「キッチン」の間取り失敗事例
キッチンの間取りを変更するリフォームは、印象がガラッと変わるのですが、その際、予想もしていない問題も起きてしまいます。
例えば、冷蔵庫をキッチンの奥の方に置く間取りに設計してしまい、飲み物を取りに行くためだけにわざわざ奥まで行かなくてはいけなくなってしまったケースがありました。
さらには、冷蔵庫をキッチンスペースの一番奥に配置した結果、冷蔵庫を交換する際の通路を確保し忘れてしまい、交換作業が大がかりになってしまった事例もあります。
逆に冷蔵庫をキッチンより手前に置いたケースでは、冷蔵庫の扉を開いた時の距離を考えずに置いてしまい、冷蔵庫を開けている時は通路がふさがって他の人が通れなくなってしまいました。
今までと大きく変わった形になる工事なので、利用するシーンをイメージしておかないと、間取りの失敗が起きてしまう可能性が高まります。
使用頻度の高い場所なだけに、事前にキッチン周りで使う冷蔵庫や食器棚の間口サイズ、扉を開けた時の距離や扉の向きを確認しておき、不安がない状態で工事したいですね。
「トイレ」の間取り失敗事例
トイレは、場所によっては水の流れる音が外に漏れていないかどうか気になりますよね。
リフォームする際は、どこに設置するか慎重に検討すべき箇所の一つです。
リフォーム時に、たまたま空いているからという理由で、部屋の隣にトイレを設置してしまうと、部屋の中にいる人が、トイレの音を常に気にしてしまうことがあります。
トイレットペーパーなどのストック品を上にしか置けず、座ったまま紙の交換ができなかったり、雰囲気を重視しすぎて間接照明にしたことで健康チェックができなかったりなど、トイレ室内の収納の位置やデザインでも問題が発生することも多いです。
設置場所も含め、リフォーム時に利用シーンを想像することが、失敗を防ぐための対策になるでしょう。
トイレをキッチン・脱衣所などの水回りに近い場所に設置しておくと、家事の最中トイレに行きたくなった時に便利かもしれませんね。
\失敗なくリフォームしたい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
「リビング階段」の間取り失敗事例
開放的な作りと、1階と2階の行き来の際に毎回リビングを通るため、子供とコミュニケーションを取れるという理由で人気の高いリビング階段ですが、問題となる点も確かにあります。
まず気になるのは、従来の玄関を入ってすぐ隣にあるような階段と比べて、リビングに階段があると空間が狭くなってしまうため、圧迫感が出てしまう点です。
階段のデザインを、蹴込み(けこみ)板がないスケルトンのものにすると、すっきりとした印象にできるでしょう。
ただし、小さなお子様や高齢者のいる家庭では、段ごとに隙間のあるスケルトン階段では転落してしまう恐れがあるので、避けた方が良いでしょう。
また、キッチン付近に階段があると、料理の香りが上の部屋に上昇して、不快な臭いが溜まってしまうこともあります。
換気扇や窓の位置を工夫するなどして対策すると良いでしょう。
他には、家事動線を考えていないと、洗濯物を干したり取り込んだりする際に、リビング階段があるためにわざわざ回り道をしなければならないという、主婦の方からすると最悪のケースもあります。
さらに、1階にあるリビングでの会話やテレビの音が、2階にある寝室にも響いてしまうため、音の問題も発生してくるでしょう。
お子さんの友人が来た時に2階からリビングが見えてしまうという、開放的であるがゆえの問題などもあります。
リビング階段へリフォームする際は、家全体の間取りについても考え、防音対策なども万全にしておきましょう。
\失敗なくリフォームしたい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
また、リビング階段は吹き抜けとセットで検討されることも多いです。
吹き抜けの失敗例もあわせて見てみましょう。
「吹き抜け」の間取り失敗事例
「吹き抜け」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
日光で満ちていて、開放的で、暖かい部屋のイメージを持つ方がほとんどではないでしょうか。
確かに、天井を広く取った作りなので取り入れられる光の量が圧倒的に多く、一般的には居心地は大変良いのですが、反対に、冷暖房が効きづらくなるという面もあります。
他にも、寒さ対策が必要になってくるといった問題もあります。
冷暖房効率を上げるためにも、床下に断熱材を追加するリフォームや、階段の前に間仕切りを設置するリフォームもあわせて検討するのをおすすめします。
特に階段前の間仕切りの設置は、防音や臭い対策としても有効な方法なので、ぜひ検討してみてください。
「寝室」の間取り失敗事例
人生で1/4以上の時間を過ごすと言われている、寝室。
誰しもが、静かでリラックスできる部屋で睡眠をとりたいと思っていますよね。
そんな生活において非常に大事な寝室に、リフォームによって思わぬ問題が発生してしまうことがあります。
例えば、リフォーム時に東向きに寝室を増設。
冬の時期は暖かくて良かったが、夏の時期になると強い光が朝の早い時間から差し込み、暑さと眩しさで寝られなくなり……結果的にリフォームを後悔したなんていうことも。
その他の事例としては、キッチンに最新型のシステムを導入し、人が寝ている時間に洗い物から生ごみ処理までほとんどすべての作業を機械がしてくれるようになったのですが、隣にあったのはなんと寝室。
機械が動く音がうるさくて、夜中にゆっくり寝られなくなったケースも。
寝室の設置場所はもちろん、寝室周辺をリフォームする際は、並行して発生し得る問題をシミュレーションしておくのが良いでしょう。
寝室の窓の位置についてもリフォーム会社と相談してみるべきだと思われます。
リフォームは、憧れや雰囲気で内容を決めてしまいがちな工事ですが、家を工事する以上、一番考えるべきは「利便性」です。
生活シーンを何度もシミュレーションして、わからない点はなるべく早めにリフォーム会社の担当者に質問することをおすすめします。
リフォームを検討されている方はもちろん、将来的に新築を購入する予定がある方も、ぜひ参考にしてみてください。
\失敗なくリフォームしたい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
【この記事のまとめ&ポイント!】
キッチンの間取りで失敗しないためのポイントは? |
---|
利用するシーンを事前にイメージし、キッチン周りで使う冷蔵庫や食器棚の間口サイズ、扉を開けた時の距離・扉の向きを確認しておきましょう。 |
トイレの間取りで失敗しないためのポイントは? |
トイレと隣接する部屋の中にいる人が「トイレの音を常に気にしてしまうことになった」という失敗事例があります。 工事完了後の利用シーンを想像した上で、設置位置などを決めることが、失敗を防ぐための対策になるでしょう。 |
寝室の間取りで失敗しないためのポイントは? |
東向きに寝室を増設してしまい「夏の時期に暑さと眩しさで寝られなくなった」という失敗例があります。 設置場所はもちろん、寝室の窓の位置についてもリフォーム会社と相談してみるべきだと思われます。 |
\失敗なくリフォームしたい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
リショップナビは3つの安心を提供しています!
-
ご希望にあった会社をご紹介!
お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。
-
しつこい営業電話はありません!
紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。
-
見積もり後のフォローも致します
ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。