【2020年版】家庭用蓄電池の価格/値段の相場!補助金やおすすめメーカー/商品もご紹介

【2020年版】家庭用蓄電池の価格/値段の相場!補助金やおすすめメーカー/商品もご紹介

家庭用蓄電池は、省エネ対策や停電時などの防災用品として、近年注目を集めつつあります。また太陽光発電システムの「固定価格買取制度」を利用されているご家庭では、2019年11月より買取期間満了を順次迎え始めたため、蓄電池の導入を検討されている方も多くいらっしゃるでしょう。本記事では、家庭用蓄電池のメリットや、寿命・容量・選び方、設置工事の費用・値段、活用できる補助金制度(2020年1月開始の東京都の補助金など)や、補助金対象になるおすすめメーカー品の例などを、詳しくご紹介します。

(※記事内情報引用元:経済産業省パナソニック各ウェブサイトより)

家庭用蓄電池の選び方!寿命/容量/発電タイプは?

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まずは、家庭用蓄電池を選ぶ際のポイントについてご説明します。

ご自宅に蓄電池を設置する際には、寿命・容量・ダブル発電の有無などを基準に選びましょう。

家庭用蓄電池の寿命

蓄電池の寿命は、一般的には約10年とされていますが、短い場合は5~6年程度で交換が必要になることもあります。

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基本的に、充放電回数の上限を超えると、交換しなくてはいけません。
充放電サイクル回数の限度は、メーカーや商品によって異なり、また設置する場所の温湿度などによっても左右されます。

寒冷地や塩害がある地域には対応しない物もあるため、お住まいの環境に合った製品を選びましょう。

【蓄電池を長持ちさせる使い方】

蓄電池を長持ちさせるコツは「充放電のサイクル回数」を工夫して減らすことです。
過度な充放電を控えることで、電池やシステムにかかる負荷を軽減し、劣化スピードを遅らせることができます。

原則として、蓄電池内の残量0%の状態から100%まで充電し、その後0%になるまで放電する流れを「1サイクル」として数えます。

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なお「据え置き型」の家庭用蓄電池のほとんどは、過剰な充電・放電を防ぐために残量が100%や0%にならないよう制御できる機能が搭載されてはいます。

ただ、さらに長持ちさせるためには頻繁に充電することをおすすめします。
フル充電後、30~50%程度まで放電させたら、再び充電する使い方を心がけましょう。

蓄電池内の残量が多いほうが、非常時に使用できる電力も増えるのでより安心とも言えるでしょう。

家庭用蓄電池の蓄電容量

蓄電容量」とは、電気エネルギー(kWh)をどのくらい貯めておくことができるかを示す数値です。
容量が大きいほど、使える電力量が増えて停電時に稼働させられる時間も長くなりますが、本体価格が高額になります。

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実際に使用できる電気の容量は、製品に表記されている定格容量よりも少ないためご注意ください。
(前述の通り、ほとんどの家庭用蓄電池、電池の容量が100%あるいは0%にならないよう制御されているためです。)

ちなみに家庭用蓄電池のメーカー品は、1~12kWhの物が多いですが、特に人気があるのは5~7kWhの商品です。
貯めたい電気の量・使用したい電気の量の配分を考えて、蓄電容量を選択しましょう。

発電タイプは、ダブル発電かシングル発電か

太陽光発電システムと併用する方は「ダブル発電」の有無についても確認しておきましょう。
各メーカーの蓄電池を購入する際には、発電タイプを「ダブル発電」か「シングル発電」のいずれかを選択できます。

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ダブル発電」は、太陽光でつくられた電力が余っている(=売電している)間も、蓄電池から放電し続けます。
これにより、売電できる量が増えるため「押し上げ効果がある」とも言われていますが、シングル発電と比べると1kWhあたりの売電単価が低くなるというデメリットがありました。

対して「シングル発電」は売電している間、蓄電池からご家庭内への電力供給が自動的に停止するため、売電できる量が制限される一方で、売電単価が高いというメリットがありました。

現時点では、日中に電気を大量に使用する方や、たくさん売電したい方でなければ、シングル発電を採用するほうが、経済効果が高いと考えられています。

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ただし、2019年度からはシングル発電とダブル発電の売電単価が同等になり、2020年度分についてはまだ公表されていないため、注意したほうがよいかもしれません。
(※後述の経産省の価格表参照)

