おしゃれなテラス屋根でワンランク上の暮らしを実現！おすすめアイテム11選

テラス屋根は、日よけ・雨よけ・プライバシー保護など、様々な役割を果たすエクステリアアイテムです。
国内3大メーカー(LIXIL・YKK AP・三協アルミ)からは、多彩なデザインとグレードのテラス屋根が提供されています。

本章では、各カテゴリーごとにおすすめのモデルをご紹介します。

まずは人気メーカーの製品を特徴別にまとめてみました。

テラス屋根を選ぶ際におすすめなのは、機能性に見合った価格と住まいに美しく調和するデザインを選択することです。
リーズナブルな定番モデルを3つご紹介します。

スピーネは2階や3階のベランダにも設置が可能です。
狭い空間を賢く活用し、プライベートな物干し場所を確保できます。

勝手口にテラスを設置すると、雨の日でもごみ出しができて快適です。
さらに自転車収納スペースとしても活用でき、狭小住空間を有効に使えます。

また、テラスがあれば、洗濯物を干したい時にすぐ干せます。
洗濯物を外に干したまま外出しても、ストレスを感じることはありません。

晴れた日も雨の日も「いつでも気持ちよく洗濯できる」「洗濯物を干したままで外出できる」そうした家族の願いをかなえるのが「ソラリア」です。

テラスに屋根を設けるだけで、開放感に満ちた新しい空間に生まれ変わります。
プライバシーにも配慮された囲いがあれば、くつろぎの時間がさらに豊かになることでしょう。

手狭なスペースや使われていない空きスペースにも、無駄なく屋根や囲いを設置できます。
敷地を最大限に活用し、暮らしに合わせて収納スペースや家庭菜園、洗濯スペースなど、あらゆる用途に活用できます。

「レボリュー」には、風に強いテラス屋根を実現するために、パネルを固定する垂木形状に工夫が凝らされています。
これにより、2階や3階にも大きな屋根の設置が可能です。

雪に強い屋根は、3種類の強度タイプ（耐積雪量：約20cm相当・約50cm相当・約100cm相当）があり、地域環境に適した強度を選べます。

また、超ワイドなゆとりの空間から中間柱のないスッキリ空間タイプまで、様々な設置場所に対応可能です。

2階には出幅9尺のワイドテラス、勝手口にはぴったりの0.5間サイズも用意されています。

柱の立てられない場所でも取り付けられる柱なし式は、1500タイプであれば3階への設置も可能です。

テラス空間は、日々の生活に潤いと彩りを与えてくれる大切な空間です。
デザイン性に優れたおしゃれなテラス屋根3つをご紹介します。

心くつろぐ木目調の意匠美。
日々の生活の中で、ふとまなざしを惹きつける美しい存在感。
そうした上質なテラス空間を実現するのが「シュエット」です。

スッキリとしたフォルムは、洋風住宅はもちろん、モダンな住宅にも馴染むデザイン性の高さが魅力です。

「テラスを設置すると、部屋の中が暗くなってしまうのでは？」そうした不安を解消するのが、LIXILの優れた技術力です。
日差しを適度に通しつつ、熱線を効果的にカットできます。

サザンテラスは、木組み感の上質な雰囲気が魅力のテラス屋根です。

お日さまの恵みを存分に感じられる、開放的な憩いの空間を演出し、天然木の角材のようなナチュラルなデザインが様々な住宅スタイルに調和します。

部材の各断面部分を四角形に仕上げ、小口部分にも木目柄を施すことで、まるで天然木のような温かみのある質感を再現しています。
さらに、サザンテラスは積雪50cmの地域にも対応しているため、積雪エリアにも設置が可能です。

木組み感あふれるパーゴラタイプと、シンプルでスタイリッシュなフレームタイプの2つのデザインが選択可能です。

パーゴラタイプは、洋風のカジュアルさと開放的な雰囲気を醸し出しています。
一方のフレームタイプは、様々な住宅テイストにも馴染むシンプルでスタイリッシュなデザインです。

