ステンレス浴槽を補修・交換する価格は?メリット・デメリット・主なメーカーもチェック!

ステンレス浴槽を補修・交換する価格は?メリット・デメリット・主なメーカーもチェック!

昔ながらのタイル張りの浴室で目にすることの多い「ステンレス浴槽」。非常に丈夫なイメージがありますが、劣化してきた場合は補修・塗装、あるいは交換が必要です。現在ステンレス浴槽をお使いの方は、交換する際に再びステンレスを選ぶかどうか、悩むところですよね。そこで今回は、ステンレス浴槽のリフォーム費用や、メリット・デメリット、さらに施工業者を探す際の注意点、ステンレス浴槽を取り扱う代表的なメーカーなどについて、詳しくご紹介します。

(※記事内情報引用元:タカラスタンダードホームページより)

ステンレス風呂の補修(塗装)方法と費用

ステンレス浴槽を補修・交換する価格は?メリット・デメリット・主なメーカーもチェック!

ステンレス浴槽の劣化症状として多いのは、傷や、へこみなどです。
この場合は、まずパテで部分補修を施し、上から再生塗装を行います。
さらに、塗膜を強化するために2層コーティングを行う方法もあります。

ステンレス浴槽を業者に補修してもらう際にかかる費用は、損傷具合によっても前後しますが、おおよそ4万5千~15万円です。

仕上げに使う塗料のカラーやグレードによっても、価格が変動します。
また、下地補修が必要な場合には、別途コストがかかることもあります。

「カラーステンレス」の場合は、塗膜の剥がれが多い

ステンレス浴槽の中には、「カラーステンレス」と呼ばれる種類もあります。
こちらはその名の通り、生産時に表面へ塗装を施したステンレス浴槽のことで、タカラスタンダード社の製品が有名です。

カラーステンレスは10~25年位で、経年劣化により塗膜が剥がれるケースがよく見られます。
この場合も、再塗装によって補修を行うのが一般的です。

ステンレスの塗装は技術が必要!DIYはNG

なお、ご自身で塗装をしたいと考える方も時々いらっしゃいますが、基本的に浴槽の塗装をDIYすることは、失敗する可能性が高いためおすすめできません。

特にステンレスへの塗装は、塗料を密着させることが非常に難しく、FRPなど他の素材の浴槽塗装を行っている職人でも対応できない場合があるほどです。
補修の必要性を感じたら、プロの業者に現地調査をしてもらいましょう。

ただし塗装を依頼しようと思っても、上述した理由から、施工できる業者探しで苦労することになるかもしれません。
どのような劣化状態であっても、まずは複数の業者に相談してみることをおすすめします。

補修や塗装ができそうにない場合は、交換を検討するのも一つの方法です。
最終的には、予算やご希望に沿ったプランニングをしてくれる業者に、工事を任せると良いでしょう。

ステンレス浴槽を交換する際の価格相場

今お使いのステンレス浴槽を交換することになった場合には、以下のような、工事費用や浴槽の本体代がかかります。
新しい浴槽の素材によって、値段が多少異なります。

内訳 費用相場
交換工事費用 4~20万円
浴槽の本体価格
【素材別】
【ステンレス】2~30万円
【FRP】1~35万円
【人大(ポリエステル系)】2~40万円
【人大(アクリル系)】30~120万円
【ホーロー】8~135万円

浴槽交換の工事費は、たいていの場合は10万円前後ですが、浴槽周りの補修も一緒に必要な場合などは、20万円近くかかることもあります。

浴槽の本体価格は、「ステンレス」であれば2~30万円位で、中でも5~15万円ほどの製品が多く販売されています。

交換を機に、別の素材も検討したい場合には「FRP」や「ポリエステル系人工大理石」であれば、ステンレスと大幅な差はありません。

>> "FRP"浴槽のリフォーム価格・おすすめメーカー品
>> "人工(人造)大理石"浴槽のリフォーム価格・おすすめメーカー品

そうとは言え、浴槽のサイズや、どのメーカーかによっても値段が変わってきます。
選択肢をある程度絞り込むために、予算内で設置できる商品をリフォーム会社から複数提案してもらうと良いですね。

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ステンレス浴槽を補修・交換する価格は?メリット・デメリット・主なメーカーもチェック!