今後、自家消費と売電のどちらを重視したいかによって、適した発電タイプも変わってくるでしょう。

もし悩む場合には、ダブル発電/シングル発電を切り替え可能な製品もあるので、このような機器を購入してみるのも得策です。
ただし発電タイプを変更する際には、電力会社と契約し直す必要があります。

また後ほどご紹介しますが、補助金の対象となる機種を選択することで、設置にかかる費用を抑えるという方法もおすすめです。

家庭用蓄電池の設置価格・費用相場

住宅用の据え置き型蓄電池を設置する費用は、蓄電容量1kWhあたり、本体+工事費込みで約15〜28万円が相場です。

最もポピュラーな5kWhと7kWhの場合のリフォーム費用の目安は、以下の通りです。

蓄電池の容量 設置費用
5kWh 75〜140万円
7kWh 105〜196万円

ただし、配線工事費や諸経費などが別途かかる場合もあるため、見積書をもらう際には内訳金額も確認しておくとよいでしょう。

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【2020年】家庭用蓄電池設置の補助金の例(全国/東京都)

家庭用蓄電池の設置リフォームで活用できる補助金制度は、基本的に、国から支給されるもの・自治体から支給されるものと2タイプあります。

2020年1月現在、国の補助金は公募していませんが、参考までに昨年公募していた制度内容をチェックしておきましょう。

『災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金』(全国共通)
<申請受付期間および工事期間>

・申請受付=一次公募:2019年6月6日〜2019年9月30日(12時必着)
二次公募:2019年10月1日〜2019年11月29日(12時必着)

※2020年1月現在は、受付不可
<概要・要件>

■10kW未満の太陽光発電設備を併用(既設・新設は不問)する場合が対象
■災害時にグリーンモードへの切り替えが可能なこと
(※グリーンモードとは、太陽光発電で作った電力の余剰分を蓄電システムに充電しておき、夜間等に活用する自家消費優先のモードです。)
<主な補助対象>

一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)にて、補助対象機器として登録されているものが対象
<補助金額>

全体の上限が総額の1/3、もしくは60万円のいずれか低いほう
・設備費:2万円/kWh
・工事費:工事費の1/2、上限は5万円
※2019年度目標価格以下、災害対応型の場合
※蓄電池のタイプなどをもとに実際の補助額が計算されます

このような国の補助金制度は、新年度より再び実施される可能性も高いです。
再開された際に早めに申請できるよう、今のうちに施工業者から見積もりを取得しておくことをおすすめします。

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また、都道府県や市区町村が実施する制度も多数あります。
例として、2020年1月より開始した、東京都の補助金の内容を見てみましょう。

『家庭に対する蓄電池等補助事業(助成金)』(東京都)
<申請受付期間および工事期間>

・申請受付=2020年1月15日~2020年3月31日(※予算状況によって早めに終了する可能性あり)
・2019年8月10日〜2021年9月30日に補助対象の蓄電池などを設置すること
・交付決定後に、契約を締結することが条件(※ただし、2020年2月29日までに契約締結した場合は、交付決定前に契約締結したものであっても補助対象)
<概要・要件>

■都内の住宅で、未使用品の機器を新規設置する場合が対象(※中古品は対象外)
■太陽光発電システムを同時に導入する、もしくはすでに設置されていることが条件

(※上記の他、東京都が定める諸条件あり)
<主な補助対象>

一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)に、国が2016年度以降実施する補助事業の補助対象機器として登録されているものが対象
※蓄電池システムの機器費=蓄電容量1kWhあたり20万円以下であること
<補助金額>

■対象機器費の1/2 ※1戸あたりの上限額は、以下の小さい額を採用
A. 蓄電容量(kWh単位、小数点以下第3位を四捨五入)に、1kWhあたり10万円を乗じた額
B. 60万円

なお、地域によって「工事契約前に申請が必要」「設置後の申請でOK」など申請方法や、補助対象となる条件が異なります。

また上記の例のように「太陽光発電も併設しないと対象外」という場合もありますし、「蓄電池単体工事でも補助対象」という地域もあります。
支給される金額も「機器本体のみ対象」「設置工事にかかる費用も対象」など様々なパターンがあるため、勘違いすることがないよう注意しましょう。

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さらにほとんどの場合、予算に達してしまうと受付終了してしまうので、詳細はお住まいの自治体や、地元の補助金に詳しいリフォーム会社に確認してみましょう。

知識がある業者であれば、補助金の計算方法・申請の仕方や、対象となる機種などについてもアドバイスしてくれるはずです。
申請手続きの代行サービスをしてくれる施工会社もあるので、まずは相談してみるとよいですね。

