間仕切りリフォームのメリット
リビングとつながった場所にキッズスペースがあったり、子供二人で一つの部屋を使ったりと、開放的な空間で子育てをしている親御さんは多いのではないでしょうか?
しかし、お子さんがある程度の年齢に達すると、自分からプライベートな場所を欲しがるようになりますよね。
間仕切りのリフォームは、こんな場合に非常に有効な方法です。
既存の部屋に戸やカーテンなどを設置するだけで済むので、お子さんの成長に合わせて簡単に間取り変更ができるんです。
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また、生活時間の異なる家族がいる場合、リビングや寝室に間仕切りを設置すれば、音や明かりを遮断することもできます。
書斎スペースとの区切りに利用するのもいいですね。
他にも、広い居間や玄関前、階段前を仕切って空調を調節したり、年頃の女の子のために脱衣所を作ったり、洗面所の目隠しにしたりと、間仕切りの使い道はたくさんあります。
赤ちゃんやペットの侵入防止にも役立ちます。
特にハイハイができるようになった赤ちゃんは、階段や小上がり和室の段差での転倒事故が多いため、間仕切りで出入りできないようにしておきましょう。
キッチンの臭い対策、収納の目隠しなどに使うのもおすすめです。
状況に応じて手軽に使えるよう、間仕切りは開閉できるタイプを選ぶと便利です。
上吊りタイプの間仕切りなら床にレールを敷く必要がないため、掃除も楽に済みます。
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間仕切りリフォームの種類と費用
間仕切りリフォームの費用は1〜50万円です。
一口に間仕切りリフォームといっても、その種類にはいろいろな物があるので具体的なタイプと大体の費用について見てみましょう。
間仕切りドア・ガラス戸
元々あった物のように部屋になじみ、空間をしっかり分けることができるのが、間仕切りドア・ガラス戸です。
中でもおすすめなのは、引き戸タイプや折れ戸タイプ。
不要な時には端に寄せられるので、空間を広く使うことも可能です。
間仕切り用のドアやガラス戸は、すきまができにくく、個室のように使えます。
さらに、製品によっては防音効果もありますので、寝室などにも適しています。
採光が気になる場合は、窓付きの物を選ぶと良いでしょう。
また、ガラス戸なら仕切りの向こう側にいる家族を見守ることができます。
見た目もおしゃれな物が多いため、リビングに使うのもいいですね。
費用は本体+設置費で15~20万円位です。
ドア本体のグレードによっては、さらに高くなります。
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格子戸
格子戸の間仕切りはインテリア性が高く、和のテイストのお部屋にぴったりです。
ガラスの有るタイプと無いタイプとがありますので、空調管理をどのようにするかによってガラスの有無を選ぶと良いでしょう。
目隠し効果が必要な場合には、すりガラスを採用してくださいね。
格子戸の設置費用は、15~20万円前後かかります。
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パーテーション・パネル
パーテーションやパネルは手軽に間仕切りできるのが大きな魅力です。
設置の仕方次第で1部屋にも2部屋にもでき、未使用時は壁沿いにかけておけるため、場所をとりません。
中にはパネルにクロスを貼って、デザインを楽しめるタイプもあります。
設置費用はドア材を使うときと同様で、15~20万円位です。
障子
障子は光と風が通るのが特徴です。
リビングの横に和室のスペースがある場合などに、和の雰囲気を残しながら間仕切りできる良さがあります。
しかし、風を通しやすい分、閉めてもエアコンの風が通り抜けてしまうため、節電対策には不向きだと言えるでしょう。
また、破れやすいのも難点です。
費用は比較的リーズナブルで、本体価格+設置費用で1枚あたり3~5万円程度で済みますが、広範囲に及ぶ場合は高額になります。
ふすま
ふすまは昔から日本の住宅において、間仕切りとして利用されてきた物です。
和室によくなじむという点では、障子と共に代表的な建具であると言えますね。
しっかり部屋を分けられる一方で、空間を広げたい時には簡単に取り外せるというのも大きな魅力です。
ただし、ふすまも障子と同様に、破れやすいという難点があります。
お子さんが遊び回っていると、ぶつかった拍子に外れてしまうこともあるので注意が必要です。
設置費用は1枚あたり4~5万円位になります。
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アコーディオンカーテン
アコーディオンカーテンは蛇腹状に作られているため、間仕切りが不要な時にはコンパクトにまとめられます。
色や柄が豊富でインテリアに合わせやすく、明かり漏れや節電対策にもぴったりです。
逆に採光を重視するのであれば、透明なタイプを選びましょう。
設置の際には、天井にレールもしくは吊りパイプを取り付けます。
設置費用は商品のグレードにもよりますが、大体2万5千~10万円程度と安く、最も手軽な間仕切りリフォームだと言えます。
カーテン・ロールスクリーン
防音対策には向きませんが、エアコンの効率化や着替えスペースを確保するなどの目的であれば、カーテンやロールスクリーンで十分間に合うこともあります。
好きな時に交換できる、汚れたらすぐ洗濯できるといった点が、カーテンを使う大きなメリットです。
取り付け費用は、1ヶ所につき1~3万円前後が相場です。
突っ張り棒を使うカーテンなら自分で組み立てることも可能ですので、さらに安く済ませられます。
壁の新設
子供部屋を完全に二つに分けたい場合など、間仕切りを開閉する必要がないのであれば、思い切って壁を新設するのも一つの方法です。
壁の新設は何よりも遮断性が高く、防音やプライバシーの保護などに最適です。
設置費用は8~25万円程度になりますが、間仕切りが不要になった際に撤去工事をしなければならないため、将来的に余計な費用や手間がかかる可能性も考慮しておきましょう。
間仕切り収納
間仕切りの中には、可動式の造作家具という物もあります。
これはハンドルを回して簡単に移動できる家具で、収納と間仕切りという二つの役割を同時に果たす良さを持っています。
間仕切り収納は子供部屋の間仕切りとして需要が高く、耐震構造に配慮した製品も多く揃っています。
ただし、家具を移動するためのスペースを必要とするため、エアコン対策には不向きだと言えるでしょう。
設置費用は家具の性能・材質にもよりますが、20~50万円位を見ておくと良いでしょう。
間仕切りの撤去工事
家族構成やライフスタイルの変化によって、間仕切りが不要になった場合は、思い切って撤去した方が住みやすくなることもあるでしょう。
気になる撤去費用は、3~8万円位が相場とされています。
ただし、間仕切りを撤去した箇所の天井や壁を補修する場合は、仕上げ工事の費用がプラス4~15万円程度かかります。
大掛かりなリフォームは出来ないという理由から間取りの変更をあきらめている方にこそ、間仕切りリフォームはおすすめの施工方法です。
豊富な種類の中から用途に合ったタイプを選んで、家の中を快適に変身させてみてくださいね。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
間仕切りを設置するリフォームを実施すると、どんな時に役立つ? |
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「生活時間の異なる家族がいる場合、寝室に間仕切りを設置することで、隣室からの音や明かりを遮断できる」「赤ちゃんやペットの侵入防止対策になる」といったメリットがあります。 |
主な間仕切りの種類とは? |
「間仕切りドア・ガラス戸」「格子戸」「パーテーション・パネル」「障子」「ふすま」「アコーディオンカーテン」「カーテン・ロールスクリーン」「間仕切り壁」などがあります。 |
間仕切りのリフォームにかかる費用は、いくら? |
「ドアや壁の新設」「パーテーション・パネルの設置」「既存の間仕切り壁の撤去」など、工事内容ごとの費用について、こちらでご紹介しています。 |
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