ネイルサロン内装のポイントと費用相場|おしゃれなデザイン事例もご紹介

更新日:2025年10月30日

ネイル サロン 内装 サムネイル

ネイルサロンの内装で清潔感と集客力を高めるには、色彩・素材選びと効率的な動線設計が不可欠です。
本記事では、ネイルサロンの内装デザインを作るポイントや実際のリフォーム事例、費用相場をご紹介します。内装業者の選び方も解説していますので、ネイルサロンの内装リフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ネイルサロンの内装デザインを作るポイント

ネイルサロン_内装デザインのポイント

ネイルサロンの内装デザインは、お客様の満足度を高め、リピーターを増やすために非常に重要です。

ここでは、お客様が心地よく過ごせる空間を形作る基本的な要素についてご紹介します。

居心地がよく・リラックスしやすい空間を作る

長時間の施術が必要なネイルサロンでは、お客様が心身ともにリラックスできる空間作りが求められます。
家具や音、照明に工夫を凝らし、快適な環境を提供しましょう。

施術椅子 座り心地の良い施術用チェア
長時間の施術でも疲れにくい
待合スペース ゆったりとしたソファ、椅子
椅子くつろげる空間を提供
防音対策 防音壁、 
ネイリストとの会話に集中できる静かな空間
照明 暖色系の間接照明
落ち着いた雰囲気を作り、リラックスを促進

内装の色合いを揃える

ネイルサロンの内装の色合いは、床や天井、壁やインテリアなど全体的に揃えることで清潔感や上品さが出ます。
テーマにあったおすすめの色合いは次の通りです。

要素 おすすめの色 テーマ効果とポイント
ベースカラー 白、ベージュ、ライトグレーなどのニュートラルカラー 店内全体に清潔感が広がり、
落ち着いた雰囲気をもたらす。
アクセントカラー ゴールド、シルバー 鏡のフレームや小物に控えめに使用し、
上品さと高級感を演出する。
色数 3~4色に絞る
(メイン、サブ、アクセント)
壁、床、家具の色調を調和させ、
内装全体にまとまりと洗練された印象を与える。

インテリアに統一感を持たせる

ネイルサロンは、日常から少し離れた特別な時間を提供する場所です。
内装デザインのコンセプトを決めたら、イメージにピッタリなデザインでインテリアを揃えましょう。

コンセプト アジアンリゾート、韓国カフェ数など 特別感と非日常感を演出
小物や装飾 観葉植物、アート、アロマ 空間に独自の雰囲気を作り、SNS映えを狙う
生活感の排除 玄関や共有部の私物排除 お客様を現実から引き離す
トイレや洗面所 清潔でおしゃれな小物やアートの設置 お客様が全体的に気持ちよく過ごせる空間作り

メンテナンスがしやすい素材を採用する

ネイルサロンでは、アセトンなどの薬品を使うため、長期的な清潔感を維持するため、耐薬品性・清掃性に優れた素材を選びましょう。

耐薬品性・清掃性に優れた素材の採用

メラミン化粧板やPVC(ポリ塩化ビニル)素材
アセトンや水に強く、水拭きや除菌シートでの清掃が簡単です。
頻繁な清掃が必要なサロンでは、薬剤に弱い無垢材やオイル塗装の家具は避けましょう。
抗菌加工済みのクッションフロアや人工大理石
液体の汚れが染み込みにくく傷にも強いため適しています。
なお、ネイルダストや化学薬品を効率的に排出するため、集塵機能付き換気システムの導入するのもおすすめです。

プライバシーに配慮した設計にする

完全個室やパーテーションで仕切った半個室設計は、人目を気にせずリラックスできるため有効です。
視線や音を遮る設計は、ネイリストに悩みを相談したいお客様のニーズにも応えられます。

また、待合いエリアではパーテーションなどで視覚的に区切ることで、施術中の混雑を防ぎ、お客様のプライバシーも守りやすくなります。

スタッフが作業しやすい動線設計にする

スタッフのストレス軽減と安全なサロン運営のためにも、動線を意識した内装設計にしましょう。

動線を意識した内装設計の例は、次の内容が挙げられます。

・施術テーブルと収納・洗浄エリアを三角形状に配置
・通路幅は1.2m以上確保すると、スタッフの動きが制限されず効率的

さらに、収納棚や道具置き場はスタッフの手が届く範囲に置き、無駄な動きを減らしましょう。

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おしゃれなネイルサロンのリフォーム施工事例3選

ここで、当サイト『リショップナビ』でご紹介している施工業者が、実際にネイルサロンの内装リフォームした施工事例を3つご紹介します。
工事内容とあわせて費用や工事日数も掲載していますので、参考にしてみてください。