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家庭用蓄電池の主なメーカー/商品6選比較

ここで、補助金の対象となる家庭用蓄電池の、主なメーカーやおすすめ品をチェックしておきましょう。

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パナソニック

キッチン・トイレなどの住宅設備や家電製品を数多く手掛け続けてきたパナソニック社。
住まいと電気どちらのノウハウも積み上げてきた同社の蓄電池は、非常時に備えた小型の物から、太陽光発電システムと一緒に使用しやすい「創蓄連携システム」タイプなど、ラインナップも豊富です。
省エネ性を重視したい方にもピッタリと言えるでしょう。

おすすめ蓄電池【PLJ-255328KN1】
蓄電容量 5.6kWh
サイズ 幅48cm × 高さ61cm × 奥行き23cm
重量 約68kg
メーカー保証期間 10年(有償で15年に延長可能)

京セラ

京セラ社は、携帯電話やスマートフォン、ソーラーパネルなどの実績豊かな大手企業。
だからこそ、充電・蓄電についても卓越した技術を有しています。

太陽光発電と好相性の機器はもちろん、屋内・屋外どちらにも設置できる商品や、シングル発電・ダブル発電どちらにも対応した小型蓄電池なども選択できます。

おすすめ蓄電池【EGS-ML0650】
蓄電容量 6.5kWh
サイズ 幅45.2cm × 高さ65.6cm × 奥行き12cm
重量 約52kg
メーカー保証期間 10年

シャープ

テレビやエアコン、携帯電話やパソコンなど、スリムで使いやすい商品を扱ってきたシャープ社。
設置スペースが必要になりがちな家庭用蓄電池でも、同社ならではの発想でコンパクトサイズを実現しています。

「蓄電池を置けそうな場所がない」と悩んでいる方は、シャープの製品を検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめ蓄電池【JH-WBP41E】
蓄電容量 4.2kWh
サイズ 幅50cm × 高さ36cm × 奥行き60.5cm
重量 約77kg
メーカー保証期間 10年(有償で15年に延長可能)

ニチコン

ニチコンは家庭用蓄電池の世界トップレベルのメーカーで、2016年には累積生産台数世界No.1となりました。

太陽光設置済みの方向けの単機能蓄電システムから、ハイブリッド蓄電システム、EV充電も可能なトラブリッド蓄電システムなど、様々なタイプがあります。
蓄電池容量も2〜16.6kWと幅広く商品展開しています。

おすすめ蓄電池【ESS-U3S1】
蓄電容量 4.1kWh
サイズ 幅74cm × 高さ65cm × 奥行き30cm
重量 約77kg
メーカー保証期間 10年

オムロン

太陽光発電システムのパワーコンディショナで有名な、オムロン社。
エネルギーを無駄なく活用する技術に加え、より効率的なエネルギー利用に欠かせない蓄電システムの提供も行っています。

オムロンの蓄電池は、2017年時点では世界最小・最軽量と、コンパクトであることが大きな特徴です。
狭い場所にも設置できるので、あまりスペースがないという場合にも適しています。

おすすめ蓄電池【KP55S3-PKG-MM3】
蓄電容量 6.5kWh
サイズ 幅45.2cm × 高さ65.6cm × 奥行き12cm(金具含まず)
重量 約52kg(取付金具含まず)
メーカー保証期間 ※メーカーに要確認

Tesla(テスラ)

補助金の対象ではありませんが、電気自動車で有名なテスラ社の蓄電池についても触れておきましょう。

テスラは中間業者を通さない「直販モデル」を採用しており、一般のリフォーム会社などでは取り扱いはできません。
(※当社でご紹介している設置業者でも取り扱っておりません。)

ただ、13.5kWhと大容量であるにもかかわらず、国内メーカーのものよりも低価格でデザイン性が高いため関心を持っている方が多く、今後どれほど普及していくか注目していく価値があります。

おすすめ蓄電池【Powerwall ホームバッテリー】
蓄電容量 13.5kWh
サイズ 幅75.3cm × 高さ115cm × 奥行き14.7cm
重量 約114kg
メーカー保証期間 10年

上記の他にも、屋内に設置しやすいコンパクトタイプや、ご家族が多い場合に適している大容量タイプなど、色々な製品があります。

専門的な内容が多く、設置の仕方や商品選びで迷ってしまうこともありますが、まずは気軽に蓄電池に詳しい施工業者に相談してみましょう。
プロの意見も参考にしながら、ご自宅に最適な蓄電池を導入できるとよいですね。

