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※2021年2月リフォーム産業新聞より

外壁リフォームとは|それぞれの特徴や工事の必要性について解説

外壁リフォームとは|それぞれの特徴や工事の必要性について解説

更新日:

外壁リフォームとは経年劣化した外壁に対して塗り替えや修繕を行い、建物の見た目を整えるとともに耐久性を高める工事のことです。 外壁の劣化を放置すると雨漏りやシロアリ断熱・遮熱性能の低下を招くおそれがあるため、外壁のリフォームを通じて定期的なメンテナンスが必要です。 本記事では外壁リフォームの種類とそれらの特徴、メリットデメリットや劣化しているサインについて解説します。

目次

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外壁リフォームとは

外壁リフォームとは、経年劣化した外壁に対して塗り替えや修繕を行い、建物の見た目を整えるとともに耐久性を高める工事のことです。

一口に外壁リフォームといっても、大きく分けると「塗装・カバー工法・張り替え」の3種類があり、適したケースや費用など、それぞれ次のように異なります。

項目

塗装

カバー工法

張り替え

費用目安

60〜180万円

130〜220万円

150~300万円

工期

1〜2週間

2〜3週間

3〜6週間

耐用年数

10〜25年

20〜30年

30年以上

向いているケース

外壁の劣化が少なく、軽い

外壁の劣化がある程度進んでいる

外壁の劣化が深刻で、耐久性・防水性を改善したい

※一般的な住宅の敷地面積である30坪と仮定して費用を算出

上記のうち、どの工法がお住まいに適しているかを判断するためには、専門家による現地調査が必要です。

まずは外壁のリフォームの実績が豊富な施工会社に相談し、現地調査を依頼しましょう。

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外壁塗装の特徴

当サービス『リショップナビ』の外壁塗装の施工事例

引用元:当サービス『リショップナビ』の施工事例より

外壁塗装は、既存の外壁材の上から新しい塗料を塗り直す工法です。

耐用年数は10〜25年と使用する塗料によって異なり、一般的な2階建て住宅で60〜180万円程度が目安です。

>> 外壁塗装とは?|費用相場や施工事例をご紹介

外壁を塗装するメリット・デメリット

外壁塗装のメリットデメリットは次の通りです。

<メリット>

  • 3種類の中でもっとも費用を抑えられる
  • 工期が1〜2週間程度と短く、生活への影響が少ない

<デメリット>

  • 外壁材そのものは交換しないため、素材の劣化や破損が進んでいる場合には向かず、根本的な解決にならない
  • 塗料の種類によっては数年おきに再塗装が必要になる

外壁塗装が向くケース

外壁塗装は、外壁材の劣化がまだ表面にとどまっており、素材の交換までは必要ないと診断される場合、「外観を綺麗にしたい」や「なるべく費用を抑えたい」という場合に向いています。