事例1:狭さを感じさせないエレガントなネイルサロン

工事費用 _
工事日数 10日

【リフォームのポイント】
①全体を白でまとめ、濃いめの家具や茶色で引き締め、赤をアクセントに使用することで、おしゃれでリラックスできるデザインを実現。
②鏡を用いて狭い空間を広く見せる工夫をしています。
③無垢材、シャンデリア、ガラスビーズなどの厳選した素材を使用し、小さいながらも上質な空間に仕上げました。

>>事例の詳細はこちら

事例2:造作家具と間仕切りで実現!明るく動線が効率的なネイルサロン

工事費用 約280万円
工事日数 10日

【リフォームのポイント】
①お客様の「明るく清潔感溢れる店舗にしたい」という要望を実現。
また、作業効率の良い導線の確保と、細かいツールのための収納スペースを課題として解決しました。
②空間を仕切るためのパーテーション風のカーテンを設置し、機能的で使いやすい空間を作り上げています。

>>事例の詳細はこちら

事例3:フローリングで機能性UP!和の空間を一新した自宅サロンリフォーム

工事費用 50~100万円
工事日数 _

【リフォームのポイント】
①使っていなかった和室をネイルサロンとして活用するため、和室から洋室にリフォーム。
②床材にはLIXILのラシッサDフロア(ホワイトオークF)を採用。
キズに強く、耐キャスター仕様であるなど、劣化しにくい機能性を重視して選定。

>>事例の詳細はこちら

ネイルサロンの内装費用相場

ネイルサロンの内装の費用相場は、物件の種類によってさまざまです。
以下では、物件別の費用相場をまとめました。

賃貸店舗(テナント)の費用相場

費用相場は200〜1,000万円です。
内装が何もないスケルトン物件から一式を新設する場合、電気・水道・空調設備などの大掛かりな工事が必要となるため、高額になる傾向があります。

自宅サロンの費用相場

費用相場は25〜100万円です。
すでに設備が整っているため、壁や床の軽微な改修、家具・インテリアの設置など、必要最低限の工事で済むケースが多く、賃貸店舗に比べて大幅に費用を抑えられます。

ただし、ご自宅が賃貸物件の場合は、事前に管理規約で事業利用や内装工事が可能か確認が必要です。

内装リフォームの費用を抑えるポイント

居抜き物件を活用してリフォーム

前のテナントの設備や内装を再利用できる居抜き物件を活用すれば、ゼロから工事をする場合に比べ、費用を大きく抑えることが可能です。

エステサロンや美容室の一角を間借り

間借りは元々ある設備や備品をそのまま利用できるため、内装工事費用はほとんどかかりません。
初期投資のハードルを最も低く抑えたい場合に有効な選択肢です。

失敗しないネイルサロンの内装業者選び方

次の5つのポイントをもとに、優良な内装業者を選ぶようにしましょう。

① 施工実績の確認
自宅サロンや小規模店舗の施工実績があるか

② 見積もり内容の透明性
単価の内訳や追加費用の有無が明確か

③ コンセプトの理解度
清潔感を出す色彩設計や耐久性のある素材、施術効率を考えたレイアウトが提案できるか

④ アフターメンテナンス体制
清掃しやすい設備設計や、修理対応の仕組みが整っているか

⑤ 工期を遵守する能力
開業スケジュールに合わせた工程管理や、遅延時の対応策が明確か

内装業者選びで失敗を避けるためには、こうした基準を持って判断することが大切です。

ネイルサロンの内装リフォームは『リショップナビ』へ

ネイルサロンにおいて、清潔感のあるデザインは、お客様からの信頼獲得とリピート率向上に直結する非常に重要な要素です。
耐薬品性に優れた素材選び、清潔感と高級感を両立させる色彩計画、そして効率的な動線設計といった実践的な手法を組み合わせると、お客様に選ばれる理想的な空間を実現できます。

「どこから手をつけてよいか分からない」「費用を抑えつつ理想を形にしたい」とお悩みの際は、当サイト『リショップナビ』をご活用ください。
ネイルサロンの内装リフォームに詳しい専門の業者から、一括で見積もりを取得することが可能です。

希望や予算に応じた適切なリフォーム会社を探すために、ぜひご活用ください。

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