の内で、一番小さい金額を補助 ● 費用の3分の1の金額 ● 100万円/戸 ● 国の補助金を利用する場合は費用の3分の2または6分の5の金額から、こちらの補助金額を控除した額 |
補助対象となるリフォーム | ● 最低でも1居室のすべての窓を高断熱性能のあるものに変更するリフォーム ● 廊下や玄関などの窓も、上記と合わせて断熱リフォームする場合は、非居室部分はすべてではなく1枚以上のリフォームでOK ● リフォームで使用する窓は、国の補助金制度で補助対象となっている製品を使用すること |
※参照:「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」(東京都地球温暖化防止活動推進センター公式ウェブサイト)
富士見市住宅リフォーム補助金制度(埼玉県)
埼玉県富士見市の「富士見市住宅リフォーム補助金制度」では、富士見市内のリフォーム業者を利用して改修を行った際、費用の一部を補助しています。
補助金の申請時期 | 2024年4月1日~予算終了まで |
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補助金額 | ● 上限10万円/戸 ● 20万円以上(税込み)の工事費用に対して、5%の金額 |
補助対象となるリフォーム | 窓のリフォームでは次が対象 ● 窓の断熱リフォーム ● 窓ガラス、網戸の交換 ● 窓サッシの設置、交換 |
※参照:「富士見市住宅リフォーム補助金制度」(埼玉県富士見市公式ウェブサイト)
自治体の場合、「地域の業者を利用して行う窓のリフォーム」や「該当の制度を利用したことがない方」など、国とは異なった補助金利用の条件があります。
お住まいの地域で補助金制度を調べたい・詳細を知りたいときは、公式ウェブサイトまたは役所の窓口で問い合わせてみましょう。
補助金利用に詳しい業者であれば、リフォームの内容に応じた制度の情報を伝えてくれることもあります。
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窓・内窓(二重窓)リフォームで補助金を利用する際の注意点

本章では、窓・内窓(二重窓)リフォームで補助金を利用する際に気を付ける、4つの注意点を解説します。
1. 補助対象の条件や書類は制度によって異なる
補助金の対象条件や必要書類は、制度ごとに異なります。
条件は細かく定められている場合が多いため、利用する際は詳細を確認しましょう。
また、申請書類についても事前に把握しておくことで、スムーズに進められます。
2. 申請受付期間中でも終了するケースもある
多くの補助金制度には予算が設定されており、申請受付期間中でも予算が上限に達すると受付が終了する場合があります。
また、審査や抽選、先着順がある場合もあるため、検討中の制度については公式ウェブサイトで最新情報を確認しましょう。
さらに、リフォーム業者に依頼する際は、希望する制度の申請受付が現在も行われているか確認することをおすすめします。
3.補助対象となる窓・内窓(二重窓)の製品がある
窓・内窓(二重窓)のリフォームであれば、すべて補助対象というわけではありません。
制度によっては補助対象となる窓や窓ガラスの製品を指定しています。
利用を検討している制度があれば、補助対象とされている製品もあわせて確認してください。
なお、補助金に詳しいリフォーム業者であれば、対象の製品を利用した窓のリフォームプランを提案してくれますよ。
4.リフォーム開始前に申請が必要な場合もある
補助金の申請は、制度によって適切なタイミングが異なります。
特に、リフォームを開始する前に申請が必要な場合もあるため、事前の確認が不可欠です。
>> どんなリフォーム・リノベーションが補助金対象?申請時期と注意点
申請のタイミングを誤ると補助対象外となり、補助金が受け取れないこともあるので注意してください。
また、申請方法はネット申し込みや書面での郵送など、制度ごとに異なるため、あわせて確認を忘れないようにしましょう。
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補助金を利用した場合の窓リフォーム費用例
補助金を利用した場合、窓・内窓(二重窓)リフォームは実際にどれくらいお得になるのか解説します。
今回は「先進的窓リノベ事業」を利用した仮定で、次に金額をまとめました。
補助金を利用した窓・内窓(二重窓)リフォームの費用例

工事内容 | 費用(本体価格+工事費用) |
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断熱性能のある内窓を7箇所設置 | 50万円 |
【リフォーム総額】 | 65万円 (※内窓以外のリフォーム費用含む) |
内窓の設置の補助金 | グレードAの中サイズの内窓 1.8万円/箇所 |
【補助金額総額】 | 12.6万円(7箇所合計) |
【リフォーム総額】 - 【補助金総額】総額 | 52.4万円 |
>> この事例の詳細を見る
内窓(二重窓)リフォーム費用相場は8~30万円、窓ガラスの交換は5~15万円です。
リフォームを行いたい窓が複数ある場合も、補助金を上手く利用することで費用を抑えて施工することができます。
また、補助金制度によっては併用して利用することも可能です。
公式ウェブサイトを確認したり、リフォーム業者へ相談したりしながら、お得に窓のリフォームを実現しましょう。
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補助金を利用してお得に窓・内窓(二重窓)のリフォームをしよう
補助金を活用すれば、窓や内窓(二重窓)のリフォーム費用を大幅に抑えることができます。
高断熱性能の窓や二重窓にすることで、部屋の快適性が向上するだけでなく、冷暖房効率もアップし、光熱費の削減にもつながります。
さらに、結露や防音対策としても効果的です。
各種補助金制度では、対象となる製品や工事内容が決まっている場合が多いため、事前に条件を確認してから申請を進めましょう。
不安な場合は、窓のリフォーム補助金制度に詳しいリフォーム業者へ相談してみてください。
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