浴槽を交換する際には、再度ステンレスを選ぶか、FRPや人工大理石などの他素材を選ぶかで悩む方も多いことでしょう。

そこでここからは、ステンレス浴槽ならではの特徴や、メリット・デメリットについて、解説していきます。
ステンレスと他の材質の違いをあらためて確認し、浴槽選びの参考にしてみてくださいね。

ステンレス浴槽の特徴とは

ステンレス浴槽を補修・交換する価格は?メリット・デメリット・主なメーカーもチェック!

「ステンレス」とは、主な成分となる鉄に、クロムやニッケルなどを加えた合金のことを指します。

「汚れる」「錆びる」という意味を持つ「ステン(stain)」に、「~しない」という意味の「レス(less)」を組み合わせた名称で、直訳通り「汚れない/錆びない/錆びにくい」という意味を持つ素材です。
(ちなみに「ステン」と呼ばれる素材は、ステンレスの略称なので、同じ物を指しています。)

このようなステンレス素材で作られた浴槽の大きな特徴は、「耐久性」と「保温性」が高いことにあります。

1970年前後には、ほとんどの一般家庭に普及していたため、昔ながらのタイル張り(在来工法)の浴室で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
現在はFRP浴槽が主流となっていますが、タカラスタンダード社などのユニットバスでは、ステンレス浴槽を選択できる場合もあります。

ステンレス浴槽のメリット

ステンレス浴槽には、素材の特性ならではの大きな魅力があります。
特に使いやすさを重視したい方には、最適の浴槽と言えるでしょう。

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素材名の通り、錆びにくい

先ほどもご説明したように、ステンレスは鉄にクロムやニッケルなどを加えることで、錆びにくい性質を持つ素材に仕上げられています。

代表的な浴槽素材の一つである「ホーロー」の場合は、経年劣化で内部からサビが発生しやすいという欠点がありますが、ステンレス浴槽の場合はその不安が少ないと言えます。

変色・ひび割れのトラブルが少なく、美しさが長持ちする

現在主流の「FRP」浴槽と比べると、汚れが付きにくく、変色やひび割れなどのトラブルもあまり見られません。
熱による劣化も少ないため、24時間風呂に対応する製品もたくさんあります。

長年の使用によって表面がくすんでくることはありますが、業者にクリーニングや研磨などのメンテナンスをしてもらうことで輝きを再生できるので、新品のような美しさが長続きするという魅力もあります。

掃除や手入れが楽

ステンレスの特質上、表面に湯垢などの汚れが付きにくいという良さがあります。
日頃の掃除やお手入れが楽になるので、浴室掃除を面倒に感じている方にとっては、大きなメリットになるはずです。

保温性が高く、入浴時は温かい

「ステンレスは冷たい」というイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいますが、実は非常に保温性が高い浴槽です。

ステンレスには、「熱伝導率( = 物質内に熱が伝わる速さのこと)が低い」という特性があります。
お湯が触れていない箇所には温度が伝わりにくいため、浴槽のフチの部分に肌が触れた時には冷たいと感じる場合があります。

一方で、浴槽内のお湯は、冬場であっても冷めにくい、という良さがあるのです。

ステンレス浴槽のデメリット

扱いやすさや耐久性が利点とされるステンレス浴槽ですが、お手入れにはちょっとした注意が必要です。
また、浴槽を交換する際は選び方にもポイントがあります。

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傷が付きやすい

錆びにくい、汚れにくいというメリットがある一方で、実はステンレスは傷が付きやすいという難点があります。

そのため、掃除の際にタワシやクレンザーなどで強くこするのは厳禁です。
こすり洗いによる細かい傷が原因で、水垢が溜まってしまうことがあります。

浴槽のサイズが小さい?

昔ながらのステンレス浴槽は小さいサイズが中心で、選択肢が少ないことがデメリットとされていました。

しかし現在は「幅1100mm×奥行き700mm」の物や「幅1400mm×奥行き750mm」の製品など様々なサイズが販売されているので、浴室のサイズや家族構成に合わせて柔軟に対応できるようになっています。

製品によっては重量があり施工が大変

ステンレス浴槽は、製品によっては重量があるため、マンションなど2階以上の浴室には設置しにくいことがあります。

ただし、軽量で施工しやすい製品も流通していますので、重さの問題で設置を迷っている場合は、リフォーム会社に確認してみると良いでしょう。

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主なステンレス浴槽のメーカー4選

以上のような特徴を理解した上で、「新しい浴槽もステンレスにしたい」という方のために、取り扱いがある主なメーカーをご紹介します。
デザインやサイズなども考慮しながら、お好みの浴槽を選んでみましょう。

JFE建材

ステンレス浴槽を補修・交換する価格は?メリット・デメリット・主なメーカーもチェック!