外壁のカバー工法(重ね張り)の特徴

当サービス『リショップナビ』のカバー工法の施工事例

引用元:『リショップナビ』の施工事例より

カバー工法(重ね張り)は、既存の外壁材を撤去せずに、その上から新しい外壁材を重ねて張る工法で、「重ね張り」や「重張り」とも呼ばれます。

新しく張る外壁材の種類にもよりますが、施工後の耐用年数は20〜30年程度が目安で、施工費用は130〜220万円程度が一般的です。

>> 屋根のカバー工法(重ね葺き)の費用相場や施工事例をご紹介

外壁カバー工法のメリット・デメリット

外壁カバー工法のメリットデメリットは次の通りです。

<メリット>

  • 張り替えと比べて工期が短い(2〜3週間程度)
  • 外壁が二重構造になるため、断熱性・遮音性が向上しやすい

<デメリット>

  • 外壁が二重になる分、建物の重量が増加する
  • 外壁が厚くなることで、窓まわりや軒まわりの納まりに追加工事が必要になる場合がある

外壁のカバー工法(重ね張り)が向くケース

塗装では対処しきれないほど外壁材が傷んでいるものの、撤去・張り替えまでは費用的に難しい、あるいは工期をなるべく短くしたいというケースに向いています。

また、断熱性能も同時に高めたい場合にも、このカバー工法は有効な選択肢です。

外壁の張り替えリフォームの特徴

当サービス『リショップナビ』の外壁の張り替えリフォームの施工事例

引用元:『リショップナビ』の施工事例より

張り替えは、既存の外壁材をすべて撤去したうえで、新しい外壁材を一から施工する工法で、3種類の中でもっとも大がかりな工事になります。

使用する外壁材によって異なりますが、施工後の耐用年数は30年以上を期待できるケースもあり、施工費用は150~300万円が目安です。

>> 外壁の張り替え工事の費用相場や施工事例をご紹介

外壁を張り替えるメリット・デメリット

<メリット>

  • 外壁材を完全に新しくするため、根本的な解決になる
  • 外壁材の素材や仕様を自由に選べるため、性能・デザインの自由度が高い

<デメリット>

  • 工期が長い(3〜6週間程度)ため、生活への影響が大きい
  • 既存外壁材の処分費用が発生し、費用が高くなりやすい

外壁の張り替えが向くケース

外壁材の劣化が著しく進んでいる、あるいは内部の断熱材や下地材まで傷みが及んでいる可能性がある場合に適しています。

また、住宅の性能を抜本的に底上げしたい、外観デザインを大きく変えたいという方にとっても「張り替え」がもっとも自由度の高い選択肢になります。

どのような外壁材を選ぶかもポイント

外壁の張り替え工事を行う際、どのような外壁材に張り替えるかという部分も重要なポイントです。

一般的にはサイディング(窯業系・金属系・樹脂系・木質系)、タイル、ALC、モルタルのうちから、デザイン・見た目や予算、耐久性能に応じて選びます。

外壁の張り替え工事に詳しいリフォーム会社に相談すれば、ご要望やご予算、外壁の状況に応じて、適切な外壁材を選んでくれるため、活用してみるのもよいでしょう

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外壁が果たしている2つの役割

それぞれのリフォームについて確認したところで、外壁が果たしている役割についても触れておきましょう。

住宅における外壁の役割は、大きく次の2つに整理できます。

1. 防水・防湿

外壁は、雨・風・湿気から建物内部を守るバリアです。

表面の塗膜やコーキング(目地の充填材)が外部からの水分をはじき、構造材である木材や鉄骨への浸透を防いでいます。

この防水機能が失われると、雨水が壁の内部に入り込み、建物の骨格そのものにダメージを与え始めます。

2. 断熱・遮熱

外壁は室内の温度環境にも大きく関わっています。

外壁材や断熱材が適切に機能していれば、夏の熱気や冬の冷気を遮断し、冷暖房効率を保つことができます。

しかし外壁が劣化して断熱性能が落ちると、光熱費の増加という形で家計に影響が出てきます。

外壁が劣化すると、こうした外壁の機能が失われ実生活に影響を及ぼすため、早めの外壁リフォームを検討してくださいね。

外壁リフォームの必要性

外壁の劣化を放置すると、先述した外壁がその役割を発揮できず、雨漏りの発生や構造材の腐食・シロアリ被害、断熱性能の低下といった被害が生じます。

こうした被害を予め防止するべく、外壁リフォームを通じて定期的なメンテナンスが必要となるのです。

雨漏りの発生

外壁の塗膜やコーキングにひび割れが生じると、そこから雨水が侵入します。

最初は壁の内部にとどまっていた水分が、やがて天井や床にまで到達し、雨漏りとして顕在化します。

雨漏りが起きると、壁紙の張り替えや天井の補修など、外壁工事とは別の費用も発生します。

構造材の腐食・シロアリ被害

雨水の浸入が長期間続くと、内部の木材が腐食し始めます。

腐った木材はシロアリの格好の標的になり、最悪の場合は建物の耐震性にまで影響が及びます。

外から見えない場所で進行するため、気づいたときには大規模な補修が必要になっていたというケースも少なくありません。

断熱性能の低下

外壁の断熱機能が落ちると、室内の温度が外気温の影響を受けやすくなります。

夏は冷房が効きにくく、冬は暖房費がかさむ状態が続くため、毎月の光熱費という形でジワジワとコストがかかり続けます。

外壁リフォームが必要なサイン

外壁リフォームが必要かどうか判断するには、ご自宅の外壁の劣化具合を確認する必要があります。

以下のような症状が出ていないか、晴れた日に外壁を一周してチェックしてみましょう。

①:ひび割れ(クラック)
①:ひび割れ(クラック)

外壁表面に細かいひびが入っている状態です。

髪の毛ほどの細さのもの(ヘアクラック)であれば比較的軽度ですが、幅0.3mm以上・深さのあるひびは、雨水が浸入する経路になります。

放置すると内部の構造材まで水が届き、腐食やシロアリ被害につながります。

②:チョーキング(白亜化)
②:チョーキング(白亜化)

外壁を手で触ったとき、白い粉が手につく現象です。塗膜の防水成分が紫外線によって分解・粉状になっているサインで、防水機能がすでに低下していることを意味します。

チョーキングが確認できた場合は、塗り替えの時期が来ていると判断して問題ありません。

③:塗膜の剥がれ・膨れ
③:塗膜の剥がれ・膨れ

外壁の塗膜が浮き上がったり、部分的に剥がれている状態です。

内部に水分が侵入して塗膜を押し上げている可能性があり、この状態になると下地への影響が出始めています。

④:変色・色あせ
④:変色・色あせ

新築時と比べて外壁の色が明らかに薄くなったり、部分的に変色している場合は、塗膜の劣化が進んでいるサインです。

見た目の問題にとどまらず、塗膜の保護機能が落ちていることを示しています。

⑤:コーキング(シーリング)の劣化
⑤:コーキング(シーリング)の劣化

外壁材の継ぎ目や窓まわりに充填されているコーキング材が、ひび割れていたり、痩せて隙間が生じている状態です。

コーキングは外壁材そのものより先に劣化することが多く、そこから雨水が侵入すると外壁内部へのダメージが急速に進みます。

外壁の劣化は室内の雨漏りや構造材の腐食とは異なり、じわじわと進行していくので、早い段階でその劣化のサインを読み取ることが重要です。

なお、2階部分など高所での確認が難しい場合もあるため、外壁のリフォームに詳しい施工会社に現地調査の依頼をするとよいでしょう。

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外壁の劣化は早めにリフォームすること

外壁リフォームの工法別の特徴やそれらの必要性、チェックしておきたい劣化症状について、本記事ではご紹介しました。

お住いの状況によって適切な工法は異なりますので、まずは専門家に現地調査を依頼し、外壁の状態をチェックするとよいでしょう。

『リショップナビ』では、外壁リフォームに詳しい複数の施工会社から、無料で一括の見積もり取得が可能です。

お悩みやご予算やご要望に応じて、最適な業者とリフォームの相談をすることが可能ですので、ぜひご活用ください。

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