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家庭用蓄電池の設置場所・サイズ選びの注意点

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蓄電池は高温や湿気に弱いため、設置場所は慎重に決めましょう。

結露しないよう、湿気がこもらない通気性のよいスペースであることが望ましいです。
温度が25℃以下を保てる環境にできると理想的です。
直射日光や室外機からの風が当たってしまう場所や、ホコリが多い所などは避けましょう。

また、蓄電池を設置したい場所に合うサイズであるかどうかも重要です。
配線工事の都合もあるので、施工業者に現地調査をしてもらう際、適した位置や商品を提案してもらうとよいでしょう。

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蓄電池の主な特徴や種類とは

蓄電池には、主に以下のような種類があります。

●パソコンや携帯電話のバッテリーにも使われる「リチウムイオン蓄電池」
●携帯音楽プレーヤーのバッテリーや充電式乾電池『エネループ』などに多い「ニッケル・水素蓄電池」
●自動車のバッテリーとして広く使用されている「鉛蓄電池」

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ちなみに「蓄電池(二次電池・充電式電池)」とは、貯蓄した電気を、使いたい時に必要な分だけ利用できる電池のことを指します。

一般的な乾電池のように、完全に放電すると捨ててしまう使い切りタイプの電池のことを「一次電池」と呼ぶのに対し、充電することによって何度も繰り返し使用できる電池のことを「二次電池」あるいは「蓄電池」「充電池」などの名称で呼んでいます。

コンセントなどからの充電や、太陽光発電システムと連携などにより、電気を貯められる仕組みになっています。

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家庭用蓄電池には主に、ご自宅のコンセントで充電できる「コンセント型」と、容量・サイズが大きく配線工事が必要な「系統連系型(据え置き型)」の2タイプがあります。

「コンセント型」は、テレビや冷蔵庫などのバックアップ用電源として利用でき、価格もサイズも手頃ですが、特定の機器に対して一時的にしか使用できないという欠点があります。

一方「系統連系型」は、電力会社の電力網から直接電気を貯めていくことができるので、停電時にも家全体で電気を長時間使いやすく、また電気代を節約しやすくなるという利点があります。

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特に「系統連系型」のリチウムイオン蓄電池は、元々ほぼ産業用として用いられてきましたが、2011年の東日本大震災や福島原発事故の影響を受け、防災対策のために一般家庭でも導入する方が増えてきました。

電力の供給量不足などによる停電対策や省エネ対策にも有効であることから、現在は多くの自治体が家庭用蓄電池の設置工事に対する補助金制度を用意しています。

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家庭用蓄電池を設置するメリット

家庭用蓄電池には主に、非常用電源として活用でき、光熱費削減の対策をしやすいという長所があります。

災害時・停電時も電気が使える

蓄電池に貯めておいた電気は、災害などで停電した際にも使用可能です。
実際のところ、停電時に電気をどの程度使い続けられるか、パナソニックの人気機種を例に見てみましょう。

蓄電池をフル充電している状態で、以下の電気製品(消費電力の合計:265W)を同時に使用するとします。

●冷蔵庫(消費電力:50W)
●LED照明(消費電力:100W)
●携帯電話の充電(消費電力:15W)
●テレビ(消費電力:100W)

パナソニック社のデータによると、たとえ停電していてもこれらの機器を、
■蓄電容量5.6kWhであれば、約16~72時間以上
■蓄電容量11.2kWhであれば、約32~72時間以上
稼働させることができます。

<※参考にした蓄電池の機種>
[蓄電容量:5.6kWh] パッケージ型番:PLJ-25522KN1/停電時100V出力タイプ・自立出力2.0kVA
[蓄電容量:11.2kWh] パッケージ型番:PLJ-25532KN1/停電時100/200V出力タイプ・自立出力3.0kVA

ただ実際の稼働可能時間は、蓄電池の定格容量・定格出力や、使用時にかかる負荷、ご自宅の電気製品の電力量などによっても変動します。

それでも電気が復旧するまでの間、冷蔵庫や携帯電話を充分に利用できることがわかりますね。

電気代を安くできる可能性が高い

東京電力や関西電力などの電力会社では、電気代の契約プランが複数用意されています。
その中には、昼よりも夜のほうが電気代が安く設定されているプランがあります。

このような料金プランを利用し、安い時間帯である夜の間に蓄電池へ電力を貯めておき、昼間に使用することで、電気代を削減できるのです。

【2020年版】家庭用蓄電池の価格/値段の相場!補助金やおすすめメーカー/商品もご紹介

参考までに「東京電力エナジーパートナー(TEPCO)」の、3つの契約プランを比較してみましょう。
各プランにおける、1kWhあたりの「電力量料金単価」は以下のような違いがあります。
(※下記は、2020年1月時点・関東の場合のプラン設定です。)