ナチュレは、ナチュラルな木目調の風合いが魅力のテラス屋根です。
シンプルでモダンな新デザイン「ナチュレS」が加わり、よりバリエーション豊かなラインアップで、理想の庭暮らしを実現できます。

「ナチュレN」は、木組み感あふれるナチュラルデザインが特長です。
見付け90mmの大きな垂木によるインパクトのある意匠で、住宅の外観を格調高く演出します。

「ナチュレS」は、シンプルでモダンな枠形状のデザインです。
シンプルモダンやナチュラルモダンなど、幅広い住宅スタイルに馴染む上質なたたずまいを感じます。

「ナチュレP」では、屋根パネルのないパーゴラタイプもラインアップしています。
植栽で装飾するなど、遊び心あふれるアレンジも可能です。

外壁に手を加えたくない場合に適しているのが、独立タイプのテラス屋根です。
建物に付属しない自立型のため、設置場所を選ばず自由にレイアウトできます。

テラスSCは「リビングテラス」のコンセプトを体現したテラス空間です。

開放感あふれるテラスと、家族が集うリビングの快適さを併せ持つ"軒"のような空間です。
そうした理想のくつろぎ空間を実現し、家族みんなの時間をより豊かにしてくれます。

住宅との調和を追求したミニマルなデザインが魅力です。

薄くフラットな屋根と、屋根と柱のシンプルな構成が洗練された印象を与えます。
モノトーンから木調色まで、様々なカラーバリエーションが選択可能です。

外壁に固定する壁付けタイプと、躯体にネジ止めしない独立タイプの2タイプから選択できるため、住宅の条件に合わせた設置が可能です。

夏は強い日差しを遮り木陰のような空間に、冬は柔らかい光が差し込む明るい空間を演出します。

質感にも配慮し、落ち着いた雰囲気の中でくつろげます。

フーゴF テラスタイプは、自由度の高い独立式テラス屋根です。
躯体にネジ止めする必要がないため、外壁を傷つけることなく設置できます。

さらに、豊富なサイズバリエーションが魅力です。
間口は約2.2～8.6mまで、出幅は約1.2～2.1mまで、高さも3種類の合計90通りものサイズから選べます。

積雪対応力にも優れ、耐積雪20cm相当まで対応しています。
遮熱効果も備わっているため、夏場の室内の暑さを和らげてくれるのも魅力です。

壁をいじらず、独立型のテラス屋根が実現できる「レセパ」です。
外壁への固定が不要なため、柱だけでの設置が可能です。
用途に合わせて2種類が用意されています。

「Lタイプ」は隣地境界・勝手口などの狭小地にも適しており、柱が邪魔になりません。
「Tタイプ」は、基本的に建ぺい率に含まれない設計のため、効率的な空間活用が可能です。

オプションの目隠しパネルやリウッドデッキの組み合わせなどにより、庭まわり空間を演出できます。

家の躯体構造に固定不要な独立式テラス「セパーネ」。
外壁や躯体構造に縛られず、幅広い場所に設置可能です。

外壁材や用途に応じて、2種類のすき間カバーが設定されています。
「外壁取付タイプ」は外壁材に直接固定します。
「本体取付タイプ」は、テラス本体に取り付けるタイプです。