ステンレス浴槽を手掛ける代表的なメーカーで、幅広いサイズがそろっています。
浴槽の外側にポリウレタンフォームを吹き付けることにより、より高い保温性を発揮します。

軽量で施工が楽にでき、公共住宅でも採用例が多く、また埋め込み式の物も受注生産しています。

【JFE建材 ステンレス浴槽 対応間口(mm)】
800/900/920/1000/1095/1100/1195/1200

※上記規格サイズの他、受注生産で1400・1450mmにも対応可

WAKO(ワコー)

WAKOグループ(ワコー/和光製作所/和光エンジニアリング)は、ステンレス浴槽の生産台数で、国内第1位を誇るステンレス製品メーカーです。
高級なステンレス素材を使用しているため、輝きが長く続きます。

規格サイズの販売はもちろん、オリジナルデザインの製造や、形状によっては保護用塗装も対応してもらえます。

【WAKO(ワコー) ステンレス浴槽 対応間口(mm)】
800/900/1000/1095/1100/1195/1200/1395/1400

※上記規格サイズの他、オリジナルデザインにも対応

LIXL(リクシル)

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家事がしやすい設計の住宅設備を数多く手掛ける、LIXL(リクシル)社。
浴槽でもFRPや人大などの他、豊富なバリエーションのステンレス製品を取り扱っています。

エプロンの部分が積み石調にデザインされたおしゃれな物もあり、洋風の浴室にもよく合います。

【LIXL(リクシル) ステンレス浴槽 対応間口(mm)】
800/900/1000/1100/1200/1450

>> LIXIL(リクシル)のユニットバスのおすすめ品はこちら

タカラスタンダード

画像引用:タカラスタンダードホームページより
URL : http://www.takara-standard.co.jp/product/system_bath/other/#anc-sec04_03

タカラスタンダード社の製品は、色の選択肢が幅広い「カラーステンレス」にしたい方にぴったりです。
エプロン部分には、同社自慢の高品質なホーロー素材を施しており、またオーダーメイドサイズの注文も可能です。

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なお、一戸建てで浴室全体をリフォームする場合には、ユニットバス『エメロード』を選ぶことで、カラーステンレス浴槽を設置できます。

【カラーステンレス浴槽(単体) 対応間口(mm)】
800/900/1000/1100/1200/1400

※上記規格サイズの他、受注生産でフリーサイズ対応可
【エメロード 対応サイズ(浴室全体の寸法)】
S1216(0.75坪)/1616(1坪)/1620(1.25坪)

※上記規格サイズの他、同社サービス「ぴったりサイズシステムバス」により、以下のサイズも製造可能
・間口幅:1450~2450mm(25mm刻みで対応可)
・奥行き:968~1868mm(25mm刻みで対応可)

>> タカラスタンダードのユニットバスのおすすめ品はこちら

浴槽の施工が得意な業者とも相談を

ステンレス浴槽を補修・交換する価格は?メリット・デメリット・主なメーカーもチェック!

ここまでお話しした通り、ステンレス浴槽の施工には、色々な知識や技術を必要とします。
適切な方法で補修・リフォームを行うためには、浴槽の修理・交換工事を得意とする業者に相談することが一番です。

新しい浴槽の素材選び・商品選びに悩んだ時にも、プロならではの目線でアドバイスしてもらえるはずですよ。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

ステンレス浴槽を「補修(塗装)」する際、費用はいくらかかりますか?
損傷状況や、仕上げで使用する塗料によっても変動しますが、約4万5千~15万円かかることが多いです。
下地補修が必要な場合には、追加費用が発生することもあります。
ステンレス浴槽を「交換」する場合の費用相場は、いくらでしょうか?
まず「浴槽の本体価格」は素材によって異なりますが、例えば「ステンレス浴槽」は約2~30万円です。
「浴槽の交換工事費」は、約4~20万円かかる傾向があります(詳しくは、こちら)。
ステンレス浴槽を扱う、主なメーカーはどこですか?
「JFE建材」「WAKO」「LIXL」「タカラスタンダード」といったメーカーが主力です。
各メーカーのステンレス浴槽製品の特徴については、こちらでご紹介しています。

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こちらの記事もおすすめ♪
>> 風呂・浴室リフォームの費用相場
>> 浴槽の傷や剥がれを修理したい!塗装費用・業者探しの注意点

更新日:2018年11月2日
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