「従量電灯B」
※使用時間にかかわらず、値段が一律。
ただし以下のように、月間使用量に応じて単価が変動。
使用量が~120kWhの場合 19.88円
120kWhを超えた場合~300kWh 26.48円
上記を超過した場合 30.57円
※【参考】2013~2014年の1世帯の月間電気使用量の平均=約434.7kWh
(総務省統計局の「家計調査」結果より)
「スマートライフS」(※主にオール電化住宅向け、加入条件あり)
※以下のように、深夜~朝方は単価が安い。
午前1時~6時 17.78円
午前6時~翌日の午前1時 25.80円
「夜トク8」
※以下のように、夜間~朝は単価が安い。
午後11時~翌日の午前7時 21.16円
午前7時~午後11時 32.74円

電力自由化が開始する前に電気の契約をしているご家庭では、たいていの場合「従量電灯」プランであるケースが多いようです。
蓄電池を導入する際には、電気代の契約プランを変更しないと光熱費の節約にならないかもしれないため、一度見直してみるとよいですね。

太陽光発電と併用して、効率的に電力消費

すでに太陽光発電システムを設置されているご家庭はもちろん、これから太陽光発電を新設したい方にとっても、蓄電池の併用は非常に有効です。
昼間に発電した電気を蓄電池に貯めておき、必要な際に自家消費・余った分は売電できます。

【2020年版】家庭用蓄電池の価格/値段の相場!補助金やおすすめメーカー/商品もご紹介

なお経済産業省の発表によると、住宅用太陽光発電(10kW未満の場合)の、FIT制度における2019年度以降の買取価格(=売電価格)は下記の通りです。
(※2020年度の売電価格については未定。)

太陽光発電の種類 2018年度 2019年度
シングル発電
出力制御対応機器の設置義務なしの場合
26円/kWh 24円/kWh
ダブル発電
出力制御対応機器の設置義務なしの場合
25円/kWh 24円/kWh
シングル発電
出力制御対応機器の設置義務ありの場合
28円/kWh 26円/kWh
ダブル発電
出力制御対応機器の設置義務ありの場合
27円/kWh 26円/kWh

【出典:経済産業省ウェブサイト『FIT制度における2019年度以降の買取価格・賦課金単価等を決定しました』を加工して作成】

※【出力制御対応機器の設置義務】とは

人口が多い、東京電力・関西電力・中部電力の供給エリアでは、当面は出力制御対応機器の設置義務がありません。

一方、その他の地域(東北電力・中国電力・北陸電力・四国電力・九州電力・北海道電力・沖縄電力の管轄エリア)では、出力制御対応機器の設置が義務付けられています。
設置義務がない地域よりも、2円高い価格で売電できますが、電力の需要と供給のバランスによって売電停止する期間が出る可能性があります。

現時点では「自宅内であまり電気を使わず、つくった電力がたくさん余っている」というようなご家庭でなければ、売電するより自家消費していくほうがお得と考えられるでしょう。

ご家庭に合った蓄電池を選んだ上で、発電量と蓄電量のバランスを見ながら適した使い方をしてくださいね。

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【この記事の要点まとめ◎】

家庭用蓄電池の選び方のポイントは?
家庭用蓄電池の容量は、1~12kWhの商品が多いですが、特に人気があるのは5~7kWhです。貯めたい電気の量・使用したい電気の量の配分を考えて選択しましょう。
また発電タイプがダブルかシングルか、事前に検討することも大切です。
詳しくは、こちら
家庭用蓄電池を設置する際の、価格相場は?
住宅用の据え置き型蓄電池を設置する場合、蓄電容量1kWhあたり、約15〜28万円です。
配線工事費・諸経費などが別途かかる可能性もあります。
家庭用蓄電池の主なメーカー/商品は?
パナソニック・京セラ・シャープ・ニチコンなどの、補助金の対象にもなりやすい主力製品について、こちらでご紹介しています。
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更新日:2020年2月4日
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