豊富なオプションもそろっています。
前面パネルは、テラス本体に固定せず、自由度の高い設置が可能なため、採光とプライバシーの両立が可能です。

同じくオプションの連棟カバーは、連棟部分のすき間に取り付け、雨水の浸入を軽減します。

また竿掛けは、高さを3段階に調整できる「吊下げ型上下可動式」と、高さ調整付き吊下げタイプの「吊下げ型調整式」があります。

「テラスVS」は、記録的な暴風雨にも対応するため、基準風速V0＝46m/s地域に対応した安心・安全なテラス屋根です。

屋根を支えるフレームのピッチを一般的な製品より狭く540mmに設定し、風によるパネルの抜け強度を高めています。

さらに、屋根パネルの厚さを一般的な製品の1.8～2.3mmに増やすことで、強風や突風にも安定した耐久性を示しています。

耐積雪強度は、一般地域用でも30cmと一般的なテラスの1.5倍であり、50cm・100cmタイプの選択も可能です。

テラス屋根を選ぶ際、まずは壁付けタイプと独立タイプのどちらが適しているかを検討することがおすすめです。

さらに、居住地域の積雪量や風の強度も重要です。
そのうえで屋根材の種類や形状などを検討していきましょう。

テラス屋根の設置には、通常、柱の埋め込みや壁への穴あけが必要です。

これにより、住宅保証の失効や変更の可能性があります。
また、外壁の材質や構造によっては設置が困難な場合もあります。

これらの問題を回避するには、独立テラス屋根が賢明な選択肢です。
外壁や構造材に影響を与えず、設置の自由度が高く、住宅保証への影響も少ないのが大きな利点です。

テラス屋根には、積雪量に応じて20cm・50cm・100cmの3つのモデルがあり、地域の気候に合わせて選ぶことが肝要です。東京・名古屋・大阪・広島・福岡などほとんど雪の降らない地域では、20cmモデルが一般的です。

この積雪量は新雪の場合を指し、積もった雪を放置すると屋根に負担がかかります。
積雪対策としては、適切なモデルの選定と定期的な雪下ろしが必要です。

テラス屋根を安全に利用するためには、メンテナンスと管理が欠かせません。

テラス屋根を選ぶ際には、地域の風環境に適した耐風性能の製品を選びましょう。
強風により屋根材が飛散し、近隣の住宅や歩行者にケガを負わせるリスクがあるためです。

このような事故を防ぐには、居住地域の風環境を把握し、それに見合った耐風性能のテラス屋根を選ばなければなりません。

風の強い地域においては通常の製品では不十分であり、より頑丈な構造の製品を選ぶことで、風による被害を最小限に抑えられます。

テラス屋根材には、「ポリカーボネート」と「熱線遮断・熱線吸収ポリカーボネート」の2種類があります。

ポリカーボネートは、熱を透過しやすく、夏の暑さを感じにくい特性です。

熱線遮断・熱線吸収ポリカーボネートは熱を遮断し、冬でもテラス下が快適な温度に保たれる効果があります。

季節に応じて適切な材料を選ぶことにより、使用環境の調整が可能です。

近年、スタイリッシュな住宅が増加し、直線的なF型の屋根が人気を集めています。

F型はモダンでスタイリッシュな印象を持ち、視界が広く、デザインが豊富です。

一方、曲線的なR型の屋根はやわらかく優しい印象で、カントリー調や南欧テイストの住宅に好まれます。

この屋根形状は先端が下がっているため、雨の吹き込みを防ぎやすく、曲線により雪もより簡単に落ちる特長があります。

当サービス『リショップナビ』の加盟店が実際に施工した、テラス屋根の施工事例を3つご紹介します。

当サービス『リショップナビ』では、豊富な施工事例を公開しており、希望に近い事例を見つけてイメージを膨らませるのに役立ちます。テラス屋根選びにご活用ください。

>> テラス・サンルームのリフォーム事例一覧

テラス屋根は、ワンランク上の暮らしを実現するための一つの選択肢です。

本記事では、リーズナブルな定番からおしゃれなデザイン、高強度のものまで11のおすすめアイテムをご紹介しました。
また、テラス屋根の選び方や設置のポイント、施工事例も解説しています。

テラス屋根を設置することで、快適でおしゃれな生活空間を実現できます。
ぜひ、本記事を参考に、ご自身に適したテラス屋根を見つけてください。